アカデミー賞しょう長編ちょうへんアニメ部門ぶもん対象たいしょう作さくが発表はっぴょう！26本ほん中ちゅう5本ほんが日本にっぽん映画えいが

(C)こうの史代ふみよ・双葉社ふたばしゃ／ 「この世界せかいの片隅かたすみに」製作せいさく委員いいん会かい

［映画えいが.com ニュース］　アカデミー賞しょうを主催しゅさいする映画えいが芸術げいじゅつ科学かがくアカデミー（AMPAS）が、第だい90回かいアカデミー賞しょう長編ちょうへんアニメーション部門ぶもんの候補こうほ対象たいしょう作さく26本ほんを選出せんしゅつし、日本にっぽん映画えいがが5本ほんエントリーを果はたすという快挙かいきょを成なし遂とげた。

選出せんしゅつされたのは、ユニバーサル・スタジオとドリームワークス・アニメーションが初はつタッグを組くんだ話題わだい作さく「ボス・ベイビー」、ディズニー／ピクサーの2作品さくひん「カーズ　クロスロード」「リメンバー・ミー」（18年ねん3月がつ16日にち全国ぜんこく公開こうかい）、ブロック玩具おもちゃ「レゴ」をモチーフにした3Dアニメ「レゴバットマン　ザ・ムービー」、今夏こんか、日本にっぽん国内こくないでも記録きろく的てき大だいヒットとなった人気にんきシリーズ第だい3弾だん「怪盗かいとうグルーのミニオン大だい脱走だっそう」など、ハリウッドのメジャースタジオによる作品さくひんが過半数かはんすうを占しめている。

そんななか、日本にっぽんからは第だい40回かい日本にっぽんアカデミー賞しょう最優秀さいゆうしゅうアニメーション作品さくひん賞しょうに輝かがやいた片かた渕ふち須直監督かんとくの傑作けっさくアニメ「この世界せかいの片隅かたすみに」を筆頭ひっとうに、米べい林はやし宏昌ひろあき監督かんとくがスタジオジブリ退社たいしゃ後ごに初はじめて手掛てがけた長編ちょうへんアニメーション「メアリと魔女まじょの花はな」、北米ほくべいを含ふくむ世界せかい40の国くにと地域ちいきで公開こうかいされ、高たかい評価ひょうかを得えた神山かみやま健治けんじ監督かんとくのオリジナル長編ちょうへんアニメ「ひるね姫ひめ　知しらないワタシの物語ものがたり」、大だい今いま良よ時ときの人気にんき漫画まんがを、「けいおん！」「たまこラブストーリー」などで知しられる京都きょうとアニメーション×山田やまだ尚子しょうこ監督かんとくで映画えいが化かした「映画えいが　聲こえの形かたち」、人気にんきテレビアニメの劇場げきじょう版ばん「劇場げきじょう版ばん ソードアート・オンライン　オーディナル・スケール」（伊藤いとう智彦ともひこ監督かんとく）の5作品さくひんが対象たいしょう作品さくひんに選えらばれた。

今後こんご、米べいロサンゼルス市内しないでの劇場げきじょう上映じょうえいといった諸しょ条件じょうけんを満みたしているか否ひかを含ふくめた厳重げんじゅうな審査しんさを経へて、26本ほんから16本ほんに候補こうほ作さくが絞しぼられたのち、最終さいしゅう候補こうほの5作品さくひんがアカデミー会員かいいんの投票とうひょうにより決定けっていする。同どうアカデミーが、「長編ちょうへんアニメーション部門ぶもんにノミネートされた作品さくひんは、作品さくひん賞しょうをはじめとするその他たの部門ぶもんでもノミネートの対象たいしょうになる」という新あらたなルールを本年度ほんねんどから導入どうにゅうしたことで、作品さくひん賞しょうや監督かんとく賞しょうといった主要しゅよう部門ぶもんを狙ねらえるチャンスも大おおいにあるだけに、日本にっぽん勢ぜいの健闘けんとうに今いまから期待きたいが高たかまる。

第だい90回かいアカデミー賞しょうのノミネーション発表はっぴょうは2018年ねん1月がつ23日にち、授賞じゅしょう式しきは3月がつ4日にち（現地げんち時間じかん）、米べいロサンゼルスのドルビー・シアターで開催かいさいされる。