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ウルトラマンティガ外伝 古代に蘇る巨人 - Wikipedia

ウルトラマンティガ外伝がいでん 古代こだいよみがえ巨人きょじん

2001ねん発売はつばい日本にっぽん特撮とくさつオリジナルビデオ(ウルトラシリーズ)
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ウルトラマンティガ外伝がいでん 古代こだいよみがえ巨人きょじん』(ウルトラマンティガがいでん こだいによみがえるきょじん)は、2001ねん1がつ25にち発売はつばいされた円谷つぶらやプロダクション製作せいさくオリジナルビデオ作品さくひんで、テレビ番組ばんぐみウルトラマンティガ』の外伝がいでん作品さくひんである。

西暦せいれき2038ねん。ウルトラマンダイナことアスカ・シンがグランスフィアたおした直後ちょくご発生はっせいした重力じゅうりょく崩壊ほうかいのブラックホールにまれ、その姿すがたしてから18ねん月日つきひながれた。

かつてウルトラマンティガとなってたたかったGUTS隊員たいいんマドカ・ダイゴの息子むすこマドカ・ツバサは、ネオスーパーGUTS訓練くんれんせいとしての卒業そつぎょうテストちゅう遭遇そうぐうしたジョーモノイドととも時空じくうまれてしまった。

たどりいた場所ばしょは、5,000ねんまえ縄文じょうもん時代じだいだった。ジョーモノイドの攻撃こうげきけたツバサは、マホロバがってきた青銅せいどうのスパークレンスを使つかい、見事みごとティガに変身へんしん。ジョーモノイドにかうが苦戦くせんいられる。なにとかかえしたものの縄文じょうもん時代じだい征服せいふくしようとするやみちょう能力のうりょくしゃたちのかげひそんでいた。イザレの巫女ふじょによると、ツバサはひかりよわ不完全ふかんぜん状態じょうたいのティガにしかなれないという。

そのよる、ティガのさとにジョーモノイドとドグーフが出現しゅつげん。ツバサはふたたびティガに変身へんしんし、苦戦くせんしつつもジョーモノイドをたおす。しかし、ドグーフの不意打ふいうちをけて敗北はいぼくしてしまう。

完全かんぜんなティガになれるものはいるのか、そしてむら平和へいわまもれるのか。

作品さくひん構造こうぞう

編集へんしゅう

ウルトラマンが縄文じょうもん時代じだいたたかうという外伝がいでん作品さくひんならではの異色いしょくさく縄文じょうもん時代じだいという設定せってい監督かんとく村石むらいしひろしがウルトラシリーズとはべつ検討けんとうしていた作品さくひんあんれたことによる[1]

ビデオばん企画きかく自体じたいは『ウルトラマンティガ』の終了しゅうりょう前後ぜんこうより、プロデューサーの小山こやま信行のぶゆきがバンダイビジュアルの河野こうのさとし監督かんとくつとめた村石むらいしひろしきょうあたためていたが[2]、『ウルトラマンダイナ』や『ウルトラマンガイア』、『ブースカ! ブースカ!!』などテレビシリーズの制作せいさくつづいたため実現じつげんせず、小山こやまのスケジュールの関係かんけいから『ブースカ』の終了しゅうりょう決定けっていした2000ねんはじめに『ウルトラマンダイナ かえってきたハネジロー』、『ウルトラマンガイア ガイアよふたた』をあわせた3さくとしてげられた[2][1]

プロデューサーをつとめた小山こやまによれば、村石むらいしからも『ティガ』さい映像えいぞうはなしがあったため、当初とうしょ最終さいしゅうかいのダイゴとレナのストーリー構成こうせいしゃによって内密ないみつすすめていたが、長野ながのひろし吉本よしもと多香美たかみのスケジュールの問題もんだいから見送みおくられ、舞台ぶたい設定せってい現代げんだいではなく古代こだいえることになった。一方いっぽうで、変則へんそくてきなことをしていても『ティガ』の原点げんてんわすれないという作品さくひんコンセプトがとられた[2]

監督かんとく原案げんあん平成へいせいウルトラシリーズ3さく手掛てがけた村石むらいしひろし担当たんとう脚本きゃくほん番外ばんがいへんであることから、これまでの執筆しっぴつ経験けいけんしゃではなく、村石むらいし旧知きゅうちである山本やまもとゆう担当たんとうした[3]。ビデオ3さくなかではもっと早期そうき企画きかくげられたため、予算よさんやロケ時間じかんがほかよりおおくとられている[3]

『ウルトラマンティガ』『ウルトラマンダイナ』『ウルトラマンガイア』の出演しゅつえんしゃ縄文じょうもんじんやく出演しゅつえんしているのも特徴とくちょう

怪獣かいじゅうおおきさを従来じゅうらいよりもちい設定せっていするなど、村石むらいし特撮とくさつでの怪獣かいじゅうものとしての面白おもしろさが追求ついきゅうしたとしている[3]

撮影さつえいロケ神奈川かながわけん横浜よこはま都筑つづき横浜よこはま市営しえい地下鉄ちかてつセンターきたえきちかくの大塚おおつかとしかち遺跡いせき公園こうえん栃木とちぎけん岩舟いわふねさん撮影さつえいされた[4][3]

登場とうじょう人物じんぶつ

編集へんしゅう
マドカ・ツバサ
ほん作品さくひん主人公しゅじんこうでネオスーパーGUTSの訓練くんれんせい。かつてティガに変身へんしんしたマドカ・ダイゴの息子むすこ。17さい一人称いちにんしょうは「ぼく」。
ダイゴとた、誠実せいじついた性格せいかく怪獣かいじゅう襲撃しゅうげきたいしガッツブラスターしか装備そうびがないながらもまようことなくたたかいにたり、ダイゴでさえまよったティガへの自発じはつてきはつ変身へんしんまよわず決意けついしたり、不完全ふかんぜんなことを覚悟かくごしながらもティガへ変身へんしんして再戦さいせんのぞんだりと、両親りょうしんけないつよ勇気ゆうき正義せいぎかんをもつ。
ティガのことをかなり詳細しょうさい両親りょうしんからいているようで、かたちただけで青銅せいどうのスパークレンスがどういうものかを理解りかいし、ダイゴの葛藤かっとうっていた。
ガッツイーグルαあるふぁスペリオルの操縦そうじゅう訓練くんれんちゅうにジョーモノイドととも縄文じょうもん時代じだいばされ、ティガのさと世話せわになっていたとき、ジョーモノイドがティガのさと襲撃しゅうげき不可抗力ふかこうりょくとはいえこの時代じだい怪獣かいじゅうれてきたことに責任せきにんかんじ、戦場せんじょうるが、あらわれたマホロバがとした青銅せいどうのスパークレンスをにする。
ダイゴからひかり因子いんし遺伝いでんしていたため青銅せいどうのスパークレンスを使つかってティガに変身へんしんできたが、ひかりになる素質そしつ不十分ふじゅうぶんであった(本人ほんにんは「ひかりであるよりひとでありたいとのぞんだちち意思いし自分じぶん遺伝子いでんしなかひかり抵抗ていこうしている」とかたっている)ため完全かんぜんなティガにはなれなかった。ツバサが変身へんしんした不完全ふかんぜんなティガは、通常つうじょう半分はんぶん以下いかおおきさで活動かつどう時間じかんみじかく、タイプチェンジも不可能ふかのう巨人きょじん石像せきぞうとはべつ存在そんざいしているエネルギーたいのようで、カラータイマーがると不安定ふあんていとおり、やがてえるようにツバサにもどってしまう。
はつ変身へんしんではえかかりながらもジョーモノイドをウルトラ・スウィングで撃退げきたいやみ軍勢ぐんぜいとの決戦けっせんではドグーフとジョーモノイドのたい相手あいてどり、ゼペリオン光線こうせんはなってジョーモノイドを撃破げきはするも、ドグーフにはやぶれた。そのはアムイの変身へんしんしたティガのたたかいを見守みまもった。
たたかいののち自力じりきαあるふぁスペリオルを修復しゅうふくしてだれにもわかれをげずにもと時代じだいかえったが、帰還きかんシーンはえがかれていない。
  • ツバサという名前なまえはダイゴをえんじた長野ながのひろし命名めいめいしている[3]当初とうしょあねヒカリを主人公しゅじんこうとするあん検討けんとうされていた[3]
アムイ
ツバサが縄文じょうもん時代じだい出会であった11さい少年しょうねんでオサのまご一人称いちにんしょうは「おいら」。縄文じょうもん時代じだいにたどりいたツバサをひろい、かれかえれないとわかるとティガのさとへの永住えいじゅうすすめる。無邪気むじゃき人懐ひとなつっこい性格せいかく。ティガのさと危機ききには自分じぶんたたかおうとするが、子供こどもということでもどされている。
ツバサによるティガの不完全ふかんぜん復活ふっかつとドグーフの襲来しゅうらいともない、はげしい頭痛ずつうともなった巨人きょじんぞうのビジョンにおそわれる。それをたイザレの巫女ふじょによりしんひかり意志いしものとして覚醒かくせいし、「ティグの紋章もんしょう」をたくされる。ドグーフにツバサのティガがやぶれたのち、ティガの石像せきぞうとシンクロし、青銅せいどうのスパークレンスをかかげて完全かんぜんなティガに変身へんしんした。ツバサではなれなかったスカイタイプ&パワータイプにもタイプチェンジしながらドグーフをたおし、むら英雄えいゆうになった。
マホロバ
たび狩人かりゅうど」を自称じしょうするおんな戦士せんし一人称いちにんしょうは「おれ」または「わたし」。
放浪ほうろうたびなかでクラヤミノオロチをたおしてヤミナギノツルギをれ、それでたたかう。またツルギをれたさいひかりみちびかれて青銅せいどうのスパークレンスをひろい、ツバサにわた役割やくわりたす。
尋常じんじょうならざる身体しんたい能力のうりょくぬしで、ヤミナギノツルギをれるまえから怪獣かいじゅうクラヤミノオロチを生身なまみ撃破げきはする実力じつりょくに、たけほどもあるヤミナギノツルギを軽々かるがるまわすばかりかうで筋力きんりょくだけでひざをついたティガの目線めせんたかさまで一気いっきばす怪力かいりきと、それをったままいちびでジョーモノイドのあたまったうえ、そのたかさからとされてもきずひとわないタフネスをほこる。
とおりがかりにジョーモノイドとのたたかいに参加さんかし、やみ軍勢ぐんぜいとのたたかいにも事実じじつじょう主力しゅりょくとして協力きょうりょく。ドグーフとティガとのたたかいでも、ていることしかできないほかの面々めんめん尻目しりめにティガを援護えんごした。
たたかいののちは、ツバサとかたったのちみな見送みおくられてふたたたびた。
ツバサのあねであるマドカ・ヒカリにふりふたつであり、ツバサはとお先祖せんぞかもしれないと推測すいそくしている。
  • 監督かんとく村石むらいしひろしじつは、当初とうしょはツバサのははレナにているという設定せってい吉本よしもと多香美たかみ配役はいやく想定そうていしていたが、わかほういとの意見いけんからあねヒカリにているという設定せっていあらためられた[3]
オサ
むらちょうたおれていたツバサを介抱かいほうする。
TPCのサワイに酷似こくじしている[5]
イザレの巫女ふじょ
ひかりきょじんについての予言よげんぎ、アムイがしんひかり意思いしものであると見抜みぬく。
GUTSのイルマに酷似こくじ[6]
オロロン
むらまもるサキモリのリーダー。
GUTSのムナカタふく隊長たいちょう酷似こくじ[5]
ナニワ
オロロンの補佐ほさ関西かんさいべんしゃべる。
GUTSのホリイ隊員たいいん酷似こくじしている[7]
ティグルー
人間にんげん能力のうりょくえるものたちで、いわゆるちょう能力のうりょくしゃ両手りょうてあいだにエネルギーをためてひかりだん発射はっしゃしたり、そらんだりする。ツバクロ・トビタカ・カザハヤの3にん登場とうじょうする。
それぞれスーパーGUTSのコウダふく隊長たいちょう、カリヤ隊員たいいん、ナカジマ隊員たいいん酷似こくじ[8]
モリヒト
サキモリの一人ひとり
XIGの志摩しま隊員たいいん酷似こくじ[9]
デク
サキモリの一人ひとり
XIGの大河原おおかわら隊員たいいん酷似こくじ[10]
トウヤ
アムイの姉御あねごはだ少女しょうじょ
シンジョウ・マユミに酷似こくじ[11]
やみちょう能力のうりょくしゃ ドグラマグマ
不気味ぶきみやみ呪術じゅじゅつしゃ不可思議ふかしぎ呪文じゅもんとなえてかい現象げんしょうこしたり、ジョーモノイドやよみがえらせたドグーフをあやつる。ひかりきょじん復活ふっかつ阻止そしするためむらおそわせるが、最期さいごはドグーフのとも消滅しょうめつした。
  • 円谷つぶらやプロぜん怪獣かいじゅう図鑑ずかん』では、部下ぶかふく別名べつめい暗黒あんこくちょう能力のうりょくしゃ記載きさいしている[12]
ダイダラ
ドグラマグマの手下てした。40さい[13]飛行ひこう能力のうりょくねんどう火遁かとんじゅつ・ジョーモノイドをあやつ能力のうりょくつ。オロッチがたおされたときには「よくもわたし可愛かわいいオロッチを!」と激昂げっこうしており、なかはよかった様子ようす最期さいごはマホロバとたたかい、ヤミナギノツルギで一刀両断いっとうりょうだんされた。
オロッチ
ドグラマグマの手下てした。35さい[13]普段ふだんはダイダラの子分こぶんとして活動かつどうする。怪力かいりきぬし金棒かなぼうまわしてたたかう。最期さいごはダイダラとともにティグルーといちせんまじえるがねんどう攻撃こうげきたおされた。

登場とうじょう怪獣かいじゅう

編集へんしゅう
しょもと
やみ魔神まじん
DARK GOD[14]
身長しんちょう 不明ふめい[出典しゅってん 1][注釈ちゅうしゃく 1]
体重たいじゅう 不明ふめい[出典しゅってん 1][注釈ちゅうしゃく 1]
出身しゅっしん 不明ふめい[14][12]
やみ魔神まじん
ちょう古代こだいひかり巨人きょじん対決たいけつした魔神まじんで、姿すがたはドグーフに酷似こくじしている。きょじんにダメージをあたえられないまま、りをらいばくさんした。
  • 資料しりょうによっては、名称めいしょう遮光しゃこう土偶どぐう魔神まじん デグーフ(やみ魔神まじんとしている[12][15]
しょもと
ドグーフ
DOGOUFU[14]
別名べつめい 遮光しゃこう土偶どぐう魔神まじん
身長しんちょう 54 m[出典しゅってん 2]
体重たいじゅう 8まん t[出典しゅってん 2]
出身しゅっしん 不明ふめい[14][12][注釈ちゅうしゃく 2]
遮光しゃこう土偶どぐう魔神まじん ドグーフ
ドグラマグマが復活ふっかつさせた魔神まじん遮光しゃこう土偶どぐう姿すがたをしている[11]巨人きょじん石像せきぞう破壊はかいすることを目的もくてきとしている。飛行ひこう能力のうりょくゆうするほか、から破壊はかい光線こうせん強力きょうりょくひかりはっする。
よるのティガのさと出現しゅつげんし、突進とっしんしてきたツバサティガを体格たいかくで2かいばし、ジョーモノイドをたおした疲労ひろう困憊こんぱいのところにいちりをくわえてノックアウトする。その、アムイの変身へんしんしたティガと対決たいけつ。スカイタイプのりやパワータイプのウルトラヘッドクラッシャーをらいグロッキー状態じょうたいになり、くるまぎれにはなった怪光かいこうもマホロバのヤミナギノツルギの能力のうりょくかえされ、ひるんだところにデラシウムこうりゅうからだつらぬかれて敗北はいぼくする。
  • スーツはやみ魔神まじんにパーツを追加ついかしたもの[13]
しょもと
ジョーモノイド
JOMONOID[14]
別名べつめい 時空じくう飛来ひらい怪獣かいじゅう
身長しんちょう 30 m[出典しゅってん 3]
体重たいじゅう 3まん2せん t[出典しゅってん 3]
出身しゅっしん
時空じくう飛来ひらい怪獣かいじゅう ジョーモノイド
ツバサが訓練くんれんちゅう遭遇そうぐうした怪獣かいじゅう大型おおがた肉食にくしょく恐竜きょうりゅう酷似こくじした外観がいかんち、くちからの火炎かえん巨人きょじんぞうねむひかりのピラミッドをくずせる威力いりょくつめつが、防御ぼうぎょめんむら防人さきもりだいいしゆみひる程度ていど
ツバサととも時空じくうはままって縄文じょうもん時代じだいばされる。ダイダラにあやつられてティガのさと襲撃しゅうげきしたが、ツバサが変身へんしんしたティガと戦闘せんとうになり、存在そんざい自体じたい不安定ふあんていなツバサティガにたい優位ゆういつもウルトラ・スウィングで撃退げきたいされる。その今度こんどはドグラマグマにあやつられてよる出現しゅつげんし、ひかりのピラミッドを発見はっけん外壁がいへきくずしていったが、ふたた出現しゅつげんしたツバサティガに妨害ぼうがいされ再戦さいせん。やはり不安定ふあんていなところをいていつめるが最後さいごはゼペリオン光線こうせんたおされた。
しょもと
クラヤミノオロチ
KURAYAMI-NO-OROCHI[14]
別名べつめい 古代こだいかいりゅう
全長ぜんちょう 18 m[出典しゅってん 4]
体重たいじゅう 1まん5せん t[出典しゅってん 4]
出身しゅっしん 5せんねんまえきたちょう古代こだい遺跡いせき[出典しゅってん 5]
古代こだいかいりゅう クラヤミノオロチ
マホロバがティガのさとからきたにあるちょう古代こだい遺跡いせきたおしたきょりゅう体内たいないからやみなぎけんつかる。戦力せんりょく不明ふめい[17]
ひかりきょじん石像せきぞう
ジョーモノイドが発見はっけんした金色きんいろのピラミッドのなかかくされていた巨人きょじん石像せきぞう。『ウルトラマンティガ』に登場とうじょうした石像せきぞうおなじ。ドグーフはこの石像せきぞう破壊はかいすることが目的もくてき
ひかりのピラミッド
岩山いわやまかくされていた金色きんいろひかるピラミッドで、上記じょうき石像せきぞうはここにかくされている。ジョーモノイドに発見はっけんされ、外壁がいへきくずされた。『ウルトラマンティガ』に登場とうじょうしたものことなり、すべてが金色きんいろである。
ひかりきょじん伝説でんせつ
この物語ものがたりかぎ
はるむかし地上ちじょうやみ魔神まじんたちのあばれるがままになっていたとき、いずこからかひかり巨人きょじんあらわれ、やみ魔神まじんとのはげしいたたかいのすえ地上ちじょうひかりもどし、やまのなかにえていったというもの。
この伝説でんせつは、「怪獣かいじゅうあらわれたとき、ひかり巨人きょじんあらわれる」という、イザレの巫女ふじょやドグラマグマのつたえる予言よげんへとつづき、巨大きょだいとりった異邦いほうじんαあるふぁスペリオルにったツバサ)の来訪らいほうがその予兆よちょうとして予言よげんされている。
ひかり巨人きょじんは「このさとにおるもの」によってよみがえるとされており、「いまさとにいるもの」としてツバサも該当がいとうしゃではあるが、「さとまれそだったもの」であるアムイこそ、予言よげんされていた「ひかり巨人きょじんよみがえらせるしゃ」であった。
青銅せいどうのスパークレンス(青銅せいどう神器じんぎ[18][19]
マホロバがヤミナギノツルギをれたさい発見はっけんした、青銅せいどうつくられたスパークレンス
シルエットは通常つうじょうのスパークレンスとほぼおなじだが、ディテールはおおきくことなる。
マホロバのなかで、ある方角ほうがくしてふるえることで彼女かのじょを「さと」にみちびく。そこで出会であったツバサやアムイが使用しようし、ウルトラマンティガに変身へんしんした。
ティグの紋章もんしょう
ティガクリスタルとおな意匠いしょうあたまかざり。イザレの巫女ふじょくびにかけており、「ひかり巨人きょじんよみがえらせるしゃ」の覚醒かくせいたすけるという。
石像せきぞう覚醒かくせいともなった頭痛ずつうくるしむアムイこそ予言よげんされた「巨人きょじんよみがえらせるもの」だと確信かくしんしたイザレの巫女ふじょにより、アムイのがくにかけられた。ツバサによりふたたびティガがあらわれたことをさかい石像せきぞうのティガクリスタルと共鳴きょうめいして明滅めいめつし、アムイを石像せきぞうのもとにみちびく。アムイがスパークレンスをにすると明滅めいめつのテンポをはやめ、変身へんしんうながす。
やみなぎけんやみなぎのつるぎ[注釈ちゅうしゃく 4]
物語ものがたり冒頭ぼうとう、マホロバが怪獣かいじゅうクラヤミノオロチをたおしてからした、たけほどもある巨大きょだいいしけん
防人さきもりせたさいには「あの伝説でんせつの…」「はじめてた」とおどろいていたので、有名ゆうめいなものらしい。
マホロバがはじめてにしたさいにはひかりはっし、ちかくにころがっていた青銅せいどうのスパークレンスをらししてマホロバにひろわせた。やみじゅつるいいが通用つうようしないとのことで、そのとおりジョーモノイドやダイダラをぎ、決戦けっせんではティガをくるしめるドグーフの怪光かいこうがえして勝利しょうりのカギとなった。

特技とくぎアクション

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音楽おんがく

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主題歌しゅだいか鼓動こどう〜for TIGA〜」
作詞さくしKATSUMI / さく編曲へんきょく大門だいもん一也かずや / うたProject DMM / 発売はつばい日本にほんコロムビア

映像えいぞうソフト

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  • VHS(セル、レンタル共通きょうつう)は2001ねん1がつ25にち発売はつばい
  • DVD(セルのみ)は2001ねん5がつ25にち発売はつばい
  • 公開こうかいシーンを追加ついかした完全かんぜんばんのDVDは2004ねん11月26にち発売はつばい
  • 2007ねん11月26にち発売はつばいの『ティガ ダイナ ガイア メモリアルボックス ザファイナル』および2014ねん9がつ24にち発売はつばいの『ウルトラマンティガ Complete Blu-ray BOX』に上記じょうき完全かんぜんばん収録しゅうろく

脚注きゃくちゅう

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注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ a b 書籍しょせき円谷つぶらやプロぜん怪獣かいじゅう図鑑ずかん』では「身長しんちょう:52m、体重たいじゅう:8まんt」と記載きさいしている[12]
  2. ^ 書籍しょせき『ウルトラマンだい辞典じてん』では「5せんねんまえのある山中さんちゅう」と記述きじゅつしている[11]
  3. ^ 『ウルトラマンほう 下巻げかん』では「不明ふめい」と記述きじゅつしている[14]
  4. ^ 書籍しょせき円谷つぶらやプロぜん怪獣かいじゅう図鑑ずかん』ではヤミナギノツルギ表記ひょうきしている[12]
  5. ^ ともきむさとしおっと誤記ごき

出典しゅってん

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  1. ^ a b 平成へいせいウルトラビデオ全集ぜんしゅう 2002, p. 84, 「平成へいせい3さくビデオのげ」
  2. ^ a b c DVD『ウルトラマンティガ・ダイナ・ガイア メモリアルボックス ザ・ファイナル』(バンダイビジュアル BCBS-3147)封入ふうにゅうブックレット Interview01 小山こやま信行のぶゆき
  3. ^ a b c d e f g 平成へいせいウルトラビデオ全集ぜんしゅう 2002, p. 85, 「ウルトラマンティガ外伝がいでん 古代こだいよみがえ巨人きょじん
  4. ^ 週刊しゅうかん ウルトラマンオフィシャルデータファイル』トピックスより[よう文献ぶんけん特定とくてい詳細しょうさい情報じょうほう]
  5. ^ a b だい辞典じてん 2001, pp. 69–77, 「お」
  6. ^ だい辞典じてん 2001, p. 30.
  7. ^ だい辞典じてん 2001, p. 238.
  8. ^ だい辞典じてん 2001, pp. 84、217、232.
  9. ^ だい辞典じてん 2001, p. 329.
  10. ^ だい辞典じてん 2001, p. 221.
  11. ^ a b c d だい辞典じてん 2001, pp. 227–234, 「と」
  12. ^ a b c d e f g h i j k 円谷つぶらやプロぜん怪獣かいじゅう図鑑ずかん 2013, pp. 246–247
  13. ^ a b c d e f g h 平成へいせいウルトラビデオ全集ぜんしゅう 2002, p. 29, 「やみをもたらす古代こだいじゅう
  14. ^ a b c d e f g h i j k l ほう 下巻げかん 2003, p. 100, 「ウルトラマンティガ外伝がいでん 古代こだいよみがえ巨人きょじん
  15. ^ a b c d e UPM vol.03 2020, p. 25, 「ちょう古代こだい怪獣かいじゅう侵略しんりゃく宇宙うちゅうじん怪獣かいじゅう怪人かいじん
  16. ^ a b だい辞典じてん 2001, pp. 170
  17. ^ a b c だい辞典じてん 2001, p. 115
  18. ^ だい辞典じてん 2001, p. 186.
  19. ^ 平成へいせいウルトラビデオ全集ぜんしゅう 2002, p. 21.

出典しゅってん(リンク)

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参考さんこう文献ぶんけん

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  • 『ウルトラマンだい辞典じてん監修かんしゅう 円谷つぶらやプロダクション、ちゅうけい出版しゅっぱん、2001ねん12月21にちISBN 4-8061-1556-8 
  • テレビマガジン特別とくべつ編集へんしゅう 平成へいせいウルトラビデオ全集ぜんしゅう講談社こうだんしゃ、2002ねん6がつ25にちISBN 978-4-06-178427-7 
  • 『ウルトラマンほう下巻げかんたけ書房しょぼう、2003ねん5がつ9にちISBN 4-8124-0999-3 
  • 大石おおいし真司しんじ江口えぐちみずもと島崎しまざきあつし間宮まみや尚彦なおひこ円谷つぶらやプロぜん怪獣かいじゅう図鑑ずかん円谷つぶらやプロダクション監修かんしゅう小学館しょうがくかん、2013ねん3がつ11にちISBN 978-4-09-682074-2 
  • 講談社こうだんしゃ へん『ウルトラ特撮とくさつ PERFECT MOOK』 vol.03《ウルトラマンティガ》、講談社こうだんしゃ講談社こうだんしゃシリーズMOOK〉、2020ねん8がつ6にちISBN 978-4-06-519973-2 

関連かんれん項目こうもく

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