(Translated by https://www.hiragana.jp/)
からとは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書

《「はて」は樹木じゅもくになる、「蓏」はつるくさになるくさ

《「から」とどう語源ごげん

内部ないぶもののないこと。からっぽ。「—のはこ」「いえを—にする」
接頭せっとう名詞めいしく。
  1. なにたないこと。なにともなっていないこと。「—」「—しゅ

  1. 実質じっしつてきなものがともなわないこと。うわべやかたちだけでやくっていないこと。「—元気げんき」「—まわり」「—手形てがた」「—世辞せじ

  1. 目的もくてき目標もくひょうあらわす。ため。

    1. が—にきししんを忘らえぬかも」〈まんよんさんろく

  1. 原因げんいん理由りゆうあらわす。ため。ゆえ。

    1. 「あにもあらぬおのれ (おの) がの—じんげんくさじりなむ」〈まんさんななきゅうきゅう

  1. 複合語ふくごうごかたちもちいる。

    1. 血縁けつえん関係かんけいにあること。「や—」「はら—」

      とい (さ) くるう—はら—なきくにに」〈まんよんろく〇〉

    2. ㋑そのものに本来ほんらいそなわっている性格せいかく性質せいしつ本性ほんしょう

      くに—かれどもかぬかみ (かむ) —かここだたっとき」〈まん〇〉

朝鮮半島ちょうせんはんとうにあった国名こくめいから》

  1. 朝鮮ちょうせん中国ちゅうごく古称こしょうおおく、中国ちゅうごくをさす。また、中世ちゅうせい以降いこうひろ外国がいこくのこと。「—天竺てんじく (てんじく) 」

    1. 「そのよるうたども、—のもやまと (やまと) のも、こころばへふかうおもしろくのみなむ」〈みなもと鈴虫すずむし

    2. 日本にっぽんこともうすにおよばず、—南蛮なんばんまでまいりたりとも」〈虎明とらあききょうさい
  1. 名詞めいしうえいて、朝鮮ちょうせん中国ちゅうごく、さらに、外国がいこくから渡来とらいしたことをあらわす。「—」「—ころも」「—にしき (にしき) 」

  1. 唐織からおり (からお) り」のりゃく

からま (まと) うものの

    1. ぬし禅僧ぜんそうもちいる、方形ほうけいちいさな略式りゃくしき袈裟けさ (けさ) 。五条ごじょう袈裟けさ変形へんけいで、りょうかたからむねまえれるようにまとう。掛子かけご (かす) 。

    2. ㋑㋐につけてある象牙ぞうげ

  1. まる根付ねつけ。また、根付ねつけのついている印籠いんろう (いんろう) ・巾着きんちゃく (きんちゃく) ・タバコれなどのしょう

    1. 象牙ぞうげの—よりもぐさをだし」〈浮・いちだいおとこ

《「そら (から) 」とどう語源ごげん

  1. 動物どうぶつのからだや植物しょくぶつ種子しゅしをおおうかたいもの。「たまごの—」

  1. 動物どうぶつ昆虫こんちゅう脱皮だっぴしたあとの外皮がいひ。ぬけがら。「セミの—」「もぬけの—」

  1. 主要しゅよう部分ぶぶん中身なかみがなくなってようみになったもの。「弁当べんとうの—」「ちゃ— (ちゃがら) 」

  1. 外界がいかいから自己じこまも外壁がいへき。その外壁がいへきまもられた世界せかい。「—にじこもる」「ふるい—をやぶる」

  1. おから」におなじ。

  1. むくろたましいのぬけたからだ。なきがら。

    1. 「—は気疎けうと (けうと) きさんなかおさめて」〈徒然つれづれさん〇〉

  1. 草木くさきのみき・くき。「あわ— (あわがら) 」「きび— (きびがら) 」

  1. へら (の) がら。

  1. 道具どうぐ (え) 。〈和名わみょうしょう

ジガバチ別名べつめい

「—のははじょうを矯 (た) めて」〈鴎外おうがい渋江しぶえ抽斎ちゅうさい

ふく(あとに否定ひていてき表現ひょうげんともなってもちいる)まったく。まるっきり。「—意気地いくじがない」「—やくにたない」
接頭せっとう名詞めいし形容動詞けいようどうしく。
  1. まるっきり、まったく、のあらわす。「からっ」となることもある。「—ばか」「—うそ」「—っ下手へた (ぺた) 」

  1. すっかり、すべて、のあらわす。「—いちめん」「—一散いっさん

かくすけ名詞めいし活用かつよう連体れんたいがたく。また上代じょうだいでは、助詞じょし「が」「の」「のみ」にもく。
  1. 動作どうさ作用さよう起点きてんあらわす。

    1. 空間くうかんてき起点きてん出所しゅっしょしめす。「大粒おおつぶなみだちた」「本人ほんにん直接ちょくせつはなしく」

      なみはなおき—さきてめりすいはるとはふうやなるらむ」〈古今ここんものめい

    2. 時間じかんてき起点きてんしめす。「会議かいぎ午後ごご1はじめる」「あさつよふういている」

      けぬ—ぶねきつつのぼれども」〈土佐とさ

  1. 経由けいゆする場所ばしょあらわす。…をとおって。…に沿って。「東京とうきょうて、名古屋なごや京都きょうとへとかう」

    1. ひとおやむすめ (をとめこ) すえゑて守山もりやま (もるやまへ) —あさあさ (さ) などおりひしきみねばかなしも」〈まんさんろく〇〉

  1. 理由りゆう原因げんいん動機どうき根拠こんきょあらわす。…のために。…によって。「操作そうさミス—事故じこしょうじた」

    1. こいそう力車りきしゃ (ちからぐるま) にななしゃみてこいふらくわがしん—」〈まんろくきゅうよん

  1. 材料ざいりょう構成こうせい要素ようそあらわす。「べいしゅができる」「みず水素すいそ酸素さんそ—なる」

  1. 動作どうさ作用さよう開始かいし順序じゅんじょ発端ほったんしめす。「先着せんちゃくひと入場にゅうじょうしてください」

  1. おおふく助詞じょし「まで」をともなって)動作どうさ作用さようおよ範囲はんいあらわす。「あさはやく—よるおそくまではたらく」「すみ—すみまでさがす」

  1. 移動いどう手段しゅだん方法ほうほうあらわす。…によって。…で。

    1. おとずれ (と) ふべきひと徒歩とほ (かち) —あるまじきもあり」〈かげろふした

[せつ]レジで、店員てんいんが「1まんえんからあずかりします」と場合ばあいがある。「1まんえんから代金だいきんいただきます」のであろうか。従来じゅうらいは「1まんえん(を)おあずかりします」とっていた。関西かんさいからはじまったともいうがしょう。1990ねんころから目立めだってきたいいかたである。
せっすけ活用かつよう終止しゅうしがたく。
  1. 理由りゆう原因げんいんあらわす。「もうおそい—かえろう」

    1. 年号ねんごうへんはった—、れきはもらはずはなるまい」〈咄・聞上手ききじょうず

  1. おわり助詞じょしてきもちいて)つよ主張しゅちょう決意けついあらわす。ぞ。「おもらせてやる—」

じゅんからだすけ種々しゅじゅかたりいて、それのいた語句ごく全体ぜんたいとして体言たいげんおなじはたらきをもつものにする。
  1. 以後いご以上いじょうあらわす。「5キロ—のおもさ」

  1. …からはじめて、…をはじめとして、のあらわす。→からにからはてからが

    1. なべそのもの—がしなよく出来できのぼってる」〈漱石そうせき虞美人草ぐびじんそう

[せつ]「から」は本来ほんらいゆえ」の体言たいげんであったとみられ、上代じょうだいにおいて助詞じょし「が」「の」にくのも、その要素ようそつよいからという。1平安へいあん時代じだい以降いこう用法ようほうで、上代じょうだいでは「より」がった。1用法ようほうからてんじたもので、近世きんせい後期こうき以降いこうみられるようになった。近世きんせい前期ぜんきからみられる。

トーゴ北部ほくぶ都市とし。カラしゅう州都しゅうと同国どうこく北部ほくぶ行政ぎょうせい産業さんぎょう中心ちゅうしん世界せかい遺産いさん文化ぶんか遺産いさん)に登録とうろくされたバタマリバじん居住きょじゅう地域ちいきクタマクへの観光かんこう拠点きょてん

出典しゅってんgooニュース

出典しゅってん青空あおぞら文庫ぶんこ

goo辞書じしょ無料むりょう使つかえる辞書じしょ辞典じてん検索けんさくサービスです。1999ねんにポータルサイトはつ辞書じしょサービスとして提供ていきょう開始かいししました。出版しゅっぱんしゃによる信頼しんらいせいたか語学ごがく辞典じてん国語こくご辞書じしょ英和えいわ辞書じしょ和英かずひで辞書じしょ類語るいご辞書じしょよん熟語じゅくご漢字かんじなど)と多種たしゅ多様たよう専門せんもん用語ようごしゅう配信はいしんしています。すべての辞書じしょをまとめて検索けんさくする「横断おうだん検索けんさく」と特定とくてい辞書じしょ検索けんさくする「個別こべつ検索けんさく」が可能かのうです。国語こくご辞書じしょではニュース記事きじ青空あおぞら文庫ぶんこでの言葉ことば使用しようれい確認かくにんでき、使つかかたからないとき便利べんりです。

検索けんさくランキング

2023ねん10がつ