寡の解説かいせつ - 日本漢字能力検定協会にほんかんじのうりょくけんていきょうかい 漢字かんじペディア

寡

部首ぶしゅ

宀 （うかんむり）

画数かくすう

14（部首ぶしゅ内ない画数かくすう：11）

種別しゅべつ

常用漢字じょうようかんじ

漢かん検けんの級きゅう

準じゅん2級きゅう

音読おんよみ

カ

訓読くんよみ

［外そと］すくない・ やもめ

意味いみ

①すくない。「寡占かせん」「寡黙かもく」「衆寡しゅうか」 ［対たい］多た・衆しゅう ②ひとり者もの。やもめ。つれあいをなくした人ひと。「寡夫やもめ」「寡婦かふ」 ［対たい］鰥(カン) ③力りょくや徳とくが少すくない。また、自分じぶんや自分じぶんの主君しゅくんを謙遜けんそん(ケンソン)していう語かたり。「寡学」「寡君」「寡徳」

［参考さんこう］一般いっぱんに「やもめ」は夫おっとをなくした女性じょせいで、妻つまをなくした男性だんせいは「やもお」と呼よぶが、「やもめ」「おとこやもめ」と呼よぶこともある。

寡の解説かいせつ - 小学館しょうがくかん デジタル大辞泉だいじせん

か【寡】

［常用漢字じょうようかんじ］　［音おと］カ（クヮ）（呉ご）（漢かん）　［訓くん］すくない　やもめ

1. １ 少すくない。「寡言かげん・寡少・寡聞かぶん・寡黙かもく・寡欲かよく／衆寡しゅうか・多寡たか」

1. ２ （徳とくの少すくない意いから）古代こだい中国ちゅうごくで、王侯おうこうが謙遜けんそんしていう自称じしょう。「寡君・寡人」

1. ３ 独ひとり者もの。配偶はいぐう者しゃのない人ひと。夫おっとに死しなれた女おんな。「寡婦かふ／鰥寡 (かんか) 」

   1. ［難読なんどく］寡婦かふ (やもめ) 

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