(Translated by https://www.hiragana.jp/)
Amazon.com - Wikipedia
Wikipedia

Amazon.com

アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくの多た国籍こくせきテクノロジー企業きぎょう
曖昧さ回避 この項目こうもくでは、アメリカの通販つうはんサイトおよび事業じぎょう者しゃについて説明せつめいしています。日本にっぽんの現地げんち法人ほうじんについては「Amazon.co.jp」をご覧らんください。

Amazon.com, Inc.（アマゾン・ドット・コム・インク、IPA: [/æməzɒn/]）は、アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくのワシントン州しゅうシアトルに本拠地ほんきょちを置おく企業きぎょうである。主軸しゅじくはインターネット経由けいゆの小売こうりであるが、その他たにもクラウドコンピューティングなどを手掛てがけている。

Amazon.com, Inc.
商号しょうごう
 Amazon
以前いぜんの社名しゃめい
 Cadabra, Inc. (1994年ねん–1995年ねん)
種類しゅるい
 公開こうかい会社かいしゃ
市場いちば情報じょうほう
ISIN US0231351067
業種ぎょうしゅ
設立せつりつ 1994年ねん7月がつ5日にち (29年ねん前まえ) (1994-07-05)
ワシントン州しゅうベルビュー
創業そうぎょう者しゃ ジェフ・ベゾス
本社ほんしゃ
ワシントン州しゅうシアトルとバージニア州しゅうアーリントン
、
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
事業じぎょう地域ちいき
 Worldwide
主要しゅよう人物じんぶつ
 ジェフ・ベゾス
実行じっこう委員いいん長ちょう
アンディ・ジャシー
CEO兼けん社長しゃちょう
製品せいひん
サービス
売上うりあげ高だか 増加 US$574.8 billion（2023年ねん）
営業えいぎょう利益りえき
 増加 US$36.85 billion（2023年ねん）
利益りえき
 増加 US$30.43 billion（2023年ねん）
総そう資産しさん 増加 US$527.9 billion（2023年ねん）
純資産じゅんしさん 増加 US$201.9 billion（2023年ねん）
所有しょゆう者しゃ ジェフ・ベゾス（9.8%）
従業じゅうぎょう員数いんずう
 1,525,000（2023年ねん12月がつ）
子会社こがいしゃ
ウェブサイト www.amazon.co.jp ウィキデータを編集
Footnotes / references
[1][2][3][4]

同社どうしゃは「世界せかいで最もっとも影響えいきょう力りょくのある経済けいざい的てき・文化ぶんか的てき勢力せいりょくの一ひとつ」と呼よばれ、世界せかいで最もっとも価値かちのあるブランドとされている[5]。またビッグテックの一ひとつである[6]。

2022年ねん現在げんざい、Amazon がアメリカ国外こくがいでサイトを運営うんえいしている国くにはイギリス[7]、フランス[8]、ドイツ[9]、カナダ[10]、日本にっぽん[11]、中国ちゅうごく[12]、イタリア[13]、スペイン[14]、ブラジル[15]、インド[16]、メキシコ[17]、オーストラリア[18]、オランダ[19]、トルコ[20]、アラブ首長しゅちょう国こく連邦れんぽう[21]、シンガポール[22]、サウジアラビア[23]、スウェーデン[24]、ベルギー[25]、ポーランド[26]、エジプト[27]の21か国こくである。

歴史れきし 編集へんしゅう

 
Amazon.comの創業そうぎょう者しゃジェフ・ベゾス

起業きぎょうに至いたる経緯けいい 編集へんしゅう

1993年ねん当時とうじ、ジェフ・ベゾスが働はたらいていた D.E.ショーで、話題わだいになっていたインターネットについて調査ちょうさを任まかされ、インターネットが急速きゅうそくに世界せかい規模きぼで普及ふきゅうしつつあることを知しり、ベゾスはインターネットによる物販ぶっぱんの可能かのう性せいを確信かくしんし、D.E.ショーを退職たいしょくして起業きぎょうすることを決断けつだんする。

Amazon の設立せつりつは、創業そうぎょう者しゃジェフ・ベゾスが「後悔こうかいの最小さいしょう化かフレームワーク」と呼よぶ、ベゾス自身じしんの考かんがえ方かたの結果けっかとしてもたらされた。つまり、ベゾスが起業きぎょうを決意けついしたのは当時とうじのインターネット・バブルにすぐに加くわわらないことで未来みらいに生しょうじる後悔こうかいを避さけるためだった[28]。

1994年ねん、30歳さいのベゾスはウォうぉール街るがいのヘッジファンド「D. E. Shaw & Co.（英語えいご版ばん）」のシニア・バイス・プレジデントを退職たいしょくし、ワシントン州しゅうシアトルに転居てんきょした。シアトルでベゾスは、のちに Amazon.com となる企業きぎょうのための事業じぎょう計画けいかくに取とり組くんだ[29]。

Cadabraとして会社かいしゃ設立せつりつ 編集へんしゅう

1993年ねん7月がつ5日にち、ベゾスはCadabra, Inc.という名なの会社かいしゃをワシントン州しゅうの法人ほうじんとして登記とうきした[30]。1994年ねん1月がつ、ある弁護士べんごしが「Cadabra」を「cadaver（死体したい）」と聞きき間違まちがえた出来事できごとを受うけて、ベゾスは社名しゃめいを変更へんこうすることになった[31]。

ベゾスは1994年ねん9月がつ25日にちに「relentless.com」というドメインを購入こうにゅうしており、自身じしんのオンラインストアを「Relentless」と名付なづけることも一時いちじ考かんがえたが、友人ゆうじんから「情なさけ容赦ようしゃない」という意味いみのその名前なまえは不穏ふおんであると指摘してきされたこともあり思おもいとどまった。現在げんざいも relentless.com のドメインはベゾスによって所有しょゆうされており、アクセスした際さいには amazon.com へリダイレクトされる[32][33]。

Amazonへ社名しゃめい変更へんこう 編集へんしゅう

ベゾスは、社名しゃめいを「Cadabra, Inc.」から変更へんこうするにあたって、辞書じしょを引ひいて言葉ことばを探さがした。ベゾスが「アマゾン」という単語たんごを選えらび出だしたのは、それが「エキゾチックで変かわった」場所ばしょであり、自身じしんのインターネット事業じぎょうのイメージに合致がっちしていたためだった。加くわえて、アルファベット順じゅんに並ならべられた場合ばあいに一番いちばん上じょうに現あらわれる「A」から始はじまる名称めいしょうが好このましいという事情じじょうもあった[34]。さらに、アマゾン川あまぞんがわは世界せかい最大さいだいの河川かせんであり、ベゾスの計画けいかくもまた、自みずからのオンラインストアを世界せかい最大さいだいの商店しょうてんにすることだった[34]。

電子でんし商取引しょうとりひきの年間ねんかん成長せいちょう率りつを2,300パーセントと予測よそくする、あるインターネットの将来しょうらいについてのレポートを読よんだあと、ベゾスはオンラインで販売はんばいできる20種類しゅるいの商品しょうひんのリストを作つくった。次つぎにベゾスは、このリストからもっとも有望ゆうぼうと思おもわれる5種類しゅるいの商品しょうひんを絞しぼり込こんだ。それらの商品しょうひんは、コンパクトディスク、コンピュータハードウェア、コンピュータソフトウェア、ビデオ、そして書籍しょせきだった。最終さいしゅう的てきに、文学ぶんがくへの大おおきな世界せかい的てき需要じゅよう、書籍しょせきは低てい価格かかくであること、膨大ぼうだいなタイトルが出版しゅっぱんされていることなどを考慮こうりょし、ベゾスは自身じしんの事業じぎょうをオンライン書店しょてんとすることを決きめた[35]。

Amazon 創業そうぎょうの地ちは、ベゾスが借かりていたワシントン州しゅうベルビューの自宅じたくガレージとされている[34][36][37]。

オンライン書店しょてんサービスの開始かいし 編集へんしゅう

1995年ねん7月がつ、Amazon.com はオンライン書店しょてんとしてのサービスを開始かいしした[38]。Amazon.com で最初さいしょに売うれた本ほんはダグラス・ホフスタッターの著作ちょさく『流動的りゅうどうてき思考しこうと創造そうぞう的てき類推るいすい』だった[39]。サービス開始かいし後ごの最初さいしょの2か月げつで、Amazon はアメリカの50の州しゅうすべてと、世界せかいの45か国こく以上いじょうで書籍しょせきを売うり上あげた。最初さいしょの2か月げつにおける Amazon の週間しゅうかん売上うりあげは、最高さいこうで2万まん米あめりかドルだった[40]。

ベゾスによれば、ブリック・アンド・モルタルの書店しょてんは最大さいだい規模きぼのものでも15万まん種類しゅるいの本ほんしか販売はんばいできないが、オンラインの書店しょてんでは既刊きかんの書籍しょせきすべてを取とり扱あつかうことも可能かのうだった[41]。

1995年ねん10月がつ、Amazon は一般いっぱんに向むけた自社じしゃの告知こくちを行おこなった[42]。1996年ねん6月がつ、Amazon はデラウェア州しゅうの法人ほうじんとして再さい登記とうきされた[43]。1997年ねん5月がつ15日にち、Amazon.com は NASDAQ に上場じょうじょう（ティッカーシンボルは AMZN）し、1株かぶあたりの価格かかく18.00米あめりかドルで新規しんき株式かぶしき公開こうかいした（1990年代ねんだい末まつに行おこなわれた3回かいの株式かぶしき分割ぶんかつの結果けっか、1株かぶ1.50米あめりかドルとなった）[要よう出典しゅってん]。

 
スペイン・サンフェルナンドデエナレスのフルフィルメントセンター

ブランド構築こうちくを優先ゆうせんして投資とうしを行おこなう 編集へんしゅう

Amazon は他社たしゃに先駆さきがけて、ブランドを構築こうちくすることを重要じゅうよう視ししていた。出資しゅっし者しゃたちには、数すう年ねんほどは赤字あかじのままだと説明せつめいしていた。目先めさきの利益りえきに捉われず積極せっきょく的てきに投資とうしを行おこなうことで、他社たしゃサービスより先さきんじて市場いちばシェアを獲得かくとくすることに専念せんねんした。

ベゾスは1997年ねん、ある取材しゅざいに対たいして「我々われわれのビジネスモデルに他社たしゃがコピーできないような特色とくしょくはない。だが、考かんがえてみれば、マクドナルドのビジネスモデルも他社たしゃにコピーされたが、それでもマクドナルドは数すう十じゅう億おくドル規模きぼの企業きぎょうになることができた。その大おおきな要因よういんはブランドネームだ。そして、インターネット上じょうではブランドネームが現実げんじつ世界せかいよりも大おおきな意味いみを持もつんだ[44]」と述のべた。

独創どくそう的てきな長期ちょうき的てき視点してんのビジネスモデル 編集へんしゅう

 
フランス・ローウィンプランクのフルフィルメントセンター

Amazon が創業そうぎょう時じに掲かかげたビジネスモデルは独創どくそう的てきなものだった。ベゾスは、開業かいぎょう当初とうしょの4 - 5年間ねんかんでは利益りえきを挙あげることはできないと予測よそくしていた。Amazon の株主かぶぬしは「ゆっくり」な成長せいちょう速度そくどに対たいして、もっと速はやく採算さいさん性せいを確保かくほしなければ株主かぶぬしの投資とうしを正当せいとう化かすることはできず、長期ちょうき的てきには生いき残のこることすらできないだろうと不満ふまんを漏もらした。

21世紀せいき初頭しょとうのITバブル崩壊ほうかいは多おおくのIT企業きぎょうを倒産とうさんに追おい込こんだが、2000年ねんに Amazon の株価かぶかも113ドルから6ドルに暴落ぼうらくしたものの、堅実けんじつなビジネスモデルを選択せんたくした Amazon は生いき残のこり、IT不ふ況きょうを乗のり越こえて電子でんし商取引しょうとりひきにおける大手おおて企業きぎょうとなった。

2001年ねん第だい4四半期しはんき、Amazon は開業かいぎょう以来いらい初はじめて利益りえきを計上けいじょうした。10億おく米あめりかドル以上いじょうの収益しゅうえきに対たいし、利益りえきは500万まん米あめりかドルとささやかなものだった（一いち株かぶ利益りえきは1セント）が、黒字くろじへの転換てんかんはベゾスの型破かたやぶりなビジネスモデルが成功せいこうできることを示しめした[45]。

さらなる成長せいちょうと拡大かくだい 編集へんしゅう

2011年ねん、Amazon はアメリカでフルタイム従業じゅうぎょう員いんを3万まん人にん雇用こようしていた。

2016年ねん末まつの時点じてんで、アメリカにおける従業じゅうぎょう員いんは18万まん人にん、全ぜん世界せかいのフルタイムおよびパートタイム従業じゅうぎょう員いんは30万まん6,800人にんとなっていた[46]。

本社ほんしゃのあるシアトルはボーイングの企業きぎょう城下町じょうかまちとして知しられていたが、2018年ねん現在げんざいでは市内しないオフィスの20パーセントを Amazon が使用しようしており、同社どうしゃによる経済けいざい効果こうかの累計るいけいが4兆ちょう円えんを超こえるなど、アマゾンの企業きぎょう城下町じょうかまちとなりつつある[47]。

模造もぞう品ひんの横行おうこうによる有名ゆうめいブランドの撤退てったい 編集へんしゅう

2020年ねん現在げんざい、Amazon はアメリカでのEC市場いちばシェアでは40％近ちかくを占しめ、圧倒的あっとうてきトップにあるが、この頃ころよりディズニー、ナイキ、ワークマンなど有名ゆうめいブランドが次々つぎつぎに Amazon から撤退てったいする事態じたいが起おこり、牙城がじょうが揺ゆらぎ始はじめる。

その理由りゆうとして、Amazon 内ないの模造もぞう品ひんの多おおさによる「ブランドイメージの棄損きそん」、自社じしゃ独自どくじで最終さいしゅう顧客こきゃくに対たいしてしっかりブランディングを行おこないたいというブランド側がわの思惑おもわく、モールに支払しはらう割高わりだかな手数料てすうりょうがかからず、データベースなど含ふくめプラットフォームに極度きょくどに依存いぞんする（ロックイン）ことのない自由じゆうな設計せっけい思想しそうがベースになっているカナダ発はつの EC プラットフォームの Shopify（ショッピファイ）の進出しんしゅつ、販売はんばいデータや顧客こきゃくデータを管理かんりすることはできないという欠点けってんなどが上あげられる。

Amazon ではいまだ第三者だいさんしゃによる大量たいりょうのブランド品ひんが販売はんばいされ、偽造ぎぞう品ひんの販売はんばいも横行おうこうしており、2019年ねんからは日本にっぽんでも偽物にせものの排除はいじょを目的もくてきとしたプログラム「Project Zero」を開始かいし。商品しょうひん情報じょうほうを継続けいぞく的てきに自動じどうスキャンすることで偽造ぎぞう品ひんの疑うたがいがある商品しょうひんを検知けんちするシステムや、ブランド側がわが偽造ぎぞう品ひんの疑うたがいがある商品しょうひんをサイト上じょうから削除さくじょできる権限けんげんを持もたせるなどの対策たいさくを行おこなってきたが、事実じじつ上じょう放置ほうちに近ちかい状態じょうたいであり、なおかつモール側がわに直接ちょくせつの法的ほうてき責任せきにんはない。

沼澤ぬまさわ典のり史し（清談せいだん社しゃ）は、Amazon は日本にっぽんでもイギリスでも法人ほうじん税ぜいを回避かいひしており、「“違法いほう行為こういはしないが脱法だつほう行為こういは否定ひていしない”という遺伝子いでんしがあるとすれば、真剣しんけんに取とり締しまっているかどうか、大おおきな疑問ぎもんが残のこる」と発言はつげんしている（なお、Amazonは2019年ねんから法人ほうじん税ぜいを納おさめる方針ほうしんに転換てんかん）[48]。さらに、「プラットフォームビジネスは、ブランド側がわからすれば、短たん中期ちゅうき的てきな売うり上あげが見込みこめるため参加さんかする企業きぎょうも多おおかったが、そのプラットフォームビジネスによって、皮肉ひにくにもブランドビジネスの本来ほんらいのあり方かたが見直みなおされるようになってきた」とし、ナイキやルイ・ヴィトンなど有名ゆうめいブランドは、本来ほんらい、出所しゅっしょ表示ひょうじ、品質ひんしつ保証ほしょう、広告こうこく宣伝せんでんの3つの機能きのうが備そなわっているため、この機能きのうによる「ブランド力りょく」のおかげで価格かかく競争きょうそうに左右さゆうされず、消費しょうひ者しゃは信頼しんらいして高たかい金額きんがくを払はらい商品しょうひんを購入こうにゅうするのがブランドビジネスの基本きほんだったのが、プラットフォームによる模造もぞう品ひんの氾濫はんらん・安易あんいな値引ねびきでブランドビジネスモデルが成立せいりつしなくなったと指摘してきした[49][50][51][52]。

一方いっぽう、Shopify（ショッピファイ）は、2020年ねん現在げんざいで9％弱じゃくのシェアで Amazon に次ついで第だい2位いにつけているが、2020年ねんの売上うりあげ高だかは約やく3080億おく円えんで、前年ぜんねん比ひで86％増ぞうを達成たっせい。ショッピファイでは Amazon とは異ことなり、アカウントを作成さくせいして管理かんり設定せっていを行おこなうだけで EC サイトが立たち上あげできる。ショッピファイは基本きほん的てきにはECサイト作成さくせいを主おもなサービスにしているため、モールに支払しはらう割高わりだかな手数料てすうりょうが必要ひつようではなく、結果けっか、出品しゅっぴん業者ぎょうしゃが続々ぞくぞくとショッピファイに乗のり換かえているなど、Amazon の座ざを脅おびやかす存在そんざいとなっている。すでにネスレやゴーゴーカレー、コムデギャルソン、Red Bull など、有名ゆうめい企業きぎょうでも商品しょうひん力りょくで勝負しょうぶする企業きぎょうが多おおくサイトを立たち上あげているなどの変化へんかが出でている[50][52]。

沿革えんかく 編集へんしゅう

1990年代ねんだい
  • 1993年ねん7月がつ、Amazon.com, Inc の前身ぜんしんとなる法人ほうじん「Cadabra.com」を登記とうき。
  • 1994年ねん1月がつ、Cadabra.com から Amazon.com に改名かいめいされる。
  • 1995年ねん春はる、アマゾンのウェブサイトが完成かんせいし、βべーたテストを開始かいし。
  • 1995年ねん7月がつ16日にち、アマゾンの正式せいしきサービスを開始かいし。
  • 1996年ねん6月がつ、デラウェア州しゅう法人ほうじんとして再さい設立せつりつ[43] 。
  • 1997年ねん5月14日にち、NASDAQ に上場じょうじょうを果はたし、初値はつねは1株かぶ18ドルをつける。
  • 1998年ねん5月、株価かぶかが一時いちじ105ドルに。
  • 1998年ねん6月がつ、ミュージックストアを開設かいせつし音楽おんがく配信はいしん事業じぎょうに参入さんにゅう。英国えいこくとドイツにてアマゾンのサービス開始かいし。
  • 1999年ねん6月がつ、ユーザーが累計るいけい1,000万まん人にんに。
  • 1999年ねん9月がつ、米べい特許とっきょ商標しょうひょう庁ちょうでワンクリック（1-Click）特許とっきょが認みとめられる。
  • 1999年ねん12月、バーンズ＆ノーブルズの精算せいさんシステム「エキスプレスレーン」をワンクリック特許とっきょの侵害しんがいで訴うったえる。
  • 1999年ねん12月、ジェフ・ベゾス、タイム誌しの「今年ことしの人ひと」になる。さまざまな企業きぎょうに出資しゅっししたり、買収ばいしゅうしたりして機能きのうを追加ついか。
2000年代ねんだい
  • 2000年ねん1月がつ、1,500人にんをレイオフ（解雇かいこ）。99年ねん末まつから00年ねん末まつにかけてアマゾンの株価かぶかは90パーセント下落げらく。最さい安値やすねが一時いちじ15ドルとなる。
  • 2000年ねん9月がつ、航空こうくう宇宙うちゅう企業きぎょう「ブルーオリジン」を設立せつりつ、有人ゆうじん宇宙うちゅう飛行ひこうを目的もくてきとした事業じぎょうを開始かいし。
  • 2000年ねん11月1日にち、日本語にほんごサイト Amazon.co.jp「本ほん」のストアをオープン。
  • 2001年ねん（平成へいせい13年ねん）1月がつ24日にち、札幌さっぽろにカスタマーサービスセンターを開設かいせつ。
  • 2001年ねん4月がつ、NTT DoCoMo i モードアクセスサービスをスタート。
  • 2001年ねん5月がつ、Amazon アソシエイト・プログラムサービスをスタート。
  • 2001年ねん6月がつ13日にち、「音楽おんがく」「DVD」「ビデオ」のストアを同時どうじオープン。
  • 2001年ねん8月がつ、Ezweb アクセスサービスを公式こうしきサイトとしてスタート。
  • 2001年ねん10月がつ、アマゾンに立たち読よみ機能きのうを追加ついか。「ソフトウェア」と「TV ゲーム」のストアをオープン。
  • 2001年ねん10月がつ、「代金だいきん引換ひきかえ」による支払しはらいスタート。
  • 2002年ねん7月がつ、クラウドサービス「Amazon Web Services（AWS）」を開始かいし。
  • 2002年ねん9月がつ、「マイストア」オープン。
  • 2002年ねん11月6日にち、「Amazon マーケットプレイス」オープン。
  • 2002年ねん、ウェビー賞しょうを受賞じゅしょう[53]。
  • 2003年ねん7月がつ、「エレクトロニクス」ストアをオープン。
  • 2003年ねん11月5日にち、「ホーム&キッチン」ストアをオープン。
  • 2003年ねん12月、「ボーダーフォンライブ！」向むけ公式こうしきサイトをオープン。
  • 2004年ねん9月、ブックストア内ないに「雑誌ざっし」コーナーをオープン。
  • 2004年ねん10月がつ12日にち、「おもちゃ&ホビー」ストアをオープン。
  • 2004年ねん11月、ケータイサービスをリニューアル。「Amazon スキャンサーチ」を追加ついかした新しんケータイサービス「Amazon モバイル」提供ていきょう開始かいし。
  • 2005年ねん11月、ブックストアにて「なか見み！検索けんさく」を開始かいし。物流ぶつりゅうセンター「アマゾン市川いちかわ FC（フルフィルメントセンター）」を開業かいぎょう。
  • 2005年ねん11月17日にち、「スポーツ」ストアをオープン。
  • 2006年ねん4月がつ、コンビニ・ATM・ネットバンキング払ばらい開始かいし。
  • 2006年ねん5月がつ、米べい特許とっきょ商標しょうひょう庁ちょうがワンクリック特許とっきょの再さい審査しんさを命めいじる。
  • 2006年ねん6月がつ、出版しゅっぱん社しゃやメーカーの商品しょうひんを委託いたく販売はんばいする「Amazon e 託たく販売はんばいサービス」を開始かいし。
  • 2006年ねん8月がつ3日にち、「ヘルス&ビューティー」ストアをオープン。
  • 2006年ねん10月がつ、Amazon ショッピングカードをコンビニエンスストアにて販売はんばい開始かいし。「お急いそぎ便びん」の提供ていきょう開始かいし。
  • 2007年ねん2月がつ1日にち、「Amazon ポイントサービス」を開始かいし。
  • 2007年ねん3月がつ29日にち、「時計とけい」ストアをオープン。「スポーツ」ストアの店名てんめいを「スポーツ&アウトドア」ストアに変更へんこう。
  • 2007年ねん4月がつ24日にち、「マーチャント@amazon.co.jp」を開始かいし。
  • 2007年ねん6月がつ、「ベビー&マタニティ」ストアをオープン。初はつの会員かいいん制せいプログラム「Amazon プライム」を開始かいし。
  • 2007年ねん8月がつ28日にち、丸善まるぜんと Amazon.co.jp による共同きょうどうブランドストア「丸善まるぜんオンラインストア」を開始かいし。
  • 2007年ねん10月がつ、物流ぶつりゅうセンター「アマゾン八はち千せん代だい FC（フルフィルメントセンター）」を開業かいぎょう。
  • 2007年ねん11月19日にち、電子でんし書籍しょせきリーダー「Amazon Kindle」を発表はっぴょう。電子でんし書籍しょせき販売はんばいサービス「Kindleストア（Kindle Store）」を開設かいせつ。
  • 2008年ねん4月がつ14日にち、在庫ざいこ管理かんり・商品しょうひん配送はいそう代行だいこうサービス「フルフィルメント by Amazon」の提供ていきょうを開始かいし。
  • 2008年ねん5月がつ29日にち、「コスメ」ストアをオープン。
  • 2008年ねん7月がつ1日にち、「コンビニ受取うけとり」サービスを開始かいし。
  • 2008年ねん8月がつ28日にち、iPhone/iPod touch 向むけ専用せんようサイトをオープン。
  • 2008年ねん10月がつ15日にち、「食料しょくりょう&飲料いんりょう」ストアをオープン。
  • 2008年ねん11月27日にち、靴くつとバッグ専せん門もんの新あらたな Web サイト「Javari.jp」をオープン。
  • 2009年ねん4月がつ2日にち、「ジュエリー」ストアをオープン。
  • 2009年ねん5月がつ27日にち、「文房具ぶんぼうぐ・オフィス用品ようひん」ストアをオープン。
  • 2009年ねん 6月がつ22日にち、Amazon ギフト券けんをコンビニエンスストアにて販売はんばい開始かいし。
  • 2009年ねん7月がつ21日にち、靴くつとバッグ専門せんもんサイト「Javari.jp」からキッズ&ベビーカテゴリーがオープン。
  • 2009年ねん10月がつ、「当日とうじつお急いそぎ便びん」の提供ていきょう開始かいし。物流ぶつりゅうセンター「アマゾン堺さかい FC（フルフィラメントセンター）」を開業かいぎょう。「カー&バイク用品ようひん」ストアをオープン。
  • 2009年ねん11月5日にち、「Amazon フラストレーション・フリー・パッケージ（FFP）」の導入どうにゅうを開始かいし。プライベートブランド「Amazon ベーシック」製品せいひんの提供ていきょうを開始かいし。
  • 2009年ねん11月、靴くつのネット販売はんばい大手おおて「ザッポス（Zappos.com）」を買収ばいしゅう。
2010年代ねんだい
  • 2010年ねん3月、米べい特許とっきょ商標しょうひょう庁ちょうが、ワンクリック特許とっきょを認みとめる最終さいしゅう手段しゅだんを示しめす。
  • 2010年ねん4月がつ27日にち「楽器がっき」ストアをオープン。
  • 2010年ねん6月がつ3日にち、初はつの iPhone/iPod touch 向むけアプリ「Amazon モバイル iPhone アプリ」を Apple app にて提供ていきょう開始かいし。
  • 2010年ねん6月がつ8日にち、「Javari.jp」、携帯けいたい向むけサイト「Javari.jpモバイル」をオープン。
  • 2010年ねん6月がつ17日にち、「Amazon Vine（ヴァイン）先取さきどりプログラム」をオープン。
  • 2010年ねん7月がつ、「Amazon マーケットプレイス Web サービス」の提供ていきょうを開始かいし。物流ぶつりゅうセンター「川越かわごえ FC（フルフィルメントセンター）」を開業かいぎょう。
  • 2010年ねん8月がつ2日にち、「お届とどけ日時にちじ指定してい便びん」の提供ていきょうを開始かいし。
  • 2010年ねん9月がつ、「著者ちょしゃページ」提供ていきょうを開始かいし。服ふく&ファッション小物こものストアにおける取とり扱あつかいブランドを拡張かくちょう。「Amazon定期ていきおトク便びん」を開始かいし。
  • 2010年ねん9月がつ30日にち、「ペット用品ようひん」ストアをオープン。
  • 2010年ねん10月がつ、Kindle ストアで著者ちょしゃが直接ちょくせつ電子でんし書籍しょせきを販売はんばいすれば、70パーセントと条件じょうけんのいい印税いんぜいを支払しはらう仕組しくみを提案ていあん。
  • 2010年ねん11月1日にち、「無料むりょう配信はいしんサービス」を開始かいし。
  • 2010年ねん11月2日にち、「Nippon ストア」をオープン。物流ぶつりゅうセンター「大東だいとう FC（フルフィルメントセンター）」を開業かいぎょう。
  • 2011年ねん2月がつ、ビデオサービスを開始かいし。
  • 2011年ねん3月がつ、個人こじん向むけのクラウドサービス「クラウドドライブ（Cloud Drive）」を開始かいし。
  • 2011年ねん9月がつ、電子でんし書籍しょせきリーダー「Kindle Fire」を発表はっぴょう。
  • 2012年ねん3月、ロボットメーカーの Kiva Systems を買収ばいしゅう[54]。
  • 2012年ねん9月がつ、電子でんし書籍しょせきリーダー「Kindle Fire HD」を発表はっぴょう。
  • 2012年ねん10月がつ25日にち、日本にっぽん向むけの Kindle ストアが開設かいせつ。
  • 2014年ねん6月がつ、米国べいこくにてスマートフォン「fire phone」を発売はつばい[55]。
  • 2019年ねん1月がつ23日にち、米国べいこくのアマゾンスカウトが宅配たくはいロボットを発表はっぴょう。宅配たくはいロボットによるパッケージの配達はいたつを行おこなった[56]。
2020年代ねんだい
  • 2021年ねん5月がつ26日にち、大手おおて映画えいが会社かいしゃのメトロ・ゴールドウィン・メイヤー（MGM）を84.5億おくドル（約やく9200億おく円えん）で買収ばいしゅうすることを発表はっぴょう[57]。連邦れんぽう取引とりひき委員いいん会かい（FTC）や欧州おうしゅう連合れんごう（EU）の規制きせい当局とうきょくによる審査しんさを経へて、2022年ねん3月がつ17日にちに買収ばいしゅうが完了かんりょうした[58]。
  • 2022年ねん8月がつ5日にち、掃除そうじ用ようロボットの「ルンバ」を製造せいぞうしているiRobotを16.5億おくドル（約やく2200億おく円えん）で買収ばいしゅうすることを発表はっぴょう[59]。しかし、FTCやEUの規制きせい当局とうきょくによる審査しんさが難航なんこうしたため、2024年ねん1月がつ29日にちに買収ばいしゅうを断念だんねんすることを発表はっぴょうした[60][61]。
  • 2022年ねん8月がつ15日にち、日本にっぽんで化粧けしょう品ひんポータルサイト「@cosme」を運営うんえいするアイスタイルと業務ぎょうむ資本しほん提携ていけい[62]。
  • 2022年ねん11月15日にち、 アメリカでオンライン診療しんりょう事業じぎょう「アマゾン・クリニック」を立たち上あげた[63]。
  • 2022年ねん11月25日にち、 ベンガルールで試験しけん展開てんかいしていた宅配たくはいサービス事業じぎょう「アマゾン・フード」を閉鎖へいさすると発表はっぴょうした[64]。
  • 2024年ねん2月がつ26日にち、同日どうじつ取引とりひき分ぶんからダウ平均へいきん株価かぶかの構成こうせい銘柄めいがらとして採用さいよう[65]。

物流ぶつりゅう 編集へんしゅう

 
千葉ちば県けん市川いちかわ市しのフルフィルメントセンター

旧きゅう本社ほんしゃビルはワシントン州しゅうシアトルの小高こだかい丘おかにある元もと病院びょういん（PacMed）で、2010年ねんにシアトル市内しないに新あらたな本社ほんしゃを設置せっちした[66]。

物流ぶつりゅう拠点きょてん 編集へんしゅう

Amazon では、独自どくじの物流ぶつりゅう拠点きょてん（フルフィルメントセンター：FC）をアメリカ、ドイツ、イギリス、中国ちゅうごく、日本にっぽんなどにおいて整備せいびしている[67]。

詳細しょうさいは「Amazon.comの拠点きょてん一覧いちらん」を参照さんしょう

航空こうくう便びん 編集へんしゅう

増加ぞうかする貨物かもつ量りょうに対応たいおうするため Amazon Prime Air 計画けいかくをスタートした。顧客こきゃくまでの配送はいそうをマルチコプターで行おこなうドローン宅配たくはい便びんと、自社じしゃ専用せんようの貨物かもつ機き『Amazon One』（767-300）による専用せんよう便びん（運行うんこうはアトラス航空こうくうへなどへ委託いたく）が柱はしらとなる[68]。

管理かんり 編集へんしゅう

商品しょうひんの管理かんり方法ほうほう
物流ぶつりゅう拠点きょてんにおいて書籍しょせきはジャンルや出版しゅっぱん社しゃといったカテゴリで分わけずに配置はいちする方法ほうほうで管理かんりし、分類ぶんるいする手間てまを省はぶいている[69]。書籍しょせきを棚たな入いれするときには、書籍しょせきにつけられたバーコードと棚たなのバーコードを読よみ取とってホストコンピュータに登録とうろくする。そして、書籍しょせきを取とりにいくときにはホストコンピュータから携帯けいたい端末たんまつへと情報じょうほうを送おくり、どこにあるかを把握はあくする。
2014年ねん12月に公開こうかいした第だい8世代せだいの物流ぶつりゅう拠点きょてんの内部ないぶでは、ロボットを活用かつようし作業さぎょう効率こうりつ向上こうじょうを図はかっている[70][71]。
労働ろうどう者しゃの待遇たいぐう
物流ぶつりゅう拠点きょてんでの労働ろうどう者しゃの過酷かこくな状況じょうきょうについて、アメリカ[72]、イギリス[73][74]、ドイツ[75]、フランス[76]などで報ほうじられている。

ウェブサイト 編集へんしゅう

Amazon.com
 
URL amazon.com
言語げんご
  • アラビア語ご
  • 英語えいご
  • フランス語ふらんすご
  • ドイツ語ご
  • スペイン語ご
  • イタリア語ご
  • 中国ちゅうごく語ご
  • 日本語にほんご
  • ポルトガル語ご
  • オランダ語ご
  • トルコ語ご
タイプ 電子でんし商取引しょうとりひき
運営うんえい者しゃ Amazon.com
開始かいし 1995年ねん
現在げんざいの状態じょうたい 運営うんえい中ちゅう
プログラミング言語げんご C++ and Java
[77][78]
 
この項目こうもくでは色いろを扱あつかっています。閲覧えつらん環境かんきょうによっては、色いろが適切てきせつに表示ひょうじされていない場合ばあいがあります。
 
Amazonがサイトを運営うんえいしている国くに

Amazon のサービスは世界中せかいじゅうの国くにで運営うんえいされていると思おもわれがちであるが、実際じっさいにはわずか17カ国かこくでしか運営うんえいしていない。

ごく限かぎられた「先進せんしん国こく」や、アラブ首長しゅちょう国こく連邦れんぽうのような「富裕ふゆう層そうの多おおい国くに」、インドのような「今後こんご大おおきな発展はってんが予想よそうされる国くに」にしか進出しんしゅつしておらず、慎重しんちょうに見極みきわめた上うえでビジネスの拡大かくだいを図はかっている。

また、中国ちゅうごくではアリババなどに遅おくれを取とっており、必かならずしも市場いちばシェアを独占どくせんしているわけではない。

各国かっこくごとに行おこなわれているサービスや、販売はんばいされているAmazon端末たんまつなどが異ことなっている場合ばあいも少すくなくない。

地域ちいき 国くに 公用こうよう語ご 人口じんこう ドメイン名めい 開始かいし
北きたアメリカ アメリカ 英語えいご 3億おく3480万まん人にん amazon.com 1995年ねん7月がつ
カナダ 英語えいご、フランス語ふらんすご 3774万まん人にん amazon.ca 2002年ねん6月がつ
南みなみアメリカ ブラジル ポルトガル語ご 2億おく1339万まん人にん amazon.com.br 2012年ねん12月
メキシコ スペイン語ご 1億おく2893万まん人にん amazon.com.mx 2013年ねん8月がつ
アジア 日本にっぽん 日本語にほんご 1億おく2491万まん人にん amazon.co.jp 2000年ねん11月
中国ちゅうごく 中国ちゅうごく語ご 14億おく1177万まん人にん amazon.cn 2004年ねん9月がつ
インド ヒンディー語ご 14億おく2860万まん人にん amazon.in 2013年ねん6月がつ
シンガポール 英語えいご、中国ちゅうごく語ごなど 585万まん人にん amazon.sg 2017年ねん7月がつ
中東ちゅうとう トルコ トルコ語ご 8433万まん人にん amazon.com.tr 2018年ねん9月がつ
アラブ首長しゅちょう国こく連邦れんぽう アラビア語ご 989万まん人にん amazon.ae 2019年ねん5月がつ
ヨーロッパ イギリス 英語えいご 6868万まん人にん amazon.co.uk 1998年ねん10月がつ
ドイツ ドイツ語ご 8427万まん人にん amazon.de 1998年ねん10月がつ
フランス フランス語ふらんすご 6830万まん人にん amazon.fr 2000年ねん8月がつ
イタリア イタリア語ご 6046万まん人にん amazon.it 2010年ねん11月
スペイン スペイン語ご 4819万まん人にん amazon.es 2011年ねん9月がつ
オランダ オランダ語ご 1740万まん人にん amazon.nl 2014年ねん11月
オセアニア オーストラリア 英語えいご 2550万まん人にん amazon.com.au 2017年ねん11月

経営けいえい 編集へんしゅう

「ロングテール」も参照さんしょう

経営けいえい上じょうの特徴とくちょう 編集へんしゅう

Amazon の経営けいえい的てき特徴とくちょうは、「顧客こきゃく中心ちゅうしん主義しゅぎ」「発明はつめい中心ちゅうしん主義しゅぎ」「長期ちょうき的てき視野しや」を掲かかげ、事業じぎょうを行おこなっていることである[79][80]。

顧客こきゃく中心ちゅうしん主義しゅぎ
事業じぎょう開始かいし後ごの間あいだもない1997年ねんの年次ねんじ書簡しょかんには、「事業じぎょうの中心ちゅうしんはあくまで顧客こきゃくであって、他社たしゃとの競争きょうそうではない」と書かかれており、それが成功せいこうした理由りゆうであるとベゾスは述のべている。「焦点しょうてんを顧客こきゃくに当あてること」が重要じゅうようであり、顧客こきゃくの要求ようきゅうは常つねに尽つきることなくあり、それに答こたえることで企業きぎょうは成長せいちょうできる。他社たしゃとの競争きょうそうを重視じゅうししているとスピードが遅おそくなる。ビジネスで成功せいこうするためには、常つねに革新かくしん的てきであるべきで、そのために顧客こきゃくの要望ようぼうに応こたえることが重要じゅうようだと説明せつめいしている。
Amazon のオフィスの机つくえは「中古ちゅうこのドア」を手作てづくりして作つくったものであり、顧客こきゃくに関係かんけいしないことについてはお金かねを使つかわない経営けいえいポリシーを貫つらぬいている。
発明はつめい中心ちゅうしん主義しゅぎ
「商品しょうひんレビュー」や「1クリック注文ちゅうもん」など、さまざまな新しん機能きのうを実現じつげんして特許とっきょを取得しゅとくすることで、競合きょうごう企業きぎょうと差別さべつ化かを行おこなっている。
長期ちょうき的てき視野しや
ジェフ・ベゾスは、アメリカ国内こくないで最大さいだい規模きぼの書店しょてんは最大さいだいで20万まん点てんの書籍しょせきを扱あつかっているが、インターネット書店しょてんであれば何なん倍ばいもの種類しゅるいの商品しょうひんを扱あつかうことが可能かのうと期待きたいし、設立せつりつ当初とうしょの4-5年ねんの期間きかんは利益りえきが十分じゅうぶんに上あがらないことを戦略せんりゃくとして予測よそくしたことが特徴とくちょう的てきである。
フリーキャッシュフローを最大さいだい化か
一般いっぱんの小売こうり業ぎょうと異ことなり「当社とうしゃは、売上うりあげ高だかや利益りえきを最大さいだい化かすることではなく、フリーキャッシュフローを最大さいだい化かすることを目的もくてきにしている」と株主かぶぬし宛あてへの AnnualReport に記しるし、通期つうき決算けっさんで赤字あかじ決算けっさんとなることもある。1997年ねんのナスダック上場じょうじょう以来いらい、株主かぶぬしに対たいし配当はいとうを配くばったことがなく、2014年ねん時点じてんで17年ねん連続れんぞくで無配むはいを継続けいぞくしていることに対たいし株主かぶぬしが拍手はくしゅ喝采かっさいしている株式会社かぶしきがいしゃ的てき企業きぎょうといえる[81]。
最悪さいあくな労働ろうどう環境かんきょう
2014年ねん5月がつ、国際こくさい労働ろうどう組合くみあい総そう連合れんごうは、従業じゅうぎょう員いんをロボットのごとく扱あつかう労働ろうどう・業務ぎょうむ環境かんきょうや納税のうぜい回避かいひを理由りゆうに、アマゾン創業そうぎょう者しゃのジェフ・ベゾスを世界せかい最悪さいあくの経営けいえい者しゃとして選出せんしゅつした[82][83]。
2015年ねん8月がつ、アマゾンは非情ひじょうで悲惨ひさんな職場しょくば環境かんきょうであるとニューヨーク・タイムズが報ほうじた[84][85]。　

納税のうぜい 編集へんしゅう

過去かこ、日本にっぽん企業きぎょうは「Amazon は日本にっぽんに対たいし法人ほうじん税ぜいを納おさめておらず、またダンピング販売はんばいをしているために競争きょうそう環境かんきょうの違ちがいが大おおきく、設備せつび投資とうしなどができない[86][87]」、日本にっぽんの電子でんし書籍しょせき販売はんばい事業じぎょう者しゃは「アマゾンの販売はんばいする電子でんし書籍しょせきには消費しょうひ税ぜいがかからず不公平ふこうへい[88]」と批判ひはんしていた。

問屋とんや商法しょうほう
2009年ねん7月がつ、「本社ほんしゃ機能きのうの一部いちぶが日本にっぽんにある」として東京とうきょう国税局こくぜいきょくから140億おく円えん前後ぜんこうの追徴ついちょう課税かぜい処分しょぶんをされたことが報ほうじられた。アマゾン側がわは「米国べいこくに納税のうぜいしている」と主張しゅちょうし日本にっぽんとアメリカとの2国こく間あいだ協議きょうぎを申請しんせい。アマゾンジャパンも「課税かぜいは不適切ふてきせつ」とし[89]、日本にっぽんでの納税のうぜい義務ぎむはないという立場たちばである。
2010年ねん9月、日米にちべい相互そうご協議きょうぎの結果けっか、課税かぜい処分しょぶんは大幅おおはばに減額げんがくされ、国税庁こくぜいちょうは銀行ぎんこう供託きょうたく金きんの大だい部分ぶぶんを解放かいほうした[90]。しかし、Amazon の法人ほうじん税ぜいについては、依然いぜんとしてフランス、ドイツ、日本にっぽん（2006年ねんから2009年ねん）、ルクセンブルク、イギリスなどによって査察ささつが進行しんこう中ちゅう、または行おこなわれる可能かのう性せいが指摘してきされている[90]。
2019年ねん12月、Amazon.com は現在げんざいの外国がいこく法人ほうじんが契約けいやく主体しゅたいでは事業じぎょう展開てんかい上じょうの制約せいやくが多おおく、日本にっぽん事業じぎょうを拡大かくだいするためには適切てきせつに納税のうぜいする方ほうが得策とくさくとの判断はんだんから、日本にっぽん国内こくないでの販売はんばい額がくを現地げんち法人ほうじんであるアマゾンジャパン合同ごうどう会社かいしゃ（Amazon Japan G.K.）の売上うりあげ高だかに計上けいじょうする方針ほうしんに転換てんかん。2017年ねんと2018年ねん分ぶんの法人ほうじん税ぜい計けい300億おく円えんを納付のうふしたことが報ほうじられた[91]。
アマゾン税ぜい
アメリカには、連邦れんぽうとして消費しょうひ税ぜいはないが、州しゅうによっては売上うりあげ税ぜいが設定せっていされている。このことに関連かんれんし Amazon tax の議論ぎろんがある[92]。
2013年ねん12月2日にち、合衆国がっしゅうこく最高裁判所さいこうさいばんしょは、EC サイト通販つうはんの売上うりあげ税ぜいに関かんするニューヨーク州法しゅうほうが、アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく憲法けんぽうに反はんし無効むこうであるという、アマゾンらによる訴うったえを却下きゃっかした[93]。

Amazonの特徴とくちょう 編集へんしゅう

レコメンデーション機能きのう 編集へんしゅう

Amazon の最大さいだいの特徴とくちょうは強力きょうりょくなレコメンデーション機能きのうにある。現在げんざいのところ Amazon はレコメンデーションの実用じつようレベルの最先端さいせんたんを走はしっているという見方みかたが支配しはい的てきであり、技術ぎじゅつの向上こうじょうにも余念よねんがない。実際じっさい、近ちかい将来しょうらいには顧客こきゃくの宗教しゅうきょうや思想しそうまで含ふくめて営業えいぎょう活動かつどうに反映はんえいさせることが可能かのうとなるといわれる。技術ぎじゅつ的てきにはすでに開発かいはつ済ずみで、米国べいこくで特許とっきょを申請しんせいしている[94]。また、パーソナライゼーション技術ぎじゅつの解説かいせつ記事きじにおいても、Amazon.com はひとつの成功せいこう例れいとして語かたられることが多おおい。一方いっぽう、レコメンデーション自体じたいは個人こじんの趣味しゅみ嗜好しこう、場合ばあいによっては思想しそう信条しんじょう、性的せいてきな関心かんしんといったきわめてクローズドな情報じょうほうを収集しゅうしゅうする過程かていを含ふくむ。このためプライバシーの観点かんてんからの問題もんだい提起ていきが出だされることも多おおい。

Amazon.com のレコメンデーション機能きのうは、A9といわれるエンジンによって行おこなわれている。この場合ばあいのレコメンデーション機能きのうとは、過去かこの購入こうにゅう履歴りれきなどから顧客こきゃく一いち人にんひとりの趣味しゅみや読書どくしょ傾向けいこうを探さぐり出だし、それに合致がっちすると思おもわれる商品しょうひんをメール、ホームページ上じょうで重点的じゅうてんてきに推奨すいしょうする機能きのうのことである。たとえば Amazon.co.jp の「トップページ」や「おすすめ商品しょうひん」では、そのユーザーが過去かこに購入こうにゅう、閲覧えつらんした商品しょうひんと似にた属性ぞくせいを持もつ商品しょうひんのリストが自動的じどうてきに提示ていじされるが、それはレコメンデーション機能きのうの一部いちぶである。シリーズ物ぶつの漫画まんがなどの購入こうにゅうをレコメンドする場合ばあいにはちょうど新刊しんかんが出でたころに推奨すいしょうし、似にたような傾向けいこうの作品さくひんをも推薦すいせんする。以上いじょうの意味いみで、Amazon のレコメンデーション機能きのうは協調きょうちょうフィルタリングに分類ぶんるいされると考かんがえてよいだろう。

Amazon.co.jp の機能きのうは Amazon.com においても装備そうびされている。Amazon.co.jp、Amazon.com のポータルサイトのユーザーインターフェースは、言語げんごを除のぞきほとんど同おなじであるため、以降いこうは動作どうさの説明せつめいを要ようする場合ばあいには、Amazon.co.jp のポータルサイトの操作そうさ方法ほうほうに準拠じゅんきょして説明せつめいする。

ASIN 編集へんしゅう

  「ASIN」はこの項目こうもくへ転送てんそうされています。その他たの用法ようほうについては「ASIN (曖昧あいまいさ回避かいひ)」をご覧らんください。

Amazon Standard Item Numberの略りゃく。Wikipedia の一部いちぶの記事きじにも使つかわれている ASIN コードは、10桁けたのアルファベットと数字すうじにより構成こうせいされる Amazon.com の商品しょうひん識別しきべつ番号ばんごうである[95][96] 。原則げんそくとしてひとつの商品しょうひんに対たいしてひとつのカタログ（商品しょうひん詳細しょうさいページ）・ASIN が登録とうろくされる。Amazon.com と Amazon.co.jp で同おなじ商品しょうひんを扱あつかっている場合ばあいは、同一どういつの ASIN コードになる。2006年ねん12月がつまで、書籍しょせきの ASIN コードは ISBN のコードと同一どういつであった。2007年ねん1月がつ以降いこう、ISBN 規格きかくの変更へんこうにともない、以前いぜん10桁けたであった ISBN の桁数けたすうが13桁けたへ変更へんこうされた。しかし、現在げんざいのところ ASIN コードの桁数けたすうは10桁けたで変更へんこうはないため、両者りょうしゃの間あいだで齟齬そごが生しょうじている。

  ASINコードから本ほんへのリンクを貼はるためのテンプレートについてはTemplate:ASINを参照さんしょう

カスタマーレビュー 編集へんしゅう

ユーザーは商品しょうひんに対たいして星ほし5つを満点まんてんとして評価ひょうかをすることができる（これを「レビュー」と呼よぶ）。また、レビューの読者どくしゃは投稿とうこうされたレビューが参考さんこうになったかどうか、「はい」か「いいえ」の票ひょうを入いれることで評価ひょうかできる。Amazon.comでは、Amazon Vine の対象たいしょう商品しょうひんなどを除のぞき、発売はつばい前まえの商品しょうひんに購入こうにゅう者しゃレビューを書かき込こむことはできない。かつて Amazon.co.jp では発売はつばい以前いぜんにレビューを書かき込こみ評価ひょうか点数てんすうまでつけることができた[97]。このため発売はつばい前まえに思おもい込こみや期待きたい値ちを書かいた購入こうにゅう者しゃレビューが多数たすう含ふくまれてしまい、購入こうにゅう後ごに実物じつぶつを触さわって評価ひょうかした適切てきせつな購入こうにゅう者しゃレビューを埋没まいぼつさせていた。

Amazon.co.jp では、最低さいていでも1回かいはそのアカウントを使用しようして Amazon.co.jp にて商品しょうひん購入こうにゅうをしていないと、購入こうにゅう者しゃレビューを書かき込こむことができない。しかし、一いち度どでも Amazon.co.jp で買かい物ものしたアカウントを使用しようすれば、レビューを書かき込こむ商品しょうひんを Amazon.co.jp から購入こうにゅうしていなくとも購入こうにゅう者しゃレビューを書かき込こめてしまう。米べい法人ほうじんの Amazon.com ではアカウントを作成さくせいすれば誰だれでも情報じょうほうの投稿とうこうができるシステムを採用さいようしている。

未み購入こうにゅう者しゃも購入こうにゅう者しゃ同様どうようにレビューが書かけるようになっており、購入こうにゅうまた未み購入こうにゅうでのレビューかは表示ひょうじ機能きのうで確認かくにんできる[98]。

アフィリエイトサービス 編集へんしゅう

Amazon はアフィリエイトサービスと呼よばれる、店子たなこを開設かいせつするサービスを提供ていきょうしている。そのサービスは、SOAP プロトコルによる高度こうどなサービスをはじめとし、単たんなる XSLT テンプレートファイルを置おくだけで店子たなこを開設かいせつすることのできる XSLT エンジンも提供ていきょうしている。店子たなこは売うり上あげによって報酬ほうしゅうを受うけ取とることができる。このサービスはさまざまなサイトで利用りようされている。

ロゴ 編集へんしゅう

2000年ねんに制定せいていされた Amazon のロゴは、"amazon.com"（amazon 部ぶはボールド体たい）の黒くろいサンセリフの文字もじに、a から z に向むかって下向したむきの弧こを描えがくオレンジ色しょくの矢印やじるしが重かさねられたもの。この矢印やじるしは、"from A to Z" （AからZまで）、つまり Amazon で何なんでも揃そろうという意味いみと、顧客こきゃくの満足まんぞくを表あらわす笑顔えがおとを同時どうじに表現ひょうげんしたものである[99]。

批判ひはん 編集へんしゅう

訴訟そしょう 編集へんしゅう

世界せかい最大さいだいの書店しょてん？
1997年ねん5月がつ12日にち、米国べいこくの大手おおて書店しょてんバーンズ・アンド・ノーブルが Amazon を提訴ていそした。バーンズ・アンド・ノーブルの訴うったえは、Amazon は自社じしゃを「世界せかい最大さいだいの書店しょてん」であると主張しゅちょうするが、Amazon は「実際じっさいには書店しょてんなどではなく、書籍しょせきのブローカーである」ため、そのような主張しゅちょうは虚偽きょぎであるという内容ないようだった。この訴訟そしょうは示談じだんで解決かいけつし、Amazon は引ひき続つづき「世界せかい最大さいだいの書店しょてん」と主張しゅちょうすることとなった[100]。
企業きぎょう秘密ひみつの盗用とうよう？
1998年ねん10月がつ16日にち、ウォルマートがAmazon を相手あいてに訴訟そしょうを起おこし、Amazon が複数ふくすうの元もとウォルマート重役じゅうやくを雇やとい入いれることで、ウォルマートの企業きぎょう秘密ひみつを盗ぬすんだと主張しゅちょうした。この訴訟そしょうも示談じだんという形かたちで解決かいけつしたが、Amazon は元もとウォルマート社員しゃいんに対たいする人事じんじ異動いどうおよび業務ぎょうむ制限せいげんの実施じっしを強しいられた[100]。

プライバシーの問題もんだい 編集へんしゅう

Amazon は、趣味しゅみや嗜好しこうに関かんする情報じょうほうを過度かどに集あつめ、仕様しよう上じょう、個人こじん情報じょうほうが簡単かんたんに公開こうかいできてしまう傾向けいこうがあることを指摘してきし、注意ちゅういを喚起かんきする議論ぎろんがあった[101]。米国べいこく Amazon は、子こどもの個人こじん情報じょうほうを親おやの許諾きょだくなく収集しゅうしゅうしていることで消費しょうひ者しゃ団体だんたいから苦情くじょうを寄よせられた経緯けいいがある[102]。また、「ほしい物ものリスト（Wish List）」が「子こどもと性せい犯罪はんざい者しゃの接触せっしょく機会きかいを高たかめる」という指摘してきが従来じゅうらいからあった[103]。なお、Amazon は「ウィッシュリストは、ユーザーが欲ほしいものを公開こうかいするシステムであり、欲ほしいものが一致いっちした場合ばあい物々交換ぶつぶつこうかんが行おこなわれることがあるが、アマゾン上じょうではない取引とりひきのためアマゾンは関与かんよしない」としている。2008年ねん、Amazon.co.jp でも「ほしい物ものリスト」の仕様しようによる情報じょうほうの漏洩ろうえいが話題わだいとなった[104]。

詳細しょうさいは「Amazon.co.jp#ほしい物ものリストとプライバシーの問題もんだい」を参照さんしょう

Amazon はサインイン（ログイン）しなくとも、ブラウザに保存ほぞんされているクッキーを元もとにアクセスした者ものを特定とくていして、過去かこの購買こうばい履歴りれきや評価ひょうかした内容ないようを元もとに「お薦すすめ」の商品しょうひんをトップページに提示ていじするため、サインアウト（ログアウト）しなければ、アクセスに使用しようしたブラウザ・ソフトを立たち上あげた人間にんげんはだれでもサインアウトしなかった人ひとの読書どくしょ傾向けいこうや購買こうばい傾向けいこうを知しることができる。とりわけ書籍しょせきの購入こうにゅうリストはその者ものの思想しそう・良心りょうしんの自由じゆうを侵害しんがいするおそれが大おおきいため問題もんだいとなる。

マーケットプレイスで購入こうにゅうした場合ばあい、出品しゅっぴん者しゃに住所じゅうしょや氏名しめいなどが開示かいじされる仕様しようである。

配達員はいたついんの労働ろうどう問題もんだい 編集へんしゅう

日本にっぽんでは、Amazonの急速きゅうそくな普及ふきゅうとともに配達員はいたついんの過労かろう問題もんだいが指摘してきされている。Amazonと直接ちょくせつ契約けいやくしている配達員はいたついんの多おおくが、捌さばききれないほどの配送はいそう業務ぎょうむに悩なやまされているためである。

また、業務ぎょうむ委託いたく契約けいやくであるのにAmazon側がわから社内しゃないアプリケーションを通つうじて実質じっしつ的てきに雇用こよう関係かんけいに近ちかいような形態けいたいで労働ろうどうを行おこなっている環境かんきょうが不適切ふてきせつであるとの問題もんだい提起ていきも行おこなわれている。

低てい賃金ちんぎんで過酷かこくな労働ろうどう環境かんきょうにあると批判ひはんされている[105]。

電子でんし書籍しょせき 編集へんしゅう

詳細しょうさいは「Amazon Kindle」を参照さんしょう

Amazonでは、電子でんし書籍しょせき端末たんまつおよび電子でんし書籍しょせき関連かんれんサービス「Kindle」を展開てんかいしている。

アマゾン・アップグレードサービス 編集へんしゅう

買かった本ほんを自宅じたくに置おいたまま、職場しょくばや旅行りょこう先さきでも読よめる新あらたなサービス。インターネットを利用りよう可能かのうな場所ばしょならばどこでも、Amazon に接続せつぞくして閲覧えつらんすることができる[106]。

電子でんしインク端末たんまつ 編集へんしゅう

Amazon.com は2004年ねんに設立せつりつした社内しゃない研究けんきゅう施設しせつのLab126において、電子でんし書籍しょせきリーダーの研究けんきゅう・開発かいはつを開始かいしした。端末たんまつと電子でんし書籍しょせきサービスのブランド名めいはグラフィックデザイナーの Michael Patrick Cronan によって「灯ひをともす」を意味いみする「Kindle」と名付なづけられた。

2007年ねん11月19日にちにアメリカ国内こくない限定げんていで Kindle First Generation が発売はつばいされた。この端末たんまつは4階かい調ちょうグレースケール表示ひょうじに対応たいおうした6インチ電子でんしインクディスプレイとキーボードを有ゆうし、250MB の内部ないぶメモリと SD カードスロットを備そなえていた。発売はつばい後ご数すう時じ間あいだで完売かんばいし、翌年よくねん4月がつまで在庫ざいこなしのままだった。2009年ねん2月がつ23日にちには読よみ上あげ機能きのうを加くわえ内部ないぶメモリを増強ぞうきょうした Kindle 2 が発売はつばいされた。これ以降いこうの Kindle 端末たんまつでは SD カードスロットは省はぶかれている。同年どうねん10月がつ19日にちには国際こくさい版ばんが発売はつばいされ日本にっぽんでも販売はんばいされた。現行げんこうの電子でんしインク端末たんまつは2012年ねん10月がつ1日にちに発売はつばいが開始かいしされた Kindle Paperwhite である。

LCD端末たんまつ 編集へんしゅう

詳細しょうさいは「Kindle Fire」および「Kindle Fire HD」を参照さんしょう

電子でんしインク端末たんまつのラインとは別べつに、タッチパネルに対応たいおうする7インチ・カラー LCD ディスプレイを有ゆうする Kindle Fire はアメリカで2011年ねん11月15日にちに発売はつばいされた。OS は Android を元もとに独自どくじに開発かいはつしたものを搭載とうさいし、ネットブラウジングなどタブレット端末たんまつとしての機能きのうも備そなえている。2012年ねん09月がつ6日にちに第だい二に世代せだい Kindle Fire が、2012年ねん9月がつ14日にちには7インチ HD ディスプレイディスプレイを持もつ Kindle Fire HD が、2012年ねん11月16日にちにはさらに8.9インチ版ばん Kindle Fire HD が発売はつばいされた。

アマゾン・ウェブサービス 編集へんしゅう

Amazon はアマゾン ウェブサービス（AWS）として、Amazon S3 などのいわゆるクラウドコンピューティングサービスを提供ていきょうしており、年々ねんねんサービス規模きぼを拡大かくだいしている。本ほんサービスを提供ていきょうするためのデータセンターは米国べいこく（US East および US West1, US West2）、欧州おうしゅう（アイルランド）、アジア・パシフィック（シンガポール、東京とうきょう[107]）、南米なんべい（ブラジル）などに置おかれている。また米国べいこくの政府せいふエージェント専用せんようの Gov Cloud も提供ていきょうしている。

Amazon Appstore for Android 編集へんしゅう

2011年ねん3月がつ22日にち、Android 向むけのアプリケーションを提供ていきょうする Amazon Appstore がオープンした。アプリには有料ゆうりょうと無料むりょうのものがあるが、「free app of the day」という形かたちで、通常つうじょうは有料ゆうりょうのアプリを日替ひがわりで無料むりょう提供ていきょうするサービスも行おこなっている。ただし、無料むりょうアプリを入手にゅうしゅする場合ばあいでも Amazon.com の顧客こきゃくアカウントが必要ひつようである[注釈ちゅうしゃく 1]。

購入こうにゅうは Android 搭載とうさいの携帯けいたい機器ききに Amazon Appstore アプリをインストールしてから行おこなう[注釈ちゅうしゃく 2]。あらかじめパソコンからアクセスしてアプリを購入こうにゅうしておいてから、携帯けいたい機器ききで再さいアクセスしてダウンロードすることも可能かのうである。

パソコンで Amazon.com にログインして Amazon Appstore でアプリを閲覧えつらんすると、すでに別べつのアプリをダウンロードしたことがある顧客こきゃくであれば、同おなじ携帯けいたい機器ききで使用しよう可能かのうかどうかが表示ひょうじされる。また、パソコン上じょうでの Test Drive（お試ためしプレイ）が可能かのうなアプリもある[注釈ちゅうしゃく 3]。一方いっぽう、（3G や 4G ではなく）Wi-Fi 接続せつぞくしなければダウンロードできないアプリもある。

Amazon Prime Video 編集へんしゅう

Amazon Prime Videoは、ビデオ・オン・デマンドサービスである。ドラマや映画えいがなどのライブラリーのレンタルおよび購入こうにゅうに加くわえ、プライム会員かいいんは指定していされたライブラリー作品さくひんを無料むりょう無む制限せいげんで視聴しちょうできる。プライム会員かいいんだけが視聴しちょうできる作品さくひんもある。作品さくひんの自社じしゃ制作せいさくや独占どくせん配信はいしんも行おこなっており、それらの作品さくひん群ぐんには「Amazon ORIGINAL」のブランドが冠かんされる。2015年ねん、自社じしゃ制作せいさく作品さくひんの『Transparent（トランスペアレント）』がゴールデングローブ賞しょうの最優秀さいゆうしゅうシリーズ賞しょうを受賞じゅしょうし、ストリーミングサービス作品さくひんとしては初はじめての受賞じゅしょうとなった。

備考びこう 編集へんしゅう

J・K・ローリングの手作てづくり本ほん『The Tales of Beedle the Bard（吟遊詩人ぎんゆうしじんビードルの物語ものがたり）』を、ロンドンで開ひらかれたサザビーズのオークションで195万まんポンド（約やく4億おく5,000万まん円えん）で落札らくさつし、これを連想れんそうさせる限定げんてい版ばんを Amazon のみで販売はんばいした[108]。

脚注きゃくちゅう 編集へんしゅう

[脚注きゃくちゅうの使つかい方かた]

注釈ちゅうしゃく 編集へんしゅう

  1. ^ 2011年ねん6月がつ現在げんざい、アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく在住ざいじゅうの顧客こきゃくのみが対象たいしょうとなっている。
  2. ^ Amazon AppstoreはAndroid Marketおよび Amazon.com から無料むりょうダウンロードが可能かのう。利用りよう手順てじゅんは Amazon.comサイト内ないの「Getting Started with the Amazon Appstore」ページを参照さんしょう。
  3. ^ Test Drive はアプリを Amazon.com のクラウド上じょうで起動きどうし、インターネット経由けいゆで遠隔えんかく操作そうさするもので、アプリそのものがパソコンにインストールされるわけではないが、ほぼそれと同おなじ感覚かんかくを体験たいけんできる。

出典しゅってん 編集へんしゅう

  1. ^ “Amazon.com, Inc. 2023 Form 10-K Annual Report”. US Securities and Exchange Commission (2024年ねん2月がつ2日にち). 2024年ねん3月がつ18日にち閲覧えつらん。
  2. ^ “California Secretary of State Business Search”. Secretary of State of California. 2018年ねん2月がつ23日にち時点じてんのオリジナルよりアーカイブ。2018年ねん10月がつ26日にち閲覧えつらん。
  3. ^ “Amazon.com, Inc. 2022 Proxy Statement”. US Securities and Exchange Commission (2022年ねん4月がつ14日にち). 2024年ねん3月がつ18日にち閲覧えつらん。
  4. ^ Reuter, Dominick (2021年ねん7月がつ30日にち). “1 out of every 153 American workers is an Amazon employee”. Business Insider. 2022年ねん2月がつ4日にち閲覧えつらん。
  5. ^ Kantar. “Accelerated Growth Sees Amazon Crowned 2019's BrandZ™ Top 100 Most Valuable Global Brand” (英語えいご). www.prnewswire.com. 2021年ねん2月がつ16日にち閲覧えつらん。
  6. ^ Lotz, Amanda. “'Big Tech' isn't one big monopoly – it's 5 companies all in different businesses” (英語えいご). The Conversation. 2021年ねん2月がつ16日にち閲覧えつらん。
  7. ^ https://www.amazon.co.uk/
  8. ^ https://www.amazon.fr/
  9. ^ https://www.amazon.de/
  10. ^ https://www.amazon.ca/
  11. ^ https://www.amazon.co.jp/
  12. ^ https://www.amazon.cn/
  13. ^ https://www.amazon.it/
  14. ^ https://www.amazon.es/
  15. ^ https://www.amazon.com.br/
  16. ^ https://www.amazon.in/
  17. ^ https://www.amazon.com.mx/
  18. ^ https://www.amazon.com.au/
  19. ^ https://www.amazon.nl/
  20. ^ https://www.amazon.com.tr/
  21. ^ https://www.amazon.ae/
  22. ^ https://www.amazon.sg/
  23. ^ https://www.amazon.sa/
  24. ^ https://www.amazon.se/
  25. ^ https://www.amazon.com.be/
  26. ^ https://www.amazon.pl/
  27. ^ https://www.amazon.eg/
  28. ^ “Person of the Year – Jeffrey P. Bezos”. Time. (1999年ねん12月27日にち). オリジナルの2000年ねん4月がつ8日にち時点じてんにおけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20000408032804/http://www.time.com/time/poy/bezos5.html 2008年ねん1月がつ5日にち閲覧えつらん。 
  29. ^ “Jeff Bezos: The King of e-Commerce”. Entrepreneur.com. 2017年ねん8月がつ23日にち閲覧えつらん。
  30. ^ “AMAZON COM INC (Form: S-1, Received: 03/24/1997 00:00:00)”. nasdaq.com (1997年ねん3月がつ24日にち). 2014年ねん7月がつ15日にち閲覧えつらん。
  31. ^ Amazon's Jeff Bezos: With Jeremy Clarkson, we're entering a new golden age of television Retrieved August 18, 2015.
  32. ^ Nazaryan, Alexander (2016年ねん7月がつ12日にち). “How Jeff Bezos is Hurtling Toward World Domination”. Newsweek. https://www.newsweek.com/2016/07/22/jeff-bezos-amazon-ceo-world-domination-479508.html 2016年ねん7月がつ12日にち閲覧えつらん。 
  33. ^ Staff, Writer (2014年ねん6月がつ21日にち). “Relentless.com”. The Economist. https://www.economist.com/node/21604559/print 2016年ねん7月がつ12日にち閲覧えつらん。 
  34. ^ a b c Byers, Ann (2006), Jeff Bezos: the founder of Amazon.com, The Rosen Publishing Group, pp. 46–47, ISBN 9781404207172, https://books.google.com/books?id=Nz43wixr2IcC&pg=PA47 
  35. ^ “Amazon Company History”. 2013年ねん5月がつ6日にち閲覧えつらん。
  36. ^ Spiro, Josh. “The Great Leaders Series: Jeff Bezos, Founder of Amazon.com”. Inc.com. 2013年ねん2月がつ7日にち閲覧えつらん。
  37. ^ Neate, Rupert (2014年ねん6月がつ22日にち). “Amazon's Jeff Bezos: the man who wants you to buy everything from his company”. The Guardian. https://www.theguardian.com/theobserver/2014/jun/22/jeff-bezos-amazon-boss-wants-to-sell-you-everything 2018年ねん6月がつ28日にち閲覧えつらん。 
  38. ^ Rivlin, Gary (2005年ねん7月がつ10日とおか). “A Retail Revolution Turns 10”. The New York Times. https://www.nytimes.com/2005/07/10/business/yourmoney/10amazon.html?ei=5090&en=c805d53acf76f2b3&ex=1278648000&partner=rssuserland&emc=rss&pagewanted=all 2011年ねん8月がつ4日にち閲覧えつらん。 
  39. ^ Amazon company timeline. Corporate IR. (January 2015). http://phx.corporate-ir.net/phoenix.zhtml?c=176060&p=irol-corporateTimeline. 
  40. ^ Spiro, Josh. “The Great Leaders Series: Jeff Bezos, Founder of Amazon.com”. 2018年ねん7月がつ1日にち閲覧えつらん。
  41. ^ Jeff Bezos reveals what it's like to build an empire and become the richest man in the world — and why he's willing to spend $1 billion a year to fund the most important mission of his life Business Insider, Retrieved May 11, 2018
  42. ^ World's Largest Bookseller Opens on the Web. URLwire. (October 4, 1995). http://www.urlwire.com/news/100495.html. 
  43. ^ a b “NASDAQ”. 2023年ねん4月がつ15日にち閲覧えつらん。
  44. ^ Murphy Jr., Bill. “'Follow the Money' and Other Lessons From Jeff Bezos”. 2018年ねん7月がつ1日にち閲覧えつらん。
  45. ^ Spector, Robert (2002). Amazon.com: Get Big Fast 
  46. ^ Amazon's job creation plan comes amid labor pains USA Today, January 13, 2016
  47. ^ アメリカで広ひろがる都市とし間あいだ格差かくさ 将来しょうらいの日本にっぽんも？｜NHK NEWS WEB
  48. ^ INC, SANKEI DIGITAL (2019年ねん12月22日にち). “アマゾン、納税のうぜいへ方針ほうしん転換てんかん 法人ほうじん税ぜい２年ねんで３００億おく円えん 売上うりあげ高だかを日本にっぽん法人ほうじんに計上けいじょう”. 産経さんけいニュース. 2022年ねん10月がつ23日にち閲覧えつらん。
  49. ^ “「ナイキ」がアマゾンから撤退てったい”. WWD (2019年ねん11月14日にち). 2021年ねん6月がつ26日にち閲覧えつらん。
  50. ^ a b “ZOZOの次つぎはアマゾン離ばなれ？ナイキ撤退てったいが示唆しさするプラットフォーマーの綻ほころび 沼澤ぬまさわ典のり史し：清談せいだん社しゃ”. DIAMOND online (2020年ねん3月がつ8日にち). 2021年ねん6月がつ26日にち閲覧えつらん。
  51. ^ “有名ゆうめいブランドが次々つぎつぎと撤退てったい…「アマゾン離ばなれ」の裏うらでショッピファイが台頭たいとう”. AsageiBiz (2021年ねん3月がつ1日にち). 2021年ねん6月がつ26日にち閲覧えつらん。
  52. ^ a b “アマゾン､楽天らくてんを侵おかす｢ショッピファイ｣の正体しょうたい モールもリアル店てんも介かいさず世界せかいを相手あいてにできる 角間かくま 実みのる : 株式会社かぶしきがいしゃフルバランス代表だいひょう、Shopify公認こうにんエキスパート”. 東洋とうよう経済けいざいonline (2020年ねん12月23日にち). 2021年ねん6月がつ26日にち閲覧えつらん。
  53. ^ “Amazon.com | 2002 People's Voice / Webby Award Winner”. The Webby Awards. 2017年ねん11月15日にち閲覧えつらん。
  54. ^ Amazon、ロボットメーカーのKiva Systemsを7億おく7500万まんドルで買収ばいしゅう ITmedia ニュース 2012年ねん3月がつ21日にち
  55. ^ アマゾン、約やく２万まん円えんの３Ｄスマホ　通販つうはんサイトと連動れんどう 日本経済新聞にほんけいざいしんぶん 2014年ねん6月がつ19日にち
  56. ^ “Amazon Scout（アマゾンスカウト）”. ロボスタ (2019年ねん1月がつ23日にち). 2022年ねん11月9日にち閲覧えつらん。
  57. ^ “アマゾン、「００７ぜろぜろせぶん」の米べい映画えいが大手おおてＭＧＭ買収ばいしゅう…買収ばいしゅう額がく９２００億おく円えん”. 読売新聞よみうりしんぶん (2021年ねん5月がつ26日にち). 2021年ねん5月がつ26日にち閲覧えつらん。
  58. ^ “アマゾンが映画えいが制作せいさくＭＧＭの買収ばいしゅう完了かんりょう、85億おくドルの案件あんけんに当局とうきょく反対はんたいせず”. Bloomberg.com (2022年ねん3月がつ18日にち). 2022年ねん3月がつ18日にち閲覧えつらん。
  59. ^ “アマゾン、16.5億おくドルでアイロボット買収ばいしゅうへ－ロボット掃除そうじ機きメーカー”. Bloomberg.com (2022年ねん8月がつ5日にち). 2022年ねん8月がつ6日にち閲覧えつらん。
  60. ^ 朝田あさだ賢治けんじ (2024年ねん1月がつ29日にち). “Amazon、「ルンバ」のアイロボット買収ばいしゅうを撤回てっかい 欧州おうしゅう当局とうきょくの承認しょうにん難航なんこう”. 日本経済新聞にほんけいざいしんぶん. 2024年ねん1月がつ30日にち閲覧えつらん。
  61. ^ David Shepardson (2024年ねん1月がつ30日にち). “アマゾン、アイロボット買収ばいしゅう中止ちゅうし ＥＵが反対はんたい 米まいも拒否きょひの意向いこう”. ロイタろいたー通信つうしん. https://jp.reuters.com/markets/bonds/X6E4J4C76VJQJASLTOBRWVBPOA-2024-01-29/ 2024年ねん1月がつ30日にち閲覧えつらん。 
  62. ^ “Amazon、アイスタイル筆頭ひっとう株主かぶぬしへ 「@コスメ」運営うんえい”. 日本経済新聞にほんけいざいしんぶん (2022年ねん8月がつ15日にち). 2022年ねん8月がつ18日にち閲覧えつらん。
  63. ^ 「アマゾン、米国べいこく内ないでオンライン診療しんりょう所しょ立だち上あげ 一般いっぱん的てきな病気びょうきに対応たいおう」『Reuters』、2022年ねん11月16日にち。2022年ねん12月11日にち閲覧えつらん。
  64. ^ 「アマゾン、インドの料理りょうり宅配たくはい事業じぎょう閉鎖へいさへ 事業じぎょう計画けいかく見直みなおしの一環いっかん」『Reuters』、2022年ねん11月25日にち。2022年ねん11月29日にち閲覧えつらん。
  65. ^ “ダウ平均へいきん銘柄めいがらにアマゾン採用さいようへ…２６日にちから、株価かぶか水準すいじゅんさらに押おし上あげの可能かのう性せい”. 読売新聞よみうりしんぶん (2024年ねん2月がつ22日にち). 2024年ねん2月がつ22日にち閲覧えつらん。
  66. ^ アマゾン・ドット・コム・インク半期はんき報告ほうこく書しょ（2010年ねん9月がつ27日にち関東かんとう財務局ざいむきょく提出ていしゅつ）
  67. ^ Amazon.jobs
  68. ^ Amazon.com、自前じまえの貨物かもつ航空機こうくうきの運航うんこう開始かいし：ITpro
  69. ^ フォトレポート：アマゾンの新しん物流ぶつりゅうセンター、最速さいそく24時じ間あいだ発送はっそうを支ささえる工夫くふう - CNET Japan 2005年ねん11月1日にち
  70. ^ Amazon、Kivaロボットが走はしり回まわる最新さいしん物流ぶつりゅうセンターの動画どうがを公開こうかい ITmedia ニュース 2014年ねん12月1日にち
  71. ^ アマゾン、「Kiva」ロボットなど活用かつようする最新さいしん配送はいそうセンターを公開こうかい CNET Japan 2014年ねん12月2日にち
  72. ^ The Bezos doctrine of ruthless pragmatism フィナンシャル・タイムズ 2012.07.09
  73. ^ Amazon unpacked フィナンシャル・タイムズ 2013.02.08
  74. ^ 「アマゾン物流ぶつりゅうセンターの過酷かこくな労働ろうどう」BBCが潜入せんにゅう取材しゅざい ハフィントンポスト 2013年ねん11月26日にち
  75. ^ ドイツで「奴隷どれい労働ろうどう」と批判ひはんされた米べいアマゾン海外かいがいの出稼でかせぎ労働ろうどう者しゃを“強制きょうせい収容しゅうよう所しょ”に収容しゅうよう - JB press 2013.08.28
  76. ^ ジャン＝バティスト・マレ『アマゾンはブラック企業きぎょうか？』（原文げんぶん）（日本語にほんご）ル・モンド・ディプロマティーク
  77. ^ “Amazon.com Site Info”. Alexa Internet. 2017年ねん7月がつ4日にち閲覧えつらん。
  78. ^ Lextrait, Vincent (2010年ねん1月がつ). “The Programming Languages Beacon, v10.0”. 2012年ねん5月がつ30日にち時点じてんのオリジナルよりアーカイブ。2010年ねん3月がつ14日にち閲覧えつらん。
  79. ^ Amazonに見みる“検索けんさくとビジネス”の関かかわり - ITmedia 2007年ねん11月03日にち
  80. ^ 米べいアマゾン・ドット・コムのジェフ・ベゾスCEOインタビュー（前編ぜんぺん）[リンク切きれ]
  81. ^ 今期こんきも赤字あかじ！アマゾンの驚おどろくべき経営けいえい手法しゅほうが分わかるたった1枚まいのグラフ THE NEW CLASSIC 2013年ねん10月がつ26日にち[リンク切きれ]
  82. ^ アマゾン創業そうぎょう者しゃ「世界せかい最悪さいあく」＝経営けいえい者しゃを調査ちょうさ－国際こくさい労組ろうそ連れん 時事通信じじつうしん 2014年ねん5月がつ24日にち
  83. ^ アマゾンＣＥＯが世界せかい最悪さいあくオーナー、過剰かじょうな社員しゃいん搾取さくしゅと指摘してき 新しん華はなニュース 2014年ねん5月がつ24日にち[リンク切きれ]
  84. ^ Inside Amazon: Wrestling Big Ideas in a Bruising Workplace The New York Times 2014年ねん8月がつ15日にち
  85. ^ アマゾンの容赦ようしゃなき労働ろうどう哲学てつがく「壁かべを登のぼれ！さもなくば去され！」〜大だいの大人おとながみんなデスクで泣なく 現代げんだいビジネス 2014年ねん8月がつ29日にち
  86. ^ 「家電かでん量販りょうはん、「アマゾン価格かかく」に怒いかり」 日経にっけいビジネス 2012年ねん11月19日にち号ごう
  87. ^ 「日本にっぽん企業きぎょうはアマゾンやアップルの4倍ばい不利ふり」 ザ・ハフィントン・ポスト 2014年ねん5月がつ17日にち
  88. ^ アマゾン電子でんし書籍しょせき…消費しょうひ税ぜいゼロ　不満ふまん爆発ばくはつさせる国内こくない業者ぎょうしゃ 産経新聞さんけいしんぶん 2014年ねん4月がつ13日にち
  89. ^ アマゾンに140億おく円えん追徴ついちょう 国税局こくぜいきょく「日本にっぽんにも本社ほんしゃ機能きのう」『朝日新聞あさひしんぶん』2009年ねん7月がつ5日にち付づけ朝刊ちょうかん、第だい1面めん
  90. ^ a b "AMAZON.COM, INC. FORM 10-Q For the Quarterly Period Ended September 30, 2010"
  91. ^ “アマゾン、日本にっぽんに納税のうぜいへ方針ほうしん転換てんかん 法人ほうじん税ぜい2年ねんで300億おく円えん”. 共同通信きょうどうつうしん（2019年ねん12月22日にち）. 2019年ねん12月22日にち閲覧えつらん。
  92. ^ 米べいで「アマゾン税ぜい」賛否さんぴ、業界ぎょうかいも議会ぎかいも賛否さんぴ割われる　州しゅう財政ざいせい救済きゅうさいへ上院じょういんが法案ほうあん可決かけつ MSN産経さんけいニュース 2013年ねん5月がつ18日にち
  93. ^ 米べい最高裁さいこうさい、NY州しゅうの売上うりあげ税ぜいをめぐるアマゾンらの上訴じょうそを却下きゃっか CNET News 2013年ねん12月03日にち
  94. ^ 性的せいてき指向しこうまで分わかる? Amazonの「ギフトお勧すすめ」特許とっきょ ITmedia ニュース 2006年ねん08月がつ14日にち
  95. ^ Amazon.co.jp: ヘルプ > 各種かくしゅサービス > Amazon.co.jp コミュニティ > リストマニア > ISBN／ASINについて
  96. ^ Amazon.com Help: Product Identifiers
  97. ^ Amazon.co.jp: ヘルプ > 新着しんちゃく情報じょうほう > コミュニティのガイドラインを見直みなおしました(2009年ねん7月がつ3日にち更新こうしん)
  98. ^ “カスタマーレビューについて - Amazonカスタマーサービス”. www.amazon.co.jp. 2021年ねん12月29日にち閲覧えつらん。
  99. ^ Amazon.com Introduces New Logo; New Design Communicates Customer Satisfaction and A-to-Z Selection - Amazon.com 2008年ねん6月がつ4日にち確認かくにん。
  100. ^ a b "Forming a Plan, The Company Is Launched, One Million Titles". Reference for Business: Encyclopedia of Business, 2nd ed. Retrieved September 1, 2012.
  101. ^ “詳細しょうさい化かするアマゾンの個人こじん情報じょうほう収集しゅうしゅうに懸念けねんの声こえ”. AP通信つうしん. WIRED. (2005年ねん4月がつ1日にち). https://wired.jp/2005/04/01/%E8%A9%B3%E7%B4%B0%E5%8C%96%E3%81%99%E3%82%8B%E3%82%A2%E3%83%9E%E3%82%BE%E3%83%B3%E3%81%AE%E5%80%8B%E4%BA%BA%E6%83%85%E5%A0%B1%E5%8F%8E%E9%9B%86%E3%81%AB%E6%87%B8%E5%BF%B5%E3%81%AE%E5%A3%B0%E4%B8%8A/ 
  102. ^ Amazonに児童じどうプライバシー侵害しんがいの疑うたがい - ITmedia
  103. ^ Amazon.com の「Wish List」機能きのう、プライバシー保護ほご上じょう問題もんだいあり？ - japan.internet.com
  104. ^ 密ひそかな趣味しゅみが全ぜん公開こうかい--Amazonのウィッシュリスト、改あらため「ほしい物ものリスト」に注意ちゅうい? - CNET Japan
  105. ^ “アマゾンが労働ろうどう者しゃの賃上ちんあげに踏ふみ切きった「本当ほんとうの理由りゆう」”. 産経さんけいニュース (2018年ねん10月がつ13日にち). 2023年ねん6月がつ20日はつか閲覧えつらん。
  106. ^ Amazon.com Help Amazon Upgrade 2005年ねん11月3日米にちべいAmazon発表はっぴょう（日本にっぽんでのサービス開始かいし等とうは不明ふめい）
  107. ^ Amazon.co.jp: プレスリリース 2011年ねん3月がつ2日にち： アマゾン ウェブ サービスが日本にっぽんに クラウド向むけデータセンターを開設かいせつ、クラウドが日本にっぽんに上陸じょうりく
  108. ^ Amazon.co.jp: ヘルプ > 注文ちゅうもん > 商品しょうひん情報じょうほう > 『The Tales of Beedle the Bard（吟遊詩人ぎんゆうしじんビードルの物語ものがたり）』のよくある質問しつもん

関連かんれん項目こうもく 編集へんしゅう

関連かんれん文献ぶんけん 編集へんしゅう

  • 横田よこた増ぞう生せい『潜入せんにゅうルポ　アマゾン・ドット・コム(朝日あさひ文庫ぶんこ) 』朝日新聞あさひしんぶん出版しゅっぱん、2010年ねん　ISBN 978-4022616845
  • リチャード・ブラントー（訳わけ：井口いぐち耕こう二に）『ワンクリック―ジェフ・ベゾス率ひきいるAmazonの隆盛りゅうせい』日経にっけいBPマーケティング、2012年ねん　ISBN 978-4822249151
  • ジャン＝バティスト・マレ『アマゾン、世界せかい最良さいりょうの企業きぎょう潜入せんにゅう記き』（En Amazonie. Infiltré dans le «meilleur des mondes»）

外部がいぶリンク 編集へんしゅう

日本にっぽん向むけECサイトおよび関連かんれん事項じこうに関かんしては「Amazon.co.jp#外部がいぶリンク」を参照さんしょう
 

この項目こうもくは、企業きぎょうに関連かんれんした書かきかけの項目こうもくです。この項目こうもくを加筆かひつ・訂正ていせいなどしてくださる協力きょうりょく者しゃを求もとめています（ウィキプロジェクト 経済けいざい）。

「https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=Amazon.com&oldid=100301072」から取得しゅとく