タラートプルー駅えき

タラートプルー駅えき（タラートプルーえき、タイ語ご : สถานีตลาดพลู）は、タイ王国おうこくのバンコク都とトンブリー区くにある、タイ国有こくゆう鉄道てつどうメークローン線せん及およびバンコク・スカイトレイン シーロム線せんの駅えきである。

同おなじ駅名えきめいを付つけられているが、2つの駅えきは1kmほど離はなれており、徒歩とほ移動いどうの場合ばあいは15分ふん程度ていどかかる。

タイ国有こくゆう鉄道てつどう　メークローン線せん（マハーチャイ線せん）

タラートプルー駅えき
タラートプルー駅えき 2023年ねん3月がつ25日にち
ตลาดพลู Talat Phlu
◄ウォンウィエンヤイ (1.78 km) (0.67 km) ウターカート►
所在地しょざいち	タイ王国おうこく バンコク都とトンブリー区く 北緯ほくい13度ど43分ふん14.98秒びょう 東経とうけい100度ど28分ふん40.84秒びょう
駅えき番号ばんごう	5003
所属しょぞく事業じぎょう者しゃ	タイ国有こくゆう鉄道てつどう
等級とうきゅう	三さん等とう駅えき
所属しょぞく路線ろせん	メークローン線せん （マハーチャイ線せん）
キロ程ほど	1.78 km（ウォンウィアン・ヤイ駅えき起点きてん）
駅えき構造こうぞう	地上ちじょう駅えき
ホーム	1面めん1線せん
開業かいぎょう年月日ねんがっぴ	1905年ねん1月がつ4日にち

概要がいよう

タイ国有こくゆう鉄道てつどう・メークローン線せんは、民営みんえい鉄道てつどう（私鉄してつ）として開業かいぎょうした歴史れきしを持もち、現在げんざいの当とう駅えき付近ふきんを含ふくむ東側ひがしがわ区間くかんのクローンサーン - マハーチャイ間あいだ（マハーチャイ線せん）が1905年ねん1月がつ4日にちにターチーン鉄道てつどうとして、西側にしがわ区間くかんのバーンレーム - メークローン間あいだが1907年ねん7月がつ12日にちにメークローン鉄道てつどうとして、それぞれ開通かいつうしている。

かつては電化でんかされ電車でんしゃも運行うんこうされていたが、現在げんざいでは気動車きどうしゃのみによる運行うんこう形態けいたいである。内燃ないねん化か後ごもマハーチャイ線せん区間くかんについては運行うんこう本数ほんすうも多おおく、時間じかん帯たいにより最短さいたん30分ふん間隔かんかくでの列車れっしゃ運行うんこうが行おこなわれている。

歴史れきし

• 1905年ねん1月がつ4日にち 【開業かいぎょう】ウォンウィアン・ヤイ駅えき　-　 マハーチャイ駅えき (31.22 km)
• 1908年ねん10月6日にち 【合併がっぺい】メークローン鉄道てつどうとターチーン鉄道てつどうが合併がっぺい
• 1926年ねん2月がつ12日にち 【電化でんか】クローンサーン駅えき- ワットサイ停車場ていしゃじょう
• 1927年ねん 【電化でんか】ワットサイ停車ていしゃ場じょう- ワットシン駅えき
• 1931年ねん 【電化でんか】ワットシン駅えき- バーンボーン停車場ていしゃじょう
• 1942年ねん1月がつ26日にち 【軍事ぐんじ指揮しき下か】メークローン鉄道てつどう軍事ぐんじ指揮しき下かに入はいる
• 1945年ねん10月25日にち 【民営みんえい化か】メークローン鉄道てつどう軍事ぐんじ指揮しき下か解除かいじょ
• 1946年ねん5月8日にち 【国有こくゆう化か】国こくがメークローン鉄道てつどうを200万まんバーツで購入こうにゅう
• 1955年ねん 【電化でんか廃止はいし】クローンサーン駅えき- バーンボーン停車場ていしゃじょう
• 1961年ねん1月がつ1日にち 【廃止はいし】クローンサーン駅えき　-　ウォンウィエン・ヤイ駅えき

駅えき構造こうぞう

単式たんしき1面めん1線せんの地上ちじょう駅えきである。

バンコク・スカイトレイン　シーロム線せん

タラートプルー駅えき
ตลาดพลู Talat Phlu
◄S9 ポーニミット (1.16 km) (0.92 km) ウターカート S11►
所在地しょざいち	タイ王国おうこく バンコク都と トンブリー区く 北緯ほくい13度ど42分ふん51秒びょう 東経とうけい100度ど28分ふん36秒びょう
駅えき番号ばんごう	S10
所属しょぞく事業じぎょう者しゃ	バンコク・スカイトレイン
所属しょぞく路線ろせん	■シーロム線せん
駅えき構造こうぞう	高架こうか駅えき
ホーム	2面めん2線せん
開業かいぎょう年月日ねんがっぴ	2013年ねん2月がつ14日にち

概要がいよう

2013年ねん2月がつ14日にちに、シーロム線せんがポーニミット駅えきより当とう駅えきまで路線ろせん延長えんちょうされ、それにともない終着駅しゅうちゃくえきとして開業かいぎょうした。開業かいぎょう後ご約やく10ヶ月かげつ間あいだは終着駅しゅうちゃくえきであったが同年どうねん12月がつ5日にちにバーンワー駅えきまで延伸えんしん開業かいぎょうしたことにより中間なかま駅えきとなった 。駅えき番号ばんごうは「S10」。

運賃うんちんはウォンウィアン・ヤイ - バーンワーは乗車じょうしゃ距離きょりに関係かんけいなく15バーツ均一きんいつとなった。この区間くかん以外いがいの駅えきより乗車じょうしゃの際さいにはウォンウィアン・ヤイ駅えきまでの運賃うんちんに加くわえて15バーツが徴収ちょうしゅうされる。

駅えき構造こうぞう

高架こうか式しき3層そう構造こうぞうで地上ちじょう部分ぶぶんはラチャプルック通どおりとなっており、2階かい部分ぶぶんは改札かいさつ・連絡れんらく通路つうろとなっている、相対そうたい式しきホーム2面めん2線せんの高架こうか駅えきである。

駅えき階層かいそう

3階かい
	相対そうたい式しきホーム
	3番線ばんせん・下くだり	ウターカート、バーンワー方面ほうめん
	4番線ばんせん・上のぼり	ポーニミット、サラデーン・サナームキラーヘンチャート方面ほうめん
	相対そうたい式しきホーム
2階かい	コンコース	自動じどう券売けんばい機き、自動じどう改札かいさつ口こう
1階かい	出入口でいりぐち	ラチャプルック通どおり

駅えき周辺しゅうへん

• ザ・モール タープラ店てん

参考さんこう文献ぶんけん

• 岡本おかもと和之かずゆき　『タイ鉄道てつどう旅行りょこう』　（めこん、1993年ねん）ISBN 4-8396-0080-5
• 杉本すぎもと聖一せいいち　『魅惑みわくのタイ鉄道てつどう』　（玉川たまがわ新聞しんぶん社しゃ、2000年ねん）ISBN 4-924882-29-1
• 柿崎かきざき一郎いちろう　『バンコクの民営みんえい鉄道てつどう』（2009年ねん）
• 柿崎かきざき一郎いちろう　『王国おうこくの鉄路てつろ タイ鉄道てつどうの歴史れきし』　（京都きょうと大学だいがく学術がくじゅつ出版しゅっぱん会かい、2010年ねん）ISBN 978-4-87698-848-8
• 渡邉わたなべ乙おつ弘ひろ　『タイ国鉄こくてつ4000キロの旅たび』　（文芸ぶんげい社しゃ、2013年ねん）ISBN 978-4-286-13041-5

関連かんれん項目こうもく

• タイの鉄道てつどう駅えき一覧いちらん