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辞書じしょ
だま‐テン【黙だま聴】
《「黙だま」は「黙だまって」、「聴」は「聴牌(テンパイ)」の略りゃく》マージャンで、聴牌しているのにリーチを宣言せんげんしないこと。また、その状態じょうたい。闇やみ聴(やみテン)。
だまり‐こく・る【黙だまりこくる】
[動どうラ五ご(四よん)]いつまでもじっと黙だまっている。口くちを閉とじたまま話はなそうとしない。「何なにを聞きいても—・っている」
だまり‐こ・む【黙だまり込こむ】
[動どうマ五ご(四よん)]黙だまったままの状態じょうたいになる。「—・んで考かんがえている」
だまりん【黙だまりん】
黙だまっていること。また、その人ひと。だんまり。だまりん坊ぼう。「洒落しゃれもむだもいっかう言げんはず、ただぼうぜんと—なり」〈滑すべり・膝栗毛ひざくりげ・初はつ〉
だま・る【黙だまる】
[動どうラ五ご(四よん)] 1 ものを言いうことをやめる。無言むごんになる。また、泣なくのをやめる。「—・って人ひとの話はなしを聞きく」「急きゅうに—・ってしまった」「泣なく子こも—・る」 2 自分じぶんの意見いけん・主張しゅちょうなどを言いわない。また、積極せっきょく...
だんまり【黙だんまり】
《「だまり」の撥音はつおん添加てんか》 1 だまっていて、ものを言いわないこと。また、その人ひと。「何なにを聞きかれても—をきめこむ」 2 ことわりのないこと。無断むだん。「不実ふじつに考かんがえりゃあ、—で不意ふいと出発しゅっぱつ(たっ)て行いくかも知ち...
だんまりいち【黙だま市し】
津島つしま佑子ゆうこの短編たんぺん小説しょうせつ。昭和しょうわ57年ねん(1982)「海うみ」誌しに発表はっぴょう。翌年よくねん、第だい10回かい川端かわばた康成やすなり文学ぶんがく賞しょう受賞じゅしょう。同どう作さくを表題ひょうだい作さくとする小説しょうせつ集しゅうは昭和しょうわ59年ねん(1984)刊行かんこうで、ほかに「夢ゆめの道みち」「島しま」「石いしを割わる」などを収おさめる。
もく【黙だま〔默だま〕】
[常用漢字じょうようかんじ] [音おと]モク(呉ご) [訓くん]だまる もだす 声こえ・言葉ことばを出ださない。だまる。「黙考もっこう・黙殺もくさつ・黙視もくし・黙読もくどく・黙認もくにん・黙秘もくひ・黙黙もくもく/暗黙あんもく・寡黙かもく・緘黙かんもく(かんもく)・沈黙ちんもく」
もくあみ【黙阿弥もくあみ】
⇒河竹かわたけ黙阿弥もくあみ(かわたけもくあみ)
もくあん‐れいえん【黙庵もくあん霊れい淵ふち】
[?〜1345ころ]鎌倉かまくら後期こうきから南北なんぼく朝あさ時代じだいの画が僧そう。本名ほんみょう、是ぜ一いち。嘉よしみ暦れき(1326〜1329)ごろ元もとに渡わたり、参禅さんぜんのかたわら水墨すいぼくによる道みち釈しゃく画がを描えがき、牧まき谿(もっけい)の再来さいらいと称しょうされた。中国ちゅうごくで客死かくし。その遺作いさく...
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