焦点しょうてん（しょうてん）とは？意味いみ・読よみ方かた・使つかい方かた

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しょう‐てん〔セウ‐〕【焦点しょうてん】
の解説かいせつ

１レンズや球面きゅうめん鏡きょうで、光ひかり軸じくに平行へいこうな入射にゅうしゃ光線こうせんが集中しゅうちゅうする一いち点てん。または入射にゅうしゃ光線こうせんが発散はっさんする場合ばあい、発散はっさんの原点げんてんと考かんがえられる点てん。太陽たいようの光ひかりを凸とつレンズで集あつめると、この点てんに置おいた黒こくい紙しが焦こげるところからいう。

２楕円だえん・双曲線そうきょくせん・放物線ほうぶつせんを、定点ていてんと定てい直線ちょくせんからの比ひが一定いっていである点てんの軌跡きせきとして位置いちづけるときの、定点ていてん。

３人々ひとびとの注意ちゅういや関心かんしんの集あつまるところ。また、物事ものごとのいちばん重要じゅうような点てん。「話はなしの—を絞しぼる」「—を当あてる」

出典しゅってん：デジタル大辞泉だいじせん（小学館しょうがくかん）

焦点しょうてんのカテゴリ情報じょうほう

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焦点しょうてんの例文れいぶん(30)

出典しゅってん：青空あおぞら文庫ぶんこ

･･･て世界せかいというものが、焦点しょうてんを外はずれて泳およぎ出だして行いくような気持きもちに自分じぶんは･･･梶井かじい基次郎もとじろう「路上ろじょう」
･･･を忘わすれてきたようで、焦点しょうてんのきまらない方ほうに注意ちゅういを奪うばわれがちだった。･･･黒島くろしま伝治でんじ「氷河ひょうが」
･･･瞳ひとみの焦点しょうてんがさだかでなく、硝子がらす製せいの眼め玉だまのようで、鼻はなは象牙ぞうげ細工ざいくのよう･･･太宰だざい治おさむ「ダス・ゲマイネ」

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