加藤かとう浩一こういち

加藤かとう 浩一こういち（かとう こういち、1942年ねん（昭和しょうわ17年ねん）11月23日にち - ）は、日本にっぽんの政治せいじ家か。茨城いばらき県けん水戸みと市し長なが（2期き）、茨城いばらき県議会けんぎかい議員ぎいん（5期き）を務つとめた。水戸みと市し名誉めいよ市民しみん。

来歴らいれき

茨城いばらき県けん水戸みと市しに父ちち・正雄まさお、母はは・まさの長男ちょうなんに生うまれる。太平洋戦争たいへいようせんそうの激化げきかにより、疎開そかいで福島ふくしま県けんに移うつり、同地どうちで終戦しゅうせんを迎むかえる。父ちち・正雄まさおは終戦しゅうせん直後ちょくごに戦死せんしする（昭和しょうわ20年ねん8月がつ30日にち、フィリピンルソン島るそんとう）。残のこされた加藤かとうの祖母そぼと母ははは水戸みと市内しないで酒屋さかやを開ひらく。

水戸みと市立しりつ浜田はまだ小学校しょうがっこう、水戸みと市立しりつ第だい三さん中学校ちゅうがっこうを経へて、茨城いばらき高等こうとう学校がっこうに入学にゅうがく。入学にゅうがく後ごは家庭かていの事情じじょうもあり、進学しんがくを断念だんねん。卒業そつぎょう後ごの進路しんろを就職しゅうしょくに選択せんたくし、茨城いばらきトヨペットに入社にゅうしゃ。このとき面接めんせつを担当たんとうしたのが当時とうじ、社長しゃちょうだった幡谷はたや祐一ゆういち（のち茨城いばらき県けん信用組合しんようくみあい理事りじ長ちょう）で、幡谷はたやは加藤かとうが水戸みと市長しちょうに立候補りっこうほした際さいの後援こうえん会長かいちょうとなった。

同社どうしゃに数すう年ねん勤務きんむした後のち、バナナの販売はんばいや焼肉やきにく店みせを経営けいえいするなど事業じぎょうを起おこした。その後ご、家業かぎょうの酒屋さかや業ぎょうを継ついで、1975年ねん、水戸みと市議会しぎかい議員ぎいん選挙せんきょに立候補りっこうほして当選とうせん。3期き務つとめ、副ふく議長ぎちょうを務つとめた。

1986年ねん、茨城いばらき県議会けんぎかい議員ぎいん選挙せんきょに出馬しゅつばし、初はつ当選とうせん（無所属むしょぞくから自由民主党じゆうみんしゅとう）。5期き務つとめ、議長ぎちょうを務つとめた。

2003年ねん、水戸みと市長しちょう選挙せんきょに出馬しゅつばし、当選とうせん。水戸みと市長しちょうを2期き8年間ねんかん務つとめた。全国ぜんこく特例とくれい市し市長しちょう会かい長ちょうなどを歴任れきにん。

2011年ねん、水戸みと市長しちょうを退任たいにんした。2012年ねん、水戸みと市しから名誉めいよ市民しみんを贈おくられた。

息子むすこは、参議院さんぎいん議員ぎいんの加藤かとう明良あきよし。

著書ちょしょ

• 『魁さきがけ-改革かいかくの精神せいしんをもって』2007年ねん、茨城新聞いばらきしんぶん社しゃ
• 『政治せいじは誰だれのためにある!市民しみんの目線めせんに立たった理りと情じょうの政治せいじ理念りねん』2011年ねん、ぎょうせい

脚注きゃくちゅう