2024/07/20（土ど）UP
（最終さいしゅう更新こうしん：2024/07/20 21:59）

田中たなか恒ひさし成なりがリングに上あがりメッセージ

　7月がつ20日はつか（土ど）、東京とうきょう・両国りょうこく国技こくぎ館かんにて開催かいさいされたプロボクシングイベント『Prime Video Presents Live Boxing 9』では、WBO世界せかいスーパーフライ級きゅう（52.1kg以下いか）王者おうじゃ・田中たなか恒ひさし成なり（畑中はたなか）が初はつ防衛ぼうえい戦せん予定よていも、相手あいての同級どうきゅう12位いジョナタン・タイタン・ロドリゲス（以下いかタイタン＝メキシコ）は55kgで2.9kgオーバーとなり試合しあいを断念だんねん。
　大会たいかい中ちゅう、田中たなかがリングに上あがりマイクで今回こんかいの経緯けいいや、相手あいてのジョナタンの言葉ことばを伝つたえた。そして今後こんごの展望てんぼうについてもメッセージした。

【フォト】相手あいての３kgオーバーボディ、田中たなかはバキバキマッスルボディで睨にらみ合あい

　田中たなかはリングに上あがると感謝かんしゃと謝罪しゃざいを述のべ「今回こんかいの試合しあいの経緯けいいと僕ぼくの気持きもちを話はなそうと思おもってここに来きました」と語かたり出だす。

　田中たなかは「相手あいてが2,9kgオーバー、2時じ間あいだの猶予ゆうよが与あたえられた再さい計量けいりょうまでに運動うんどうをして汗あせを出だそうとしたのですが、痙攣けいれんして断念だんねん」と経緯けいいを説明せつめいする。　

　続つづけて「畑中はたなか会長かいちょうも3kgも上うえの2階かい級きゅうも上うえの選手せんしゅと試合しあいをさせることは出来できない。また外国がいこく人じん選手せんしゅが日本にっぽんに来きて世界せかい戦せんをやる時ときに、なんだかんだ世界せかい戦せんが行おこなわれてしまう。そのなめられるというのを辞やめるために今回こんかい話はなし合あってこの決断けつだんに至いたりました」と今後こんごのためにも中止ちゅうししたと語かたった。

観客かんきゃくの声援せいえんに応こたえる田中たなか

　また今日きょうの昼ひるにジョナタンに会あいに行いったと言いい「ジョナタンの言葉ことばとしては、4階かい級きゅうとった偉大いだいなチャンピオンと戦たたかってチャンピオンになるのが夢ゆめだった。けれどその舞台ぶたいにも立たつことが出来できずに、田中たなか選手せんしゅにもファンのみなさまにも関係かんけい者しゃにも大変たいへん申もうし訳わけない。3歳さいの子こどもの父親ちちおやだが、子こどもに対たいしても自分じぶんに対たいしてもとても恥はずべき行動こうどうをしてしまったと落おち込こんでいました」とジョナタンの言葉ことばを伝つたえる。

　そして今後こんごの話はなしとして「すべて捉とらえ方かた次第しだいと思おもいます。せっかく皆みなさんの前まえに立たったので今後こんごの話はなしもします。今こんスーパーフライ級きゅうはバム（ジェシー・ロドリゲス）、フェルナンド・マルティネス、世界せかい的てきに評価ひょうかの高たかい選手せんしゅが揃そろっています。予想よそうが不利ふりだということもわかっています。ただここに挑いどまなければ。必かならず実現じつげんさせたいと思おもってますし、その統一とういつ戦せんが実現じつげんするまで防衛ぼうえい戦せん勝かち続つづけます」と統一とういつ戦せんまで勝かち続つづけると宣言せんげんした。