パルス（英えい: Pulse）は、短時間たんじかんに急峻きゅうしゅんな変化へんかをする信号しんごうの総称そうしょう。また、脈動みゃくどうの意い。ここでは信号しんごうについて述のべる。
矩形くけい波はは急激きゅうげきな立たち上あがり・立たち下さがりを持もつ。
電子でんし回路かいろの分野ぶんやでは立たち上あがり状態じょうたいの時間じかん幅はばが狭せまい矩形くけい波はをパルスと呼よぶ[要よう出典しゅってん]。クロック信号しんごうや同期どうき信号しんごうに使つかわれる。
黒くろ電話でんわなど回転かいてんダイヤル式しきの電話機でんわきから電話でんわ交換こうかん機きへ送出そうしゅつする選択せんたく信号しんごうをダイヤルパルスという[要よう出典しゅってん]。
パルスの変化へんかによって信号しんごうを変調へんちょうすることをパルス変調へんちょうという。パルス幅はば変調へんちょう、パルス振幅しんぷく変調へんちょう、パルス符号ふごう変調へんちょうなどの種類しゅるいがある[要よう出典しゅってん]。
シンセサイザーの音色ねいろでは、矩形くけい波は以外いがいに三角波さんかくなみやのこぎり波はもパルス波はという[要よう出典しゅってん]。
インパルス（ δでるた {\displaystyle \delta } 関数かんすうとも言いう）と言いった場合ばあいは幅はばが無限むげん小しょう、高たかさ1の信号しんごうを表あらわし、周波数しゅうはすう領域りょういきにおいて以下いかの式しきで表あらわされる。
F ( ωおめが ) = ∫ − ∞ ∞ δでるた ( t ) ⋅ e − j ωおめが t d t = e − j ωおめが 0 = 1 {\displaystyle F(\omega )=\int _{-\infty }^{\infty }\delta (t)\cdot e^{-j\omega t}dt=e^{-j\omega 0}=1}
インパルスをシステムに入力にゅうりょくした時ときの出力しゅつりょくをインパルス応答おうとうという。
信号しんごうが脈打みゃくうつことをパルス状じょうという。また、雷かみなりの電磁でんじパルスや直下ちょっか型がた地震じしんのような振幅しんぷくもパルス状じょうという[要よう出典しゅってん]。
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単純な音響システムのインパルス応答の例。上から、元のインパルス、高周波をブーストした場合、低周波をブーストした場合
関数とも言う）と言った場合は幅が無限小、高さ1の信号を表し、周波数領域において以下の式で表される。
