1非ひ 斯 都と 既すんで 然しか 定てい 規ぶんまわし 了りょう ， 叫さけべ 我わが 們 坐すわ 船ふね 往 義よし 大だい 利り 去さ ， 便びん 將はた 保たもて 羅ら 和かず 別べつ 的てき 囚しゅう 犯はん 交 給きゅう 御ご 營 裡うら 的てき 一いち 個こ 百ひゃく 夫おっと 長ちょう ， 名めい 叫さけべ 猶なお 流りゅう 。 2有ゆう 一いち 隻せき 亞あ 大だい 米べい 田た 的てき 船せん ， 要よう 沿 著ちょ 亞あ 西にし 亞あ 一いち 帶たい 地ち 方かた 的てき 海うみ 邊あたり 走はし ， 我わが 們 就 上うえ 了りょう 那な 船せん 開ひらき 行ゆき ； 有ゆう 馬ば 其 頓とみ 的てき 帖じょう 撒 羅ら 尼に 迦 人じん 亞あ 里さと 達たち 古こ 和わ 我わが 們 同どう 去さ 。 3第だい 二に 天てん ， 到いた 了りょう 西にし 頓ひたぶる ； 猶なお 流ながれ 寬ひろし 待まち 保ほ 羅ら ， 准じゅん 他た 往 朋とも 友とも 那な 裡うら 去さ ， 受 他た 們 的てき 照あきら 應おう 。 4從したがえ 那な 裡うら 又また 開ひらけ 船せん ， 因いん 為ため 風ふう 不ふ 順じゅん ， 就 貼は 著しる 居きょ 比ひ 路ろ 背せ 風ふう 岸きし 行こう 去さ 。 5過か 了りょう 基もと 利り 家か 、 旁つくり 非ひ 利り 亞あ 前ぜん 面めん 的てき 海うみ ， 就 到いた 了りょう 呂りょ 家か 的てき 每ごと 拉ひしげ 。 6在ざい 那な 裡うら ， 百ひゃく 夫おっと 長ちょう 遇ぐう 見み 一いち 隻せき 亞あ 力りょく 山やま 大だい 的てき 船せん ， 要よう 往 義よし 大だい 利り 去さ ， 便びん 叫さけべ 我わが 們 上うえ 了りょう 那な 船せん 。 7一いち 連れん 多おお 日ひ ， 船ふね 行ぎょう 得とく 慢 ， 僅 僅 來らい 到いた 革かわ 尼あま 土ど 的てき 對たい 面めん 。 因よし 為ため 被ひ 風ふう 攔 阻 ， 就 貼は 著しる 革かわ 哩まいる 底そこ 背せ 風ふう 岸がん ， 從したがえ 撒 摩ま 尼あま 對たい 面めん 行ぎょう 過か 。 8我わが 們 沿 岸きし 行こう 走はし ， 僅 僅 來らい 到いた 一いち 個こ 地ち 方かた ， 名めい 叫さけべ 佳けい 澳 ； 離はなれ 那な 裡うら 不ふ 遠とお ， 有ゆう 拉ひしげ 西にし 亞あ 城じょう 。

9走はし 的てき 日び 子こ 多た 了りょう ， 已やめ 經けい 過か 了りょう 禁きん 食しょく 的てき 節ふし 期き ， 行ぎょう 船せん 又また 危 險けわし ， 保ほ 羅ら 就 勸すすむ 眾 人じん 說せつ ： 10眾 位い ， 我わが 看み 這 次じ 行ぎょう 船せん ， 不ふ 但ただし 貨 物ぶつ 和わ 船せん 要よう 受 傷きず 損そん ， 大だい 遭 破やぶ 壞 ， 連れん 我わが 們 的てき 性せい 命いのち 也 難なん 保ほ 。 11但ただし 百ひゃく 夫おっと 長ちょう 信しんじ 從したがえ 掌てのひら 船せん 的てき 和わ 船せん 主ぬし ， 不ふ 信しん 從したがえ 保ほ 羅ら 所しょ 說せつ 的てき 。 12且 因いん 在ざい 這 海うみ 口こう 過か 冬ふゆ 不ふ 便びん ， 船ふね 上じょう 的てき 人じん 就 多た 半はん 說せつ ： 不ふ 如 開ひらき 船せん 離はなれ 開ひらき 這 地ち 方かた ， 或ある 者もの 能のう 到いた 非ひ 尼あま 基もと 過か 冬ふゆ 。 非ひ 尼あま 基もと 是ぜ 革かわ 哩まいる 底そこ 的てき 一いち 個こ 海うみ 口こう ， 一いち 面めん 朝あさ 東ひがし 北きた ， 一いち 面めん 朝あさ 東ひがし 南みなみ 。

13這 時じ ， 微ほろ 微ほろ 起おこり 了りょう 南みなみ 風ふう ， 他た 們 以 為ため 得とく 意い ， 就 起おこり 了りょう 錨いかり ， 貼は 近きん 革かわ 哩まいる 底そこ 行ぎょう 去さ 。

14不ふ 多た 幾いく 時じ ， 狂きょう 風ふう 從したがえ 島しま 上じょう 撲なぐ 下しも 來らい ； 那な 風ふう 名めい 叫さけべ 友とも 拉ひしげ 革かわ 羅ら 。 15船ふね 被ひ 風ふう 抓つめ 住じゅう ， 敵てき 不ふ 住じゅう 風ふう ， 我わが 們 就 任にん 風ふう 颳 去さ 。 16貼は 著しる 一いち 個こ 小しょう 島とう 的てき 背せ 風ふう 岸がん 奔 行ぎょう ， 那な 島とう 名めい 叫さけべ 高だか 大だい ， 在ざい 那な 裡うら 僅 僅 收おさむ 住じゅう 了りょう 小しょう 船ふね 。 17既すんで 然しか 把わ 小しょう 船せん 拉ひしげ 上じょう 來き ， 就 用よう 纜ともづな 索さく 捆 綁 船せん 底そこ ， 又また 恐おそれ 怕 在ざい 賽さい 耳みみ 底そこ 沙すな 灘なだ 上じょう 擱 了りょう 淺あさ ， 就 落 下か 篷 來らい ， 任にん 船せん 飄 去さ 。 18我わが 們 被ひ 風ふう 浪なみ 逼 得とく 甚 急きゅう ， 第だい 二に 天てん 眾 人じん 就 把わ 貨 物ぶつ 拋 在ざい 海うみ 裡うら 。 19到いた 第だい 三さん 天てん ， 他た 們 又また 親おや 手しゅ 把わ 船せん 上じょう 的てき 器うつわ 具ぐ 拋 棄 了りょう 。 20太ふとし 陽ひ 和わ 星ぼし 辰たつ 多た 日にち 不ふ 顯あきら 露ろ ， 又また 有ゆう 狂きょう 風ふう 大だい 浪なみ 催 逼 ， 我わが 們 得とく 救すくい 的てき 指ゆび 望もち 就 都と 絕ぜっ 了りょう 。

21眾 人じん 多た 日にち 沒ぼつ 有ゆう 吃ども 甚 麼 ， 保ほ 羅ら 就 出で 來らい 站 在ざい 他た 們 中ちゅう 間あいだ ， 說せつ ： 眾 位い ， 你 們 本ほん 該 聽 我が 的てき 話ばなし ， 不ふ 離はなれ 開ひらき 革かわ 哩まいる 底そこ ， 免めん 得とく 遭 這 樣さま 的てき 傷きず 損そん 破やぶ 壞 。 22現げん 在ざい 我わが 還かえ 勸すすむ 你 們 放ひ 心こころ ， 你 們 的てき 性せい 命いのち 一いち 個こ 也 不ふ 失しつ 喪も ， 惟おもんみ 獨どく 失しつ 喪も 這 船せん 。 23因いん 我わが 所ところ 屬ぞく 所しょ 事こと 奉たてまつ 的てき 神かみ ， 他た 的てき 使つかい 者しゃ 昨さく 夜よる 站 在ざい 我わが 旁つくり 邊あたり ， 說せつ ： 24保ほ 羅ら ， 不ふ 要よう 害がい 怕 ， 你 必 定てい 站 在ざい 該 撒 面めん 前まえ ， 並なみ 且 與あずか 你 同どう 船ふね 的てき 人じん ， 神かみ 都と 賜たまもの 給きゅう 你 了りょう 。 25所ところ 以 眾 位い 可か 以 放ひ 心こころ ， 我わが 信しん 神しん 他た 怎 樣さま 對たい 我が 說せつ ： 事こと 情じょう 也 要よう 怎 樣さま 成なり 就 。 26只ただ 是これ 我わが 們 必 要よう 撞 在ざい 一いち 個こ 島しま 上じょう 。

27到いた 了りょう 第だい 十じゅう 四よん 天てん 夜よる 間あいだ ， 船ふね 在ざい 亞あ 底そこ 亞あ 海かい 飄 來らい 飄 去さ 。 約やく 到いた 半はん 夜よる ， 水みず 手しゅ 以 為ため 漸やや 近きん 旱ひでり 地ち ， 28就 探さがせ 深ふか 淺あさ ， 探さがせ 得え 有ゆう 十じゅう 二に 丈たけ ； 稍やや 往 前まえ 行ぎょう ， 又また 探さがせ 深ふか 淺あさ ， 探さがせ 得え 有ゆう 九きゅう 丈たけ 。 29恐おそれ 怕 撞 在ざい 石いし 頭あたま 上じょう ， 就 從したがえ 船せん 尾お 拋 下か 四よん 個こ 錨いかり ， 盼 望もち 天てん 亮あきら 。 30水みず 手しゅ 想おもえ 要よう 逃 出で 船せん 去さ ， 把わ 小しょう 船せん 放ひ 在ざい 海うみ 裡うら ， 假かり 作さく 要よう 從したがえ 船せん 頭あたま 拋 錨いかり 的てき 樣さま 子こ 。 31保ほ 羅ら 對たい 百ひゃく 夫おっと 長ちょう 和わ 兵へい 丁ひのと 說せつ ： 這 些 人じん 若わか 不ふ 等とう 在ざい 船せん 上じょう ， 你 們 必 不ふ 能のう 得とく 救すくい 。 32於 是ぜ 兵へい 丁ひのと 砍 斷だん 小しょう 船せん 的てき 繩なわ 子こ ， 由ゆかり 他た 飄 去さ 。

33天てん 漸やや 亮あきら 的てき 時じ 候こう ， 保ほ 羅ら 勸すすむ 眾 人じん 都と 吃ども 飯めし ， 說せつ ： 你 們 懸かか 望もち 忍にん 餓かつえ 不ふ 吃ども 甚 麼 ， 已やめ 經けい 十じゅう 四よん 天てん 了りょう 。 34所ところ 以 我わが 勸すすむ 你 們 吃ども 飯めし ， 這 是ぜ 關せき 乎 你 們 救すくい 命いのち 的てき 事こと ； 因いん 為ため 你 們 各かく 人ひと 連れん 一いち 根ね 頭あたま 髮かみ 也 不ふ 至いたり 於 損そん 壞 。 35保ほ 羅ら 說せつ 了りょう 這 話ばなし ， 就 拿 著ちょ 餅もち ， 在ざい 眾 人じん 面めん 前ぜん 祝しゅく 謝しゃ 了りょう 神しん ， 擘 開ひらけ 吃ども 。 36於 是ぜ 他た 們 都と 放ひ 下しも 心しん ， 也 就 吃ども 了りょう 。 37我わが 們 在ざい 船ふね 上じょう 的てき 共きょう 有ゆう 二に 百ひゃく 七なな 十じゅう 六ろく 個こ 人じん 。 38他た 們 吃ども 飽 了りょう ， 就 把わ 船せん 上じょう 的てき 麥むぎ 子こ 拋 在ざい 海うみ 裡うら ， 為ため 要よう 叫さけべ 船せん 輕けい 一いち 點てん 。

39到いた 了りょう 天てん 亮あきら ， 他た 們 不ふ 認みとめ 識 那な 地ち 方かた ， 但ただし 見み 一いち 個こ 海うみ 灣わん ， 有ゆう 岸きし 可か 登とう ， 就 商しょう 議ぎ 能のう 把わ 船せん 攏 進しん 去さ 不ふ 能のう 。 40於 是ぜ 砍 斷だん 纜ともづな 索さく ， 棄 錨いかり 在ざい 海うみ 裡うら ； 同どう 時とき 也 鬆す 開ひらき 舵かじ 繩なわ ， 拉ひしげ 起おこり 頭あたま 篷 ， 順じゅん 著ちょ 風ふう 向こう 岸きし 行こう 去さ 。 41但ただし 遇ぐう 著ちょ 兩りょう 水みず 夾 流りゅう 的てき 地ち 方かた ， 就 把わ 船せん 擱 了りょう 淺あさ ； 船せん 頭あたま 膠にかわ 住じゅう 不ふ 動どう ， 船ふね 尾お 被ひ 浪なみ 的てき 猛もう 力ちから 衝 壞 。 42兵へい 丁ひのと 的てき 意い 思おもえ 要よう 把わ 囚しゅう 犯はん 殺ころせ 了りょう ， 恐おそれ 怕 有ゆう 洑 水すい 脫だつ 逃 的てき 。 43但ただし 百ひゃく 夫おっと 長ちょう 要よう 救すくい 保ほ 羅ら ， 不ふ 准じゅん 他た 們 任にん 意い 而 行ぎょう ， 就 吩 咐 會かい 洑 水すい 的てき ， 跳とべ 下か 水すい 去さ 先せん 上うえ 岸がん ； 44其 餘あまり 的てき 人じん 可か 以 用よう 板いた 子こ 或ある 船ふね 上じょう 的てき 零れい 碎 東ひがし 西にし 上うえ 岸がん 。 這 樣さま ， 眾 人じん 都と 得とく 了りょう 救すくえ ， 上うえ 了りょう 岸がん 。