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ヤング・ゼネレーション - Wikipedia

ヤング・ゼネレーション』(Breaking Away)は、ピーター・イェーツ監督かんとくによる1979ねんアメリカ映画えいがである。

ヤング・ゼネレーション
Breaking Away
デイヴのいえとして撮影さつえい使つかわれた建物たてもの
監督かんとく ピーター・イェーツ
脚本きゃくほん スティーヴ・テシック
製作せいさく ピーター・イェーツ
音楽おんがく パトリック・ウィリアムズ
撮影さつえい マシュー・F・レオネッティ
編集へんしゅう シンシア・シャイダー
配給はいきゅう 20世紀せいきフォックス
公開こうかい アメリカ合衆国の旗 1979ねん7がつ13にち
日本の旗 1980ねん4がつ5にち
上映じょうえい時間じかん 101ふん
製作せいさくこく アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
言語げんご 英語えいご
イタリア
フランス語ふらんすご
興行こうぎょう収入しゅうにゅう $16,424,918[1]
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インディアナしゅうブルーミントンまち

デイブは、ハイスクールの課程かていえたばかりだが大学だいがくすすはあまりない。かれ父親ちちおやは、むかしはストーン・カッター(石切いしきりこう)であったがいま中古ちゅうこしゃ販売はんばいぎょういとなんでいる。デイブの趣味しゅみ自転車じてんしゃレースで愛用あいよう自転車じてんしゃまわしていた。かれはイタリアのレーシング・チャンピオンにあこがれ、その影響えいきょうでイタリアかぶれになっており、ことあるごとにあやしげなイタリアくちにし、イタリアのクラシック音楽おんがくばかりいていた。

かれ仲間なかまマイク、シリル、ムーチャーの3にん父親ちちおやたちも、デイブの父親ちちおや同業どうぎょうのストーン・カッターあがりだった。4人組にんぐみのリーダーかくはマイクだったが、かれらは大学だいがくすすまないゆえに、カッターとばれ、大学生だいがくせいたちからは疎外そがいされていた。かれらは、むかし石切場いしきりばだった岩肌いわはだをたまりとしており、自然しぜんにできたプールでおよいだりはなしたりしていた。

しかし、この縄張なわばりをあらしにものがいた。ロッドという大学生だいがくせいかれ仲間なかま学生がくせいたちだ。デイブは、このなかのキャサリンという学生がくせいをふとしたことからり、恋心こいごころをいだくようになった。あるよるギターをはじけるシリルをともなってキャサリンら女学生じょがくせいたちが寄宿きしゅくしているいえまどで、イタリーでセレナードをうたったデイブはキャサリンにつよ印象いんしょうあたえることに成功せいこうする。

大学生だいがくせいたちがあつまる食堂しょくどうで、あるキャサリンとせきともにすることになったデイブは、彼女かのじょ自分じぶんはイタリアでまれた生粋きっすいのイタリアじんであるとうそをついた。一方いっぽう、ムーチャーは交際こうさいちゅうのガールフレンド、ナンシーと結婚けっこんする決意けついをしていた。

やがて、デイブはちち反対はんたいってレースに参加さんかするが、あといち優勝ゆうしょうというところでイタリアのチャンピオンの1人ひとり妨害ぼうがいされチェーンをられたため転落てんらくしレースから脱落だつらくする。

レースにすべてをけていたデイブは、イタリアかぶれだった自分じぶん愛想あいそがつき、それまでのイタリア中心ちゅうしん生活せいかつ一変いっぺんすることにした。そして、キャサリンにも自分じぶんがイタリアじんでないことをげた。しかし、彼女かのじょかれうそをついていたことをおこってなみ平手打ひらてうちをくわせてった。悲観ひかんしたデイブに一番いちばん同情どうじょうなぐさめたのは、ごろいかめしかったちちだった。

そして、ブルーミントンで毎年まいとし開催かいさいされているリトル500バイシクル・レースとばれる競輪けいりんおこなわれるがきた。デイブも、マイクら3にんとともに「カッターズ」というチームめい参加さんかする。おおくのチームが参加さんかするなか優勢ゆうせいだったカッターズがデイブの負傷ふしょう一時いちじ絶望ぜつぼうかとおもわれるが、ふたた奮起ふんきしたデイブが終幕しゅうまく大学だいがくチームのロッドをき、見事みごと優勝ゆうしょう大観たいかんしゅまえで“カッターズ”の4にんはトロフィーをかかげる。

役名やくめい 俳優はいゆう 日本語にほんご吹替
日本にほんテレビはん
デイヴ デニス・クリストファー 池田いけだ秀一ひでかず
シリル ダニエル・スターン 玄田げんだ哲章てっしょう
マイク デニス・クエイド 鈴置すずおき洋孝ひろたか
ムーチャー ジャッキー・アール・ヘイリー 中尾なかお隆聖りゅうせい
デイヴのパパ ポール・ドゥーリイ 大塚おおつか周夫ちかお
デイヴのママ バーバラ・バリー 中西なかにし妙子たえこ
キャサリン ロビン・ダグラス 高島たかしまみやび
ロッド ハート・ボックナー 田中たなか秀幸ひでゆき
ナンシー エイミー・ライト はん恵子けいこ
マイクのあに ジョン・アシュトン 池田いけだまさる
スージー  P・J・ソールズ
その ふじ夏子なつこ
色川いろかわ京子きょうこ
塩沢しおざわ兼人かねと
喜多川きたがわ拓郎たくろう
小島こじま敏彦としひこ
石井いしい敏郎としお
村松むらまつ康雄やすお
上田うえだ敏也としや
榊原さかきばら良子りょうこ
羽村はむら京子きょうこ
演出えんしゅつ 田島たじまそうさん
翻訳ほんやく 古田ふるた由紀子ゆきこ
調整ちょうせい 近藤こんどう勝之かつゆき
効果こうか しん音響おんきょう
制作せいさく コスモプロモーション

評価ひょうか

編集へんしゅう

アメリカン・フィルム・インスティチュートえらんだ『感動かんどう映画えいがベスト100』では8となった。

受賞じゅしょうとノミネート

編集へんしゅう
しょう 部門ぶもん 対象たいしょう 結果けっか
アカデミーしょう[2] 作品さくひんしょう ピーター・イェーツ(製作せいさく ノミネート
助演じょえん女優じょゆうしょう バーバラ・バリー ノミネート
監督かんとくしょう ピーター・イェーツ ノミネート
脚本きゃくほんしょう スティーヴ・テシック 受賞じゅしょう
音楽おんがくしょう パトリック・ウィリアムズ ノミネート
ゴールデングローブしょう[3] 作品さくひんしょう (ミュージカル・コメディ部門ぶもん) 『ヤング・ゼネレーション』 受賞じゅしょう
英国えいこくアカデミーしょう[4] 新人しんじんしょう デニス・クリストファー 受賞じゅしょう
全米ぜんべい映画えいが批評ひひょう協会きょうかいしょう[5] 作品さくひんしょう 受賞じゅしょう
脚本きゃくほんしょう スティーヴ・テシック 受賞じゅしょう
ニューヨーク映画えいが批評ひひょう協会きょうかいしょう[6] 脚本きゃくほんしょう スティーヴ・テシック 受賞じゅしょう

1992ねんボリウッドで『Jo Jeeta Wohi Sikandar』としてリメイクされた。

参考さんこう文献ぶんけん

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  1. ^ Breaking Away”. Box Office Mojo. Amazon.com. 2011ねん12月11にち閲覧えつらん
  2. ^ The 52nd Academy Awards (1980) Nominees and Winners”. 映画えいが芸術げいじゅつ科学かがくアカデミー. 2011ねん12月11にち閲覧えつらん
  3. ^ THE 37TH ANNUAL GOLDEN GLOBE AWARDS (1980)”. ハリウッド外国がいこくじん映画えいが記者きしゃ協会きょうかい. 2010ねん11月24にち時点じてんオリジナルよりアーカイブ。2011ねん12月11にち閲覧えつらん
  4. ^ Film Nominations 1979”. 英国えいこく映画えいがテレビ芸術げいじゅつアカデミー. 2011ねん12月7にち閲覧えつらん
  5. ^ Past Awards”. 全米ぜんべい映画えいが批評ひひょう協会きょうかい. 2011ねん1がつ11にち時点じてんオリジナルよりアーカイブ。2011ねん12月11にち閲覧えつらん
  6. ^ 1979 Awards”. ニューヨーク映画えいが批評ひひょう協会きょうかい. 2011ねん12月11にち閲覧えつらん

外部がいぶリンク

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