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辞書じしょ
１ 岩石がんせきが分解ぶんかいして粗あらい粉末ふんまつになったもの。土壌どじょう。「花壇かだんの—を入いれ替かえる」
２ 地球ちきゅうの陸地りくちの表面ひょうめん。地面じめん。大地だいち。「故国ここくの—を踏ふむ」
３ 「天てん」に対たいし、地上ちじょうのこと。
「空そらから—へひと息いきにポーンと降おり立たつ雨あめの脚あし」〈柳虹りゅうこう・雨あめの脚あし〉
４ 鳥とりの子紙こがみの一いち。紙かみの原料げんりょうとなる植物しょくぶつ繊維せんいに泥土でいどをまぜて製せいした下等かとうな和紙わし。
５ （「犯はん土ど」「槌づち」「椎しい」とも書かく）陰陽いんよう道どう (おんようどう) で、土ど公おおやけ神しん (どくじん) のいる方角ほうがくを犯おかして工事こうじなどをすることを忌いむこと。また、その期間きかん。暦こよみの庚午こうごから甲きのえ申さるまでの15日間にちかんをいう。つちび。
６ 人ひとの容貌ようぼう (ようぼう) の醜みにくいことをたとえていう語かたり。
「御前ごぜんなる人ひとは、まことに—などの心地ここちぞするを」〈源みなもと・蜻蛉とんぼ〉
７ 地下ちか (じげ) のこと。
「—の帯刀たいとう (たちはき) の、歳とし二に十じゅうばかり、長ちょう (たけ) は一寸ちょっとばかりなり」〈落窪・一いち〉
長塚ながつか節たかし (ながつかたかし) の小説しょうせつ。明治めいじ43年ねん（1910）発表はっぴょう。作者さくしゃの郷里きょうり鬼怒川きぬがわのほとりの農村のうそんを舞台ぶたいに、貧農ひんのう一家いっかの生活せいかつを写生しゃせい文体ぶんたいで精細せいさいに描えがく。昭和しょうわ14年ねん（1939）、内田吐夢うちだとむ監督かんとくにより映画えいが化か。出演しゅつえん、小杉こすぎ勇いさむ、風見かざみ章子あきこほか。第だい16回かいキネマ旬報じゅんぽうベストテンの日本にっぽん映画えいがベストワン作品さくひん。
出典しゅってん：デジタル大辞泉だいじせん（小学館しょうがくかん）
土ど一いち升しょうに金かね一いち升しょう
地価ちかが非常ひじょうに高たかいことをいう言葉ことば。
土どが付つく
相撲すもうで、力士りきしが負まける。
土どとなる
⇒土どになる
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槌づち
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