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カルト映画 - Wikipedia

カルト映画えいが

映画えいが分類ぶんるい

カルト映画えいが(Cult Film, Cult Movie, Cult Cinema)は、公開こうかい熱心ねっしんなファンを獲得かくとくして、長期ちょうきにわたってさまざまなかたちかえ鑑賞かんしょう消費しょうひされるようになった映画えいが作品さくひん[1]

しばしばカルト映画えいが代表だいひょうれいとされる『ロッキー・ホラー・ショー』を上映じょうえいするカリフォルニアの映画えいがかん1978ねん)。カルト映画えいが大都市だいとし大学生だいがくせいなどわか観客かんきゃく対象たいしょう深夜しんや上映じょうえいおこなわれ、人気にんき定着ていちゃくしていった。

一般いっぱんてき評価ひょうか嗜好しこう基準きじゅんからははずれているとみなされやすい俗悪ぞくあく低劣ていれつ作品さくひん熱狂ねっきょうてきれるファンの姿すがたを、宗教しゅうきょうじょうカルト・グループになぞらえてこのがある[1]おもだい大戦たいせんアメリカにおける映画えいが消費しょうひ行動こうどうをとらえてつくられた用語ようごで、現在げんざいでは日本にっぽんふく各国かっこく映画えいが作品さくひんたいしても使つかわれている[1]

映画えいが研究けんきゅう分野ぶんやでも明確めいかく定義ていぎはないが、そうじててい予算よさん乱造らんぞうされた主流しゅりゅう映画えいがすことがおおく、このてんでカルト映画えいがどう時期じき登場とうじょうした「エクスプロイテーション映画えいが」とおおきくかさなりあっている[1][2]

概要がいよう

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多様たようする嗜好しこう

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アメリカにおいて映画えいがなが大都市だいとし大型おおがたかんでのみ上映じょうえいされていたが、だい大戦たいせんのちになると、それがまず全国ぜんこく地方ちほう都市としへも拡散かくさんし、小型こがた上映じょうえいかん急増きゅうぞうした[3]。これをささえた要因よういんの1つとされるのは大学だいがく進学しんがくりつ上昇じょうしょう、つまりあたらしい文化ぶんか動向どうこうへの関心かんしんつよ大学生だいがくせい増加ぞうかである[4]。こうした環境かんきょう変化へんか背景はいけいに、アメリカ国内こくない上映じょうえいされる映画えいがは、芸術げいじゅつせいたか外国がいこく映画えいがから低俗ていぞく量産りょうさん作品さくひんまで、おおきくはばひろげることとなった[5]

このなかあらわれてきたのがわか観客かんきゃくたちによるあたらしい鑑賞かんしょう方法ほうほうで、そこでは従来じゅうらい評価ひょうか基準きじゅんにあえて反旗はんきをひるがえし、低俗ていぞくきわまる作品さくひんなか独自どくじ価値かち見出みいだして称揚しょうようするといったことがおこなわれた[6]。その最初さいしょ典型てんけいてきれいとされるのが、1975ねんジム・シャーマン英語えいごばん監督かんとくロッキー・ホラー・ショー』(The Rocky Horror Picture Show)である[3]

ロッキー・ホラー・ショーの登場とうじょう

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妖怪ようかい巨大きょだいおんな』(1958ねん)ポスター。1970年代ねんだいアメリカでは、一般いっぱん基準きじゅんからは俗悪ぞくあく低劣ていれつとみなされやすい作品さくひんこのんで「カルト映画えいが」として消費しょうひされた。

このミュージカル作品さくひんでは、かい衣装いしょうをまとった登場とうじょう人物じんぶつ終始しゅうしわるふざけをしつづける。物語ものがたり演技えんぎ映像えいぞう見事みごとさといったそれまで「映画えいが」とされる条件じょうけんいており最初さいしょ興行こうぎょうではまったく失敗しっぱいしたが[6]1970年代ねんだい風俗ふうぞく言葉ことばづかいをそのままんだ演出えんしゅつわか観客かんきゃく注目ちゅうもくし、ニューヨークなどで深夜しんや上映じょうえいかいかえおこなわれるようになった[5]

上映じょうえい回数かいすうかさねると、映画えいが衣装いしょうにまとった観客かんきゃくによるあつまり、作品さくひん登場とうじょうするわずかな台詞せりふ記憶きおくきそいあうあつまりなど、作品さくひんじくにさまざまな消費しょうひ行動こうどうはじまってゆく[3]

当時とうじのアメリカでは、カリスマてき人物じんぶつへの熱狂ねっきょうてき崇拝すうはい異教いきょうてき礼拝れいはい儀式ぎしき特徴とくちょうづけられる宗教しゅうきょう集団しゅうだんカルト」が急増きゅうぞうしており[7]1968ねんチャールズ・マンソンとその支持しじしゃらが「シャロン・テート殺害さつがい事件じけん」をこしておおきな社会しゃかい問題もんだいとなっていた[8]

ロッキー・ホラー・ショー』などの上映じょうえいあつまったわか観客かんきゃくは、自分じぶんたちのファン行動こうどうを、揶揄やゆをこめてこのカルトになぞらえ、崇拝すうはい対象たいしょうとなる作品さくひんを「カルト映画えいが」(Cult Film)とぶようになった[3]。また上記じょうきのような典型てんけいてきなカルト映画えいが受容じゅよう方法ほうほうは、以後いご大都市だいとし以外いがいでもおこなわれるようになってゆく[4]

カルト映画えいが拡大かくだい

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これをきっかけに、それまでたんなる時間じかんつぶしとしかおもわれていなかったおおくのBきゅう映画えいが作品さくひんが「かくれた傑作けっさく」と称賛しょうさんされるようになる。対象たいしょうとなった作品さくひん非常ひじょう多様たようで、ホラーポルノくわえて、『ぞく夕陽ゆうひのガンマン』 (1966) のようにイタリアで制作せいさくされた西部せいぶげきマカロニ・ウェスタン (Spaghetti Western)、『怪獣かいじゅうそう進撃しんげき』(1968) など日本にっぽん怪獣かいじゅう映画えいが、「ルチャシネマ」とばれるメキシコのプロレス映画えいが (Luchador films)といった映画えいが主流しゅりゅうからはずれていると当時とうじみなされていたジャンルがことさら注目ちゅうもくされ[1][6]エド・ウッド監督かんとくのように、生涯しょうがいBきゅう作品さくひんばかりをつづけた作家さっかこのんで引用いんようされた。

1970年代ねんだい、『ロッキー・ホラー・ショー』同様どうよう一見いっけんばかげた設定せっていかい物語ものがたりぎゃくわか観客かんきゃくきつけたれいとして、『ピンク・フラミンゴ』(1971ねん)や『アタック・オブ・ザ・キラー・トマト』(1978ねん)などがげられることがおお[9][10]

 
エド・ウッド監督かんとくの『プラン9・フロム・アウタースペース』(1959)。ウッドははやくからカルト映画えいがつくしゅとして受容じゅようされた[11]

以後いごエドガー・G・ウルマーダリオ・アルジェントロジャー・コーマンデヴィッド・クローネンバーグジョン・ウォーターズデヴィッド・リンチなどのつくしゅがカルトてき受容じゅよう対象たいしょうとなってゆく[1][4]

1980年代ねんだい以降いこう映画えいがビデオDVDつづいて動画どうが配信はいしんサービスによって視聴しちょうできるようになると「カルト作品さくひんさがしはぜん世界せかい対象たいしょうとなった[5]。この文脈ぶんみゃくで、アメリカでは大林おおばやし宣彦のぶひこ監督かんとくハウス』(1977ねん)など欧米おうべい以外いがい作品さくひんもカルト作品さくひんとみなされるようになった[3]

またこの時期じき以降いこうインターネット出現しゅつげんでファン同士どうし交流こうりゅう容易よういになり、世界せかい各地かくち作品さくひん情報じょうほう交換こうかんおこなわれるようになったため、現在げんざいでは特定とくてい作品さくひん監督かんとく・ジャンルなどを対象たいしょうに、さまざまな形態けいたい集会しゅうかい映画えいがさいおこなわれ、おおくのファンをあつめている[5]

ファン行動こうどうへの注目ちゅうもく

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カルト映画えいがとされる作品さくひんのほとんどは、上述じょうじゅつのとおりてい予算よさん乱造らんぞうされたマイナー作品さくひんだが[1]、しかし商業しょうぎょうてき成功せいこうしながら熱狂ねっきょうてきなファンをあつめている作品さくひん、たとえば『ハリー・ポッター』や『スター・ウォーズ』シリーズなどをカルト映画えいがふくめる論者ろんしゃもいる[5]映画えいが評論ひょうろんのハリー・ポタムキンは、チャップリン喜劇きげき映画えいがもカルト映画えいがなかふくめている[4]

現在げんざい映画えいが研究けんきゅうでは、ファンがカルト映画えいがをどのように消費しょうひして「積極せっきょくてき鑑賞かんしょう」(active spectatorship)を成立せいりつさせているかがおも関心かんしんで、たとえばファンによる朗読ろうどくコスプレ創作そうさくといった広義こうぎのパフォーマンスが、様々さまざまことなる作品さくひんをどのように引用いんよう流用りゅうようしてっているか、といったてん分析ぶんせきされている[4][5]。また近年きんねんでは友人ゆうじん同志どうしあつまってパーティーのでビデオを鑑賞かんしょうする、ファンがあつまって主題歌しゅだいか合唱がっしょうすることを容認ようにんする映画えいがかん上映じょうえい、なども研究けんきゅう対象たいしょうとなっている[5][12]

代表だいひょうてきなカルト映画えいが

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上述じょうじゅつのとおりカルト映画えいが統一とういつされた定義ていぎはなく、どの作品さくひんかぞえるかもろんしゃによってはばがあるが、批評ひひょう研究けんきゅうしゃらによる複数ふくすう出典しゅってん共通きょうつうして明確めいかくに「カルト映画えいが」とばれているものに、以下いか作品さくひんがある[10][13][14]

公開こうかいねん 邦題ほうだい 原題げんだい 監督かんとくめい
1932ねん フリークス Freaks トッド・ブラウニング
1956ねん ボディ・スナッチャー/恐怖きょうふまち Invasion of the Body Snatcher ドン・シーゲル
1959ねん プラン9・フロム・アウタースペース Plan 9 from Outer Space エド・ウッド
1960ねん ぬられた墓標ぼひょう Black Sunday マリオ・バーヴァ
1965ねん ファスター・プシィキャット!キル!キル! Faster, Pussycat! Kill! Kill! ラス・メイヤー
1968ねん ナイト・オブ・ザ・リビングデッド Night of the Living Dead ジョージ・A・ロメロ
1970ねん エル・トポ El Topo アレハンドロ・ホドロフスキー
1971ねん 時計とけいじかけのオレンジ A Clockwork Orange スタンリー・キューブリック
1971ねん ハロルドとモード 少年しょうねんにじわた Harold and Maude ハル・アシュビー
1972ねん ピンク・フラミンゴ Pink Flamingos ジョン・ウォーターズ
1974ねん 悪魔あくまのいけにえ The Texas Chain Saw Massacre トビー・フーパー
1975ねん ロッキー・ホラー・ショー The Rocky Horror Picture Show ジム・シャーマン英語えいごばん
1975ねん デス・レース2000ねん Death Race 2000 ポール・バーテル
1977ねん イレイザーヘッド Eraserhead デイヴィッド・リンチ
1977ねん サスペリア Suspiria ダリオ・アルジェント
1978ねん アタック・オブ・ザ・キラー・トマト Attack of the Killer Tomatoes ジョン・デ・ベロ
1979ねん マッドマックス Mad Max ジョージ・ミラー
1982ねん ブレードランナー Blade Runner リドリー・スコット
1984ねん レポマン Repo Man アレックス・コックス
1985ねん 未来みらい世紀せいきブラジル Brazil テリー・ギリアム
1988ねん ゼイリブ They Live ジョン・カーペンター
1992ねん バッフィ/ザ・バンパイア・キラー Buffy the Vampire フラン・ルーベル・クズイ英語えいごばん
1994ねん パルプ・フィクション Pulp Fiction クエンティン・タランティーノ
1996ねん スクリーム Scream ウェス・クレイヴン
1998ねん ビッグ・リボウスキ The Big Lebowski イーサン・コーエン、 ジョエル・コーエン
1998ねん ラン・ローラ・ラン Run Lola Run トム・ティクヴァ
1999ねん ファイト・クラブ Fight Club デヴィッド・フィンチャー
2000ねん メメント Memento クリストファー・ノーラン
2000ねん アメリカン・サイコ American Psycho メアリー・ハロン
2000ねん スナッチ Snatch ガイ・リッチー
2001ねん マルホランド・ドライブ Mulholland Drive デヴィッド・リンチ
2001ねん ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ Hedwig and the Angry Inch ジョン・キャメロン・ミッチェル
2003ねん ザ・ルーム The Room トミー・ウィゾー

興行こうぎょうがわ宣伝せんでんのため自称じしょうする場合ばあいなど、明確めいかく出典しゅってん提示ていじできないもの。

公開こうかいねん 邦題ほうだい 原題げんだい 監督かんとくめい
1999ねん マルコヴィッチのあな Being John Malkovich スパイク・ジョーンズ
2000ねん バトル・ロワイアル Battle Royale 深作ふかさく欣二きんじ
2001ねん ドニー・ダーコ Donnie Darko リチャード・ケリー
2004ねん ショーン・オブ・ザ・デッド Shaun of the Dead エドガー・ライト
2004ねん ナポレオン・ダイナマイト Napoleon Dynamite ジャレッド・ヘス
2006ねん パンズ・ラビリンス El laberinto del fauno ギレルモ・デル・トロ
2007ねん グラインドハウス Grindhouse ロバート・ロドリゲス
クエンティン・タランティーノ
2009ねん ムカデ人間にんげん The Human Centipede (First Sequence) トム・シックス

以下いかは「カルトの帝王ていおう」とばれたことのある映画えいが監督かんとくれい

外部がいぶリンク

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おもに2000年代ねんだい以降いこうについてカルト映画えいがれいげる批評ひひょうなどによる記事きじ

これらのリストで共通きょうつうしてかえ言及げんきゅうされている作品さくひんに、以下いかれいがある。

公開こうかいねん 邦題ほうだい 原題げんだい 監督かんとく
2010 スコット・ピルグリム VS. 邪悪じゃあくもとカレ軍団ぐんだん Scott Pilgrim vs. the World エドガー・ライト
2010 タッカーとデイル 史上しじょう最悪さいあくにツイてないヤツら Tucker and Dale vs Evil イーライ・クレイグ
2011 アタック・ザ・ブロック Attack the Block ジョー・コーニッシュ
2012 キャビン The Cabin in the Woods ドリュー・ゴダード
2014 ババドック 暗闇くらやみ魔物まもの The Babadook ジェニファー・ケント

脚注きゃくちゅう

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出典しゅってん

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  1. ^ a b c d e f g "Cult Film" Kuhn, Annette and Guy Westwell. A Dictionary of Film Studies, 2 ed. (Oxford University Press, 2020)
  2. ^ "Exploitation film", Annette Kuhn  and Guy Westwell eds., A Dictionary of Film Studies, 2 ed., Oxford University Press, 2020.
  3. ^ a b c d e Jancovich, Mark Defining Cult Movies: The Cultural Politics of Oppositional Taste (Manchester University Press, 2003)
  4. ^ a b c d e Mathijs, Ernest; Mendik, Xavier, eds. The Cult Film Reader, Open University Press, 2007
  5. ^ a b c d e f g Sexton, Jamie and Mathijs, Ernest (eds.), The Routledge Companion to Cult Cinema (Routledge, 2020).
  6. ^ a b c Telotte, J. P. The Cult Film Experience: Beyond All Reason (University of Texass Press, 1991).
  7. ^ Beckford, James A. "Cults." Encyclopedia of Politics and Religion, edited by Robert Wuthnow, CQ Press, 2nd edition, 2006.
  8. ^ Levine, Robert. "Cults." Encyclopedia of Murder and Violent Crime, Harvey Wallace, Sage Publications, 1st edition, 2003.
  9. ^ Scott-Travis, Shane (2015ねん5がつ22にち). “The 25 Greatest Cult Movies of All Time” (英語えいご). Taste of Cinema - Movie Reviews and Classic Movie Lists. 2022ねん11月19にち閲覧えつらん
  10. ^ a b Readers' Poll: The 25 Best Cult Movies of All Time” (英語えいご). Rolling Stone (2014ねん5がつ7にち). 2022ねん11月19にち閲覧えつらん
  11. ^ Palopoli, Steve (2006ねん5がつ31にち). “Cult Leader: "Plan 9 from Outer Space"” (英語えいご). Metro Silicon Valley. https://www.metroactive.com/metro/05.31.06/cult-0622.html 2022ねん11月19にち閲覧えつらん 
  12. ^ Tryon, Chuck (2009). “Video from the Void: Video Spectatorship, Domestic Film Cultures, and Contemporary Horror Film”. Journal of Film and Video 61 (3): 40–51. ISSN 0742-4671. https://www.jstor.org/stable/20688633. 
  13. ^ Olson, Christopher J. 100 Greatest Cult Films (London: Roman & Littlefield, 2018)
  14. ^ 柳下やぎした毅一郎きいちろう興行こうぎょうたちの映画えいが : エクスプロイテーション・フィルムぜん』(青土おうづちしゃ、2003ねん / 2018ねん 新装しんそうばん
  15. ^ 東京とうきょう渋谷しぶやで"カルトの帝王ていおう"ホドロフスキー監督かんとくつまによるドローイングてん”. マイナビニュース. マイナビ (2014ねん8がつ7にち). 2022ねん11月19にち閲覧えつらん
  16. ^ 追悼ついとう石井いしい輝男てるおまつり”. シネマスコーレ. 2016ねん3がつ5にち時点じてんオリジナルよりアーカイブ。2015ねん4がつ7にち閲覧えつらん
  17. ^ “カルトの帝王ていおう”フィリップ・リドリーの14ねんぶり監督かんとくさく、5月公開こうかい”. 映画えいが.com (2013ねん4がつ12にち). 2022ねん11月19にち閲覧えつらん

参照さんしょう文献ぶんけん一覧いちらん

  • Jancovich, Mark Defining Cult Movies: The Cultural Politics of Oppositional Taste (Manchester University Press, 2003)
  • Mathijs, Ernest and Xavier Mendik eds., The Cult Film Reader (Open University Press, 2007). ISBN 978-0335219230 The Cult Film Reader - Google ブックス
  • Olson, Christopher J. 100 Greatest Cult Films (London: Roman & Littlefield, 2018)
  • Sexton, Jamie and Mathijs, Ernest eds., The Routledge Companion to Cult Cinema (Routledge, 2020).

関連かんれん文献ぶんけん

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研究けんきゅう文献ぶんけん欧文おうぶん

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  • Church, David. Grindhouse nostalgia : memory, home video and exploitation film fandom (Edinburgh : Edinburgh University Press, 2015)
  • Dubois, Régis. Drive-in & grindhouse cinema 1950's-1960's (Paris : Éditions Imho, 2017)
  • Harvis, Allan. Cult Films: Taboo and Transgression. Lanham, MD: University Press of America, 2008.
  • Hills, Matt, ed. "Special Issue: Cult Cinema and Technological Change," New Review of Film and Television Studies, 13.1 (January 2015).
  • Holmlund, Chris, and Justin Wyatt, eds. Contemporary American Independent Film: From the Margins to the Mainstream. Abingdon, UK: Routledge, 2004.
  • Hunter, I. Q., and Heidi Kaye, eds. Trash Aesthetics: Popular Culture and Its Audience. Chicago: Pluto, 1997.
  • Hunter,  I. Q. Cult Film As a Guide to Life: Fandom, Adaptation and Identity (Bloomsbury, 2016)
  • Muller, Eddie and Daniel Faris. Grindhouse : the forbidden world of "adults only" cinema (New York : St. Martin's Griffin, 1996)

研究けんきゅう文献ぶんけん邦文ほうぶん

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  • ロビン・ウッド「アメリカのホラー映画えいが 序説じょせつ」〔岩本いわもとけんほかへん『「しん映画えいが理論りろん集成しゅうせい 1 :歴史れきし人種じんしゅ/ジェンダー』フィルムアートしゃ、 1988ねん、 44~76)
  • 柳下やぎした毅一郎きいちろう興行こうぎょうたちの映画えいが : エクスプロイテーション・フィルムぜん』(青土おうづちしゃ、2003ねん / 2018ねん 新装しんそうばん

関連かんれん項目こうもく

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