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ピキーリョ - Wikipedia

ピキーリョ(Piquillo)またはピミエント・デル・ピキーリョ(Pimiento del Piquillo)は、ナス多年草たねんそうであるトウガラシぞくトウガラシ栽培さいばい品種ひんしゅ小型こがたにくあつあかピーマンであり、辛味からみはなく甘味あまみつ。Piquilloとはスペインで「ちいさなくちばし」を意味いみする[1]ll発音はつおんから日本語にほんご表記ひょうきではピキージョ表記ひょうきすることもある[2][3]

ピキーリョ
いたピキーリョ
分類ぶんるい
さかい : 植物しょくぶつかい Plantae
もん : 被子植物ひししょくぶつもん Magnoliophyta
つな : そう子葉しよう植物しょくぶつつな Magnoliopsida
: ナス Solanales
: ナス Solanaceae
ぞく : トウガラシぞく Capsicum
たね : トウガラシ C. annuum
栽培さいばい品種ひんしゅ : ピキーリョ

栽培さいばい

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伝統でんとうてきスペイン北部ほくぶ栽培さいばいされている[1]著名ちょめい産地さんちとしてナバーラしゅう南西なんせいロドサスペインばんられており、1987ねんには[4]「ロドサのピキーリョ」(Piquillo de Lodosa)がスペインの原産地げんさんち呼称こしょう制度せいどであるデノミナシオン・デ・オリヘン(DO)に指定していされた。ポット栽培さいばいてきしており、果実かじつやく7センチに成長せいちょうする。一般いっぱんてきには9月から12月の2収穫しゅうかくつまみされる[4]

果皮かひをむいて種子しゅしのぞいたピキーリョのオイルけが瓶詰びんづめまたは缶詰かんづめされて販売はんばいされている[1]もの料理りょうり使用しようされることもおおく、肉類にくるい魚介ぎょかいるい、チーズなどがめられる[4]タパス材料ざいりょうやスープの材料ざいりょうとしてももちいられる[1]炭火すみびくと水分すいぶんである重量じゅうりょうの60%がうしなわれ[4]唐辛子とうがらしよりもピーマンあまこうばしいかおりをはなつ。くと果皮かひ種子しゅし容易ようい果肉かにくから分離ぶんりできる[4]

栄養えいよう

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ピキーリョは食物しょくもつ繊維せんいビタミンCビタミンEビタミンAビタミンBおおふくんでいる[4]とくにビタミンCの含有がんゆうりょうがとてもたかく、柑橘類かんきつるい果実かじつ匹敵ひってきする[4]

脚注きゃくちゅう

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  1. ^ a b c d Piquillo Peppers Gourmet Sleuth
  2. ^ 尾花おばなひかり『わが本格ほんかくスペイン料理りょうり:すべてに応用おうようがきくベースレシピからタパス、メイン料理りょうりまで』まことぶんどう新光しんこうしゃ、2014ねん、64ぺーじISBN 978-4416714379 
  3. ^ 『Hanako FOR MEN vol.18 ワイン、はじめまして。』マガジンハウス、2015ねん、97ぺーじISBN 978-4838750412 
  4. ^ a b c d e f g Piquillo Pepper The World Wide Gourmet

関連かんれん項目こうもく

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