ソウル新聞しんぶん

ソウル新聞しんぶん（韓国かんこく語ご：서울신문）は、韓国かんこくの首都しゅと・ソウル特別とくべつ市しに本社ほんしゃを置おく新聞しんぶん社しゃである。

概要がいよう

1904年ねん7月がつ18日にちに創刊そうかんした韓国かんこく最古さいこの新聞しんぶん・大韓たいかん毎日まいにち申さる報ほうの後身こうしんである毎日まいにち新報しんぽうが、1945年ねん11月がつ10日とおかの占領せんりょう軍ぐん軍政ぐんせい長官ちょうかんによる命令めいれいで一時いちじ停刊ていかん、その編集へんしゅう幹部かんぶや社員しゃいんが中心ちゅうしんとなって11月23日にちに夕刊ゆうかん紙しとして創刊そうかんした（但ただし紙かみ齢よわいについては大韓たいかん毎日まいにち申さる報ほう→毎日まいにち新報しんぽうのものを継承けいしょうしている）。

一貫いっかんして政府せいふ寄よりの論調ろんちょうであり、四よん月がつ革命かくめいではデモ隊たいの学生がくせいの急襲きゅうしゅうを受うけた。朴ぼく正煕せいき時代じだいには半なかば政府せいふの準じゅん機関きかん紙し的てきな存在そんざいとなり、「政権せいけんのトランペット」とまで揶揄やゆされた。ハングル化かの流ながれにも先鞭せんべんをつけているが、直すぐに漢字かんじ混交こんこう文ぶんに戻もどしている。

1998年ねん11月11日にちに題号だいごうを大韓たいかん毎日まいにちに改称かいしょう・社名しゃめいも大韓たいかん毎日まいにち新報しんぽう社しゃとするが、2004年ねんに再度さいどソウル新聞しんぶんに復ふくした。

論争ろんそう

• 2011年ねん3月11日にち、日本にっぽんで起おきた東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいを3月がつ12日にちに「日本にっぽん沈没ちんぼつ」という大おおきな見出みだしで掲載けいさいし、日本にっぽん映画えいが『日本にっぽん沈没ちんぼつ』と比較ひかくした（同様どうよう行為こういは中央日報ちゅうおうにっぽうにも掲載けいさいされた）。日本にっぽん沈没ちんぼつの映画えいがを連想れんそうさせるため、インターネット上じょうで非難ひなんされた。
• 産経新聞さんけいしんぶんソウル支局しきょく長ちょう名誉めいよ毀損きそん起訴きそ事件じけんで無罪むざいとなった加藤かとう達也たつやに関かんして、「加藤かとう前ぜん支局しきょく長ちょうが『裁判さいばん費用ひよう一切いっさいを補償ほしょうせよ』と政府せいふ相手あいてに訴訟そしょう」という見出みだしの記事きじを2016年ねん4月がつ17日にちに電子でんし版ばんに掲載けいさいした。しかし、加藤かとうが請求せいきゅうしたのは裁判さいばん費用ひよう一切いっさいではなく、韓国かんこくの刑事けいじ訴訟そしょう法ほうで定さだめられた出国しゅっこく禁止きんし解除かいじょから無罪むざい判決はんけつまで公判こうはんに出席しゅっせきするための東京とうきょう─ソウル往復おうふくの旅費りょひと宿泊しゅくはく費ひなど最低限さいていげんの実費じっぴだけであり、なおかつ、政府せいふ相手あいてに訴訟そしょうを起おこしたのではなく規定きていに沿そって請求せいきゅう手続てつづきをしただけであった。加藤かとうはソウル新聞しんぶんの記者きしゃに訂正ていせいを求もとめた。

主おもな発行はっこう紙し誌し

• ソウル新聞しんぶん
• 新天地しんてんち
• サンデーソウル
• スポーツソウル
• ピープル

関連かんれん項目こうもく

• 中日新聞ちゅうにちしんぶん - 提携ていけい先さき

外部がいぶリンク

• ソウル新聞しんぶん