【RISE】“ムエタイ才女さいじょ”伊藤いとう紗しゃ弥わたる、公開こうかい練習れんしゅうで怒涛どとうのミドルキック連発れんぱつ「このままでは終おわれない、ムエタイの面白おもしろさ見みせたい」

2021/09/07（火ひ）UP
（最終さいしゅう更新こうしん：2021/09/07 15:28）

　9月12日にち（日ひ）東京とうきょう・後楽園こうらくえんホールにて開催かいさいされる『RISE GIRLS POWER.5』でRISE QUEENアトム級きゅう王者おうじゃ・宮みや﨑小雪せつ（18=TRY HARD GYM）と対戦たいせんする、“ムエタイ才女さいじょ”伊藤いとう紗しゃ弥わたる（22＝尚武しょうぶ会かい）が公開こうかい練習れんしゅうを行おこなった。

【動画どうが】伊藤いとう紗しゃ弥わたるが怒涛どとうのミドルキック連発れんぱつ！

　伊藤いとうは4歳さいの頃ころからムエタイを始はじめ、僅わずか13歳さいでWPMF女子じょし世界せかいピン級きゅう暫定ざんてい王座おうざを獲得かくとく。その後ごはWBCムエタイ、WMCなど世界せかい三冠王さんかんおうとなり“天才てんさいムエタイ少女しょうじょ”として名なを馳はせた。昨年さくねん2月がつ初はつのRISEへの参戦さんせんで、NJKFミネルヴァ日本にっぽんピン級きゅう王者おうじゃAyakaに初はつのボディKO負まけを喫きっしたが、4月がつにムエタイイベント『BOM』でAyakaと再戦さいせんしリベンジを果はたした。 

　対たいする宮みや﨑は小学しょうがく3年生ねんせいから学まなんだ空手からてを武器ぶきに、アマチュアでは10戦せん10勝しょう（3KO）と無敗むはい。19年ねん11月のRISE女子じょし大会たいかい『RISE GIRLS POWER』旗揚はたあげ戦せんでプロデビューすると、得意とくいの前まえ蹴けりやシャープなパンチで活躍かつやく。姉あねの若菜わかな（21）とともに“天才てんさい空手からてシスターズ”としても注目ちゅうもくを集あつめる。
　今年ことし1月がつに行おこなわれた若手わかてファイター4名めいによるワンデートーナメント「アトム級きゅう（-46kg）NEXT QUEEN トーナメント 2021」を制せいすると、3月に王者おうじゃ・紅絹もみと対決たいけつし見事みごと戴冠たいかんした。 

　伊藤いとうは公開こうかい練習れんしゅうで2分ふん1Rミット打うちを披露ひろう。パンチとミドルキックのコンビネーションを軸じくに、コンパクトで鋭するどいパンチの連打れんだをミットに叩たたき込こんだ。最後さいごに見みせたムエタイ特有とくゆうの鞭むちのようにしなるミドルキックの連打れんだは、キレの鋭するどさと破壊はかい力りょくを感かんじさせた。

　伊藤いとうは現在げんざいのコンディションについて「（キックルールの試合しあいに向むけて）1ヶ月かげつ間あいだヒジなしの練習れんしゅうを続つづけてきた。大丈夫だいじょうぶです」と、万全ばんぜんの調子ちょうしの良よさをアピール。先程さきほどの公開こうかい練習れんしゅうの動うごきを問とわれると「あれは半分はんぶんのチカラでの動うごき」と、試合しあい当日とうじつにはさらにシャープかつ破壊はかい力りょくある打撃だげきが期待きたいできそうだ。

　KO負まけした昨年さくねん2月がつのRISEデビュー戦せんの敗因はいいんを「練習れんしゅう不足ふそくだった」と自己じこ分析ぶんせきしながら、今回こんかいの参戦さんせん理由りゆうを「負まけたままでは終おわれないという悔くやしさ。ムエタイじゃないから（負まけた）というい訳いわけはしたくない。今回こんかいきっちり勝かってムエタイルールじゃなくてもイケる所ところを見みせたい」と、“キックルール、RISE”への雪辱せつじょくに燃もえる。

　しかし、そのRISE2戦せん目めの相手あいては今年ことし3月がつに新しん王者おうじゃとなったばかりの宮みや﨑。その印象いんしょうを尋たずねると「現げんチャンピオン。戦たたかいが上手うまい。空手からて特有とくゆうの当あて勘かんの良よさや速はやさがあり、その点てんはキックボクシングに適てきしている」と警戒けいかいする。

　相手あいての宮みや﨑が「天才てんさいは2人ふたりいらない」「テクニックや打うち合あいで私わたしが勝かっている」「KOして圧勝あっしょうしたい」などとアグレッシブな発言はつげんしていることに対たいし、「最近さいきんは女子じょしの選手せんしゅも結構けっこう（色々いろいろと）言いう人ひとが多おおいので、こちらも気合きあい入いれて頑張がんばろうと思おもう」と落おち着ついた表情ひょうじょう。
　舌戦ぜっせんには応おうじず「私わたし自身じしん控ひかえめなところがある。子供こどもの頃ころからタイで強つよい選手せんしゅをたくさん見みて、上うえには上うえがいると言いうのを分わかっているので、（言葉ことばでは）わきまえて、やる時ときにしっかりやりたい」と、戦士せんしはリングの上うえのみで語かたるとの姿勢しせいを見みせた。

　伊藤いとうは理想りそうの試合しあい展開てんかいについては「キックボクシングの試合しあいだが、数ヶ月すうかげつで自分じぶんのスタイルを変かえることはできない。いつも通とおりの戦たたかいでムエタイの面白おもしろさも見みせたい」と、意欲いよくを見みせた。

▶次じページ：【動画どうが】伊藤いとう紗しゃ弥わたるが怒涛どとうのミドルキック連発れんぱつ！（公開こうかい練習れんしゅう＆インタビュー映像えいぞう）

• 1
• 2

• ≪ 前まえのページへ
• 次つぎのページへ ≫

●編集へんしゅう部ぶオススメ

・【RISE】18歳さいの王者おうじゃ・宮みや﨑小雪ゆき、伊藤いとう紗しゃ弥わたる戦せんへ「テーマは圧倒あっとうして一番いちばん目立めだつ、勝かち方かたが問とわれる」

・【ムエローク】ムエタイ才女さいじょ・伊藤いとう紗しゃ弥わたるがAyakaにリベンジ勝利しょうりし、新しん王座おうざ奪取だっしゅ

・【RISE】18歳さいの新しん王者おうじゃ・宮みや﨑小雪ゆきが”ムエタイ才女さいじょ”伊藤いとう紗しゃ弥わたると対決たいけつ「天才てんさいは2人ふたりもいらない、3RかけずKOして倒たおす」＝9.12後楽園こうらくえん

・【RISE】“17歳さい女子高じょしこう生せいファイター”AKARIが水着みずぎ姿すがたで砂浜すなはまハイキック！階級かいきゅう上じょうの女王じょおうに挑戦ちょうせんする姿すがたに「仕上しあがっている、昔むかしのRENAみたい」とファン歓喜かんき=9.12