埼玉さいたま弁べん

埼玉さいたま弁べん（さいたまべん）は、埼玉さいたま県けんで話はなされている日本語にほんごの方言ほうげんの総称そうしょう。多摩たま弁べんなどとともに武たけ州しゅう弁べん（ぶしゅうべん）とも呼よばれる。西にし関東かんとう方言ほうげんに分類ぶんるいされるが、県けん東部とうぶには東ひがし関東かんとう方言ほうげん的てきな要素ようそがある。秩父ちちぶ地方ちほうの方言ほうげんについては秩父ちちぶ弁べんも参照さんしょうのこと。

概要がいよう

埼玉さいたま県けん諸しょ地域ちいきの方言ほうげんに共通きょうつうする（かつ首都しゅと圏けん方言ほうげんなどとは異ことなる）特徴とくちょうは少すくない。埼玉さいたま県けんは関東かんとう地方ちほうの中央ちゅうおう部ぶに位置いちする内陸ないりく県けんであり、周辺しゅうへん地域ちいきと相互そうごに影響えいきょうしあってきたため、埼玉さいたま県内けんないの方言ほうげんは関東かんとう地方ちほう各地かくちの方言ほうげんの縮図しゅくずになっている。埼玉さいたま県けんの方言ほうげんは秩父ちちぶ、中央ちゅうおう（熊谷くまがや市し周辺しゅうへん）、東部とうぶと大おおきく3つに分わけられる^[1]。すなわち、県けん東部とうぶでは栃木とちぎ弁べんや茨城いばらき弁べんに近ちかく、県けん中央ちゅうおう部ぶ・南部なんぶでは江戸えど言葉ことばに近ちかく、県けん北部ほくぶでは群馬ぐんま弁べんに近ちかい。県けん西部せいぶの秩父ちちぶ地方ちほうの方言ほうげん（秩父ちちぶ弁べん）は甲州こうしゅう弁べんとも共通きょうつう点てんを持もち、県内けんない他た地域ちいきと比くらべて古ふるい言葉ことばが残のこされている^[2]。入間いるま地域ちいき・朝霞あさか地区ちくは、同おなじ武蔵野台むさしのだい地ち上うえにある多摩たま弁べんとの関連かんれんが強つよい。また、埼玉さいたま県けんの方言ほうげん（特とくに北部ほくぶ）には東北とうほくの一いち地方ちほう（福島ふくしま県けん原町はらまち市し※現在げんざいの浜はま通どおり北部ほくぶ・南みなみ相馬そうま市し原町はらまち区く）の方言ほうげんと49％の共通きょうつう方言ほうげんが存在そんざいし、アクセントは違ちがうものの東北とうほく方言ほうげんとの類似るいじ性せいも見みせる^[1]。

元々もともと埼玉さいたま県けんは東京とうきょう都とと同おなじ武蔵むさし国こくであり、古ふるくから江戸えどの影響えいきょうが強つよく、さらに現在げんざいでは東京とうきょうのベッドタウン化かが進すすみ、埼玉さいたま都民とみんと呼よばれる住民じゅうみんが増ふえている。そのため、現在げんざいの埼玉さいたま県けんの方言ほうげんは県けん南部なんぶを中心ちゅうしんに共通きょうつう語ごと非常ひじょうに近ちかく、住民じゅうみんの方言ほうげん意識いしきも希薄きはくである^[2]^[3]。東京とうきょう都ととの隣接りんせつ地域ちいきでは言語げんご事情じじょうも東京とうきょうと連続れんぞく的てきであり、東京とうきょうの若者わかもの言葉ことばは埼玉さいたま県けんの若年じゃくねん層そうに強つよい影響えいきょうを与あたえ、逆ぎゃくに「なにげに」「うちんち」「よこはいり」などは埼玉さいたま県けんの若年じゃくねん層そうで先さきに広ひろまって東京とうきょうの若者わかもの言葉ことばに影響えいきょうを与あたえたとされる^[3]。一方いっぽうで県けん北部ほくぶでは養蚕ようさんの衰退すいたいと共ともに養蚕ようさんに付随ふずいする埼玉さいたまの方言ほうげんも死語しごと化かした^[1]。

以下いかで解説かいせつするのは、首都しゅと圏けん方言ほうげん（新しん東京とうきょう方言ほうげん）に置おき換かわる前まえ（昭和しょうわ末期まっき以前いぜん時点じてんでの高齢こうれい層そうが中心ちゅうしん^[4]）の、伝統でんとう的てきな埼玉さいたま県けん方言ほうげんである。

音声おんせい・音韻おんいん

東部とうぶにはやや東北とうほく方言ほうげん的てきな発音はつおん特徴とくちょうがあるが、それ以外いがいでは東京とうきょうの下町したまち言葉ことばの発音はつおんに近ちかい^[5]。

北東ほくとう部ぶでは母音ぼいんイが中ちゅう舌したの[ï]で、エも狭せばめの発音はつおんになる地域ちいきがある^[6]。この地域ちいきではシ、チ、ジも子音しいんの口蓋こうがい化かが起おきずに[sï]、[tsï]、[dzï]で現あらわれる^[6]。
県けん東部とうぶでは子音しいんを伴ともなわない語頭ごとうのイとエの混同こんどうがある^[7]。
狭せま母音ぼいんi, uは、東京とうきょう方言ほうげんと同おなじく、無声むせい子音しいんに挟はさまれたり無声むせい子音しいんの後のちで語末ごまつにある場合ばあいに無声むせい化かが起おきる^[6]。
連れん母音ぼいんai, ae, oi, oe, ieがeːに変化へんかする。「たけー」(高たかい)、「みねー」(見みない)のような主おもに形容詞けいようしや助動詞じょどうしの語尾ごびで起おこる現象げんしょうだが、「でーく」(大工だいく)のような名詞めいしや「けーた」(書かいた)のような動詞どうし活用かつよう語尾ごびでも起おこる地域ちいきもある^[8]。連れん母音ぼいんuiがiːに変化へんかする現象げんしょうもみられる^[9]。
awaのwが脱落だつらくしてaːとなる現象げんしょうがみられる。「かーら」(川原かわはら、瓦かわら)、「まーる」(回まわる)など^[10]。
ajuはaiに変化へんかする。「まい」(繭まゆ)、「かい」(粥かゆ)など。さらに連れん母音ぼいんの変化へんかが起おきて「めー」「けー」にもなる^[11]。
シュ、ジュがシ、ジになる現象げんしょうがみられる^[12]。
語かたり中ちゅうのガ行ぎょう子音しいんは、東ひがし南部なんぶでは東京とうきょう方言ほうげんと同おなじく鼻濁音びだくおん[ŋ]で現あらわれるが、他たの地域ちいきでは[g]である^[12]。
「かわっぷち」「あおっぱな」のように、複合語ふくごうごであることを示しめすのに促音そくおんッが挿入そうにゅうされる場合ばあいがある^[12]。

アクセント

県けん中部ちゅうぶ・西部せいぶのアクセントは、東京とうきょうとほとんど同おなじ中ちゅう輪わ東京とうきょう式しきアクセントである。

一方いっぽう、県けん東部とうぶには、「埼玉さいたま特殊とくしゅアクセント」と呼よばれるアクセントがある。埼玉さいたま特殊とくしゅアクセントの範囲はんいは、北足立きたあだち郡ぐん大だい部分ぶぶん・北埼玉きたさいたま郡ぐん中部ちゅうぶ以東いとう・南埼玉みなみさいたま郡ぐん全域ぜんいき・北葛飾きたかつしか郡ぐん全域ぜんいきで（いずれも今いまは市しになっている地域ちいきを含ふくむ範囲はんい。加須かぞ市し・幸手さって市し・春日部かすかべ市し・越谷こしがや市しなど）、東京とうきょう都と東端ひがしばた部ぶ・千葉ちば県けん北西ほくせい端はし・群馬ぐんま県けん東南とうなん端はしにも及およぶ^[13]。主おもに葛飾かつしか郡ぐん域いきで話はなされているので葛飾かつしか方言ほうげんとも。埼玉さいたま特殊とくしゅアクセントの中なかでも、地域ちいきによる違ちがいが大おおきく、例たとえば蓮田はすだ市しではアメガ（雨あめが）、イシガ（石いしが）、アキガ（秋あきが）、加須かぞ市しではアメガ（雨あめが）、イシガ（石いしが）、アキガ（秋あきが）のようなアクセントである（太字ふとじが高たかく発音はつおんする部分ぶぶん）。ただ近年きんねんは共通きょうつう語ご化かが進すすんでいる。

地名ちめい

高たかく発音はつおんする部分ぶぶんを太字ふとじで表あらわす。平板へいばん型がたとは、後うしろにつく助詞じょしや助動詞じょどうしも高たかくなるもの。膝ひざが（ひざが）、膝ひざだ（ひざだ）など。

熊谷くまがいは、くまがや（平板へいばん型がた）になる。共通きょうつう語ごではくまがやになる^[14]。
深谷ふかやは、ふかや（平板へいばん型がた）になる。共通きょうつう語ごではふかや、ふかやになる^[14]。

本庄ほんじょうは、ほんじょう（平板へいばん型がた）になる。共通きょうつう語ごではほんじょうになる^[15]。

秩父ちちぶは、ちちぶ（平板へいばん型がた）になる。共通きょうつう語ごではちちぶになる。

文法ぶんぽう

共通きょうつう語ごと違ちがいがあるもののみ記述きじゅつする。

動詞どうし・形容詞けいようし

終止しゅうし形がた末尾まつびがauとなる動詞どうしは、秩父ちちぶなどでは「こー」(買かう)、「もろー」(貰もらう)のようにauがoːに変化へんかする^[10]。一方いっぽうで東部とうぶや中部ちゅうぶを中心ちゅうしんに「かー」(買かう)、「もらー」(貰もらう)のようにauからaːへの変化へんかが聞きかれる^[10]。

カ行ぎょう変格活用へんかくかつよう動詞どうしの「来くる」は、「きない/きねー」(来こない)、「きられる」(来きたられる)等とうのように未然みぜん形がたが「き」となっていて、やや上うえ一いち段だん活用かつように近ちかづいている^[16]。命令めいれい形がたは大だい部分ぶぶんの地域ちいきで「こ(ー)」(来こい)である^[16]。サ行ぎょう変格活用へんかくかつよう「する」も上うえ一いち段だん化か傾向けいこうがあり、東部とうぶや北部ほくぶで「しる」があり、仮定かてい形がたは東部とうぶで「しれば」が聞きかれる^[17]。

ガ行ぎょう五ご段だん活用かつよう動詞どうしの音便おんびん形がたは、県けん南部なんぶで「といた」(研みがいだ)、「およいた」(泳およいだ)のように清音せいおんで現あらわれる^[18]。また「行いく」はガ行ぎょうの「いぐ」になっているが、音便おんびん形がたは「いって」である^[17]。

仮定かてい形がたは、入間いるま郡ぐんでは「へーろば」(入はいれば)、「しろば」(すれば)、「たかけろば」(高たかければ)のような形かたちが現あらわれる^[19]。この形かたちの由来ゆらいは不明ふめいである。

形容詞けいようしに「ない」が続つづくときは、「たかか(ー)ねー」(高たかくない)のような形かたちとなる^[17]。また「て」が続つづくときは「高たかくって」のように促音そくおんが挿入そうにゅうされる^[17]。

助動詞じょどうし

使役しえきには、共通きょうつう語ごと同おなじく五ご段だん動詞どうしに「せる」、一段いちだん動詞どうしに「させる」が使つかわれるが、北部ほくぶ・西部せいぶで「受うけらせる」のように「らせる」を使つかうことがある^[20]。これらは下した一いち段だん活用かつようだが、「た」に続つづくときは「書かかした」「起おきさした」のように「した」を含ふくむ形かたちとなる^[20]。

受身うけみには、共通きょうつう語ごと同おなじく五ご段だん動詞どうしに「れる」、一段いちだん動詞どうしに「られる」が使つかわれるが、東部とうぶでは「(ら)いる」「(ら)える」とも言いう^[21]。

「…そうだ」のような様態ようたいを表あらわすのに、「げだ」が使つかわれる。動詞どうしには「雨あめが降ふるげだ」（雨あめが降おりそうだ）のように終止しゅうし形がたに付つき、形容詞けいようしや形容動詞けいようどうしには「たかげだ」「静しずかげだ」のように語幹ごかんに付つく^[22]。若者わかもの言葉ことば「なにげに」の成立せいりつに関係かんけいがありそうな表現ひょうげん^[2]。　　

「た」は共通きょうつう語ごとやや用法ようほうが異ことなり、訪問ほうもんして在宅ざいたくかどうか問とうのに「いたか」と言いう。また過去かこの経験けいけんを言いうのに「聞きいたった」(聞きいたことがある)のような「たった」が都市とし部ぶを除のぞいて使つかわれる^[23]。

断定だんていの助動詞じょどうしや形容動詞けいようどうしの語尾ごびの「だ」の仮定かてい形がたは「だら」になる^[24]。

「べー」は県けん全域ぜんいきで用もちいられる。動詞どうしに付つく場合ばあい、意志いし・勧誘かんゆうを表あらわすには「べー」、推量すいりょうには「だんべー」を用もちいて使つかい分わける。「べー」は五ご段だん動詞どうしに付つく場合ばあいは「書かくべー」のように終止しゅうし形がたに付つくが、北部ほくぶでは「ん」が入はいって「書かくんべー」のようにも言いう。一段いちだん動詞どうしには大だい部分ぶぶんの地域ちいきで「起おきべー」のように未然みぜん形がたに付つくが、東部とうぶでは「起おきるべー」のように終止しゅうし形がたに付つき、撥音はつおん化かして「起おきんべー」ともなる。「来くる」には地域ちいきによって「くべー」「くるべー」「くんべー」「きべー」と異ことなる。「する」には全域ぜんいきで「すべー」が使つかわれる他ほか、「しべー」「するべー」「すんべー」「しるべー」を使つかう地域ちいきもある^[24]。形容詞けいようしに付つく場合ばあい、例たとえば「高たかい」なら「たかかんべー」と「たけーだんべー」がある^[25]。

敬語けいごの体系たいけいは共通きょうつう語ごほどは発達はったつしていない^[26]。丁寧ていねい語ごとして、「やす」「やんす(あんす)」が散在さんざいしていたという^[26]。また秩父ちちぶで「がんす」が使つかわれるという^[26]。

命令めいれい・依頼いらい表現ひょうげんでは、「置おけかっせー」「起おきさっせー」のような未然みぜん形がた＋「(さ)っせー」があり、地域ちいきにより「しゃい」「しぇー」「しゃんせ」「やっせ」にもなる^[27]。「…てください」に当あたる表現ひょうげんでは、「くんない」「おくんな」などを用もちいる地域ちいきがある^[27]。

助詞じょし

助詞じょし「は」と「を」は、「ん」の後のちに来きた場合ばあいに、秩父ちちぶを中心ちゅうしんとした地域ちいきで「ほんな」(本ほんは)、「ほんの」(本ほんを)のように「な」「の」に変化へんかする^[28]。母音ぼいんの後のちでも「は」「を」は「きしゃー」(岸きしは)、「ゆきょー」(雪ゆきを)、「ふねー」(舟ふねを)のように名詞めいしと融合ゆうごうすることがある^[28]。また東部とうぶでは、「俺おれこと叩たたいた」のような「こと」もある^[29]。「へ」と「に」は「い」「ん」に転てんじる^[29]。「に」当あたる、生物せいぶつを表あらわす名詞めいしに付つく助詞じょしに「げー」もある^[30]。

「の」にあたる属ぞく格かくや準じゅん体からだ助詞じょしに「が」「がん」が使つかわれることがある^[30]。また「の」が「ん」に転てんじる条件じょうけんは共通きょうつう語ごよりも広ひろく、主おもに北部ほくぶで疑問ぎもん文ぶん末尾まつびに「ん」が用もちいられる^[30]。疑問ぎもん詞しを伴ともなう疑問ぎもん文ぶんでは、秩父ちちぶ郡ぐんや入間いるま郡ぐんなどで、例たとえば「(なぜ)なぐるのだ」の「の」が現あらわれずに「なぐるだ」となる^[30]。

「…ずに」「…ないで」にあたるものに五ご段だん動詞どうし未然みぜん形がた＋「っと」、それ以外いがいの動詞どうし語幹ごかん＋「らっと」がある^[31]。

秩父ちちぶ・東京とうきょう付近ふきんを除のぞく県けん大だい部分ぶぶんでは、疑問ぎもん詞しのある疑問ぎもん文ぶんで終おわり助詞じょし「い」が使つかわれる^[32]。秩父ちちぶでは命令めいれい形がたに「い」を付つける^[32]。

～だねぇ: ～ですね
～だで: ～じゃないか。南部なんぶ地域ちいきの表現ひょうげんで、千葉ちば弁べんと共通きょうつう。
～（だ）ぞ: ～（だ）ど
～けぇ: ～か
～なせえ: ～なさい、～ください。「おいでなせえ（＝おいでください）」「ごめんなせえ（＝ごめんください）」「おはいりなせえ（＝おはいりください）」のように様々さまざまな挨拶あいさつで使つかわれていたが、戦後せんごになって死語しごになった^[3]。
べー: ばかり。「雨あめべー」など^[31]。「ばい」「ばえ」とも^[31]。

語彙ごい

あ行くだり

あさっぱら: 【名詞めいし】早朝そうちょう、朝あさ早はやく
あしっぺた: 【名詞めいし】足あしの裏うら
あれっち: 【形容詞けいようし】少すこしだけ
いいあんばい（いい塩梅あんばい）: 【形容詞けいようし】ちょうどいい; さらに訛なまって「いあんばい（です）」と挨拶あいさつに使つかわれることがある埼玉さいたま人じんの感覚かんかくを表あらわす代表だいひょう的てきな語彙ごい。『クレヨンしんちゃん』第だい926話わのモチーフにもなっている。
いごく: 【動詞どうし】動うごく
いびる: 【動詞どうし】炒いためる、いじめる
いましがた: 【名詞めいし】さっき
いまちょっと: 【形容詞けいようし】もう少すこし
うっちゃる: 【動詞どうし】捨すてる
うでる: 【動詞どうし】茹ゆでる
たまげる: 【動詞どうし】驚おどろく
うら: 【名詞めいし】後うしろ、背中せなか
うわっぱり: 【名詞めいし】上着うわぎ
がまげえろ: 【名詞めいし】がまがえる
おかって: 【名詞めいし】台所だいどころ
おさまえる: 【動詞どうし】押おさえる
おっかく: 【動詞どうし】折おり曲まげる、折おる
おっこむ: 【動詞どうし】（洗濯せんたく物ぶつを）取とり込こむ
おったまげる: 【動詞どうし】すごく驚おどろく
おっぽる: 【動詞どうし】捨すてる、投なげる
おっぴろげる: 【動詞どうし】開ひらく
おっぺす: 【動詞どうし】押おす、圧おし潰つぶす

か行こう

かくねる: 【動詞どうし】隠かくれる
かっぱぐ: 【動詞どうし】はがす、削けずる
かんます: 【動詞どうし】掻かき回まわす
けつまずく: 【動詞どうし】転ころぶ、転倒てんとうする
こうもり: 【名詞めいし】傘かさ
こそっぱい、こそばいい: 【形容詞けいようし】くすぐったい
こわい: 【形容詞けいようし】硬かたい、噛かみ切きれない

さ行ぎょう

さくい: 【形容詞けいようし】（性格せいかくが）気きさく
さっぽる: 【動詞どうし】放置ほうちする
しょっぺい: 【形容詞けいようし】塩気しおけが濃こい
するどい: 【形容詞けいようし】勘かんが良よい
そんで: 【接続詞せつぞくし】そして

た行こう

たかる: 【形容動詞けいようどうし】（虫むしが）とまる、（他人たにんの金かね、物もの等とうに対たいして）ねだる、せびる、せがむ、群むらがる、集あつまる
ため: 【名詞めいし】溜ためる、たまるようにする集あつめてためるようにする
ちっと: 【形容詞けいようし】少すこし、ちょっと
つのっとい
【形容詞けいようし】とがっている、先端せんたんが鋭するどい
つぐむ: 【動詞どうし】しゃがむ
つぐひ: 【名詞めいし】翌日よくじつ
でれすけ: 【名詞めいし】なまけもの、ばかもの
てんで: 【副詞ふくし】全まったく
とばぐち: 【名詞めいし】玄関げんかん、入いり口くち

な行くだり

なす: 【動詞どうし】返かえす、戻もどす
なびる: 【動詞どうし】付つけ加くわえる、こすりつける
ぬくとい: 【形容詞けいようし】温あたたかい、暖あたたかい

は行こう

は〜: 　【副詞ふくし】もう（暖あたたかい）、あゝ
ほっぽる: 【動詞どうし】捨すてる、投なげる
ほっぽりだす: 【動詞どうし】捨すてる、投なげる

ま行くだり

まっつぐ: 【形容詞けいようし】まっすぐ