バキュームカー

バキュームカー（和製わせい英語えいご：Vacuum car、英語えいご：Vacuum truck）は、吸引きゅういん機きとタンクを装着そうちゃくした貨物かもつ自動車じどうしゃ（トラック）かつ特種とくしゅ用途ようと自動車じどうしゃであり、吸上車しゃあるいは汲くみ取とり車しゃとも称しょうされる。

汲くみ取とりを行おこなっているイングランドのバキュームカー

成田なりた市し内うちを走行そうこうする日本にっぽんのバキュームカー

コペンハーゲン市内しないを走はしるバキュームカー

一般いっぱんにバキュームカーという場合ばあい、屎尿しにょう収集しゅうしゅう運搬うんぱん用ようの車両しゃりょうを指さし、簡易かんい水洗すいせんを含ふくむ汲くみ取とり式しき便所べんじょや列車れっしゃ便所べんじょでの糞尿ふんにょう、浄化槽じょうかそうに貯たまった汚泥おでいの収集しゅうしゅうを行おこなう。汲くみ取とり地域ちいきには中継ちゅうけいタンクがあり、最終さいしゅう処理しょりはし尿にょう処理しょり場じょうで行おこなわれる。

バキュームカーは和製わせい英語えいごであり、日本にっぽん固有こゆうの名称めいしょうである。国土こくど交通省こうつうしょうの区分くぶんによる呼称こしょうは糞尿ふんにょう車しゃで、他たに衛生えいせい車しゃ、糞尿ふんにょう収集しゅうしゅう車しゃ、屎尿しにょう収集しゅうしゅう車しゃなどとも呼よばれる。

同おなじ原理げんりで液体えきたいを吸引きゅういん・運搬うんぱんする車両しゃりょうは、水害すいがい時ときや水道すいどう管かん破断はだん時じなどにおける溢水いっすい・汚水おすい回収かいしゅうや建設けんせつ現場げんばでの泥水どろみず回収かいしゅうでも使つかわれている。このような用途ようとに使つかわれる吸上車しゃは、汚泥おでい吸引きゅういん車しゃと呼よばれる。

車両しゃりょうの概要がいよう

• 特種とくしゅ用途ようと自動車じどうしゃ（いわゆる8ナンバー車しゃ）の一ひとつ。
• 後部こうぶには「積載せきさい物品ぶっぴん 糞尿ふんにょう」などと書かかれてある。
• 汚物おぶつによるタンク部分ぶぶんの腐食ふしょくが速はやく、一般いっぱん的てきなトラックより寿命じゅみょうが短みじかい。
• タンクやホースをアルミパネルで囲かこい、一見いっけん普通ふつうのパネルバントラックのような外観がいかんになっている車両しゃりょう、装飾そうしょくを一いち歩ほ進すすめてただのアルミバンと同一どういつでないスタイリッシュなデザインにしたバキュームカーもある。
• 公共こうきょう下水道げすいどうの普及ふきゅうが進すすんだため、都市とし部ぶではバキュームカーはほとんど見みられなくなっている。ただし都市とし部ぶであっても、イベント会場かいじょうや工事こうじ現場げんば、災害さいがい避難ひなん所しょなど、仮設かせつ便所べんじょが必要ひつような箇所かしょがあることから、現在げんざいでも一定いっていの需要じゅようは存在そんざいする。

歴史れきし

糞尿ふんにょう汲くみ取とり用ようのバキュームカーは1951年ねん（昭和しょうわ26年ねん）、川崎かわさき市しが全国ぜんこくに先駆さきがけて開発かいはつ・導入どうにゅうし、その後ご、衛生えいせい的てきであるとの理由りゆうで全国ぜんこくへ普及ふきゅうしたとされている。当初とうしょはトラックの荷台にだいにタンクを載のせ、ホースを車体しゃたいに巻まきつける状況じょうきょうであったが、その後ご、電動でんどうのホース巻まき取とり装置そうちが取とり付つけられるようになった。

主おもに汲くみ取とり便所べんじょの汲くみ取とりや浄化槽じょうかそうの汚泥おでい引ひき出だしに用もちいられるため、下水道げすいどうの普及ふきゅうした地域ちいきではあまり見みられないが、建設けんせつ現場げんばなどの仮設かせつトイレの汲くみ取とりなどで用もちいられることもある。

なお、1922年ねん（大正たいしょう11年ねん）7月がつ14日にち付づけの時事新報じじしんぽう記事きじに以下いかの記述きじゅつがある。

今度こんど東京とうきょう市し衛生えいせい課かでは、特殊とくしゅ構造こうぞうの屎尿しにょう吸揚タンク自動車じどうしゃを考案こうあんし、麹町こうじまち区く八重洲やえす町まちセールフレーザー会社かいしゃをして製作せいさくせしめ、試験しけんの結果けっか理想りそう的てき成績せいせきを挙あげたといふ。

続つづいてその仕組しくみについて

その大要たいようを示しめせば…「タンク」内ないの空気くうきを排除はいじょし、真空しんくうならしめるもの

と記しるされている。

実際じっさいにこれが使用しようされたかどうかは不ふ詳しょうだが、すでにこの時代じだいに原型げんけいはあったと言いえる。

2010年代ねんだいにおいても下水道げすいどう普及ふきゅう率りつの低ひくいアフリカでは、雨季うきに汲くみ取とり式しき便所べんじょから溢あふれ出だす汚物おぶつが伝染でんせん病びょうを拡散かくさんさせるリスクとなっている。都市としによっては、民間みんかんや海外かいがいの援助えんじょプログラムによるバキュームカーを使用しようした汚物おぶつの撤去てっきょ活動かつどうが行おこなわれている。

原理げんり

吸上車しゃの原理げんりは名称めいしょうの通とおり、掃除そうじ機きのようにタンク内ないを負ふ圧あつにし、大気たいき圧あつとタンク内ない圧あつの差さにより、吸引きゅういんホースから液体えきたい（多少たしょうの固形こけい物ぶつも可か）をタンク内ないに吸すい上あげる。それゆえ、開発かいはつ当初とうしょは「真空しんくう車しゃ」と呼よばれた。「バキュームカー」はそれを横文字よこもじに直なおした名称めいしょうである。

真空しんくうポンプへの配管はいかんは、タンク内ないの空気くうきのみを吸すい込こむように、タンク上部じょうぶに接続せつぞくされる。積載せきさい物ぶつを吸すい込こむためのホースは、タンク下部かぶにバルブを介かいして装着そうちゃくされる。真空しんくうポンプはエンジンを動力どうりょくとし、PTO出力しゅつりょくで駆動くどうされる。

真空しんくうポンプがタンク内ないの空気くうきを吸引きゅういんするとタンク内ないの圧力あつりょくが低下ていかし、この状態じょうたいで吸引きゅういんホースのバルブを開ひらくと、タンク内ないの圧力あつりょくと大気たいき圧あつとの差さにより、ホース先端せんたんから液体えきたいを吸引きゅういんする。

吸上車しゃで使用しようするホースは、使用しよう時じに内部ないぶの圧力あつりょくが低ひくくなるため、外圧がいあつにより潰つぶれない構造こうぞうのものでなければならない。そのため、金属きんぞくのコイルが埋うめ込こまれた構造こうぞうのホースが使つかわれている。

吸引きゅういん車しゃの特徴とくちょうは、液体えきたいの吸引きゅういんに際さいし、積載せきさいする液体えきたいそのものはポンプを通過つうかしないことである。そのため、ホースとバルブを通とおるものであれば、多少たしょうの固形こけい物ぶつや粘ねば度たびの高たかい液体えきたいでも、ポンプを傷いためることなくタンクに積載せきさいすることができる。また配管はいかんの切きり替かえ、あるいはポンプの逆転ぎゃくてんにより、タンク内ないに空気くうきを流入りゅうにゅうさせれば、同おなじホースを使つかい、積載せきさい物ぶつを排出はいしゅつすることができる。主おもに汚泥おでい水すいや産業さんぎょう廃水はいすいなどの流動りゅうどう体たい・粘性ねんせい半はん流動りゅうどう体たいなどを積載せきさいする汚泥おでい吸引きゅういん車しゃの場合ばあいには、タンク後部こうぶが油圧ゆあつ装置そうちにより大おおきく開ひらき、さらにタンク全体ぜんたいがダンプする構造こうぞうになっており、ホースを使つかわず、一気いっきに積載せきさい物ぶつを排出はいしゅつできるようになっている。

また、揚あげ程ほどやホースの長ながさ、吸引きゅういん物ぶつにより汚泥おでい吸引きゅういん車しゃでは吸引きゅういんが困難こんなんな場合ばあいには、強力きょうりょく吸引きゅういん車しゃ（ブロアポンプ車しゃ）を用もちいることもある。

汚泥おでい吸引きゅういん車しゃと強力きょうりょく吸引きゅういん車しゃ（ブロアポンプ車しゃ）は混同こんどうされることがあるが、汚泥おでい吸引きゅういん車しゃおよびバキュームカーはタンク内ないを減圧げんあつし大気たいき圧あつとの差異さいで吸引きゅういんするのに対たいし、強力きょうりょく吸引きゅういん車しゃ（ブロアポンプ車しゃ）は掃除そうじ機きのように空気くうきの流ながれを利用りようして吸引きゅういんするため、汚泥おでい吸引きゅういん車しゃとは機構きこうが異ことなるものである。

屎尿しにょう用ようのバキュームカーは、タンク内ないの空気くうきを強制きょうせい的てきに排出はいしゅつして吸引きゅういんを行おこなうという構造こうぞうのため、屎尿しにょう吸引きゅういん時じにひどい悪臭あくしゅうが漂ただようという問題もんだいがあった。この問題もんだいを解決かいけつするため、現在げんざいのバキュームカーは脱臭だっしゅう器きを備そなえている。脱臭だっしゅう器きは、脱臭だっしゅう液えきを利用りようするものや排気はいきを燃焼ねんしょうさせるもの等ひとし、様々さまざまである。

タンク内ないからの排気はいきに含ふくまれる悪臭あくしゅうは、脱臭だっしゅう装置そうちを通とおることによって、脱臭だっしゅう液えきや燃焼ねんしょうの効果こうかにより、現在げんざいは吸引きゅういん中ちゅうでも悪臭あくしゅうが漂ただようことはほとんどない。また、真空しんくうポンプの潤滑油じゅんかつゆに香水こうすいの原理げんりを応用おうようして悪臭あくしゅうを甘あまい香かおりに変かえるものも発売はつばいされているが、真空しんくうポンプが水みず封ふう式しきなどで潤滑油じゅんかつゆを要ようしない場合ばあいには使用しようできない。

英訳えいやく

前述ぜんじゅつのとおり「バキュームカー」は和製わせい英語えいごであり、欧米おうべいでは通つうじない。和英かずひで辞典じてんにはhoney wagon（空港くうこうにて旅客機りょかくきから糞尿ふんにょう汲くみ取とりを行おこなう車両しゃりょうのことを意味いみする）の訳語やくごが掲載けいさいされていることもあるが、もっと一般いっぱん的てきに “septic truck” または “vacuum truck” と呼よばれる。バキュームカーの性能せいのうからnight-soil truck equipped with a vacuum hoseという説明せつめい的てきな訳わけを付つける例れいも存在そんざいする。

なお、アメリカには Car Portable Vacuum Cleaner という製品せいひんは存在そんざいする。これはその名なの通とおり、乗用車じょうようしゃ内うち清掃せいそう用ようのコンパクトサイズの掃除そうじ機きである。

逸話いつわ

• 都市とし伝説でんせつの一ひとつとして、ヤクザ同士どうしの抗こう争そうやみかじめ料りょう支払しはらい拒否きょひに対たいする嫌いやがらせとして、飲食いんしょく店てんや風俗ふうぞく店てんの店内てんないにバキュームカーの内容ないよう物ぶつを逆ぎゃく噴射ふんしゃさせるという話はなしがある。ヤクザとは関係かんけいがないが、ソープランドでの接客せっきゃくに対たいする腹はらいせとしてバキュームカーで汚物おぶつを店内てんないに噴射ふんしゃした事件じけんは実際じっさいに発生はっせいしており、泉いずみ麻あさ人じんの『B級きゅうニュース図鑑ずかん』（新潮しんちょう文庫ぶんこ、1990年ねん）にも新聞しんぶん記事きじの引用いんようつきで掲載けいさいされている。なお、この事件じけんで使用しようされたバキュームカーはタンクが空そらの盗難とうなん車しゃで、わざわざ汚物おぶつを充填じゅうてんした上うえで犯行はんこうに及およんだものであった。タレントの伊集院いじゅういん光ひかりは、ラジオでこの事件じけんを「夢ゆめの光景こうけい」と評ひょうした。アメリカのプロレス団体だんたいWWEにも、レスラーの一人ひとりが抗こう争そう相手あいてにバキュームカーの内容ないよう物ぶつを逆ぎゃく噴射ふんしゃするというセグメントがあったほか、北条ほうじょう司つかさの漫画まんが『シティーハンター』にも、宝石ほうせき店みせにバキュームカーで汚物おぶつを撒まき散ちらし、用意よういしていた豚ぶたにそれを宝石ほうせきごと食たべさせるというエピソードがある。
• 成田空港なりたくうこう問題もんだいに関連かんれんして、中核ちゅうかく派はが工事こうじ事業じぎょう者しゃの事務所じむしょにバキュームカーから汚物おぶつを流ながし込こむという事件じけんを起おこしている。（→成田なりた用水ようすい工事こうじ事業じぎょう者しゃ連続れんぞく放火ほうか事件じけん）
• 京阪電気鉄道けいはんでんきてつどうでは、1990年代ねんだい後半こうはんまで大阪おおさか市し内うちに所在しょざいする地下ちか駅えき（天満橋てんまばし駅えきなど）のトイレの汲取くみとりを、月つきに2回かい程度ていど、バキュームカーを用もちいて実施じっししていた（実際じっさいはトイレの洗浄液せんじょうえきを汲くみ取とっており、屎尿しにょうは下水道げすいどうへ流ながしていた）。そのため、終電しゅうでん間際まぎわに寝屋川ねやがわ車庫しゃこ発はつ、始発しはつ列車れっしゃ前まえに寝屋川ねやがわ車庫しゃこ行ぎょうで電動でんどう貨車かしゃにバキュームカーを積載せきさいして走行そうこうする姿すがたが見みられた。
• 2004年ねん（平成へいせい16年ねん）に発生はっせいしたインドネシアスマトラ島すまとらとう沖おき地震じしんの際さいの支援しえん物資ぶっしとして、日本にっぽん政府せいふはスリランカに対たいして横浜よこはま市しが所有しょゆうしていた9台だいの中古ちゅうこバキュームカーを供与きょうよしている。
• プロ野球やきゅうでは、2010年ねん（平成へいせい22年ねん）パ・リーグ優勝ゆうしょうチームの福岡ふくおかソフトバンクホークスが、優勝ゆうしょう決定けってい日びの9月がつ26日にちに行おこなわれた対たい東北とうほく楽天らくてんゴールデンイーグルス戦たたかえ（ナイター、クリネックススタジアム宮城みやぎ）終了しゅうりょう後ごの優勝ゆうしょう祝賀しゅくが会かいにおけるビールかけについて、仙台せんだい市しの条例じょうれいでアルコールを下水道げすいどうに流ながせないことから、バキュームカーを用意よういした（スポーツニッポンの取材しゅざいより）。2013年ねん（平成へいせい25年ねん）には、日本にっぽんシリーズでホームの東北とうほく楽天らくてんゴールデンイーグルスが優勝ゆうしょうを果はたした際さいの祝勝しゅくしょう会かいにおいても同様どうようの措置そちが取とられた。
• 2011年ねん（平成へいせい23年ねん）1月がつ26日にち、中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこく広東かんとん省しょう広州こうしゅう市し海うみ珠たま区くにおいて、バキュームカーのホースが爆発ばくはつする事件じけんが発生はっせい。現場げんばでは汚物おぶつが近ちかくの民家みんかにまで飛とび散ちり、「汚物おぶつの川かわ」が流ながれ、天てんまで立たち上のぼる臭気しゅうきが漂ただよったという。なお、バキュームカーの運転うんてん手しゅは屎尿しにょうを盗ぬすもうとしており、ホースが爆発ばくはつした後のちは汚物おぶつを撒まき散ちらしながら逃走とうそうした。
• 2014年ねん（平成へいせい26年ねん）12月26日にち、中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこく広西ひろせチワン族ぞく自治じち区く河かわ池いけ市しの商店しょうてん街がいで、満載まんさい状態じょうたいだったバキュームカーが爆発ばくはつする事故じこが発生はっせい。この爆発ばくはつによる直接ちょくせつの死傷ししょう者しゃこそ出でなかったものの、昼食ちゅうしょく時じの市街地しがいちに大量たいりょうの汚物おぶつが飛とび散ちり、その場ばにたまたま居合いあわせた人ひとたちに直接ちょくせつ降おりかかる事態じたいとなった。至近しきん距離きょりにいて糞尿ふんにょうを浴あびた通行人つうこうにんは、「ほとんど防御ぼうぎょの余地よちがなかった」「私わたしは体からだを48回かいも洗あらった」とコメントした。
• テレビドラマ『キイハンター』の第だい199話わ「ヨーイ・ドン！日米にちべいボウリング大だい作戦さくせん」では、ボウリングの試合しあいでピンデッキの奥おくからバキュームカーのホースを近ちかづけ、そこから吸引きゅういんさせることで全すべてのピンを倒たおしてストライクにしてしまう作戦さくせんに使つかわれた。
• 映画えいが『トラック野郎やろう・爆ばく走はし一番いちばん星ほし』（1975年ねん、東映とうえい）には、デコトラ風ふうに装飾そうしょくされたバキュームカー「雲龍うんりゅう丸まる」が登場とうじょうする。この車両しゃりょうはバンダイによって模型もけい化かされた。
• テレビアニメ『ルパン三さん世せい』の第だい16話わ「宝石ほうせき横取よこどり作戦さくせん」には、バキュームカーを使つかって宝石ほうせき店てんから密輸みつゆ宝石ほうせきを盗ぬすみ出だすシーンがある。だが、このシーンでの通行人つうこうにんの「汚きたない」というセリフが職業しょくぎょう差別さべつ発言はつげんに当あたるとして取とり沙汰ざたされた。結果けっか的てきには、大衆たいしゅう心理しんりから考かんがえて正当せいとうな発言はつげんであると見み做され、回収かいしゅう・抹消まっしょうという事態じたいは避さけられたものの、レーザーディスクやDVDへの収録しゅうろくに際さいしては、事情じじょうについての解説かいせつテロップが流ながれるようにしている。

主おもなメーカー

• モリタエコノス（日本にっぽん国内こくないシェア約やく9割わりのバキュームカー製造せいぞう者しゃ）
• 新明和工業しんめいわこうぎょう（オイルフリーを実現じつげんした水みず封ふう式しき真空しんくうポンプ採用さいようモデルあり）
  • 東邦とうほう車輛しゃりょう（新明和しんめいわグループ、旧きゅう東急とうきゅう車輛しゃりょう特とく装そう（東急とうきゅう車輛しゃりょう製造せいぞう系けい）。“「吸の東邦とうほう」（東急とうきゅう車輛しゃりょう時代じだいは「吸の東急とうきゅう」）の異名いみょうを持もつ”と自称じしょう。シキボウとの共同きょうどう開発かいはつによる香水こうすいの原理げんりを応用おうようした真空しんくうポンプ用よう潤滑油じゅんかつゆも販売はんばい）
• 兼松かねまつエンジニアリング（比較的ひかくてき大型おおがたのものを中心ちゅうしんとしている）

脚注きゃくちゅう

関連かんれん項目こうもく

• ごみ収集しゅうしゅう車しゃ（パッカー車しゃ）
• 下水道げすいどう
• 衛生えいせい
• 簡易かんい水洗すいせん式しき便所べんじょ
• 列車れっしゃ便所べんじょ

外部がいぶリンク

• 衛生えいせい車しゃ（モリタエコノス）
• 環境かんきょう整備せいび車しゃ（新明和工業しんめいわこうぎょう）
  • バキュームカー（東邦とうほう車輛しゃりょう）
• 製品せいひん情報じょうほう（兼松かねまつエンジニアリング）