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スティッフパーソン症候群 - Wikipedia

スティッフパーソン症候群しょうこうぐん

非常ひじょうまれ進行しんこうせい神経しんけいせい疾患しっかんで、自己じこ免疫めんえき疾患しっかん一種いっしゅ

スティッフパーソン症候群しょうこうぐん( - しょうこうぐん、stiff-person syndrome:SPS)とは、非常ひじょうまれ進行しんこうせい神経しんけいせい疾患しっかんで、自己じこ免疫めんえき疾患しっかん一種いっしゅ筋肉きんにく弛緩しかんさせるための神経しんけい系統けいとうがうまくはたらかず、いたみをともなからだ硬直こうちょくすじ痙攣けいれんこし、おと接触せっしょくなどの体感たいかんによって症状しょうじょう誘発ゆうはつ悪化あっかする(別名べつめい:スティッフマン症候群しょうこうぐん(stiff-man syndrome:SMS)、スティフ・マン症候群しょうこうぐん全身ぜんしん強直きょうちょく症候群しょうこうぐん全身ぜんしん硬直こうちょく症候群しょうこうぐん、stiff-person症候群しょうこうぐん、stiff-man症候群しょうこうぐん、Moersch-Woltman syndrome)。

スティッフパーソン症候群しょうこうぐん
概要がいよう
診療しんりょう 神経しんけいがく
分類ぶんるいおよび外部がいぶ参照さんしょう情報じょうほう
ICD-10 G25.8
ICD-9-CM 333.91
OMIM 184850
DiseasesDB 12428
eMedicine neuro/353
MeSH D016750

概要がいよう

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からだうごかすさい本来ほんらい交互こうごはたら主動しゅどうすじ拮抗きっこうすじが、ちからゆるめることができず同時どうじ収縮しゅうしゅくしたままとなり、筋肉きんにく硬直こうちょく痙攣けいれんミオクローヌスこす。また、感覚かんかく刺激しげきへの反応はんのう敏感びんかんになり、おおきなおとからだ接触せっしょく状況じょうきょうきゅう変化へんかなどによって筋肉きんにく症状しょうじょう誘発ゆうはつ悪化あっかする。これらの症状しょうじょう中枢ちゅうすう神経しんけいにおける抑制よくせいせい神経しんけい伝達でんたつGABA作動さどうせいグリシン作動さどうせい)の低下ていかによりしょうじる。これらの低下ていかは、グルタミン酸ぐるたみんさんデカルボキシラーゼ (GAD) やアンフィフィシンゲフィリン、グリシン受容じゅようたいなど、GABAやグリシンに関連かんれんする体内たいない物質ぶっしつ自己じこ免疫めんえきによりうしなわれたためにこるとかんがえられている。

1956ねんメイヨークリニックのMoerschとWoltmanによりはじめて報告ほうこくされた[1]

種類しゅるい

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初期しょき報告ほうこくされたSPS(古典こてんてきSPS)はからだみき硬直こうちょくおも症状しょうじょうとする。一方いっぽうべつ臨床りんしょう症状しょうじょう特徴とくちょうとするSPSのがたがいくつか報告ほうこくされ、その、これらをSPSプラス症候群しょうこうぐんとするかんがえが提起ていきされた[2]。このなかには、すじ硬直こうちょくともな進行しんこうせいのう脊髄せきずいえん (PER) 、すじ反射はんしゃせいスティッフマン症候群しょうこうぐん四肢ししあし主部しゅぶとするSLSの3タイプがげられている。

古典こてんてきSPS

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すうねん単位たんい慢性まんせいてき進行しんこうする。おもからだみきむね腹部ふくぶこし背中せなか)を主部しゅぶとして、すじ硬直こうちょく強直きょうちょく)や痙攣けいれん発生はっせいする。しだいに症状しょうじょうきん四肢しし(ふとももやうで)にもあらわれ、さらには全身ぜんしんへと症状しょうじょう進行しんこうする。長期ちょうきのSPSでは、PERMの症状しょうじょう突然とつぜん脳幹のうかん障害しょうがい)があらわれることもある。

すじ硬直こうちょくともな進行しんこうせいのう脊髄せきずいえん

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(Progressive encephalomyelitis with rigidity; PER) 全身ぜんしん症状しょうじょうあらわれる。すう週間しゅうかんからすうげつ急激きゅうげき悪化あっかし、突然とつぜんこす場合ばあいもある。脳幹のうかん障害しょうがい眼球がんきゅう運動うんどう障害しょうがい難聴なんちょう、構音・嚥下えんか障害しょうがいなど)、ちょう経路けいろ徴候ちょうこう顕著けんちょあらわれ、典型てんけいてきなSPSと区別くべつされる。しかし、長期ちょうきのSPSはPERMさま症状しょうじょう出現しゅつげんすることもある。

別名べつめいすじ硬直こうちょくとミオクローヌスをともな進行しんこうせいのう脊髄せきずいえん (Progressive encephalomyelitis with rigidity and myoclonus; PERM) 。

すじ反射はんしゃせいスティッフマン症候群しょうこうぐん

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(jerking stiff-man syndrome) ミオクローヌス反射はんしゃ (myoclonic jerks) のあるスティッフパーソン症候群しょうこうぐん。この反射はんしゃ脳幹のうかん症状しょうじょうかんがえられるが、PERとことなり、ちょう経路けいろ障害しょうがいられない。この病気びょうきについては、すじ硬直こうちょくともな進行しんこうせいのう脊髄せきずいえんおな病気びょうきとする文献ぶんけんもある一方いっぽう[3]、ミオクローヌス反射はんしゃ古典こてんてきSPSの症状しょうじょうひとつとするかんがかた[4]のように、SPSのがたとしてあつかわない文献ぶんけんもある。

別名べつめいすじ反射はんしゃせいSMS (jerking SMS) 、ミオクローヌス関連かんれんSPS (SPS associated with myoclonus) 。

四肢しし硬直こうちょく症候群しょうこうぐんあし硬直こうちょく症候群しょうこうぐん(SLS)

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障害しょうがい発生はっせい部位ぶいが、一部いちぶ四肢ししうであし)に限定げんていされる(限局げんきょくせいSPS)。全身ぜんしん進行しんこうすることはすくないとされたが、現在げんざいは、典型てんけいてきSPSに進行しんこうするぜん段階だんかいともわれている。ミオクローヌス反射はんしゃられない。

別名べつめい:stiff-limb症候群しょうこうぐん (stiff-limb syndrome; SLS) 、stiff-leg症候群しょうこうぐん (stiff-leg syndrome) 。

合併症がっぺいしょう

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おも合併症がっぺいしょうとして、自己じこ免疫めんえき疾患しっかんはた腫瘍しゅよう症候群しょうこうぐんがある(#原因げんいん - #腫瘍しゅよう随伴ずいはんせい参照さんしょう)。

自己じこ免疫めんえき疾患しっかん

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SPSでは、さまざまな自己じこ免疫めんえき疾患しっかん自己じこ抗体こうたいあらわれる。こうGAD抗体こうたい陽性ようせいのSPSでおおいのが1がた糖尿とうにょうびょうで、最大さいだい35%という報告ほうこくもある[5]甲状腺こうじょうせん疾患しっかん橋本はしもとびょうバセドウびょう)、悪性あくせい貧血ひんけつ白斑はくはん併発へいはつれいおおいとされる[4]。そのほか、重症じゅうしょうすじ無力むりょくしょう[6]多発たはつせい硬化こうかしょう[7]などの併発へいはつれいがある。

神経しんけいせい症状しょうじょう

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SPSでは、運動うんどう失調しっちょう(10%)、てんかん(5-10%)、眼球がんきゅう運動うんどう障害しょうがい単一たんいつ恐怖きょうふ不安ふあんしょうなどの神経しんけいせい症状しょうじょう併発へいはつすることがおお[5]

原因げんいん

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この病気びょうき自己じこ免疫めんえき疾患しっかんかんがえられており、数種類すうしゅるい自己じこ抗体こうたい原因げんいん物質ぶっしつとされている。しかし、抗体こうたい検出けんしゅつされない(陰性いんせいの)症例しょうれいもある。とく重要じゅうようとされるのはグルタミン酸ぐるたみんさんデカルボキシラーゼにたいする自己じこ抗体こうたいこうGAD抗体こうたいこうアンフィフィシン抗体こうたいである。

自己じこ抗体こうたい

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SPSの症状しょうじょう関連かんれんするとかんがえられる抗体こうたいは、こうGAD抗体こうたいこうアンフィフィシン抗体こうたいこうゲフィリン抗体こうたいこうGABARAP抗体こうたいこうGLRA1抗体こうたいがある。こうGAD抗体こうたい患者かんじゃの60%でつかるとされるが[8]、85%とする文献ぶんけんもある[5]こうアンフィフィシン抗体こうたい患者かんじゃかず%で発見はっけんされる[9]こうGABARAP抗体こうたいはSPSのあらたなマーカーとされ[10]患者かんじゃの65%で検出けんしゅつされるともわれる[5]こうゲフィリン抗体こうたい腫瘍しゅよう随伴ずいはんせいSPSの1れい[11]こうGLRA1抗体こうたいはグリシン受容じゅようたいαあるふぁ1サブユニットにたいする抗体こうたいで、最初さいしょPERMの1れい[12]確認かくにんされたのち複数ふくすうのSPS患者かんじゃからも検出けんしゅつされるようになった[13]

腫瘍しゅよう随伴ずいはんせい

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腫瘍しゅよう発生はっせいともない、SPSを併発へいはつすることがある(はた腫瘍しゅよう症候群しょうこうぐん腫瘍しゅよう随伴ずいはん症候群しょうこうぐん)。この場合ばあいこうアンフィフィシン抗体こうたいたか割合わりあい検出けんしゅつされる。

こうアンフィフィシン抗体こうたい陽性ようせい場合ばあい、SPSの症状しょうじょうくびうでまわりにつよあらわれることがおおい。おも症例しょうれいとして、にゅうがんむね腺腫せんしゅホジキンリンパしゅはいがんなどがある[3]

症状しょうじょう

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典型てんけいてきなSPSは、からだみきじく周囲しゅうい筋肉きんにく主部しゅぶとするが、そのほか全身ぜんしんせい特定とくてい部位ぶい顕著けんちょ症状しょうじょうなど多岐たきにわたる。かく部位ぶい筋肉きんにくでは、硬直こうちょく (stiffness) 、かたちぢみ (rigidity) 、痙攣けいれん (spasm) 、ミオクローヌス (myoclonus) などが発生はっせいする。

  • はた脊柱せきちゅうすじ強直きょうちょくにより、からだゆみなりになる(ぜん弯症、脊柱せきちゅうぜん弯過)。
  • 全身ぜんしんすじ硬直こうちょくいたじょうろう人形にんぎょうじょう、「スズの兵隊へいたい (tin soldier) 」)。全身ぜんしん痙攣けいれん、ミオクローヌス(すじ間代まだい)。
  • 表情ひょうじょうすじ硬直こうちょくによる、表情ひょうじょう減少げんしょう咽頭いんとう喉頭こうとうすじ硬直こうちょくによる、嚥下えんか障害しょうがい、構音障害しょうがい
  • 胸部きょうぶ硬直こうちょくによる、呼吸こきゅう困難こんなん
  • 腰部ようぶあし硬直こうちょくによる歩行ほこう困難こんなん転倒てんとう
  • うであし強直きょうちょく痙攣けいれん

自律じりつ神経しんけい障害しょうがい

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発作ほっさせい自律じりつ神経しんけい障害しょうがいとして、一時いちじてき異常いじょう高熱こうねつ発汗はっかんしき呼吸こきゅうこころ搏急そく瞳孔どうこう拡大かくだい高血圧こうけつあつがおきる場合ばあいがある。

診断しんだん

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診断しんだん基準きじゅんとして、以下いかの4てん提起ていきされた[14]

  1. 四肢ししじくからだみきすじすじかたちぢみ腹部ふくぶむね腰部ようぶはた脊柱せきちゅうすじ顕著けんちょ) - からだ回転かいてん屈曲くっきょく困難こんなんになる
  2. 作動さどうすじ拮抗きっこうすじ継続けいぞく共同きょうどう短縮たんしゅく臨床りんしょうてき電気でんき生理学せいりがくてき追認ついにんされる)
  3. 予想よそうがいおと触覚しょっかくがた刺激しげき感情かんじょうてき動揺どうようにより促進そくしんされる不規則ふきそく痙攣けいれん
  4. 硬直こうちょくかたちぢみ症状しょうじょうとする、神経しんけいせい疾患しっかん不在ふざい

そのほか、こうGAD65抗体こうたいこうアンフィフィシン抗体こうたいなどの自己じこ抗体こうたい検出けんしゅつ診断しんだん一助いちじょとなる。以前いぜんは、ジアゼパムによる症状しょうじょう改善かいぜん診断しんだん基準きじゅんひとつであった[15]が、陰性いんせいりつたかいために、現在げんざいでは診断しんだん基準きじゅんとしては推奨すいしょうされない[3]

診断しんだん補助ほじょする検査けんさとして、表面ひょうめんすじでんによる測定そくていと、自己じこ抗体こうたい検査けんさがある。

治療ちりょう

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根治こんじできる治療ちりょうはなく、基本きほんてき対症療法たいしょうりょうほうとなる。日常にちじょうてき服用ふくよう内服ないふく治療ちりょうと、免疫めんえき状態じょうたい改善かいぜんする免疫めんえき治療ちりょうがある。また、はた腫瘍しゅよう症候群しょうこうぐん場合ばあい腫瘍しゅよう除去じょきょおこなわれる。

内服ないふく治療ちりょう

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一時いちじてき筋肉きんにく弛緩しかんさせるくすりとして、ジアゼパム(セルシン、エリスパン、ジアパックス、セエルカム)、バクロフェン(ギャバロン、リオレサール)などのGABA作動さどうやく服用ふくようする。これらは通常つうじょう経口けいこう投与とうよされる。特別とくべつ治療ちりょうほうとして、体内たいないのポンプで持続じぞくてきにバクロフェンを投与とうよするITB療法りょうほう(バクロフェンずいちゅう療法りょうほう)もおこなわれたれいがある。

免疫めんえき治療ちりょう

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おも治療ちりょうほうとして、免疫めんえきグロブリン療法りょうほう (IVIg) 、アフェレーシス療法りょうほう血漿けっしょう交換こうかん免疫めんえき吸着きゅうちゃく)、免疫めんえき抑制よくせい療法りょうほうステロイド免疫めんえき抑制よくせいざい投与とうよ)がある。リツキシマブ(リツキサン)を使用しようし、改善かいぜんした症例しょうれいもあるが、NINDS によるだい2そう臨床りんしょう試験しけんは、明確めいかく効用こうようみとめられなかったとの発表はっぴょう[16]があり、その効果こうかについては不透明ふとうめいである。

診療しんりょう

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罹患りかんした人物じんぶつ

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出典しゅってん

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  1. ^ Moersch, F. P., Woltman, H. W. (1956). “Progressive fluctuating muscular rigidity and spasms ('stiff-man' syndrome): report of a case and some observations in 13 other cases”. Mayo Clin. Proc. 31 (15): pp. 421-7. PMID 13350379. 
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関連かんれん文献ぶんけん

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関連かんれん項目こうもく

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外部がいぶリンク

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