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千葉日報 - Wikipedia

千葉ちば日報にっぽう

千葉ちばけん地方ちほう新聞しんぶん

千葉ちば日報にっぽう(ちばにっぽう)は、千葉ちばけん県域けんいき地方ちほう新聞しんぶん1956ねん社団しゃだん法人ほうじんとして設立せつりつ創刊そうかん1958ねん株式会社かぶしきがいしゃ

千葉ちば日報にっぽう
千葉ちば日報にっぽうしゃ本社ほんしゃ
種類しゅるい 日刊にっかん
サイズ ブランケットばん

事業じぎょうしゃ 千葉ちば日報にっぽうしゃ
本社ほんしゃ 千葉ちば
代表だいひょうしゃ 代表だいひょう取締役とりしまりやく社長しゃちょう 中元なかもと広之ひろゆき[1]
創刊そうかん 1956ねん昭和しょうわ31ねん
言語げんご 日本語にほんご
価格かかく 1 180えん
月極つきぎめ 3,600えん[2]
発行はっこうすう 11まん9346(2024ねん1がつ1にち時点じてん[3]
ウェブサイト https://www.chibanippo.co.jp/
株式会社かぶしきがいしゃ千葉ちば日報にっぽうしゃ
CHIBA NIPPO CO.,LTD.
本社ほんしゃ所在地しょざいち 日本の旗 日本にっぽん
〒260-0013
千葉ちばけん千葉ちば中央ちゅうおう中央ちゅうおう4-14-10
事業じぎょう内容ないよう 日刊にっかん新聞しんぶん発行はっこう事業じぎょう一般いっぱん印刷物いんさつぶつ定期ていき刊行かんこうぶつ印刷いんさつ事業じぎょう書籍しょせき発刊はっかんならびに販売はんばい事業じぎょう
設立せつりつ 1956ねん
業種ぎょうしゅ 情報じょうほう通信つうしんぎょう
資本しほんきん 3おく6000まんえん
売上うりあげだか 公表こうひょう
従業じゅうぎょう員数いんずう 119にん
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概要がいよう

編集へんしゅう
  • 日刊にっかん通常つうじょう22ページ(にち月曜げつよう祝祭日しゅくさいじつ翌日よくじつは20ページ)。朝刊ちょうかんのみ発行はっこう
  • 2024ねん1がつ1にち現在げんざい発行はっこう部数ぶすうは11まん9346
  • 千葉ちば県内けんない話題わだい自社じしゃ取材しゅざいにより提供ていきょうし、全国ぜんこくして県内けんないニュースに紙面しめんおおくをいている。一方いっぽうけんがいのニュースはおも共同通信きょうどうつうしん配信はいしん記事きじ掲載けいさいしている。
  • 千葉ちばロッテマリーンズジェフユナイテッド市原いちはら千葉ちばかしわレイソル応援おうえんしているので一般いっぱんよりくわしい情報じょうほうことができる。
  • 読売新聞よみうりしんぶん毎日新聞まいにちしんぶんなどの全国ぜんこく比較ひかくすると、新聞しんぶんとしてのシェアはちいさいが、企業きぎょう広報こうほう制作せいさく受託じゅたくなどにもちかられている。
  • 宅配たくはい千葉ちば県内けんない読売新聞よみうりしんぶん朝日新聞あさひしんぶん毎日新聞まいにちしんぶんなど、全国ぜんこく販売はんばいてん委託いたくしてっている。
  • 千葉ちばテレビ放送ほうそうベイエフエム主要しゅよう株主かぶぬしである。
  • かつては千葉ちばテレビ放送ほうそうだい2株主かぶぬし(9.00%)だったが、現在げんざい千葉ちばけん(16.84%)、中日新聞社ちゅうにちしんぶんしゃ(10.64%)にだい3株主かぶぬし(5.05%)となっている、
  • 最終さいしゅうめんテレビ番組ばんぐみらんではチバテレ(千葉ちばテレビ放送ほうそう)の番組ばんぐみひょう一番いちばん左端ひだりはし(いわゆる独立どくりつUきょくあつかいは、他紙たしにおいては一般いっぱんてきさいみぎはしだい2テレビめん)にフルサイズ配置はいちしていたが、現在げんざい最終さいしゅうめんみぎはしにハーフサイズで掲載けいさいしている。ただし、tvkTOKYO MXテレだまなどの都県とけん独立どくりつUきょく掲載けいさいしていない(FMについては一部いちぶ都県とけんきょくだい2テレビめん掲載けいさい)。
  • 正式せいしき発行はっこう部数ぶすう販売はんばいてんて)を公表こうひょうしていないため、スーパーマーケット通信つうしん販売はんばいなどの一般いっぱんのチラシはまれない。
  • 2015ねん5がつから日本経済新聞社にほんけいざいしんぶんしゃ千葉ちば工場こうじょう[注釈ちゅうしゃく 1]への委託いたく印刷いんさつ開始かいししたことにより、自社じしゃ工場こうじょう閉鎖へいさした[4]
  • 自由民主党じゆうみんしゅとう千葉ちば県議会けんぎかい議員ぎいんかいおよび自民党じみんとう県議けんぎより広報こうほう業務ぎょうむっている。業務ぎょうむ内容ないよう千葉ちば県議会けんぎかい自民党じみんとうおよびかく議員ぎいんのホームページの更新こうしん県議けんぎによる議会ぎかいリポートの制作せいさく発行はっこう補助ほじょとうである。広報こうほう業務ぎょうむ請負うけおい開始かいしした時期じき金額きんがくなどは公表こうひょう[5]

1956ねん12月21にちけんであった千葉ちば新聞しんぶん廃刊はいかん決定けっていしたことにともない、けん復興ふっこうもとめるこえがり地元じもと政財界せいざいかいにより同年どうねん12がつ社団しゃだん法人ほうじんとして設立せつりつされ、初代しょだい社長しゃちょうには県議会けんぎかい議長ぎちょう松本まつもときよしマツモトキヨシ社長しゃちょうのち松戸まつど市長しちょう)が就任しゅうにんし、1957ねん1がつ1にち創刊そうかんされた。よく1958ねん5がつ8にちには社団しゃだん法人ほうじん千葉ちば日報にっぽうしゃから株式会社かぶしきがいしゃ千葉ちば日報にっぽうしゃ移行いこうさせ(法律ほうりつじょうきゅう会社かいしゃ解散かいさんしん会社かいしゃ設立せつりつ)、あたらしく参議院さんぎいん議員ぎいん川口かわぐち為之助ためのすけ初代しょだい民選みんせん知事ちじ)が社長しゃちょう就任しゅうにんのち民間みんかんじん社長しゃちょう歴任れきにんしており、現在げんざい企業きぎょうとしてけんとの関連かんれんはない[6]

  • 1956ねん - 社団しゃだん法人ほうじん 千葉ちば日報にっぽうしゃ設立せつりつ
  • 1957ねん -「千葉ちば日報にっぽう創刊そうかん
  • 1958ねん - 株式会社かぶしきがいしゃ 千葉ちば日報にっぽうしゃ改組かいそ
  • 1987ねん - 高速こうそくカラーオフセット輪転りんてん導入どうにゅう
  • 1990ねん - 電子でんし編集へんしゅうシステムを導入どうにゅう
  • 1995ねん - 輪転りんてんハーフデッキ増設ぞうせつ(4ページ)
  • 1996ねん - 共同通信社きょうどうつうしんしゃ総合そうごう画像がぞうシステム導入どうにゅう
  • 1999ねん - だい2オンラインシステム完成かんせい
  • 2005ねん - だい3オンラインシステム導入どうにゅう
  • 2006ねん - ホームページを「ちばとぴ」としてリニューアル
  • 2007ねん - 千葉ちば日報にっぽう創刊そうかん50周年しゅうねん
  • 2014ねん - 日本経済新聞社にほんけいざいしんぶんしゃとの包括ほうかつてき印刷いんさつ協力きょうりょく基本きほん合意ごうい
  • 2015ねん - 日本経済新聞社にほんけいざいしんぶんしゃ日経にっけい首都しゅとけん印刷いんさつせんよう工場こうじょう)への委託いたく印刷いんさつ開始かいし自社じしゃ工場こうじょう閉鎖へいさ[4]

紙面しめん構成こうせい

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  • 1めん
    • 県政けんせい関連かんれん話題わだいおおい。下部かぶには知事ちじけん幹部かんぶ動静どうせいや、コラム「せわしじんすん」が掲載けいさいされている。
  • 経済けいざいめん
    • 原則げんそく2ページあり、「ちば経済けいざいめん県内けんない経済けいざいニュースがおおきくあつかわれる。
  • 運動うんどうめん
    • 「ちば日報にっぽうスポーツ」めんが2〜3ページ。千葉ちばロッテマリーンズなど地元じもとプロ野球やきゅう球団きゅうだん地元じもとプロサッカークラブの情報じょうほうくわしい。なつ高校こうこう野球やきゅうけん予選よせんにもちかられている。
  • 地域ちいきめん
    • 千葉ちば」「県西けんせい」「けんひがし」「県南けんなん」の4ページがある。かく地域ちいきこまかなニュース・話題わだい掲載けいさいされている。「千葉ちばめんはカラー写真しゃしんるが、「県西けんせい」「けんひがし」「県南けんなんめん白黒しろくろである。
  • 情報じょうほうめん
    • 毎週まいしゅう金曜きんよう掲載けいさいりファンが愛読あいどくしており、金曜きんようの1めんはしには「情報じょうほう掲載けいさい」とあお告知こくちされる。
  • 社会しゃかいめん
    • 原則げんそく3ページあり、県内けんない事件じけん事故じこのニュースが詳報しょうほうされる。著名ちょめいじんだけでなく、一般人いっぱんじん訃報ふほう記事きじる。

テレビ・ラジオめん

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最終さいしゅうめん(メイン)

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フルサイズ
ハーフサイズ

ちゅうめんだい2テレビ・ラジオ)

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BSデジタル
ラジオ
かつては「千葉ちばオフトーク」(オフトーク通信つうしん) の番組ばんぐみひょう地域ちいきめんせていたことがあった。

支社ししゃ支局しきょく

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大阪おおさかには支社ししゃいていない。

不祥事ふしょうじ

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2006ねん1がつ21にち千葉ちばけん教育きょういく会館かいかん開催かいさいされた「裁判さいばんいん制度せいど全国ぜんこくフォーラムin千葉ちば」(最高裁判所さいこうさいばんしょ千葉ちば地方裁判所ちほうさいばんしょ千葉ちば日報にっぽうしゃなど共催きょうさい)において、入場にゅうじょうしゃ交通こうつう趣旨しゅしとして一人ひとりたり3,000えん謝礼しゃれい支払しはらい、いわゆるサクラを38にん動員どういんしていたことが発覚はっかくしゃ2007ねん1がつ30にち記者きしゃ会見かいけんひらき「当日とうじつ悪天候あくてんこう予想よそうされ、大量たいりょうキャンセルの不安ふあんがあった」とう釈明しゃくめいしたうえ謝罪しゃざいしている[7]

2011ねん11月16にち千葉ちば中央ちゅうおうきたバスジャック事件じけん現場げんば取材しゅざいをしていた記者きしゃ腕章わんしょう千葉ちばけん警察けいさつ捜査そうさいんしていたという事案じあん判明はんめいした。実行じっこうはんが「マスコミをべ」と要求ようきゅうしていたことから、捜査そうさいん記者きしゃ貸与たいよ依頼いらい腕章わんしょうりた捜査そうさいんはそれをけて記者きしゃになりすまし、実行じっこうはん説得せっとくのぞんだ。なお、当該とうがい記者きしゃしゃから厳重げんじゅう注意ちゅういけた[8]

2019ねん6月13にち印刷いんさつ委託いたくさきである日経にっけい首都しゅとけん印刷いんさつせんよう工場こうじょう輪転りんてん印刷いんさつでシステム障害しょうがい発生はっせいどう日付ひづけ朝刊ちょうかんのスポーツめん株式かぶしきめんなどけい4ページが欠落けつらくしたまま、購読こうどくしゃ配布はいふされる事態じたいとなり、千葉ちば日報にっぽうしゃ欠落けつらく記事きじをウェブサイトじょう無料むりょう公開こうかいしたり、一部いちぶ記事きじ翌日よくじつづけ朝刊ちょうかん掲載けいさいするなどの措置そちをとった[4][9][10]

脚注きゃくちゅう

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注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ 千葉ちばけん習志野ならしの子会社こがいしゃ日経にっけい首都しゅとけん印刷いんさつ運営うんえい

出典しゅってん

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  1. ^ 会社かいしゃ概要がいよう”. 千葉ちば日報にっぽうしゃ (2023ねん10がつ1にち). 2023ねん10がつ30にち閲覧えつらん
  2. ^ 千葉ちば日報にっぽうしゃ 11がつからつきぎめ購読こうどくりょう改定かいてい”. 文化ぶんか通信つうしん (2023ねん10がつ13にち). 2023ねん10がつ30にち閲覧えつらん
  3. ^ https://www.chibanippo.co.jp/pdf/baitaishiryou.pdf
  4. ^ a b c 千葉ちば日報にっぽう輪転りんてんにデータおくれず4めんぶん欠落けつらく”. 日本経済新聞にほんけいざいしんぶん日経にっけいコンピュータ(2019ねん6がつ14にち作成さくせい). 2019ねん6がつ14にち閲覧えつらん
  5. ^ われる「中立ちゅうりつ公正こうせい県議会けんぎかい自民党じみんとうから千葉ちば日報にっぽうしゃ政務せいむ活動かつどう毎年まいとし4000まんえんちょう 新聞しんぶんしゃ広報こうほう業務ぎょうむ. FRONTLINE PRESS. (2022ねん2がつ7にち). https://frontlinepress.jp/7336 2023ねん10がつ19にち閲覧えつらん 
  6. ^ 深山ふかやま修身しゅうしん千葉ちば日報にっぽうしゃ」『千葉大ちばだい百科ひゃっか事典じてん』(千葉ちば日報にっぽうしゃ、1982ねん
  7. ^ 裁判さいばんいんフォーラムに新聞しんぶんしゃ日当にっとうばら動員どういんJ-CASTニュース 2007ねん1がつ30にち
  8. ^ 記者きしゃ腕章わんしょうして厳重げんじゅう注意ちゅうい論議ろんぎ ネットじょうでは「問題もんだいなし」が圧倒的あっとうてきJ-CASTニュース 2011ねん11月18にち
  9. ^ 読者どくしゃみなさまへ”. 千葉ちば日報にっぽうしゃ(2019ねん6がつ13にち作成さくせい). 2020ねん9がつ1にち時点じてんオリジナルよりアーカイブ。2019ねん6がつ14にち閲覧えつらん
  10. ^ 千葉ちば日報にっぽう朝刊ちょうかん、4ページ欠落けつらく工場こうじょうトラブルか”. 読売新聞よみうりしんぶん(2019ねん6がつ14にち作成さくせい). 2019ねん6がつ17にち時点じてんオリジナルよりアーカイブ。2019ねん6がつ14にち閲覧えつらん

関連かんれん項目こうもく

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外部がいぶリンク

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