清濁
概要
全 清 -無声 無 気 音 。『韻 鏡 』では単 に清 という。次 清 -無声 有 気 音 。全 濁 -有声音 のうち破裂 音 ・摩擦音 ・破 擦 音 。『韻 鏡 』では単 に濁 という。次 濁 -有声音 のうち鼻音 ・流 音 など、基本 的 に対立 する無声音 がないもの。『韻 鏡 』では清濁 、『四声 等 子 』では不 清 不 濁 という。
この
また
現代 中国語 の全 濁 の消滅 と声調 の関係
全 濁声 母 は平声 では無声 有 気 音 に、それ以外 では原則 として無声 無 気 音 になった。平声 では声調 の違 いによって清音 が陰平 に、濁音 が陽平 に移動 したために、区別 が保 たれている。全 濁 上声 だったものは、去声 に流入 した。元 入声 だったものは、原則 として全 濁 は陽 平声 に、次 濁 は去声 に流入 した。
脚注
- ^ いしゐのぞむ「
清濁 易 名 陰陽 考 」、好文 出版 「中國 語學 研究 ・開 篇 」第 二 十 號 ,第 288-304頁 、平成 十 二 年 ,西暦 二 千 年 https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I000008035744-i23643098 https://researchmap.jp/ishiwi/published_papers/3333104 https://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10429059 - ^
石 海 青 「沈約創 定 紐 位 高下 説 」。輔仁國文學 報 22、2006民 95。 https://tpl.ncl.edu.tw/NclService/JournalContentDetail?SysId=A07014238 http://catalog.digitalarchives.tw/item/00/51/55/41.html