それでも世界 は美 しい
『それでも
それでも | |
---|---|
ジャンル | |
レーベル | |
2009 2012 | |
アニメ | |
シリーズ |
|
キャラクターデザイン | 夘野 |
アニメーション |
studioぴえろ |
2014 | |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | |
ポータル |
2014
あらすじ
この |
登場 人物
晴 れの大国
主要 人物
- ニケ・ルメルシエ
声 -前田 玲奈 本 作 の主人公 。東方 にある貧乏 な鎖国 国家 「雨 の公国 」の第 四 公 女 。四 人 姉妹 の末 娘 。緑 の瞳 ・茶髪 を持 つスタイル抜群 の少女 。一人称 は「私 」。一 国 の王女 であり「世界 王 の妻 」となる身 であるが、そのことを鼻 にかけない。活発 なおてんば娘 で堅苦 しいことが苦手 。- 「
雨 の公国 」の自治 を認 めることと引 き換 えに太陽 王 であるリビの元 に嫁 いだ。リビの態度 に腹 を立 てて反抗 的 な態度 をとったことで逆 に気 に入 られ、妻 として迎 え入 れられてからは彼 の隠 された優 しさや脆 さに触 れ恋心 を抱 くようになり相思相愛 となり、自 らの意志 で彼 の元 に留 まった。ニールからはリヴィウスの「精神 安定 剤 」として頼 りにされており、彼 が自分 の寝所 に潜 り込 んでくることに辟易 しているが、ニケ自身 の寝相 はかなり悪 い。 型破 りな性格 とリビとの年齢 差 ・身長 差 、そしてド田舎 の小国 の姫 という立場 ゆえに貴族 や同盟 国 の大使 や宮廷 の人間 たちからは疎 まれ蔑 まれることが多 い。しかし、強 い意志 と努力 によって周囲 の反感 を乗 り越 え、対立 していた相手 と和解 することも珍 しくない。特 に、リビの重臣 や元老 院 からも絶対 的 な信頼 を置 かれている。大国 でのマナーやダンスを知 らずに嫁 いできたためニールが教育 しているが、よくさぼっては城下 に脱走 しその都度 叱 られる。しかし、それゆえに城下 の人々 には顔 が知 れ渡 り「リヴィウス王 を変 えた姫 」として慕 われ、庶民 的 であることも相 重 なってかなりの人気 がある。相手 が心 を許 してしまう不思議 な魅力 を持 っており、人付 き合 い・外交 面 においてはリビよりも上手 で、外国 にもファンが多 く、初 めていった国 でもすぐに打 ち解 けることが出来 る。普段 は雨 の公国 の人民 服 を着 ており、山猿 と称 されるが、正装 で着飾 れば皆 が見 とれるほどの美 しさを放 つ。普段 は腰 ほどまである長 い茶髪 をストレートにしているが、ダンスを踊 る時 や式典 に出席 する際 には結 っている。異性 に対 する警戒 心 が欠落 しているためリビの嫉妬 と怒 りを買 うことが多 いが、本人 はリビを一途 に想 っており、他 の男性 からの求愛 には応 じない。また、相手 の言葉 の真偽 を見極 め、その裏 に隠 された真意 を見抜 く力 は十分 備 わっている。王家 全員 が天候 を操 る能力 を持 ち、特 に「アメフラシ」と呼 ばれる雨 を降 らせる能力 に特 化 している中 で、幼 いころは王族 でありながら雨 を呼 ぶことが出来 なかったため、祖母 トハラのの下 で修行 をして雨 を呼 べるようになり公国 一 の歌 い手 になった。耳 のピアスは、能力 を制御 するための「制限 石 」である。公国 の秘術 を受 け継 ぐべき存在 としてリビとの仲 を引 き裂 かれそうになったこともあるが、正式 に嫁入 りを認 められ「雨 の公国 」で結婚式 を挙 げた。作中 、登場 はしていないがリビの元 に嫁 ぐ以前 から許婚 と思 しき人物 がいたらしい。最 北 の地 で「守護 者 システム」の亜 空間 に招 き入 れられ守護 者 ティルスと出会 って世界 の秘密 を知 り、守護 者 となることが運命 だと一方 的 にリビと別 れて彼 を強引 に元 の世界 に戻 すが、リビと世界中 の人々 の協力 によりティルスと再会 したいと願 う悪霊 ちゃん(シドン)と交代 し、成長 したリビの許 に戻 って来 る。- リヴィウス・オルヴィヌス・イフリキア
声 -島 﨑信長 、工藤 晴香 (幼少 期 )- 「
晴 れの大国 」の少年 王 リヴィウス一 世 。愛称 は「リビ」。黒 眼 ・黒髪 の美少年 。11歳 →12歳 →18歳 。先王 レオニダスIII世 と側室 シーラとの間 に生 を受 けた庶子 。容姿 ・性格 ともに父親 似 だが、そう言 われるのを嫌 がっている。即位 して3年 で世界 征服 を果 たした世界 王 。着道楽 。音痴 (バルド談 )。 元々 は王位 に興味 のないおとなしい少年 だったが、下層 階級 出身 の母親 を暗殺 されたことで冷血 で無慈悲 な太陽 王 へと変貌 する。ニール曰 く「欠 けた心 を埋 めたい一心 のウサ晴 らし」で世界 征服 を果 たす。式典 や謁見 、相手 を脅 す際 の一人称 は「余 」だが、普段 の一人称 は「俺 」であり、言葉 遣 いはかなり悪 い。非常 に嫉妬 深 い性格 であり、ニケとほぼ2人 きりになると一個人 に戻 り、彼女 の警戒 心 の無 さなどに対 する怒 りを露 わにすることもある。バルドと共 に母 シーラの死 により時間 が止 まっていたが、惑 いの森 でカッサンドラの課 した試練 で脱却 し、母 の死 と過去 に少 しずつ向 き合 うようになる。晴 れ続 ける天候 に飽 き、雨 を見 たいという理由 で「雨 の公国 」に自治 を認 める代償 として姫 を1人 寄 こすよう要求 した。当初 は退屈 しのぎで反抗 的 なニケを妻 として迎 え入 れたが、敵対 派閥 に暗殺 されそうになったところをニケに救 われて以来 ニケに依存 し、ニケの危機 とあらば禁 を犯 すことも命 の危険 を冒 すことも顧 みない。性格 の面 においても変化 がみられ、ニケと出会 ってからは「許 すことができる王 」になっているが、それゆえにニケに嫌 われることを一番 恐 れている。貴族 たちから何 かと蔑 まれるニケを守 り、気 にかけている。母親 の死後 は薬 が無 ければ眠 れなくなっていたが、ニケの寝所 に潜 り込 むようになってからは薬 が無 くても眠 れるようになった。ニケとはただ一緒 に寝 ているだけで夜 の営 みは皆無 。背 が低 いことを悩 んで身長 が伸 びるよう密 かに努力 していたが、成長 期 ゆえに少 しずつ成長 している。和解 したウルスラを旧 「氷 の王国 」の総督 に任 じ、その土地 に合 った統治 を考 えるようになった。またシーラ殺害 の黒幕 である異母 兄 アルターリアを憎 み続 けていたが、ニケの願 いもあり和解 した。諸国 に「守護 者 システム」を公表 して協力 を得 て、シドンの欠片 を集 めて彼女 を完全 体 とし、6年 後 に交代 を成功 させてニケを取 り戻 した。- ニール
声 -杉田 智和 太陽 王 リビ(リヴィウス)の首席 秘書官 で彼 の理解 者 。銀髪 ・紫 瞳 の男性 。下 縁 メガネをかけている。ニケを「山猿 のような姫 」と言 っているが、それでニケを蔑 むようなことはなくリビの「精神 安定 剤 」として頼 りにしている。平民 出身 で才覚 を見込 まれてスタインベック家 の養子 に迎 えられた。身体 には火傷 と打撲 の跡 があり、肌 を見 られることを拒 む。秘書官 の邸 は豪華 すぎて落 ち着 かず、中央 館 から離 れた森 に近 い場所 で暮 らしている。- リビに
重用 されるようになったのは大戦 の終結 間際 のことだったため、先王 やリビの触 れられたくないことを直接 は知 らないもののニケの存在 がリビを支 え、国 に安定 をもたらしていることを理解 している。そのため、2人 の良好 な関係 が崩 れてしまうことを恐 れている。たびたびレッスンをさぼって町 へ行 ったり公務 逃亡 したりするニケを叱 り鎖 に繋 いでの指導 を行 うが、貴族 たちから蔑 まれることの多 いニケを心配 し何 かと気 にかけている。 - ヴィオレタの
記録 を塗 り替 えて王立 アカデミーを卒業 後 に王宮 の文官 になり、人材 不足 ゆえに中央 館 の役職 に就任 する。首席 秘書官 に任命 されたのは他人 に弱 みを見 せまいとするリビによる口 封 じで、戦乱 を巻 き起 こした大国 王家 を嫌悪 していたがリビが自分 たちと同 じ生身 の人間 だと悟 り、心 から仕 えるようになる。カラオス会 のアインとその妹 セーラとは家族 同然 の間柄 。 - バルドウィン・シシル・イフリキア
声 -櫻井 孝宏 - 「
晴 れの大国 」の先王 レオニダスIII世 の末 の異母弟 で、リビ(リヴィウス)の叔父 。愛称 は「バルド」。先 々王 レオニダスII世 と第 3王妃 の間 に生 を受 け、同父母 の姉 と第 2王妃 との間 の兄 スピラーリがいるが交流 はなく、シシル宮 に同居 する母親 や出戻 りの姉 ともほとんど顔 を合 わせることはない。金髪 ・金 瞳 の青年 。年 が離 れており母親 も違 うため、彼 にとって先王 は兄 という実感 がない。 - かつてはその
派手 な外見 と人 に心 の内 を見 せない様 から「宮廷 の花 」「太陽 」などと呼 ばれていたが、それは自身 で敢 えてそうあるように意識 してのことで、本来 は物静 かで思慮 深 い。初恋 の人 シーラを失 って以来 、彼女 だけを想 って生 きても構 わないだろうと開 き直 る一方 、女癖 が悪 く女性 関係 が派手 で、リビの元 に「バルド様 と結婚 したい」という嘆願 書 が届 くようになっている。 - リヴィウスの
亡 き母 シーラに想 いを寄 せていたため、彼女 が暗殺 された後 、リヴィウスを守 るため彼 を王位 に就 け自身 は宰相 を務 めていたが、リビが心 を失 くしてしまったことに耐 え切 れずに彼 の元 を去 り吟遊詩人 となった。リビが婚約 したことを知 って妻 となるニケを見定 めるために「晴 れの大国 」に帰 る。その後 、ニケの計 らいでリビと和解 、再 び宰相 に任 じられた。当初 はシーラの死 を受 け入 れられなかったが、カラとのふれあいで徐々 に受 け入 れ始 める。 - かなりの
長身 であるため、身長 のことで悩 むリビがニケのほかに彼女 よりも一層 悩 みを知 られたくない相手 である。再 び宰相 となってからは、ニケとリビの良 き理解 者 となっているが、それと同時 によく2人 をからかっている。自身 を「歩 く下半身 」と呼 んで嫌 うルナが大 の苦手 。王位 争 いが嫌 いで神官 になった異母 兄 スピラーリの姿 が単 なる逃避 とみなしており、力 があっても使 おうとせず行動 しない彼 を軽蔑 していた。見 た目 は不味 そうなのに、食 べると美味 しい料理 を作 りたがる。
神 官庁
- ラニ・アリステス
声 -浪 川 大輔 第 4話 -第 6話 登場 。神官 。30歳 。趣味 は、刺繍 。異 民族 であったシーラやその息子 であるリビに悪意 を抱 いている。かつてリビが神 官庁 に粛清 を敷 いたことを恨 みに思 い、試練 に乗 じてニケ暗殺 を目論 むがリビの乱入 により失敗 し、日輪 交換 の儀 において自 らの罪 を認 める。この時 、死 を覚悟 していたが、リビとニケの婚約 を承認 することを条件 にニケに助命 される。神官 の位 を剥奪 されて神 官庁 を追放 されたため、行 き場 がないのならとバルドの異母 兄 であるスピラーリに手 を差 し伸 べられ同居 している。- ランダ
声 -大西 健 晴 第 5話 -第 6話 登場 。神官 。ニケを暗殺 するための刺客 としてアリステスに地下 神殿 に差 し向 けられるが、リビに阻 まれ負傷 する。- ラニ・レアータ
声 -竹口 安芸子 第 6話 登場 。女性 神官 。病 中 の大 神官 に代 わり、リビとニケの日輪 交換 の儀 を務 めた。かつてリビが神 官庁 に粛清 を敷 いたことに対 して自分 達 にも非 があったことを認 めて、日輪 交換 の儀 の後 、2人 の婚約 を直接 大 神官 に取 り合 った。- ラニ・ランドレス
神 官庁 を牛耳 る保守 派 の筆頭 。ラニの中 でも最 も有力 で大 神官 に一番 近 い人物 。大 神官 が臥 せっているのをいいことに神 官庁 を牛耳 っている。神 官庁 の権力 を振 りかざすことしか頭 になく、元 第 2王子 スピラーリ曰 く「人々 から信仰 が失 われる元凶 」と化 している。大 神官 神 官庁 のトップ。高齢 で長 く臥 せっているため、生死 不明 で都市 伝説 と言 われている。- リーダス
卿 惑 いの森 のあるトリスタット領 の領主 。昔 から惑 いの森 関連 で周辺 住民 と揉 めており、神 官庁 幹部 も兼任 している。- ラニ・スピラーリ
先々 王 レオニダスII世 と第 2王妃 との間 に生 を受 けた第 2王子 で、第 1王子 であるリビの父 レオニダスIII世 に次 いで誕生 し、第 3王妃 を母 とする末弟 バルドの20歳 も年齢 の離 れた腹違 いの兄 。10代のころ、早々 と王子 の地位 を捨 てて神官 になった。王位 争 いを嫌 ってのことではあるが、バルドには腰抜 けと蔑 まれている。元 王族 というだけで位 を貰 っているだけで発言 権 は皆無 であり、自身 で空気 というほど無視 されている。バルド曰 く「幽霊 幹部 」。そのバルドに嫌 われていることを知 っていたため、あえて距離 を取 っている。近所 の子供 に無償 で教育 の手 ほどきをし、街 に出 れば施 しを忘 れない人物 。政治 で10人 の内 の9人 は救 えても1人 は救 えず、その1人 を救 うのが信仰 で自身 の役目 だと考 えている。
元老 院
- ラトクリフ、ヴォーダン、ケイツビー
声 -富田 耕生 (ラトクリフ)、池田 秀一 (ヴォーダン)、二又 一成 (ケイツビー)- 「
晴 れの大国 」で先代 のころより仕 えている重臣 。リビの助言 役 であり、彼 ら4人 が決定 したことは『四 神 の声 』と畏怖 され、何人 たりとも逆 らうことは許 されない。しかしながら、そうしたシリアスであるはずの会議 においても3人 は主 にニケや女性 の胸 のことばかり議論 している。ウルスラとカラオス会 の襲撃 が起 こったリビの生誕 祭 のころ、原作 漫画 にも登場 した。- ビンセント・ラトクリフ:スキンヘッドで、あごひげを
生 やした老人 。この世 のすべての人脈 に通 じており、善悪 問 わずあらゆる組織 から一目 置 かれている。 - グラハム・ヴォーダン:
長 い白髪 で、白 い鼻 ひげとあごひげを生 やした老人 。『戦略 の神 』と謳 われており、戦死 者 0人 だったゼウス島 攻略 で有名 。 - アレン・ケイツビー:
黒髪 に、黒 い鼻 ひげを生 やした老人 。『兵器 の神 』と謳 われており、他国 に先 んじて爆裂 火薬 の調合 を成功 に導 いた。
- ビンセント・ラトクリフ:スキンヘッドで、あごひげを
王宮 の人々
- ランラ、スーニャ、ミキア
声 -青木 瑠璃子 (ランラ)、大塚 みずえ(スーニャ)、佐武 宇綺(ミキア)- 「
晴 れの大国 」でのニケの身 の回 りの世話 係 。ニケのドレスアップが何 よりの楽 しみ。- ランラ:
引 っ詰 めにした茶髪 に、紫色 の瞳 をした女性 。 - スーニャ:
灰色 の髪 に、下 縁 メガネをかけた中年 女性 。ランラやミキアよりも背 が低 い。 - ミキア:
茶髪 に、オレンジ色 の瞳 をした女性 。
- ランラ:
- ジャイナ
声 - 乃村健次 王宮 付 き料理人 。がっしりした体躯 の持 ち主 。リビやニケの食生活 を支 える。- カール
声 -大西 健 晴 大国 一 の衣装 デザイナー。黒髪 、サングラスに杖 を突 いた男性 。ニケの装 いを美 しく見 せるため、姿勢 や振 る舞 いを厳 しく正 す。- フェラーラ
公 声 -藤城 裕士 国務大臣 。ニケのことを蔑 むが、リビに叱責 され、また披露宴 でのニケの姿 に目 を見張 る。- ビニシウス
第 40話 「大国 の日々 」より登場 。レオニダスIII世 の代 からの臣下 で、文官 のトップであり宰相 の次 に偉 い人物 。別名 「鉄 仮面 のビニシウス」。バルドは「ビニシー」、ニールは「ビニシウス様 」と呼 ぶ。言 いづらいことでもい放 ち、空気 を読 まない主義 。- ノッテン
- バルドの
従者 。 - エイミア
- バルドの
親衛隊 、通称 「バルドの花園 」の一人 。大 貴族 の令嬢 だが、バルドに婚約 を迫 って行動 がエスカレートし、シシル宮 に入 り込 む等 をしでかすストーカーと化 している。しかし、カラに諭 されて彼女 と友人 になりたいと願 うようになる。 - ムウ
爺 [注 1] 庭師 。王宮 の庭園 の世話 をしている。湖 の王国 出身 。妻帯 者 。「第 71話 「冬 の日 」で3年 目 の浮気 が発覚 する。- バルドの
姉 先々 王 レオニダスII世 と第 3王妃 との間 に生 を受 けた、同父母 の姉 。凝 り固 まった考 え方 しか出来 ない、口 にするのは家 と世間体 、遊 ぶこともなく快楽 も喜 びも追 わなくて何 が楽 しくて生 きているのかは不明 である。一旦 は嫁 したものの出 戻 った。大王 (リビの父 )の第 一 王妃 アントニアと同 タイプで、シシルの名 を汚 すと弟 バルドの女 遊 びを蔑 む。- ガルタ・バイロイト
- バイロイト
将軍 の息子 。堅物 の父親 以上 に堅物 であり、安全 な旅行 のためにもスケジュールの厳守 をリビとニケに要求 する。また、「美少年 」や「ガラス細工 」などの形容詞 は最大 の侮辱 だと告 げる。ニケと共 に誘拐 された際 、暴行 を受 けながらもネフェロやマキシーンの部下 を次々 に倒 す。敵 に囲 まれた大 公国 におけるニケの唯一 の味方 であり、彼女 を守 るべく「ニケの剣 」として奮闘 する。
市民
- ヴィオレタ・ルートウィック
声 -佐藤 ゆうこ城下町 の宿屋 「小鹿 亭 」の女 主人 。年 の離 れた妹 がいる。王立 アカデミーきっての秀才 。ニールが記録 を塗 り替 えるまでの最年少 卒業 者 で、2度 も飛 び級 しバルドをおさえてアカデミーを首席 で卒業 した。馬術 や喧嘩 も秀 でている。バルドとは親 しく、リビの変貌 に耐 えかねて出奔 した時 や、いつもと変 わらないようでいて違 うことを察 するなど、彼 の微妙 な変化 に敏感 である。- ミーナ
声 -浅川 悠 - (アニメ
版 )大国 の港町 レピオンで暮 らす少女 。宿屋 の近 くで倒 れていたニケを助 けた。ニケと間違 われて誘拐 されるが、そのニケに救出 される。 - (
原作 版 )第 87話 「影武者 」で屋敷 勤 めをしていたが、主 にクビにされてヴィオレタに相談 した際 、女装 したリビに似 ているため、「空 の大 公国 」に向 かおうとするリビが自由 に行動 できるよう影武者 を務 めることに。ニールに淡 い想 いを抱 いている。 - リーザ
声 -加藤 英美 里 - ミーナの
妹 。 - ボコータ、デコンス
声 -沼田 祐介 (ボコータ)、白鳥 哲 (デコンス)町 のチンピラ2人組 。子分 のデコンスは背 は高 いが気 が小 さい。素性 も知 らないままニケを誘拐 して金儲 けしようと企 むが、誤 ってミーナを誘拐 してしまい彼女 を助 けに来 たニケに倒 される。ニケを王 都 ギニタリクスに送 り届 けたが、その後 、そこに残 って悪事 を働 いていたところをニケに見 つかる。最終 回 では、ミーナとリーザの宿屋 の従業 員 になっていた。- ミランダ
声 -沢海 陽子 王室 会報 誌 の記者 。茶髪 で、下 縁 メガネの女性 。私生活 よりも仕事 命 で、年 に一 度 の発行 に全力 を注 いでいる。
故人
- シーラ
声 -潘 恵子 故人 。先王 レオニダスIII世 の側室 でリビの母親 。男 言葉 を話 す。元 は下層 階級 とされる草原 で暮 らす遊牧民 の部族 の娘 。リビに「雨 の公国 」のことを聞 かせた人 。国王 の個人 的 な感情 により生 きていられる身 の上 の側室 とその庶子 であったため、物語 開始 時 より3年 前 の大王 の他界 直後 に第 一 王妃 アントニアを唆 したアルターリアにより暗殺 された。バルドから好意 を寄 せられていたため、暗殺 される前 に息子 を彼 に託 した。リビに守 りの指輪 を遺 していった。その後 、この指輪 は婚約 指輪 としてニケに渡 されるが刺客 により真 っ二 つに壊 され、そのうちの半分 をニケが首 から下 げている。大王 に無理 やり側室 にされたかのように思 われているが、実際 は部族 の暮 らしが限界 であるため自分 だけでも食 い扶持 を減 らそうと考 えてのことだった。- オルビア
殺害 の容疑 という名目 でアントニアの命 により刺客 が差 し向 けられた際 にはリビを気絶 させて隠 し、多勢 に無勢 と知 りながら立 ち向 かい殺 され、遺体 も持 ち去 られた。最期 まで息子 がオルビアの死 に関与 していることを知 らなかった。 - レオニダス・オルヴィヌス・イフリキア
先王 レオニダスIII世 。「大王 」とも呼 ばれる。リビの父 、バルドの異母 兄 、スピラーリの同父母 の兄 。黒髪 と容貌 だけでなく何 でも自身 の思 い通 りにならなければ気 が済 まない性格 までリビと同 じで、肖像 画 に描 かれた姿 はリビを年取 らせて髭 を生 やした感 じ。ビニシウスが評 して曰 く「現 王 は本物 のガキだが、先王 はガキのまま大人 になった」とのことである。遠征 の折 、シーラを一方 的 に見初 めて強引 に側室 にしたため、リビに毛嫌 いされている。北方 周辺 地域 の侵略 戦争 を引 き起 こしたが、それは少雨 化 により年々 降雨 量 が減少 する世界 を憂 い、大国 より北方 に豊富 にある水 を故国 にもたらそうとしてのことだった。志 半 ばに他界 して混乱 した世界 が残 されたが、リビにより秩序 は回復 された。好 き勝手 に生 きた人物 だが、リビが白金 の塔 にシーラ妃 に関 わるモノを封印 したこともあり、たまに訪 れるビニシウスを除 いて顧 みる人間 はいなくなってしまった。父 レオニダスII世 と同様 に、第 一 王妃 アントニアのほか複数 の王妃 を娶 っていた。- レオニダスII
世 先々 代 の国王 。複数 の王妃 を娶 っており、第 2王妃 との間 に先代 の国王 レオニダスIII世 とスピラーリを、第 3王妃 との間 にバルドとその姉 を設 けた。- オルビア
大王 (レオニダスIII世 )と第 一 王妃 アントニアの第 二 王子 。アルターリアに殺 され、その死 はアルターリアによりリビとシーラを陥 れる口実 に利用 された。- アントニア
大王 (レオニダスIII世 )の正室 で第 一 王妃 。男性 みたいな外見 でお世辞 にもドレスは似合 わない。溺愛 されるシーラとリビを憎悪 し、アルターリアに煽 られシーラを惨殺 した。しかし、政治 には興味 が無 く息子 が頂点 に立 てば我 が世 の春 と享楽 を貪 り、シーラの仇 討 ちを決意 したリビとバルドにより罠 に嵌 められ旅行 先 で息子 夫婦 と共 に殺 された。- ロムレス・オルヴィヌス・イフリキア
- オルビアの
同父母 の兄 。第 一 王子 。大王 亡 き後 に即位 するが、王妃 にねだられるままにドレスや宝飾 品 を買 い与 え、戦時 中 にも関 わらず国王 として無能 ・無 関心 であり親 しい者 で周囲 を固 めて苦言 を聞 かないため、求心力 が低下 するばかりだった。アルターリアに唆 されたアントニアにより母 シーラを殺 されたリビと初恋 の人 を奪 われたバルドの復讐 により、彼 らに取 り込 まれた大臣 たちに罠 に嵌 められ母 アントニアや王妃 と共 に殺 された。 - ランデル
- タンバ
将軍 の母 マリアの兄 。将軍 の伯父 。王家 に徴用 されて内務 副 大臣 を務 めていたが、裏 では王家 の御 落胤 の捜索 と抹殺 を遂行 していた。気 は進 まないため、可能 な限 り御 落胤 でも見逃 そうとはしていた模様 。しかし、アルターリアは父親 に似 すぎていたので見逃 すことは出来 ず、手足 に使 っていた氷 の王国 の男 たちの好 きにさせた。その後 、裏 の仕事 を続 けることに限界 を感 じて体調 を崩 し、療養 中 に失踪 し氷 の王国 が大国 港 を襲撃 した際 にその港町 にいた。民 諸共 に敵 を撃破 するというリビの攻撃 により絶命 。
その他
- ローサ
声 -井口 裕香 第 4話 登場 。小 ラニ・テウスの法衣 にワインをこぼしてしまい手打 ちされそうになったところを、ニケに救 われた下働 きの少女 。ニケを孤児 院 に案内 し、リビの支 えになってほしいと伝 えた。- ヨル
黄金 鳥 のヒナ。惑 いの森 で卵 が孵化 し、初 めて見 た相手 を母親 と思 い込 む刷 り込 みによりにリビを母親 だと思 ってしまう。当初 、ニケに「ぴーちゃん」と呼 ばれていたが、第 81話 「草 の歌 」で母親 だと思 い込 んでいるリビにより彼 の母 シーラの部族 の言葉 で「歌 」を意味 する名 を命名 された。何 かを受信 して手掛 かりを示 したり、歌 を唄 ったり、幽霊 のような守護 者 (ティルス)を目撃 したこともある。- 6
年 後 、成鳥 になり全 体重 をかけて肩 にとまられるとリビもつらくなる重 さになった。 - タンバ・エンロット
将軍 。氷 の王国 の総督 を務 めていたが、大国 に背 きカラオス会 の急進 派 と結託 していた。憧 れた母方 の伯父 ランデルの裏 の仕事 を知 り激 しく責 めたが、氷 の王国 の襲撃 を受 けた大国 港 を敵 より奪還 すべくリビの発案 による攻撃 で失 う。それが原因 で静 かに壊 れてゆき、北 の果 てで黒 霧 に飲 み込 まれて以降 、戻 って来 ることは無 かった。- ガルタがタンバ
将軍 を憧 れたように、自身 もまた伯父 ランデルを憧 れていた。 - マリア
- タンバ
将軍 の母親 。タンバ将軍 と兄 のことをガルタに語 るが、息子 がタンバ家 を離 れて以降 のことは知 らなかった。 - ラサ
- タンバ
家 の執事 。マリアには知 らせずにタンバ将軍 のランデル捜索 を手伝 っていた。
雨 の公国
- ニケ・ルメルシエ
晴 れの大国 を参照 。- トハラ
声 -横山 智佐 前 公 王 。15歳 で王位 に就 き醜 い争 いに巻 き込 まれるのを防 ぐため、国 を鎖国 化 した。公国 の人間 にとっては精神 的 支柱 であり、王位 を譲 った後 も現 公 王 である娘 婿 をお飾 りにし、実権 を握 り統治 を続行 している。そのため、自身 の判断 基準 を優先 し、他者 の意思 を軽 んじる傾向 にある。その性格 はニケにも受 け継 がれてしまう。ニケとキトラを含 めて、5人 の子供 を育 てた。ニケにとっては祖母 であり育 ての親 であり、アメフラシの師匠 でもある。諸国 漫遊 から帰 ってきた後 、ニケが「晴 れの大国 」に嫁 いだことを知 り危篤 と偽 ってニケを公国 に呼 び戻 し、ニケとリビを引 き離 そうと計画 しが、逆 に2人 の間 に他人 が入 り込 むことのできない強 い絆 があることを知 る。事件 後 、暫 くは訪 ねてくるニケを追 い払 い逃 げまくっていたが、ニケの嫁入 りを認 めて「雨 おくり」でニケの旅立 ちを見送 った。しかし、最高 術 者 であるニケが大陸 にいると「悪霊 」を活性 化 させ少雨 化 も加速 すると判断 し、ニケを幽閉 すべくカラに感情 操作 でニケの一番 大切 な想 いを消 して連 れ戻 すよう命 じた。- ミラ、ニア、カラ
声 -伊 瀬 茉莉 也(ミラ)、茅野 愛 衣 (ニア)、寺崎 裕香 (カラ)第 1・2・3公 女 。ニケの姉 たちで、にぎやか姉妹 。当初 は、ニケが嫁 入 りしたことを面白 がっていた。いずれも未婚 。- ミラ:
第 1公 女 。茶髪 のロングヘアーに、大 きなイヤリングをしている。母親 似 。ニアとは仲 が悪 い。トハラの計略 に反発 しながらも傍観 したことを恥 じ、事件 後 、ニアとともにリビに謝罪 する。 - ニア:
第 2公 女 。緑 がかった長 い髪 をポニーテールにしている。四 姉妹 の中 で唯一 、父親 似 。ミラとは仲 が悪 い。トハラの計略 に卑怯 さを感 じつつも、逆 らうことができずに傍観 していた。 - カラ:
第 3公 女 。髪 は、茶髪 のベリーショート。四 姉妹 の中 で一番 貧乳 。母親 似 。公国 の中 では唯一 トハラの命令 ではなく、自分 の意思 で動 く自由 人 。ニケを感情 操作 して幽閉 するというトハラの命令 に反発 し、ニケを犠牲 にせずに解決 しようと奔走 するも途方 に暮 れる。実 は傷 つくことを怖 れ、当事 者 になることを避 けて傍観 者 だった。しかし、当事 者 になることを決意 しバルドたちに協力 を求 める。悪霊 ちゃん(シドン)に共鳴 し、彼女 の記憶 を幻 視 した。祖母 トハラや妹 ニケと同 じく、自身 で抱 え込 むタイプ。
- ミラ:
- キトラ
声 -近藤 孝行 、小林 真麻 (幼少 期 )- ニケの
従兄 。カラと同 じ年齢 。 両親 とは幼少 期 に死別 し、以来 、ニケと共 にトハラに育 てられて兄妹 同然 だった。王族 でありながら雨 を呼 ぶことができず、トハラの指導 で雨 を呼 べるようになったニケを崇拝 している。トハラと諸国 漫遊 をしていたため、ニケがリビの元 に嫁 いだ際 には公国 に居 なかった。- ニケに
恋心 を抱 いていたため、彼女 の婚約 者 であるリビに嫉妬 し、トハラの策略 に手 を貸 してニケを黒 蓮 の塔 に監禁 した。しかし、塔 から脱出 しようと必死 になっているニケを見 かねて、彼女 を塔 から出 した。事件 後 、リビに言 いたいことをぶつけ和解 した。 - テテル・ルメルシエ
声 -桜井 敏治 - ニケの
父親 である「ぱぱ王 」。リビの岳父 。公 王 だが、婿養子 であり国 の統治 はトハラが行 っているため、名 ばかりの王 である。 - アキ
声 -井上 倫 宏 雨 の公国 の王族 の1人 で、トハラの甥 。トハラの命令 で急遽 リビに侍従 として付 き、監 視 する。リビに暗示 をかけようとしたが、逆 に見抜 かれ失敗 した。カラによれば暗示 等 の精神 的 な方面 の力 に関 しては公国 一 である。- イラハ
声 -富沢 美智恵 公 王妃 でニケの母親 。トハラの娘 。目 を見張 るほどの美貌 の持 ち主 。身体 が弱 く、普段 は病床 に臥 せっている。ニケを出産 した際 にひどく体 を壊 し、以来 、雨 もほとんど呼 べなくなった。若 いころは、西海岸 のフレバー香 るような美女 でかなりアクティブな人物 だった。20歳 の時 に、母親 であるトハラの反対 を押 し切 りテテルと結婚 した。悪霊 を封印 した術 者 長 い髪 を三 つ編 みにして左肩 から前 に垂 らしている人物 。秘術 を発動 せざるを得 ず「空 の大 公国 」の精霊 や高位 精神 体 などと共 に悪霊 (シドン)を倒 すが、多大 なる犠牲 を強 いられた。悪霊 をバラバラにして世界中 の石碑 に封印 し、怨念 の核 は「黄昏 の国 」の果 ての塔 に封印 して「守人 様 」と呼 ぶ守護 者 (ティルス)に託 した。- ティルス
- ニケに
似 た男性 。伝説 で「悪霊 」と呼 ばれるシドンと一緒 にいる約束 をするも世界 の命 を生 き続 けさせるため、彼女 の許 を離 れて「守護 者 」となった。ヨルが目撃 した幽霊 のような存在 。百 年 で交代 した歴代 の守護 者 の中 でも非常 に優 れた力 を有 しており、千 年 もの長 い時 の中 で星 を守 り続 けた。 千 年 前 は「雨 使 いの国 」とシドンが呼 んでいた「雨 の公国 」の王族 の一人 で、当時 の最高 術 者 。気象 を兵器 にすることは許 せないと「闇 の帝国 」に乗 り込 み、軍事 利用 をやめてくれれば命 も惜 しくはないと懇願 してシドンの興味 を引 いた。滞在 する内 に彼女 と心 を通 わせ半身 とも想 う仲 になるが、誰 かに呼 ばれたような気 がしても訪 れており、それが「守護 者 システム」に呼 ばれてのことだと悟 り共 に生 きるという約束 を破 って「守護 者 」となった。そのため、置 き去 りにした彼女 を悪霊 にしてしまう。そのことをずっと悔 やんでおり、ニケが次 の守護 者 だと知 りながら元 の世界 に戻 りリビと共 に生 きるよう諭 した。その甲斐 なくニケは自身 が新 しい守護 者 だと気 づき、受 け入 れてしまう。
湖 (ウミ)の王国
湖 の王国 の大使 声 -私 市 淳 第 2話 登場 。ニケのお披露目 会 のため「晴 れの大国 」に招 かれていたが、ニケを蔑 んでリビの不興 を買 う。お披露目 会 当日 、ニケに魅了 されたことがルナの嫉妬 の元 となる。- アマルナ・ルイラサエル
声 -松岡 由貴 第 一 王女 。愛称 は「ルナ」。リビの幼馴染 で自称 ・婚約 者 。幼 いころからリビに片想 いしていたが、彼 の変貌 を知 り距離 を置 いていた。- リビとニケの
婚約 を知 り、再 びリビに会 いにやって来 る。自国 の大使 がニケに魅了 されたことと彼女 がリビの婚約 者 であることに嫉妬 し、ニケと「雨 の公国 」を蔑 み彼女 に対 し何 かと嫌 がらせをする。しかし、ニケの心 を挫 くつもりで挑 んだ決闘 で、逆 にニケのリビに対 する強 い想 いを知 る。結果 的 に、決闘 にも敗 れ負 けを認 めて身 を引 いた。 - リビを
巡 りニケと対立 したとはいえ根 は心 優 しい純粋 な少女 で、クロードとの婚約 に反発 してニケとリビに助 けを求 めに来 たころにはニケとは良 き友人 関係 になっている。クロードとの婚約 を破棄 するために向 かった無人島 で、クロードと心 を通 わせ彼 の人柄 を知 ってクロードとの婚約 を継続 する。 - アクニ
下働 きの女性 。ルナに従 って晴 れの大国 にやってくる。ルナが昔 からリビのことが好 きだったことを知 っている。後 にルナと共 に湖 の王国 に帰 った。麻薬 事件 の際 、その捜査 とは知 らずにクロードとの婚約 に反発 したルナに協力 を頼 まれたニケが「カナリス」と名乗 り男装 する手伝 いをした際 、可愛 い女 の子 の苦悶 を見 るのが大好 きという趣味 が露見 した。- テーベ
第 二 王子 。ルナの兄 であり、良 き理解 者 。少女 趣味 で不甲斐 ない自分 に、劣等 感 を抱 いている。そのため、決闘 でクロードを負 かしたニケを素晴 らしく男 らしいと敬愛 を抱 く。何 も出来 ないと自己 嫌悪 に悩 んでいたが、ガラリヤがルナを人質 に逃亡 を図 った際 、ニケに風 で援護 して貰 い、ガラリヤを倒 して妹 を救 った。リビが惑 いの森 に向 かった際 、女装 して少女 として振 る舞 った所作 の参考 にした。- ガラリヤ
国王 夫妻 が放蕩 三昧 で統治 を放棄 したも同然 のため、政治 を一 手 に引 き受 けていた大臣 。実 は、クロードが密 かに捜査 していた麻薬 事件 の黒幕 。- メンフィス・ライル・ルイラサエル
第 一 王子 。ルナとテーベの兄 。自称 「カラの婚約 者 」。研究 気質 でオタク。留学 中 で、ニケとリビが「湖 の王国 」を訪 れた際 には不在 だった。2人 が帰国 するのとすれ違 いに家族 の元 に戻 って来 た。- ライフワークは「
少雨 化 の謎 の解明 」であり、カラやバルドと共 に調査 を重 ねる。持論 では雨 の降 らない不毛 な世界 こそが通常 な状態 であり、何 かに守 られて奇跡 的 に生 きることが可能 だったのが終 わりつつあり、その綻 びが「少雨 化 」だと考 えている。カラを気 に入 っており、カラに想 いを寄 せるバルドの前 で「カラさんと幸 せになります」と宣言 した。 - イリアン
- メンフィスの
従者 。褐色 の肌 で、語尾 に「ス」と付 く話 し方 をする。
自由 自治 州
- フォルティス
公 クロード - ルナの
婚約 者 。自身 の領地 を含 めて蔓延 する麻薬 の根源 をつきとめるため、ルナとの婚約 を利用 して湖 の王国 の王家 内部 に潜入 していた。改 めてルナと婚約 した。 - リウ
- クロードの
腹心 。ニール同様 、主 に振 り回 される苦労 人 。 - ミラバ
公 少年 たちを奴隷 として買 い上 げていたが、クロードによって失脚 させられる。
砂 の皇国
- イラーダ・キ・アーク
第 一 皇太子 。仇名 は、雷 帝 。強面 だが、瞳 は宝石 のような真 っ青 な色 をしている。病 中 の国王 に代 わり、国 を取 り仕切 っている。実利 主義 で排他 的 、自国 の利益 のためなら手段 を選 ばない。自尊心 を傷 つけられれば、どの国 であっても全力 で報復 する。しかし、その裏 では民 を想 い、自 らを犠牲 にし続 けている。ニケに恋心 を抱 き砂 の皇国 に永遠 に留 まらせ結婚 したいと願 うが、その際 に「太子 」としての立場 を利用 し彼女 を迷 わせてつけ込 もうとしたことをファラハに指摘 され、自身 の行為 が母 と同類 であることを悟 り、ニケに対 する恋 を諦 める。国 や民 よりも先 に自身 が愛 し幸福 になろうと決意 し、徐々 に前向 きな姿勢 に改 めようと努力 するようになる。- ファラハ
- イラーダの
従者 の1人 。色 黒 の少女 で、一人称 は「俺 」。作中 登場 するイラーダの従者 の中 では唯一 の女 の子 で、一番 ケンカっ早 い。太子 に対 して気 に入 らないことをする者 にはすぐに剣 を振 るおうとする。幼 いころはコソ泥 として育 ったが、その体 捌 きを買 われイラーダに拾 われ、彼 の従者 となった。最初 は興味 本位 でイラーダの従者 になったものの、彼 と過 ごすうちにイラーダの幸 せを心 から願 うようになった。 初 めは、未来 の大国 妃 であるニケのことを快 く思 っていなかったが、共 に旅 をするうちに彼女 に好意 を抱 くようになる。ニケとは同 じ女 の子 であるということもあり、身分 を超 えた良 き友人 関係 となる。皇 弟 - イラーダの
叔父 。ナジーラを治 めている。保守 的 で、よそ者 を嫌 っている。ニケやファラハにとっては凄 い迫力 の持 ち主 でおっかない人 。しかし、イラーダによると多少 融通 が効 かない所 が難 だが、悪 い人 ではないとのこと。イラーダたちがニケを大国 へ帰 さないように策略 を企 てていることを知 り、ニケの逃亡 の手引 きをする。 - ウルマ
- イラーダの
従者 の1人 。ニケは砂 の皇国 にこそ必要 な存在 だと考 えており、イラーダにニケを砂 の皇国 に留 まらせるよう唆 した。ニケを死 んだことにすれば罰 せられても少 しすればリビは彼女 のことを忘 れるだろうと2人 の絆 を甘 く見 ていた。ファラハ共々 イラーダは女性 に関心 が無 いと思 い込 んでいたため、本人 に呆 れられた。 - ハサン、アーディー、ヤスマ
- イラーダの
従者 。ハサンは食 いしん坊 で、アーディーは朝 に弱 い。ヤスマはイラーダの従者 の中 で一番 涙 もろい。 - アマルディナ
故人 。イラーダの妹 で、砂 の皇国 の皇女 。活発 でおてんばな少女 だったため、実 の母 からは「鬼子 」と言 われていた。皇国 を想 い、日々 研究 に勤 しみ、将来 はイラーダとともに皇国 を緑 豊 かな楽園 にすることが夢 だったが、流行 病 で命 を落 とした。大国 に帰 ろうとしていたニケの前 に霊 となって現 れ、「砂漠 の潮 」の花 を通 してイラーダに言葉 を伝 えた。皇后 皇帝 の姪 であり妻 であり、イラーダとアマルディナの実母 。王家 の血 を重 んじるあまり民 を省 みようとしなかったため、イラーダや臣下 たちに見限 られた。
氷 の王国
- ウルスラ・レイルイチャーニエ
第 一 王女 。プラチナブロンドと金色 の瞳 、抜 けるような白 い肌 。リビに故国 を滅 ぼされ、両親 と幼 い双生児 の弟 オリーヴァや妹 リーリヤ、従姉妹 ローザや婚約 者 を失 う。滅 ぼした側 と滅 ぼされた側 の一 例 として政略 結婚 を強 いられそうになり、与 えられた城 に火 をつけ逃 げた。反 大国 派 「カラオス会 」の急進 派 と組 んで復讐 を企 む。大国 祭 の事件 の後 、ベラ卿 の父親 に愛人 になるよう迫 られるも拒絶 したため、援助 を打 ち切 られて追 いつめられ、アルターリアに唆 されて世界 を滅 ぼしかけるが、土壇場 で正気 に戻 りリビと和解 する。旧 「氷 の王国 」の総督 になるよう告 げられ、それを承諾 した。- ネロ
- ウルスラの
従者 。無表情 で何 を考 えているかわからない。ウルスラとは恋仲 。母親 の難産 をなんとかしたいとウルスラが妖精 を見 つけようとした日 、出会 った。宮殿 に勝手 に出入 りして国王 を根負 けさせ、貴族 の家 の養子 となるもウルスラの婚約 により宮殿 を出 た。 国王 - ウルスラの
父 。温厚 な男性 だが、南 世界 の人間 を「氷 と水 にたかるケダモノ」と蔑 み同 じ人間 とは思 っていない。長年 敵対 関係 にあった「晴 れの大国 」の大王 が敗 死 し、後顧 の憂 いを一気 に根絶 しようと南 世界 に侵略 戦争 を繰 り広 げ版図 を増 やすが、少年 だからと新 国王 であるリビを侮 り、逆 に故国 を攻 め滅 ぼされる結果 を招 く。大広間 に追 いつめられるも投降 勧告 を頑 なに拒絶 し混戦 状態 に陥 り、ウルスラを除 く家族 と共 に絶命 する。階級 社会 を当然 と考 えている。 - ローザ
- ウルスラの
従姉妹 。王 都 を脱出 しようとした時 、ウルスラたちから逸 れてしまい、自身 を捜 そうとしたことでウルスラが助 かる原因 となった。 - カルロ
元 近衛 隊 副長 だった人物 。旧 王家 の生 き残 りであるウルスラを守 ってきたが、総督 に任 じられた彼女 が階級 の壁 を取 り払 いたいと告 げた際 、支 え手伝 いたいと願 う。- ソバロ
- アルターリア(レオニダス)の
母 。氷 の王国 の北 の王国 に属 さないミンム村 の出身 で、遠征 で怪我 を負 った大王 (レオニダスIII世 )の子 としてアルターリアを産 んで育 てた。自分 たちは選 ばれた存在 であり、いつか世界 が味方 するというのが口癖 だった。大国 の内務 副 大臣 ランデルに謀殺 されかけ、手 を組 んでいた氷 の王国 の男 たちに暴力 をふるわれ、アルターリアと無関係 である証 に息子 を傷 つけろと言 われるままにアルターリアの顔 を切 り裂 き捨 て去 ってしまう。 - リュカール
- ウルスラの
愛犬 (実 は白 狼 )。愛称 は「リュカ」。 - アーウラ
- リュカの
母親 。聖域 に住 まう聖 獣 「白 狼 」。人里 によく現 れる変 わり者 で、王宮 に引 き取 られ暮 らしていたが、時々 宮殿 を抜 け出 して伴侶 の狼 と逢引 を重 ねて妊娠 する。ウルスラを庇 って深手 を負 うが、ネロの元 に辿 り着 き、リュカを産 み落 として他界 した。
惑 いの森
- カッサンドラ
本名 は「フレデリカ」。惑 いの森 の大 魔女 。リビには、「師 」として仰 がれている。ほかの地域 のものより効果 が絶大 である森 特有 の薬草 と、その薬草 を扱 える唯一 の存在 ゆえにトリスタット領主 や利権 を狙 う輩 に狙 われている。可愛 い女 の子 に弱 い。- ジシン
捨 て子 だったが、14年 前 にカッサンドラ(フレデリカ)とその母 である先代 カッサンドラに拾 われて育 てられた。その生 い立 ちはコミックス13巻 に収録 された描 き下 ろし「フレデリカ」で描 かれた。森 とフレデリカを守 るため、対抗 組織 を作 った。
カラオス会
- ロミオ
自由 自治 州 の没落 貴族 。カラオス会 の急進 派 の頭目 。イケメンアレルギーのため、ネロが苦手 。バルドは呼吸 困難 レベルとのこと。表向 きはアルターリアの養父 。数々 の陰謀 に加担 しており、アルターリアに同行 することが多 い。ニケを取 り戻 そうとするリビに協力 する。- ベラ
卿 ジャック 大国 七 大 貴族 の1人 だが、反 大国 派 カラオス会 に名 を連 ねている。動機 は、その方 が楽 しいから。ウルスラの味方 ではあるが、未 だに家 を牛耳 る父親 が彼女 を切 り捨 てたため、単独 でウルスラを追 った。- ツバイ
第 56話 「蠢動 」以降 、惑 いの森 編 で密 かにリビを追 っていた謎 の少女 。北 世界 の奥 の地 に住 む「赤 眼 」の一員 で、被 り物 がないと精神 的 に非常 に不安定 になる。カッサンドラに懐 くが、待 っていると約束 するも第 70話 「ありがとうの先 」でカッサンドラのフクロウ「シカンダ」に止 められながらも主 の元 に戻 ってしまう。- クマイア
卿 アルターリア - リビの
異母 兄 でツバイの主 。黒髪 と鉛 色 の瞳 。瞳 の色 や眉間 から右 頬 に走 る傷跡 を除 けばリビに瓜 二 つ。リビからは「アル」と呼 ばれる。口調 は丁寧 だが、冷酷 で残忍 。ニケは「リビの姿 をした悪魔 」だと認識 した。リビを幸福 の絶頂 から絶望 と不幸 のどん底 に落 とすため、火種 をばら撒 いて火消 しを行 うような策 を講 じる。周囲 を操 ってシーラを殺害 した張本人 であり、他人 だけでなく自分 自身 の生死 にも興味 はない。 大王 (レオニダスIII世 )と古 の帝国 の末裔 である氷 の王国 の女性 ソバロの息子 。母 ソバロに命名 された本名 は大王 と同 じ「レオニダス」であり、愛称 は「レオ」。大国 の内務 副 大臣 ランデルにより謀殺 されかけた際 、保身 を図 った母親 の手 で顔 を切 り裂 かれて捨 てられ、大王 に恨 みを抱 く氷 の王国 の男 たちに暴行 を受 けるも逃亡 した。「悪霊 」を覚醒 させる傀儡 として下位 分身 の1人 に拾 われ、祭壇 に捧 げられる供花 「アルターリア」の名 を貰 う。封印 されていた「悪霊 」を覚醒 させる。- リビと
和解 しニケを取 り戻 すことに協力 する。母 から自身 が「闇 の帝国 」の末裔 だと言 われるも信 じていなかったが、最後 の闇 帝 シドンにより血 は薄 いものの直系 の子孫 だと告 げられ真実 だったと知 る。 - アイン
- クマイア
卿 の警護 。最 北 の「黄昏 の国 」に住 む少数 民族 「赤 眼 (せきがん)」の両親 を持 つが、大国 で生 まれ育 った。常 にゴーグル状 の眼鏡 を着用 して赤 い瞳 を隠 しており、左右 に白 い髪 が混 じっている。戦乱 の折 、妹 セーラと共 にニールと暮 らした過去 がある。 - セーラと
家族 に危害 を加 えたアルターリアを警戒 するも仕事 上 は警護 を断 れないため、セーラを隠 すしかなかった。ニールとは2度 と会 わない方 が彼 のためだと遠 ざかったが、彼 に縁 を切 る気 が無 いのでセーラに会 わせた。世界 が滅 びることなど望 まないため、ギルドを介 して雇 っていたカラオス会 が空中 分解 したため、義理立 ての必要 は無 いとアルを追 うリビに協力 する。 - タルティーブ
- カラオス
会 の総 首 。「氷 の王国 」の王 都 から脱出 しようとして真冬 の湖 に落 ちたリビ一 行 を助 けた老女 。亡 き夫 が創設 した組織 を受 け継 いだが、ウルスラの属 するカラオス会 の急進 派 は別 系統 であるため、彼女 たちを止 めることが出来 ない。ロミオを含 めた孤児 たちに「ママ」と呼 ばれる。
空 の大 公国
- ネフェロ・スティクス・レテ
- 「
空 の大 公国 」の大公 。赤毛 ゆえに「赤 髪 大公 ネフェロ」と呼 ばれる。元々 は病 に臥 せった兄 カタラが回復 するまでの暫定 的 なものだったが、飢 えるだけの平穏 よりも豊 かさを追求 して改革 を推 し進 め、塩田 の利益 を反 大国 派 に流 してカタラの説得 にも耳 を貸 さなくなってしまう。幼 いころから思 い通 りにならないことがあると癇癪 を起 こし、誰彼 構 わずに殴 りかかるという悪癖 がある。兵器 という道具 としてニケを誘拐 するが、彼女 を気 に入 って婚姻 を発表 する。 - カタラ
- ネフェロの
兄 。「空 の大 公国 」の元 大公 。弟 との軋轢 が原因 で家臣 にも背 かれるが、豊 かさの危険 から故国 とネフェロを救 おうと太陽 王 リビに助力 を求 める。 - マキシーン
- ネフェロやカタラとは
幼馴染 の女性 。ニケの能力 を目当 てにし、ネフェロのニケ誘拐 に協力 した。しかし、カラオス会 がどうして「空 の大 公国 」を選 んだのか疑問 を抱 いており、国内 の「龍 の祠 」に入 りたがる彼 らを不審 に思 っていた。 巫女 長 (みこおさ)大公 国 で一番 古 い「龍 の祠 」を守 っており、何 度 も入 ろうとするクマイア卿 を拒 んでいたが、ニケを中 に入 れようとするクマイア卿 の部下 アインに斬 られそうになるが、ニケに助 けられて難 を逃 れる。
黄昏 の国
代 王 最 北 の地 「黄昏 の国 」の統治 者 。北 世界 でも滅多 に姿 を見 ることのない少数 民族 「赤 眼 (せきがん)」であり、同族 のアインとは知己 。ニケ曰 く「威厳 のある美 熟 女 」だが、くだけた大陸 語 でリビに話 しかけ常 に不機嫌 にさせていた。悪霊 を覚醒 させるため、世界 の破滅 を企 むアルターリアを阻止 しようとするリビに協力 する。
闇 の帝国
- シドン・テテオラルク
千 年 前 に大陸 の全 てを支配 した「闇 の帝国 」の帝王 、最後 の闇 帝 。古代 文明 の生 き残 りゆえに一 万 年 前 の古代 文明 の遺跡 を操 り、日照 りと長雨 により世界 に君臨 した。「晴 れの大国 」の北東 の高原 地方 にある滝 トト・フォールの石碑 で覚醒 した個体 は生前 のシドンの自意識 と〝守護 者 (ティルス)〟に会 いたいという想 いを留 めた意識 の最後 の欠片 であり、バルドたちと出会 いニケを取 り戻 そうとするリビとバルドたちに協力 し成功 させ、自身 は「守護 者 の国 」に赴 きティルスと再会 する。- ティルスと
出会 い共 に生 きたいと思 ったが、ある日 「守護 者 システム」に応 えて置 き去 りにされ身内 の起 こした内乱 と分裂 抗 争 の末 に絶命 する。悲 しい怨念 は巨大 化 して自身 からティルスを奪 った世界 を憎悪 し、破壊 して彼 を取 り戻 そうと災厄 を齎 した。五 百 年 後 に「雨 の公国 」の術 者 や精霊 ・高位 精神 体 に討伐 され、バラバラにされて石碑 に封 じられ怨念 の核 は「黄昏 の国 」の果 てに封印 された。彼 らには災厄 としか看做 されなかった。 悪 霊化 し千 年 を呪 い続 け封印 する以外 に術 は無 かったことから強大 な力 の持 ち主 であり、帰還 したニケに代 わり最後 の守護 者 となる。
設定 および用語
地名 ・勢力 関連
フォルティス
ティルスの
晴 れの大国 太陽 王 リヴィウス一 世 が統治 する国 。名 の通 り年中 晴 れており、雨 が降 ることはない。最新 技術 で生活 用水 等 の確保 には困 らない。王 都 ギニタリクスに王宮 が築 かれており、ニケが大国 で最初 に辿 り着 いた港町 レピオンは大国 港 がある。ニケ曰 く「朝日 はとても強烈 」とのこと。- ギニタリクスが
王 都 になったのはレオニダスI世 の代 からであり、それ以前 は地下 にある古 い遺跡 を研究 する学者 の住 む研究 都市 だった。 雨 の公国 - この
物語 の主人公 ニケの故国 。世界 の最 東 に位置 する東 の孤島 にあり、以前 は吟遊詩人 の歌 の中 にしか存在 しないとされた辺境 の神秘 の鎖国 国家 。晴 れの大国 からは、船 で約 10日 のところにある。気圧 が非常 に低 く常 に雲 と濃霧 に覆 われているため、夜 も星 は見 えない。貧乏 国家 のため、料理 ・薪割 り・水汲 みなど、生活 に必要 最低限 のことは誰 でもできる。 国王 はテテルだが、実際 の統治 はトハラがしており、太陽 王 に自治 を認 められている。姫 は4人 いるが、末 娘 のニケ以外 は未婚 。- ニケを
含 め、この国 の王家 一族 は天候 を操 る能力 を持 ち、特 に「アメフラシ」と呼 ばれる雨 を降 らす能力 に特 化 している。ただし、雨 のスペシャリストである長姉 ミラ、優 れた風 使 いの次 姉 ニア、精神 作用 に長 けるカラ、オールラウンダーのニケと得意 分野 が分 かれている。 実 は「闇 の帝国 」と世界 を二分 していた古代 文明 の末裔 で、伝説 にある神秘 の力 を以って一夜 にして3つの国 を滅 ぼしたことは事実 だった。- 「
闇 の帝国 」の直系 の子孫 であるアルターリアとは祖 を同 じくする元 は一 つの民 だった。 湖 の王国 - ルナ
曰 く、「晴 れの大国 」の一番 古 い同盟 国 。 砂 の皇国 南方 の砂漠 の王国 。昔 は、雨 が降 り緑 豊 かな楽園 だったらしい。国力 は並 だが、世界 五 大国 の中 で最 も歴史 が古 く、故 に各国 に一目 置 かれている。リビが「世界 王 」を名乗 れるのもこの国 が味方 に付 いたことが大 きい。作中 では病気 の国王 に代 わり、イラーダが国 を取 り仕切 っている。氷 の王国 - かつてリビが
滅 ぼした国 。王 都 フィーガ・イデアール。「晴 れの大国 」以上 に階級 社会 であり、仕事 や勉強 がいくら出来 ても自身 が生 を受 けた階級 を超 えて別 の階級 になることは不可能 。 空 の大 公国 山 に囲 まれた国 。塩田 で豊 かな暮 らしを手 に入 れたが、クマイア卿 曰 く「身 の丈 以上 の野心 」を抱 いて窮地 に陥 る。黄昏 の国 - オベリスクの
先 にある最 北 の国家 。最後 まで「晴 れの大国 」の支配 を拒絶 していた国 であり、最終 的 に武力 衝突 もなく一 応 は支配 下 に入 った。リビ曰 く「直接 やり合 うのは未 だに避 けたい相手 」とのこと。軍隊 は一人 一 人 が英雄 並 みであり、大国 が勝 っても甚大 な被害 は免 れ得 ない。基本 的 に中立 でカラオス会 との縁 が深 く、大国 にいい感情 は持 っていない。千年 以上 前 、大陸 全土 を支配 していた「闇 の帝国 」と縁 が深 い。 闇 の帝国 千 年 前 、「黄昏 の国 」より北 の大 きな半島 に栄 えるも滅 んだ国家 。王 都 シドニアムに宮殿 があった。「雨 の公国 」と共 に古代 文明 の生 き残 り。遺跡 の力 で大陸 を支配 下 に置 くが、最後 の闇 帝 シドンの父 や兄 は殺 し合 い、ティルスが「守護 者 」となった後 、内乱 が起 こって滅 びシドンも絶命 した。アルターリアは直系 の子孫 であり、アメフラシを受 け継 いだ「雨 の公国 」の王族 とは祖 を同 じくする元 は一 つの民 だった。
儀式 ・機関
- アメフラシ
君主 が臣民 のために施 す神聖 な儀式 。「貧 しくとも志 は」という家訓 から、私欲 や個人 の愉 しみのために行 うことは通常 禁止 されている。雨 を呼 ぶには歌 を調合 する必要 があり、それを求 める人間 の想 いと術 者 の想 いが呼応 し、術 者 に世界 の美 しさを実感 させなければならない。歌 を調合 するにはその土地 の気候 ・風土 ・景色 などを自分 の中 に入 れ、基本 のメロディにアレンジを加 えライムを乗 せなければならず、術 者 が世界 に感応 しないと雨 はおりない。- アメフラシで
潤 すのは大地 だけではなく、真 に滴 を届 けるべくは聖域 と呼 ばれる場所 である。 巫女 や霊媒 のように森羅万象 の力 を我 が身 に降 ろして行使 するため、力 に引 きずられることのない強靭 な精神 力 を求 められ、特 にニケ級 になるとピアスの制限 石 等 のように外的 なリミッターが施 されている。実 は星 に重大 な欠損 を与 えて滅 んだ古代 文明 により、人体 改造 を施 され天候 や潮流 に作用 することが出来 る。聖域 抱 えた重荷 、帰 らぬ人 などをしまっておく最 も脆 く渇 きやすい心 の神殿 。人 の心 の奥 、そのまた奥 にある。
神 官庁 晴 れの大国 の主神 である太陽 神 ほか、神 々の祭事 を取 り仕切 る最高 機関 。晴 れの大国 では、王族 の結婚 にはここの承認 が不可欠 である。日輪 交換 の儀 晴 れの大国 の婚約 式 のこと。男女 がそれぞれ持 ち寄 った指輪 を交換 することで婚約 が成立 する。リングが太陽 を表 す。闇 返 りの儀 日輪 交換 の儀 で使 う特別 な指輪 を奉納 されている地下 神殿 まで取 りに行 く、というもの。これを達成 した者 は太陽 神 に王家 に入 ることを許 されるとされている。しかし、その地下 神殿 は瘴気 の谷 深 くにあり、そこで命 を落 とした姫 は数 知 れないため、先々 王 の代 から廃 れた風習 になっていた。この試練 を「受 ける」ということは、姫 の「異端 」を認 めることになる。実際 には、神官 たちに都合 のいい姫 だけを王妃 にするための暗殺 用 として使 われていた。
その他 の設定 および用語
太陽 王 - この
世界 の支配 者 ・世界 王 のこと。作中 での現 ・太陽 王 はリビ(リヴィウス一 世 )。 暈 雨 が降 る前兆 現象 で太陽 にリングが架 かる。白虹 ともいう。太陽 からの光 が雲 を形成 する水晶 を通 り抜 ける際 、屈折 することでできる。雲 の濃度 、プリズムの調合 、どれも微妙 なバランスが必要 。ニケが日輪 交換 の儀 で作 った。雲 ちらし歌 を歌 うことで、一時 的 に空 を覆 う雲 を取 り払 うもの。雨 の公国 では滅多 にやらない。黒 蓮 の塔 雨 の公国 の王族 が罪 を犯 した際 に入 る塔 。四方 に“力 ”を抑制 する黒 蓮 石 を埋 め込 んで結界 が敷 いてあり、力 を使 っての脱出 は不可能 。トハラの魔力 のかかった呪 錠 がなければ出入 りできない。ニケとリビを引 き裂 こうとしたトハラにより、罪 もなくニケは投獄 された。王室 会報 誌 年 に一 度 、「晴 れの大国 」で出版 される奥様 雑誌 。楽 しみにしている国民 は少 なくないらしく、リビの重臣 や神 官庁 のラニ・アリステス、孤児 院 の子供 たちにまで愛読 されている。- カラオス
会 反 大国 派 。かつての暗黒 時代 や様々 な理由 で大国 に害 をなそうと企 む者 たち。ベラ卿 のように大国 の貴族 でありながら楽 しいからという理由 で参加 している人間 もいる。元々 は現 総 首 タルティーブの夫 が創設 した組織 で「太陽 王 から世界 を取戻 す会 」の略 「からをす」が現在 の通称 となっている。大王 に恨 みを持 つ人間 を集 めている内 に大 きな組織 になり、分裂 状態 も同然 の系統 が幾 つも発生 している。白金 の塔 - かつてリビと
生前 のシーラ妃 が暮 らしていた塔 。王宮 でも美 しい塔 だったが、すっかり廃 れて立派 な廃墟 と化 している。リビがシーラ妃 に関 する物 を全部 しまい込 み立入禁止 にしたため、近寄 る者 は無 く静 かで読書 が捗 るとビニシウスが通 うのみである。シーラの肖像 画 が一 枚 だけ残存 している。 大王 先王 であるリビの父 レオニダスIII世 を指 す。- ラニ
神官 の中 の最 上位 で、神 官庁 で10人 しかいない。黄金 鳥 黄金 色 の巨大 な鷲 。惑 いの森 でリビが最後 の試練 を受 けた洞窟 「龍 の口 」の最奥 を住処 にしている主 。森 の瘴気 を操 ってその人間 の一番 会 いたい相手 を見 せ、自身 の記憶 と思 い込 みを見 せられるだけの幻覚 に実体 があるので誘惑 に負 けた人間 を餌 にして喰 う。卵 は霊薬 になり、大抵 は無精卵 なのでカッサンドラがそれをニケに使 う薬 にするつもりだった。しかし、リビが取 って来 た卵 は有精 卵 だったため、孵 ってリビに懐 いてしまう。龍 の祠 巨大 な碑 に大公 国 の住人 が神殿 を作 ったものだが、ニケを取 り込 む黒 い霧 の姿 をした悪霊 (シドン)の一部 が封印 されている。果 てしない時間 の中 で怨念 と化 し、目的 も自身 の正体 も忘 れていった。赤 眼 (せきがん)最 北 の地 「黄昏 の国 」に住 み、北 世界 の人間 でも見 ることが非常 に稀 な少数 民族 。生 まれついての身体 能力 が異様 に高 く、傭兵 や暗殺 業 に携 わる者 が多 い。代 王 最 北 の「黄昏 の国 」の国主 。この国 の国王 が、そう名乗 るのは本物 の国王 (闇 帝 )がいつか大 氷河 の彼方 から帰還 するというい伝 えがあるとのこと。古代 文明 遺跡 のような〝技術 〟と人体 改造 によって気象 や潮流 を声 や歌 で操作 する一見 〝魔法 〟にしか見 えないものとの両 柱 で成立 していた。一 万 年 前 、星 に重大 な欠損 を与 えて滅 んだ。アルターリアに至 る「闇 の帝国 」とアメフラシの力 を有 する「雨 の公国 」とに分 かれて子孫 がおり、石碑 と遺跡 の他 に「守護 者 システム」に関 わる記憶 装置 を兼 ねたアマタアラが残 されている。守護 者 星 が再生 するまで命 を守 るべく世界 を維持 する存在 。守人 様 と呼 ばれる。「雨 の公国 」の最高 術 者 や高位 精神 体 などに資格 があり、世界 を守 りたいという思 いが必須 条件 となる。そのため、「雨 の公国 」の最高 術 者 は確実 に生 まれて来 る。一人 の守護 者 が守 れるのはだいたいは百 年 から数 百 年 だが、ティルスは千 年 も守 り続 けて限界 を迎 えた。水 を巡 る争 いの原因 である〝少雨 化 〟は当代 の守護 者 の限界 を示 しており交代 の合図 。次代 の守護 者 が天象 者 に承認 され、前 の守護 者 の力 が尽 きれば自動的 に守護 者 の交代 が行 われる。また、交代 する守護 者 たり得 る存在 と天象 者 の承認 が得 られればニケのように帰還 は叶 う。ニケの前 にも帰還 した元 守護 者 の前例 があった。見守 る場所 (亜 空間 )で守護 者 となった者 は世界 の何処 にもいないと同時 に何処 にでもいる存在 となる。世界 を見守 りアマタアラと石碑 を操 り水 を制御 し、同時 に石碑 に封印 された〝悪霊 〟を監視 する。ほとんど干渉 することは無 く、いつもは見守 るだけ。力 が尽 き守護 者 を降 りると封印 した〝悪霊 〟が目覚 め水 の循環 も完全 に停止 し、大陸 は苛烈 な死 を迎 えて本来 の荒涼 たる不毛 の大地 に戻 り生命 は死滅 する。- この「
守護 者 システム」は星 の恒常 性 を回復 させ星 そのものの力 で生 きられるよう再生 するまで時間 稼 ぎのためにある。ティルスと同等 かそれ以上 の時間 を守 る力 があるニケは「君 は最後 の守護 者 となる」と言 われ、シドンは千 年 を呪 い続 けてティルスですら封印 と監 視 が精 いっぱいであり、ニケと入 れ替 わりに守護 者 となった彼女 がいれば千 年 後 には星 は回復 のターンに入 る。そうなれば「守護 者 システム」は不要 になる。守護 者 のいる空間 世界 を見守 る守護 者 のいる特殊 な亜 空間 は普通 の人間 が意識 を保 って到達 することは出来 ず、守護 者 自身 により招 き入 れられても長 くは留 まれない。亜 空間 と元 の世界 との転移 は時間 のズレが生 じるため、そこで数時間 しかいなかったにも関 わらず冬 に来 たリビたちが元 の「黄昏 の国 」に強制 的 に戻 されたのは3ヶ月 続 く冬 の極 夜 が終 わった春 であり、ニケの帰還 はシドンに交代 して1ヶ月 後 だった。
書誌 情報
コミック
椎名 橙 『それでも世界 は美 しい』白泉社 〈花 とゆめコミックス〉、全 25巻 - 2011
年 12月25日 発行 (2011年 12月 20日 発売 )、ISBN 978-4-08-859877-2 - 2012
年 6月 25日 発行 (2012年 6月 20日 発売 )、ISBN 978-4-592-19472-9 - 2012
年 12月25日 発行 (2012年 12月 20日 発売 )、ISBN 978-4-592-19473-6 - 2013
年 4月 25日 発行 (2013年 4月 19日 発売 )、ISBN 978-4-592-19474-3 - 2013
年 8月 25日 発行 (2013年 8月 20日 発売 )、ISBN 978-4-592-19475-0 - 2014
年 1月 25日 発行 (2014年 1月 20日 発売 )、ISBN 978-4-592-19476-7 - 2014
年 4月 25日 発行 (2014年 4月 18日 発売 )、ISBN 978-4-592-19477-4 - 2014
年 9月 25日 発行 (2014年 9月 19日 発売 )、ISBN 978-4-592-19478-1- 8
巻 ドラマCD付 き初回 限定 版 ISBN 978-4-592-10557-2
- 8
- 2015
年 1月 25日 発行 (2015年 1月 20日 発売 )、ISBN 978-4-592-19479-8 - 2015
年 6月 25日 発行 (2015年 6月 19日 発売 )、ISBN 978-4-592-21570-7 - 2015
年 10月 25日 発行 (2015年 10月 20日 発売 )、ISBN 978-4-592-21571-4 - 2016
年 2月 25日 発行 (2016年 2月 19日 発売 )、ISBN 978-4-592-21572-1 - 2016
年 6月 25日 発行 (2016年 6月 20日 発売 )、ISBN 978-4-592-21573-8 - 2016
年 10月 25日 発行 (2016年 10月 20日 発売 )、ISBN 978-4-592-21574-5 - 2017
年 2月 25日 発行 (2017年 2月 20日 発売 )、ISBN 978-4-592-21575-2 - 2017
年 6月 25日 発行 (2017年 6月 20日 発売 )、ISBN 978-4-592-21576-9 - 2017
年 11月25日 発行 (2017年 11月 20日 発売 )、ISBN 978-4-592-21577-6 - 2018
年 2月 25日 発行 (2018年 2月 20日 発売 )、ISBN 978-4-592-21578-3 - 2018
年 6月 25日 発行 (2018年 6月 20日 発売 )、ISBN 978-4-592-21579-0 - 2018
年 10月 24日 発行 (2018年 10月 19日 発売 )、ISBN 978-4-592-21580-6 - 2019
年 2月 25日 発行 (2019年 2月 20日 発売 )、ISBN 978-4-592-21325-3 - 2019
年 6月 25日 発行 (2019年 6月 20日 発売 )、ISBN 978-4-592-21637-7 - 2019
年 10月 23日 発行 (2019年 10月 18日 発売 )、ISBN 978-4-592-21638-4 - 2020
年 5月 25日 発行 (2020年 5月 20日 発売 )、ISBN 978-4-592-21639-1 - 2020
年 8月 25日 発行 (2020年 8月 20日 発売 )、ISBN 978-4-592-21640-7描 き下 ろし後日 談 マンガ&資料集 つき特 装 版 同日 発売 、ISBN 978-4-592-22775-5
- 2011
小説
藤田 伸 三 、高木 聖子 『それでも世界 は美 しい風 と光 の交錯 』白泉社 〈花 とゆめコミックススペシャル〉- 2014
年 6月 20日 発売 、ISBN 978-4-592-19794-2
- 2014
テレビアニメ
シリーズ |
|
---|---|
キャラクターデザイン |
夘野 |
プロップデザイン | |
プロデューサー | |
アニメーションプロデューサー | |
アニメーション |
studioぴえろ |
テレビアニメ
主題歌
- オープニングテーマ「BEAUTIFUL WORLD」
作詞 -小池 ジョアンナ、SpiralS /作曲 - hirao(SpiralS) /編曲 - mukai(SpiralS) /歌 -小池 ジョアンナ第 7話 では挿入歌 としても使用 。- エンディングテーマ「PROMISE」
作詞 - YUKAKO /作曲 ・編曲 -瀬川 浩平 /歌 -前田 玲奈 挿入歌
各 話 リスト
サブタイトル | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
夘野 | ||||||
夘野 | ||||||
夘野 | ||||||
Ring of tales ① | ||||||
Ring of tales ② | 夘野 | |||||
Call my name | 夘野 | |||||
Wild waltz | ||||||
夘野 | ||||||
夘野 | ||||||
夘野 | ||||||
夘野 |
夘野 |
放送 局 ・配信 元
- テレビ
放送
2014 |
|||||
2014 |
|||||
2014 |
|||||
2014 |
|||||
サンテレビ | 2014 |
||||
BS |
2014 |
BS |
2018 | ||
2014 |
CS |
リピート | |||
AT-X | 2016 |
- インターネット
配信
バンダイチャンネル | 2014 |
||
ニコニコチャンネル | |||
dアニメストア | 2014 |
BD-BOX / DVD-BOX
2014
脚注
注釈
出典
- ^ “
天候 を操 る姫 と少年 王 の“歳 の差 ”恋愛 ファンタジー『それでも世界 は美 しい』が完結 !「最高 のエンディングでした!」と絶賛 の声 ”. ダ・ヴィンチニュース. (2020年 9月 10日 ) 2021年 1月 31日 閲覧 。 - ^ ““
花 とゆめ”連載 中 の「それでも世界 は美 しい」アニメ化 決定 !2014年 4月 よりスタート”. トーキョーアニメニュース (2014年 1月 14日 ). 2014年 7月 1日 閲覧 。 - ^ ““
花 とゆめ”連載 中 の「それでも世界 は美 しい」アニメ化 決定 !2014年 4月 よりスタート”. アキバ総研 (2014年 6月 20日 ). 2014年 7月 1日 閲覧 。
外部 リンク
椎名 橙 『それでも世界 は美 しい』 |白泉社 - それでも
世界 は美 しい|日本 テレビ - アニメ『それでも
世界 は美 しい』 (@soreseka_anime) - X(旧 Twitter)
オンナ♀ルール
※2:05 - 3:00 |
それでも
【 |