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バンコク・スカイトレイン - Wikipedia

バンコク・スカイトレイン

バンコクの都市とし鉄道てつどう

バンコク・スカイトレインタイ: รถไฟฟ้าเฉลิมพระเกียรติ 6 รอบพระชนมพรรษา英語えいご: BTS SkyTrain[1])はタイ首都しゅとバンコク高架こうか鉄道てつどうシステムのことである。

バンコク・スカイトレイン
えい BTS SkyTrain
ロゴマーク
基本きほん情報じょうほう
くに タイ王国の旗 タイ
所在地しょざいち バンコク
種類しゅるい 高架こうか鉄道てつどう
開業かいぎょう 1999ねん12月5にち
運営うんえいしゃ バンコク大量たいりょう輸送ゆそうシステムしゃ
(えい) Bangkok Mass Transit System Public Company Limited (BTSC)
公式こうしきサイト www.bts.co.th
詳細しょうさい情報じょうほう
そう延長えんちょう距離きょり 69.97 km (2020ねん時点じてん)
路線ろせんすう 3路線ろせん
えきすう 62えき
軌間きかん 1,435 mm (標準軌ひょうじゅんき)
電化でんか方式ほうしき 直流ちょくりゅう750 V だいさん軌条きじょう方式ほうしき
最高さいこう速度そくど 80 km/h
路線ろせん
路線図
バンコク都市とし鉄道てつどう路線ろせん
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チットロムえき周辺しゅうへん高架こうか

概要がいよう

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正式せいしき名称めいしょう和訳わやくすると「国王こくおう陛下へいか生誕せいたん6しゅうささえ(72さい記念きねん高架こうか鉄道てつどう」といったものになるが、一般いっぱんにタイでは運営うんえい会社かいしゃの「Bangkok Mass Transit System Public Company Limited.(バンコク大衆たいしゅう輸送ゆそうシステムしゃ)」[1]頭文字かしらもじってBTS(บี.ที.เอส)とばれている[注釈ちゅうしゃく 1]

先行せんこうして開業かいぎょうしたスクムウィットせん(ライトグリーンライン)とシーロムせん(ダークグリーンライン)は、通常つうじょう軌道きどうによる鉄道てつどうである。なお、タイ国有こくゆう鉄道てつどう路線ろせんとはことなり、軌間きかん標準軌ひょうじゅんき(1,435 mm)であり、また電化でんか方式ほうしき直流ちょくりゅう750 Vによるだいさん軌条きじょうしゅうでん方式ほうしきである。ぜん編成へんせいとも4りょう運行うんこうされている。一方いっぽう2020ねん12月に開業かいぎょうしたゴールドラインは、ゴムタイヤによる案内あんない軌条きじょうしき採用さいようしている。

えき改札かいさつこうとおると係員かかりいんによりセキュリティ・チェックがおこなわれることがあるが、地下鉄ちかてつほど厳密げんみつではなく、められたさい手荷物てにもつ中身なかみせたうえ携帯けいたいがた金属きんぞく探知たんちをかざして検査けんさされる程度ていどである。また、地下鉄ちかてつえき構内こうないでの写真しゃしん動画どうが撮影さつえい禁止きんしされているが、スカイトレインではとく禁止きんしとはなっていない。

乗車じょうしゃけんICカード[注釈ちゅうしゃく 2]であり、乗車じょうしゃさい改札かいさつのリーダーにタッチし、降車こうしゃさい挿入そうにゅうこう投入とうにゅう一回いっかいけん場合ばあい)ないしふたたびリーダータッチすることになっている。なお、えきによっては深夜しんや12ごろで窓口まどぐちまるだけでなく自動じどう券売けんばい発売はつばい停止ていしとなるため、それ以降いこう終電しゅうでんまでの列車れっしゃ乗車じょうしゃするさいあらかじ乗車じょうしゃけんまたはラビット・カードっていないと利用りようできないため注意ちゅうい必要ひつようである。

各駅かくえきともに終日しゅうじつかくホームに最低さいてい1にん以上いじょう保安ほあん要員よういん配置はいちされている(線路せんろちかづく・ホームドアりかかる・ホームのはしのSTOPエリアをえるとふえらされる)。

乗客じょうきゃく利用りようできるトイレの設備せつび基本きほんてきにないが、2018ねん12月に開業かいぎょうしたスクムウィットせんプーチャオえき - ケーハえきではえきがい職員しょくいん詰所つめしょ区画くかく車椅子くるまいす対応たいおう個室こしつが1ヶ所かしょあるなど、開業かいぎょうあたらしいえきによってはもうけられているところもある。

各駅かくえきともホームは原則げんそくとして相対そうたいしき方向ほうこうべつホーム)だが、例外れいがいてきサイアムえきサムロンえきハーイェーク・ラプラオえきワット・プラシーマハタートえきの4えきしましきサパーンタークシンえき単式たんしき将来しょうらいてき相対そうたいしき改造かいぞう予定よてい)となっている。

ぜんえきケーハ方面ほうめんが1番線ばんせんクーコット方面ほうめんが2番線ばんせんバーンワー方面ほうめんが3番線ばんせんサナームキラーヘンチャート方面ほうめんが4番線ばんせん統一とういつされている。このためシーロムせんえきでは、スクムウィットせんとのえきであるサイアムえきと、からゴールドラインが開業かいぎょうしたクルン・トンブリーえきのぞいて1・2番線ばんせん存在そんざいせず、3・4番線ばんせんのみとなっている。

2011ねん以降いこう新規しんき開業かいぎょうしたスクムウィットせんバーンチャークえき - ケーハえきあいだハーイェーク・ラプラオえき - モーチットえきあいだ、シーロムせんポーニミットえき - バーンワーえきあいだ各駅かくえきにおいては、運転うんてん後方こうほう確認かくにんようカラーモニターとホームエレベーター開業かいぎょうから設置せっちされている。それ以前いぜん開業かいぎょうしたほぼすべてのえきでは当初とうしょ運転うんてん後方こうほう確認かくにんようミラーとのぼエスカレーターのみであったが、それらのえきにものちにホームとコンコースをむすぶエレベーター[注釈ちゅうしゃく 3]設置せっちしており、バリアフリー対策たいさくにも注力ちゅうりょくしている。

路線ろせんしょく 路線ろせんめい 種類しゅるい 営業えいぎょう開始かいし 区間くかん 営業えいぎょうキロ えきすう
スクムウィットせん 高架こうか鉄道てつどう 1999ねん12月5にち クーコットえき (N24) - ケーハえき (E23) 53.6 km 47
シーロムせん 高架こうか鉄道てつどう 1999ねん12月5にち サナームキラーヘンチャートえき (W1) - バーンワーえき (S12) 14.7 km 14
ゴールドライン 高架こうか鉄道てつどう 2020ねん12月16にち クルン・トンブリーえき (G1) - クローンサーンえき (G3) 1.72 km 3

経営けいえい

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経営けいえい主体しゅたいBTSグループ・ホールディングス英語えいごばんタイばん傘下さんか[2]バンコク大量たいりょう輸送ゆそうシステムしゃ(BTSC)である[1]直下ちょっか道路どうろはし路線ろせんバスより運賃うんちん割高わりだかのため、サービス開始かいし当初とうしょから乗客じょうきゃくかずびず、負債ふさい返済へんさいできない状態じょうたいつづいていたが、競合きょうごうする路線ろせんバスのげん便びん割引わりびき回数かいすうけん導入どうにゅう通勤つうきんきゃく利用りよう増加ぞうかし、2002ねんはじめて黒字くろじ記録きろくした。なお、2002年度ねんど旅客りょかく輸送ゆそう人員じんいん79.3ひゃくまんにんたいし、2012年度ねんどは176.0ひゃくまんにんと10年間ねんかん倍増ばいぞうした[3]

計画けいかく建設けんせつ

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1970年代ねんだい西にしドイツ助力じょりょく交通こうつう調査ちょうさ実施じっしされ、1976ねん最終さいしゅう報告ほうこくしょにおいて都市とし鉄道てつどう整備せいびあん提示ていじされた[4]のち開通かいつうした地下鉄ちかてつMRTブルーライン)、高架こうか鉄道てつどう現在げんざいのシーロムせんなど[注釈ちゅうしゃく 4])はこの整備せいびあん影響えいきょうがみられるが、実態じったい複雑ふくざつである。

ラヴァリン・スカイトレイン

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1972ねんにタイ政府せいふ設立せつりつしたETA高速こうそく道路どうろ大量たいりょう輸送ゆそう手段しゅだん公団こうだん)管轄かんかつによる整備せいびが1979ねん決定けっていしたが[4]財政ざいせい事情じじょうによりただちに着手ちゃくしゅすることはできず、路線ろせん変更へんこうなど紆余曲折うよきょくせつすえに1990ねんカナダ建設けんせつ会社かいしゃであるラヴァリン(英語えいご[注釈ちゅうしゃく 5]しゃ提案ていあん採用さいようされた[4]。これはバンクーバー・スカイトレイン導入どうにゅうされた同国どうこくUTDCしゃ[注釈ちゅうしゃく 6]開発かいはつのICTS方式ほうしき導入どうにゅう建設けんせつする予定よていだったためラヴァリン・スカイトレイン英語えいごばんスカイトレイン計画けいかくともばれた[4]

ラヴァリンしゃたいし1992ねん2がつ免許めんきょ交付こうふされたが、同年どうねん5月に発生はっせいした政変せいへん余波よは同年どうねん6がつ失効しっこう計画けいかく自体じたい白紙はくしとなった[4]

ほん計画けいかくでは3路線ろせん予定よていされていたが、予算よさん制限せいげんにより最終さいしゅうてきにプラカノーンせん、サートーンせんの2路線ろせんしぼられた[4]。ただし、高架こうか鉄道てつどうとして完成かんせいした現在げんざいスクムウィットせん、シーロムせんとは経路けいろことなるてん留意りゅうい必要ひつようである。

タナーヨン計画けいかく

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上記じょうきとはべつの、バンコク主導しゅどうによる高架こうか鉄道てつどう計画けいかく[4]現行げんこうの2路線ろせん原型げんけいとなったのはこちら。経営けいえい母体ぼたい社名しゃめいをとり「タナーヨン・スカイトレイン」ともばれた。 ラヴァリン計画けいかくとのいで一部いちぶ区間くかん地下ちか検討けんとうされた時期じきもあるが、結果けっかてきにすべて高架こうかしきのまま完成かんせいした[5]。なお下記かきとおり、計画けいかく段階だんかいでは戦勝せんしょう記念きねんとう方向ほうこうびるのはシーロムせんがわだった。

かく路線ろせんかんする事象じしょう当該とうがい記事きじ参照さんしょう

車両しゃりょう

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スクムウィットせん・シーロムせん

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配色はいしょくにはタイ国旗こっきおもわせるしろあかあお使つかわれている。車内しゃないにはエアコン完備かんびされ、冷房れいぼういている。また車内しゃないには左右さゆうともとびらあいだ中央ちゅうおうにビデオモニターが設置せっちされており、画面がめん上部じょうぶCM放映ほうえいされ(日本にっぽんとはことなり音声おんせいる)、画面がめんさい下部かぶつぎえきまたは現在げんざい停車ていしゃちゅうえき表示ひょうじしている。つりかわはベルトで、スタンションポールそなえつけられている。なお、シートは雨天うてんれたきゃくすわったあとでもきやすいよう、かたいプラスチックせいとしている。車内しゃない放送ほうそう女性じょせいこえによる自動じどう放送ほうそうで、タイ英語えいごじゅん案内あんないしている。

先頭せんとうしゃ運転うんてんしつゆうする有人ゆうじん運転うんてん仕様しようであり、ワンマン運転うんてんおこなっている。

高架こうかじょうにありがいからよく目立めだつため、車体しゃたい全面ぜんめん広告こうこくラッピング車両しゃりょうとしている。車内しゃない広告こうこく上記じょうきとお基本きほんてきにモニターでの放映ほうえいだが、2021ねんには期間きかん限定げんてい車内しゃないを『おにめつ』のキャラクターでラッピングされた車両しゃりょう運行うんこうされた[9]

2018ねんから2020ねんにかけて、シーメンスせい88りょう長春ちょうしゅん軌道きどう客車きゃくしゃせい96りょう(ともに1編成へんせい4りょう)をふえ備する[10]新型しんがた車両しゃりょうは、とびらじょうがLEDしき路線ろせんマップの車両しゃりょう今後こんご開業かいぎょう予定よていクーコットえきまで対応たいおうさせているものと、とびらじょうが30インチクラスの横長よこながLCDモニターしきのものがある。

 
EMU-Aがた

4りょう編成へんせい(Mc,T,T,Mc)×35ほん = 140りょう

車両しゃりょうはドイツのポルシェデザインシーメンスしゃ共同きょうどう開発かいはつしたモジュラー・メトロ開業かいぎょう当初とうしょより使用しようしている。開業かいぎょうは3りょう編成へんせいであったが、3りょう編成へんせいはラッシュ混雑こんざつはげしいため、あらたにちゅうあいだしゃ(Tくるま)35りょう導入どうにゅうし、2012ねん10がつ以降いこうに35編成へんせいすべてに1りょうずつみMc,T,T,Mcの4りょう編成へんせいにした[11]

 
EMU-A2がた

4りょう編成へんせい(Mc,T,T,Mc)×22ほん = 88りょう

2016ねんにスクンウィットせん延伸えんしんようにモジュラー・メトロの後継こうけいモデルとなるInspiro4れん22編成へんせいがシーメンスに発注はっちゅうされ、2018ねん6がつ納入のうにゅう開始かいしした[12]

 
EMU-Bがた初期しょきロットをしめす)

4りょう編成へんせい(Tc1,M1,M2,Tc2)×12ほん = 48りょう

2010ねんに、長春ちょうしゅん軌道きどう客車きゃくしゃせい[注釈ちゅうしゃく 9]車両しゃりょう導入どうにゅうされた。新型しんがた車両しゃりょう前面ぜんめんのデザインの変更へんこうと、車内しゃないではLED照明しょうめい採用さいようとびらじょう路線ろせんマップがLED併用へいよう[注釈ちゅうしゃく 10]へと細部さいぶ変更へんこうされている。

2013ねんには5編成へんせいぞう備がおこなわれ、合計ごうけい17編成へんせいとなった。外装がいそう内装ないそうとも軽微けいび相違そういてんがあり、初期しょきロットをB1かたち後期こうきロットをB2かたちしょうする場合ばあいもある。

 
EMU-B3がた

4りょう編成へんせい(Mc,T,T,Mc)×24ほん = 96りょう[13]

2019ねん、スクムウィットせん延伸えんしんともな長春ちょうしゅん軌道きどう客車きゃくしゃにより製造せいぞうされた。

ゴールドライン

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Innovia APM

ボンバルディアInnovia APM 300英語えいごばん採用さいようされている[7]車両しゃりょうは、中車ちゅうしゃうらがライセンス生産せいさんをした。

2りょう編成へんせい × 3ほん = 6りょう

定員ていいん(1りょう): 138にん[14]
最高さいこう時速じそく : 80 km/h[14]

路線ろせんは、鉄輪てつりんしきのスクムウィット(スクムヴィット)せんとシーロムせん、ゴムタイヤしきのゴールドラインとにかれる。スクムウィットせんとシーロムせんとはサイアムえき(CEN)にて相互そうご可能かのうである。

車両しゃりょう基地きちは、鉄輪てつりんしきではスクムウィットせんケーハえきより1 kmほどさき線路せんろまつはしから分岐ぶんきした南側みなみがわモーチットえき東側ひがしがわクーコットえき南東なんとうがわの、けい3かしょもうけられている。シーロムせんないには車両しゃりょう基地きちがないためサイアムえき連絡れんらくせんもうけられており、シーロムせん車両しゃりょうにゅう出庫しゅっこはこの連絡れんらくせんかいしておこなわれている。なお、通常つうじょうのダイヤではりょうせんたがいにれることはないが、輸送ゆそう障害しょうがい発生はっせいしたさいには突発とっぱつてきにこの連絡れんらくせんかいしてれることがある[15]

スクムウィットせん

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シーロムせん

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ゴールドライン

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ホームドアの設置せっち

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2014ねんなつより、バンコク・スカイトレインの9えきサイアムえきアヌサーワリーチャイサモーラプームえきパヤタイえきチットロムえきアソークえきプロンポンえきオンヌットえきサラデーンえきチョーンノンシーえき)にホームドア設置せっちされたあと、2017ねん以降いこう新規しんき開業かいぎょう区間くかんであるスクムウィットせんサムロンえき - ケーハえきハーイェーク・ラプラオえき各駅かくえきにも設置せっちされ運用うんようされている。ゴールドラインのすべてのえき設置せっちされている。将来しょうらいてきには、ぜんえきでの設置せっち目指めざしている[16]

平日へいじつダイヤ、土曜どよう日曜にちよう祝日しゅくじつダイヤがそれぞれさだめられており、各線かくせんごとに曜日ようび時間じかんたいにより運行うんこう間隔かんかくことなる。平日へいじつラッシュ最短さいたん間隔かんかくはスクムウィットせんが2ふん40びょう・シーロムせんが3ふん45びょうであり、早朝そうちょう深夜しんや各線かくせんとも8ふん間隔かんかく運行うんこうされる。なお、えきには具体ぐたいてき発車はっしゃ時刻じこく掲示けいじされておらず、ホームじょう掲示けいじされている「●●せんの●曜日ようびの●〜●時間じかんたいは●ぶん間隔かんかくでの運行うんこうです」という表記ひょうき参考さんこうになる程度ていどである。BTSもウェブサイトでも、はつでん終電しゅうでん各線かくせん曜日ようび時間じかんたいごとの運行うんこう間隔かんかく掲載けいさいされている(2019ねん8がつ18にち時点じてん時刻じこくひょう運行うんこう間隔かんかく (PDF) )。

  • スクムウィットせんでは、平日へいじつダイヤのあさラッシュ夕方ゆうがた夜間やかんにおいて、モーチット - サムロンえきあいだ区間くかん運転うんてん列車れっしゃもある。また、モーチット - ケーハえきあいだ終電しゅうでんはややはやいため注意ちゅうい必要ひつよう(スクムウィットせん最終さいしゅうはサムロンえきまり)。

かつては土曜どようダイヤがあったが、現在げんざいでは土曜どよう日曜にちよう祝日しゅくじつダイヤに統合とうごうされている。また、運行うんこう時間じかんは、開業かいぎょうよりしばらくは全線ぜんせん06:00より01:00まえまでであったが2014ねん3月1にちより、スクムウィットせんは05:15より01:00まえまでで、シーロムせんは05:30より01:00まえ(ともに終電しゅうでん終点しゅうてんえき到着とうちゃく)までに変更へんこうされた[17]

乗車じょうしゃけん種類しゅるい使用しよう期限きげん(2015ねん7がつ1にち現在げんざい

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  • 普通ふつう乗車じょうしゃけん距離きょりによって16Bから52Bまで
  • ラビット・カード : 乗車じょうしゃ運賃うんちん割引わりびきがある。
  • スカイパス:100B 手数料てすうりょう30B デポジット30B (チャージ可能かのうなICがた乗車じょうしゃけん最初さいしょ使用しようしてから5年間ねんかん有効ゆうこう。2年間ねんかん使つかわなかった場合ばあいはチャージされていた金額きんがくが0Bになる。2012ねん5がつ、ラビット・カードの発行はっこう同時どうじ新規しんき発行はっこう停止ていし)。
  • 50かい乗車じょうしゃけん:1,250B(30にち以内いないに50かい距離きょり関係かんけいなく乗車じょうしゃできる)
  • 40かい乗車じょうしゃけん:1,040B(30にち以内いないに40かい距離きょり関係かんけいなく乗車じょうしゃできる)
  • 25かい乗車じょうしゃけん:725B(30にち以内いないに25かい距離きょり関係かんけいなく乗車じょうしゃできる)
  • 15かい乗車じょうしゃけん:450B(30にち以内いないに15かい距離きょり関係かんけいなく乗車じょうしゃできる)
  • 1にち乗車じょうしゃけん:140B(1にちなんかいでも利用りようできる)

購入こうにゅうはBTS各駅かくえきか、1にち乗車じょうしゃけんであれば、アジアホテル(Asia Hotel 、ラーチャテーウィーえきつうじている)Marriott Resort and Spaで購入こうにゅうできる。

延伸えんしん計画けいかく

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スクムウィットせん
当該とうがい記事きじ参照さんしょう
シーロムせん
当該とうがい記事きじ参照さんしょう
ゴールドライン
当該とうがい記事きじ参照さんしょう

注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ 同社どうしゃ公式こうしきサイトにおける英語えいご表記ひょうきBTS SkyTrain。なお、企業きぎょうめいとしての略称りゃくしょうBTSC
  2. ^ かつては磁気じきカードであったが、2018ねんから2019ねんにかけてシステムが更新こうしんされた。
  3. ^ ただアソークえきなど一部いちぶえきなかにはコンコースがい直結ちょっけつしているものがあり、その場合ばあい利用りようさい係員かかりいん必要ひつようがある。
  4. ^ MRTパープルラインエアポート・レール・リンクふくまれる
  5. ^ 1990ねん当時とうじ。1991ねん8がつよりSNC-Lavalin(フランス語ふらんすご
  6. ^ 1992ねん2がつボンバルディア・トランスポーテーション買収ばいしゅう
  7. ^ タークシンきょう当初とうしょよりとうせん計画けいかくまえて上下じょうげせん間隔かんかくけて設計せっけいされており、この付近ふきんかんしてはラヴァリン・スカイトレイン計画けいかく実現じつげんしたともいえる。
  8. ^ 調印ちょういん起点きてんモーチットえき変更へんこう路線ろせん延長えんちょう
  9. ^ ボンバルディア・トランスポーテーションMoviaライセンス生産せいさん
  10. ^ マップが新規しんき開業かいぎょう区間くかん対応たいおうしていない編成へんせいはアップデート完了かんりょうまで使用しよう中止ちゅうしとしている。

脚注きゃくちゅう

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  1. ^ a b c Company’s Profile” (英語えいご). Bangkok Mass Transit System Public Company Limited. 2022ねん1がつ2にち閲覧えつらん
  2. ^ Subsidiaries and Associated Companies” (英語えいご). BTSグループ・ホールディングス. 2022ねん1がつ2にち閲覧えつらん
  3. ^ ANNUAL REPORT 2012/13 , BTSグループ・ホールディングス , p.44
  4. ^ a b c d e f g 柿崎かきざき一郎いちろう王国おうこく鉄路てつろ タイ鉄道てつどう歴史れきし』(初版しょはん京都大学きょうとだいがく学術がくじゅつ出版しゅっぱんかい、2010ねん、314-317ぺーじISBN 978-4-87698-848-8 
  5. ^ a b c 王国おうこく鉄路てつろ』p.319-321
  6. ^ เกษม/อาณัติ ความหมายของการรับงานที่ธนายง” (タイ). プーヂャッガーン360°. 2022ねん1がつ2にち閲覧えつらん
  7. ^ a b c Gold Line to open Wednesday - Bangkok Post, 12 Dec. 2020
  8. ^ มาแล้วรถไฟฟ้าบีทีเอสใหม่จากจีน ขบวนแรก จาก 24 ขบวน” (タイ) (2019ねん3がつ7にち). 2022ねん2がつ3にち閲覧えつらん
  9. ^ “「おにめつ」の全面広告ぜんめんこうこく電車でんしゃ、バンコクの高架こうか鉄道てつどうに”. 読売新聞よみうりしんぶん (読売新聞社よみうりしんぶんしゃ). (2021ねん3がつ8にち). https://www.yomiuri.co.jp/world/20210308-OYT1T50174/ 2021ねん3がつ8にち閲覧えつらん 
  10. ^ “バンコク高架こうか電車でんしゃBTS、シーメンスなどから184りょう購入こうにゅう. newsclip.be. (2016ねん5がつ25にち). http://www.newsclip.be/article/2016/05/25/29323.html 2016ねん6がつ1にち閲覧えつらん 
  11. ^ 鉄道てつどうジャーナル2012ねん11がつごう「Overseas Railway Topics」
  12. ^ 英語えいごFirst Inspiro for Bangkok unveiled”. インターナショナル・レールウェイ・ジャーナル (2018ねん6がつ19にち). 2019ねん6がつ29にち閲覧えつらん
  13. ^ มาแล้วรถไฟฟ้าบีทีเอสใหม่จากจีน ขบวนแรก จาก 24 ขบวน” (タイ). タイ・ラット (2019ねん3がつ7にち). 2022ねん2がつ4にち閲覧えつらん
  14. ^ a b เปิดระบบรถไฟฟ้าสายสีทองความล้ำสมัยที่พร้อมให้บริการประชาชน” (タイ). アイコンサイアム. 2022ねん2がつ4にち閲覧えつらん
  15. ^ “バンコク高架こうか電車でんしゃBTS、線路せんろ不具合ふぐあいでスクムビットせん一部いちぶとシーロムせん結合けつごう. newsclip.be. (2016ねん2がつ24にち). http://www.newsclip.be/article/2016/02/24/28449.html 2016ねん12月12にち閲覧えつらん 
  16. ^ バンコク高架こうか電車でんしゃえき自動じどうドア設置せっちnewsclip.be
  17. ^ “バンコク高架こうか電車でんしゃBTS 3がつから営業えいぎょう時間じかん延長えんちょう始発しはつ午前ごぜん5だいに”. newsclip.be. (2014ねん2がつ17にち). http://www.newsclip.be/article/2014/02/17/20790.html 2014ねん3がつ2にち閲覧えつらん 

参考さんこう文献ぶんけん

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  • 王国おうこく鉄路てつろ タイ鉄道てつどう歴史れきし』(柿崎かきざき一郎いちろうちょ京都きょうと大学だいがく学術がくじゅつ出版しゅっぱんかい、2010ねん

関連かんれん項目こうもく

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外部がいぶリンク

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