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安全衛生教育 - Wikipedia

安全あんぜん衛生えいせい教育きょういく

安全あんぜん衛生えいせい教育きょういく(あんぜんえいせいきょういく)とは、労働ろうどう災害さいがい防止ぼうしするために、労働ろうどうしゃ[1]就業しゅうぎょうにあたって必要ひつよう安全あんぜん衛生えいせいかんする知識ちしきとう付与ふよするために実施じっしする教育きょういくのことをいう[2]労働ろうどう安全あんぜん衛生えいせいほうひとし法令ほうれいもとづいてさだめられている。

労働ろうどう災害さいがい防止ぼうしするためには、機械きかい設備せつび安全あんぜん状態じょうたい使用しようするだけでなく、これを使用しようする労働ろうどうしゃたいして適切てきせつ教育きょういく実施じっしする必要ひつようがある。現場げんば状況じょうきょうつね変化へんかしていて、当該とうがい作業さぎょう不慣ふなれなものがやってきたり、緊急きんきゅう事態じたいさい適切てきせつ行動こうどうがとれなかったりすることがある。労働ろうどうしゃたいする安全あんぜん衛生えいせい教育きょういくについては、法令ほうれいじょう実施じっしすることが義務付ぎむづけられているものと、個々ここ事業じぎょうじょう独自どくじ判断はんだん実施じっししているものとがあり対象たいしょう膨大ぼうだいであるが、ほん記事きじではおも法令ほうれいじょう安全あんぜん衛生えいせい教育きょういくについてべる。

  • 労働ろうどう安全あんぜん衛生えいせいほうについて、以下いかではじょうすうのみしるす。

概説がいせつ

編集へんしゅう

安全あんぜん衛生えいせい教育きょういくは、かく事業じぎょうじょうにおいて、体系たいけいてて、計画けいかくてき実施じっししていくことが必要ひつようであるが、労働ろうどう安全あんぜん衛生えいせいほうではこうした計画けいかく策定さくてい一般いっぱんてきかく事業じぎょうしゃ義務付ぎむづけるむね規定きていはない。もっとも、安全あんぜん衛生えいせい教育きょういく実施じっし計画けいかく策定さくてい安全あんぜん委員いいんかい衛生えいせい委員いいんかい調査ちょうさ審議しんぎ事項じこうであり(だい17じょうだい18じょう)、どう委員いいんかい正常せいじょう機能きのうしている事業じぎょうじょうでは当然とうぜんにこうした計画けいかく策定さくていがなされるはずである。また指定してい事業じぎょうじょう規則きそくだい4じょう1こう3ごうまた所轄しょかつ都道府県とどうふけん労働ろうどうきょくちょう労働ろうどう災害さいがい発生はっせいりつとう考慮こうりょして指定していする事業じぎょうじょうについては、だい59じょうだい60じょうもとづく安全あんぜん衛生えいせい教育きょういく具体ぐたいてき計画けいかく作成さくせいしなければならず、4がつ1にちから翌年よくねん3がつ31にちまでにったその実施じっし結果けっかを、毎年まいとし4がつ30にちまでに、所轄しょかつ労働ろうどう基準きじゅん監督かんとくしょちょう報告ほうこくしなければならない(規則きそくだい40じょうの3)。

安全あんぜん衛生えいせい教育きょういく労働ろうどう時間じかん関係かんけいについては、だい59じょうおよびだい60じょう安全あんぜん衛生えいせい教育きょういくは、労働ろうどうしゃがその業務ぎょうむ従事じゅうじする場合ばあい労働ろうどう災害さいがい防止ぼうしをはかるため、事業じぎょうしゃ責任せきにんにおいて実施じっしされなければならないものであり、したがって、安全あんぜん衛生えいせい教育きょういくについては所定しょてい労働ろうどう時間じかんないおこなうのを原則げんそくとすること(昭和しょうわ47ねん9がつ18にちもとはつ602ごう)。

また、安全あんぜん衛生えいせい教育きょういく実施じっしようする時間じかん労働ろうどう時間じかんほぐされるので、当該とうがい教育きょういく法定ほうてい時間じかんがいおこなわれた場合ばあいには、当然とうぜん割増わりまし賃金ちんぎん支払しはらわれなければならないものであること。また、だい59じょう3こう特別とくべつ教育きょういくないしだい60じょう職長しょくちょう教育きょういく企業きぎょうがいおこなう場合ばあい講習こうしゅう会費かいひ講習こうしゅう旅費りょひとうについても、この法律ほうりつもとづいておこなうものについては、事業じぎょうしゃ負担ふたんすべきものであること(昭和しょうわ47ねん9がつ18にちもとはつ602ごう)。これは、これらの教育きょういくについては、往々おうおうにして、地区ちく労働ろうどう基準きじゅん協会きょうかいなど、企業きぎょうがい教育きょういく講習こうしゅう実施じっし機関きかん該当がいとう労働ろうどうしゃ派遣はけんして受講じゅこうさせることが一般いっぱんであるところから、ねんのためにかれたものであり、事業じぎょうしゃ責任せきにんにおいて実施じっしされなければならないものであるかぎりにおいて、企業きぎょうなかにおいておこなわれるものもふくめて、法定ほうてい安全あんぜん衛生えいせい教育きょういくはすべて事業じぎょうしゃ費用ひよう負担ふたんにおいておこなわれなければならないことは当然とうぜんである[3]

事業じぎょうぬしは、労働ろうどう安全あんぜん衛生えいせいほうとうさだめるところにより外国がいこくじん労働ろうどうしゃたい安全あんぜん衛生えいせい教育きょういく実施じっしするにたっては、母国ぼこくひとしもちいる、視聴覚しちょうかく教材きょうざいもちいるひとし当該とうがい外国がいこくじん労働ろうどうしゃがその内容ないよう理解りかいできる方法ほうほうによりおこなうこと。とくに、外国がいこくじん労働ろうどうしゃ使用しようさせる機械きかいとう原材料げんざいりょうとう危険きけんせいまた有害ゆうがいせいおよびこれらの取扱とりあつかい方法ほうほうとう確実かくじつ理解りかいされるよう留意りゅういすること(「外国がいこくじん労働ろうどうしゃ雇用こよう管理かんり改善かいぜんとうかんして事業じぎょうぬし適切てきせつ対処たいしょするための指針ししん」(平成へいせい19ねん厚生こうせい労働省ろうどうしょう告示こくじだい276ごう最終さいしゅう改正かいせい平成へいせい31ねん3がつ29にち厚生こうせい労働省ろうどうしょう告示こくじだい106ごう))。具体ぐたいてき対応たいおうは、つぎのとおり(平成へいせい3ねん1がつ21にちもとはつだい39ごう)。

  • リスクアセスメント実施じっし
    • 外国がいこくじん労働ろうどうしゃ従事じゅうじさせる業務ぎょうむかんして、機械きかい設備せつび原材料げんざいりょう作業さぎょう環境かんきょう作業さぎょう方法ほうほうとう起因きいんする危険きけんせいまた有害ゆうがいせいとう調査ちょうさ(リスクアセスメント)を実施じっしするさいには、一般いっぱん外国がいこくじん労働ろうどうしゃにとって日本語にほんご表示ひょうじされた作業さぎょう標準ひょうじゅんとう理解りかい困難こんなんであることをまえてリスクのあらしや見積みつもりをおこなうこと。当該とうがいリスクアセスメントの結果けっかもとづき、必要ひつようおうじて、リスクを低減ていげんするため機械きかい設備せつびとう見直みなおとう措置そちこうじたうえで、外国がいこくじん労働ろうどうしゃたいして実施じっしする安全あんぜん衛生えいせい教育きょういく内容ないよう整理せいりすること。
  • 安全あんぜん衛生えいせい教育きょういく準備じゅんび
  • 安全あんぜん衛生えいせい教育きょういく実施じっしおよびフォローアップ
    • 外国がいこくじん労働ろうどうしゃ日本語にほんご理解りかい把握はあくし、視聴覚しちょうかく教材きょうざいとう活用かつようして、合図あいず標識ひょうしき掲示けいじおよ表示ひょうじとうについても教育きょういくすること。また、安全あんぜん衛生えいせい教育きょういく実施じっし責任せきにんしゃ管理かんりした当該とうがい外国がいこくじん労働ろうどうしゃおな言語げんごはなせる日本語にほんご上手じょうず労働ろうどうしゃ当該とうがい外国がいこくじん労働ろうどうしゃおなこく地域ちいき出身しゅっしん上司じょうし先輩せんぱい労働ろうどうしゃなど)に通訳つうやく教育きょういく補助ほじょやくとう依頼いらいして実施じっしすることがのぞましいこと。さらに、安全あんぜん衛生えいせい教育きょういく理解りかい確認かくにんしながら、継続けいぞくてき教育きょういくかえすことがのぞましいこと。
  • 労働ろうどう災害さいがい防止ぼうしのための日本語にほんご教育きょういくとう実施じっし
    • 外国がいこくじん労働ろうどうしゃ労働ろうどう災害さいがい防止ぼうしのための指示しじ注意ちゅうい喚起かんきとう理解りかいすることができるようにするため、必要ひつよう日本語にほんごおよ基本きほんてき合図あいずとう習得しゅうとくさせるようつとめること。
  • 労働ろうどう安全あんぜん衛生えいせいほうとう関係かんけい法令ほうれい周知しゅうち
  • 派遣はけん労働ろうどうみとめられている業種ぎょうしゅでの留意りゅうい事項じこう
    • 派遣はけん労働ろうどうしゃたいする安全あんぜん衛生えいせい教育きょういく必要ひつよう十分じゅうぶん内容ないようおよ時間じかんをもっておこなうため、派遣はけんもと事業じぎょうじょう派遣はけんさき事業じぎょうじょう十分じゅうぶん連絡れんらく調整ちょうせいすることがのぞましいこと。派遣はけん労働ろうどうおこなわれる場合ばあい派遣はけん労働ろうどうしゃである外国がいこくじん労働ろうどうしゃたいするやといとう教育きょういく派遣はけんもと事業じぎょうしゃ責任せきにんおこなうこと。派遣はけんさき事業じぎょうしゃとの協議きょうぎにより、やといとう安全あんぜん衛生えいせい教育きょういく実施じっし派遣はけんさき事業じぎょうしゃ委託いたくする場合ばあい派遣はけんもと事業じぎょうしゃ派遣はけんさき事業じぎょうしゃから報告ほうこくけ、安全あんぜん衛生えいせい教育きょういく実施じっしじょうきょう確認かくにんすること。また、当該とうがい教育きょういく実施じっしたっては、派遣はけんさきにおける安全あんぜん衛生えいせい事情じじょうにも留意りゅういすること。特定とくてい技能ぎのう外国がいこくじん労働ろうどうしゃ原則げんそくとして直接ちょくせつ雇用こようされるものであるが、農業のうぎょう分野ぶんやおよ漁業ぎょぎょう分野ぶんやにおいては労働ろうどうしゃ派遣はけんみとめられていることとう留意りゅうい必要ひつようである。

事業じぎょうしゃは、だい59じょうだい60じょうさだめるもののほか、その事業じぎょうじょうにおける安全あんぜん衛生えいせい水準すいじゅん向上こうじょうはかるため、危険きけんまた有害ゆうがい業務ぎょうむげんいているものたいし、その従事じゅうじする業務ぎょうむかんする安全あんぜんまた衛生えいせいのための教育きょういくおこなうようにつとめなければならないとされ、厚生こうせい労働ろうどう大臣だいじんは、この教育きょういく適切てきせつかつ有効ゆうこう実施じっしはかるため必要ひつよう指針ししん公表こうひょうするものとする(だい60じょうの2)。現在げんざい、「危険きけんまた有害ゆうがい業務ぎょうむげんいているものたいする安全あんぜん衛生えいせい教育きょういくかんする指針ししん」(平成へいせい元年がんねん5がつ22にち安全あんぜん衛生えいせい教育きょういく指針ししん公示こうじだい1ごう最終さいしゅう改正かいせいれい3ねん3がつ17にち安全あんぜん衛生えいせい教育きょういく指針ししん公示こうじだい6ごう)を告示こくじしている[4]

一般いっぱん安全あんぜん衛生えいせい教育きょういく

編集へんしゅう

だい59じょう安全あんぜん衛生えいせい教育きょういく

  1. 事業じぎょうしゃは、労働ろうどうしゃやとれたときは、当該とうがい労働ろうどうしゃたいし、厚生こうせい労働ろうどう省令しょうれいさだめるところにより、その従事じゅうじする業務ぎょうむかんする安全あんぜんまた衛生えいせいのための教育きょういくおこなわなければならない。
  2. 前項ぜんこう規定きていは、労働ろうどうしゃ作業さぎょう内容ないよう変更へんこうしたときについて準用じゅんようする。
  3. 事業じぎょうしゃは、危険きけんまた有害ゆうがい業務ぎょうむで、厚生こうせい労働ろうどう省令しょうれいさだめるものに労働ろうどうしゃをつかせるときは、厚生こうせい労働ろうどう省令しょうれいさだめるところにより、当該とうがい業務ぎょうむかんする安全あんぜんまた衛生えいせいのための特別とくべつ教育きょういくおこなわなければならない。

やと教育きょういく

編集へんしゅう

事業じぎょうしゃは、労働ろうどうしゃやとれたときは、当該とうがい労働ろうどうしゃたいし、遅滞ちたいなく、つぎ事項じこうのうち当該とうがい労働ろうどうしゃ従事じゅうじする業務ぎょうむかんする安全あんぜんまた衛生えいせいのため必要ひつよう事項じこうについて、教育きょういくおこなわなければならない(だい59じょう1こう規則きそくだい35じょう1こう)。派遣はけん労働ろうどうしゃについては、派遣はけんもと実施じっししなければならない。1947ねん昭和しょうわ22ねん施行しこう労働ろうどう基準きじゅんほうだい50じょう規定きていされ、1972ねん昭和しょうわ47ねん)の労働ろうどう安全あんぜん衛生えいせいほう施行しこうどうほううつされた。

  1. 機械きかいとう原材料げんざいりょうとう危険きけんせいまた有害ゆうがいせいおよびこれらの取扱とりあつか方法ほうほうかんすること。
  2. 安全あんぜん装置そうち有害ゆうがいぶつ抑制よくせい装置そうちまた保護ほご性能せいのうおよびこれらの取扱とりあつか方法ほうほうかんすること。
  3. 作業さぎょう手順てじゅんかんすること。
  4. 作業さぎょう開始かいし点検てんけんかんすること。
  5. 当該とうがい業務ぎょうむかんして発生はっせいするおそれのある疾病しっぺい原因げんいんおよ予防よぼうかんすること。
  6. 整理せいり整頓せいとんおよ清潔せいけつ保持ほじかんすること。
  7. 事故じことうにおける応急おうきゅう措置そちおよ退避たいひかんすること。
  8. ぜん各号かくごうかかげるもののほか、当該とうがい業務ぎょうむかんする安全あんぜんまた衛生えいせいのために必要ひつよう事項じこう

施行しこうれいだい2じょう3ごうかかげる業種ぎょうしゅ総括そうかつ安全あんぜん衛生えいせい管理かんりしゃ選任せんにんすべき事業じぎょうじょうのうち「その業種ぎょうしゅ」とされている業種ぎょうしゅ)の事業じぎょうじょう労働ろうどうしゃについては、1.~4.の事項じこうについての教育きょういく省略しょうりゃくすることができる(規則きそくだい35じょう1こう但書ただしがき)。もっともこの場合ばあいであっても、8.によって「必要ひつよう事項じこう」の教育きょういくおこなわなければならないため、必要ひつよう事項じこう教育きょういく対象たいしょうかられることはない。また8.の規定きていだい3じょう1こう事業じぎょうしゃ責務せきむ)やだい28じょうの2(事業じぎょうしゃおこなうべき調査ちょうさとう)にもつうずる包括ほうかつてき規定きていであり、そういう意味いみではこの安全あんぜん衛生えいせい教育きょういく義務ぎむは、事業じぎょうしゃ労働ろうどう災害さいがい防止ぼうし義務ぎむなかでももっと広範囲こうはんいなものひとつである[5]

事業じぎょうしゃは、上記じょうきかかげる事項じこう全部ぜんぶまた一部いちぶかん十分じゅうぶん知識ちしきおよ技能ぎのうゆうしているとみとめられる労働ろうどうしゃについては、当該とうがい事項じこうについての教育きょういく省略しょうりゃくすることができる(規則きそくだい35じょう2こう)。

やといとう教育きょういく実施じっし体制たいせい十分じゅうぶんでない中小ちゅうしょう企業きぎょうとうにおける当該とうがい教育きょういくは、系列けいれつ構外こうがい下請したうけぞくする事業じぎょうじょうおよ構内こうない下請したうけ事業じぎょうじょうについてはおや企業きぎょうまた元方もとかた事業じぎょうしゃ中心ちゅうしんにその実施じっし促進そくしんするものとし、実施じっしたっては、RST講座こうざ修了しゅうりょうのトレーナーとう活用かつようはからせること。工業こうぎょう団地だんち事業じぎょう協同きょうどう組合くみあいひとし構成こうせいいんで、当該とうがい教育きょういくみずか実施じっしすることが困難こんなんであるものについては、集団しゅうだん所属しょぞく教育きょういく担当たんとうするもの中小ちゅうしょう企業きぎょう安全あんぜん衛生えいせい指導しどういん)を活用かつよう共同きょうどうして当該とうがい教育きょういく実施じっしはからせること。また、必要ひつようおう当該とうがい指導しどういんたいして実務じつむ向上こうじょう教育きょういくおこなうこととしている(「安全あんぜん衛生えいせい教育きょういく推進すいしんたって留意りゅういすべき事項じこうについて」昭和しょうわ59ねん3がつ26にちもとはつ148ごう)。

作業さぎょう内容ないよう変更へんこう教育きょういく

編集へんしゅう

作業さぎょう内容ないよう変更へんこうしたとき」とは、ことなる作業さぎょう転換てんかんをしたときや作業さぎょう設備せつび作業さぎょう方法ほうほうとうについて大幅おおはば変更へんこうがあったときをいい、これらについての軽易けいい変更へんこうがあったときはふくまない趣旨しゅしであること(昭和しょうわ47ねん9がつ18にちもとはつだい602ごう)。

労働ろうどうしゃことなる作業さぎょう転換てんかんしたとき作業さぎょう設備せつび作業さぎょう方法ほうほうについて大幅おおはば変更へんこうがあったときなどは、労働ろうどうしゃ安全あんぜん衛生えいせい確保かくほするという観点かんてんからは、労働ろうどうしゃやといおな条件じょうけんとなるところから[6]、このような場合ばあいにもやとえ教育きょういく同様どうよう安全あんぜん衛生えいせい教育きょういくおこなわなければならない(だい59じょう2こう規則きそくだい35じょう1こう)。この規定きていきゅう労働ろうどう基準きじゅんほうにはなく、労働ろうどう安全あんぜん衛生えいせいほう制定せいていさいあらたにもうけられたものである。派遣はけん労働ろうどうしゃについては、やとい教育きょういくとはことなり、派遣はけんもと派遣はけんさき双方そうほう実施じっししなわなければならない(労働ろうどうしゃ派遣はけんほうだい45じょう)。

だい59じょう1こう、2こう規定きてい違反いはんしたものは、50まんえん以下いか罰金ばっきんしょする(だい120じょう)。

特別とくべつ安全あんぜん衛生えいせい教育きょういく

編集へんしゅう

労働ろうどう安全あんぜん衛生えいせいほうでは、危険きけん有害ゆうがい業務ぎょうむ労働ろうどうしゃかせる場合ばあい必要ひつよう就業しゅうぎょう資格しかくとして、危険きけんたかじゅんから免許めんきょ取得しゅとくしゃ技能ぎのう講習こうしゅう修了しゅうりょうしゃ特別とくべつ教育きょういく修了しゅうりょうしゃ段階だんかいけている[7]だい59じょう3こうは、そのだいいち段階だんかいといえる。派遣はけん労働ろうどうしゃについては、一般いっぱん教育きょういくとはことなり、派遣はけんさき実施じっししなければならない(労働ろうどうしゃ派遣はけんほうだい45じょう)。

だい59じょう3こうでいう「危険きけんまた有害ゆうがい業務ぎょうむで、厚生こうせい労働ろうどう省令しょうれいさだめるもの」とは、規則きそくだい36じょうにおいて、現在げんざい58の業務ぎょうむさだめられている。特別とくべつ教育きょういくにおける教育きょういく事項じこうおよ教育きょういく時間じかんについては、厚生こうせい労働ろうどう大臣だいじんさだめることとされていて(規則きそくだい39じょう)、かく業務ぎょうむごとにそれぞれ告示こくじ発出はっしゅつされている。

事業じぎょうしゃは、特別とくべつ教育きょういく科目かもく全部ぜんぶまた一部いちぶについて十分じゅうぶん知識ちしきおよ技能ぎのうゆうしているとみとめられる労働ろうどうしゃについては、当該とうがい科目かもくについての特別とくべつ教育きょういく省略しょうりゃくすることができる(規則きそくだい37じょう)。事業じぎょうしゃは、特別とくべつ教育きょういくおこなったときは、当該とうがい特別とくべつ教育きょういく受講じゅこうしゃ科目かもくとう記録きろく作成さくせいして、これを3年間ねんかん保存ほぞんしておかなければならない(規則きそくだい38じょう)。

だい59じょう3こう規定きてい違反いはんしたものは、6月以下いか懲役ちょうえきまたは50まんえん以下いか罰金ばっきんしょする(だい119じょう)。

職長しょくちょう教育きょういく

編集へんしゅう

だい60じょう

  1. 事業じぎょうしゃは、その事業じぎょうじょう業種ぎょうしゅ政令せいれいさだめるものに該当がいとうするときは、あらたに職務しょくむにつくこととなつた職長しょくちょうその作業さぎょうちゅう労働ろうどうしゃ直接ちょくせつ指導しどうまた監督かんとくするもの作業さぎょう主任しゅにんしゃのぞく。)にたいし、つぎ事項じこうについて、厚生こうせい労働ろうどう省令しょうれいさだめるところにより、安全あんぜんまた衛生えいせいのための教育きょういくおこなわなければならない。
    1. 作業さぎょう方法ほうほう決定けっていおよ労働ろうどうしゃ配置はいちかんすること。
    2. 労働ろうどうしゃたいする指導しどうまた監督かんとく方法ほうほうかんすること。
    3. ぜんごうかかげるもののほか、労働ろうどう災害さいがい防止ぼうしするため必要ひつよう事項じこうで、厚生こうせい労働ろうどう省令しょうれいさだめるもの

だい60じょうでいう「政令せいれいさだめる業務ぎょうむ」とは、以下いかのとおりである(施行しこうれいだい19じょう)。これらの事業じぎょうじょうにおいては、事業じぎょうしゃは、あらたに業務ぎょうむくことになった職長しょくちょうその作業さぎょうちゅう労働ろうどうしゃ直接ちょくせつ指導しどうまたは監督かんとくするものにたいし、現場げんば監督かんとくしゃとしておこなうべき労働ろうどう災害さいがい防止ぼうし活動かつどうかんする一定いってい事項じこうについての安全あんぜんまた衛生えいせい教育きょういくを、一定いってい時間じかん以上いじょうおこなわなければならない。この規定きていは、生産せいさん工程こうていにおける職長しょくちょう立場たちばが、労働ろうどうしゃ安全あんぜんおよ衛生えいせい確保かくほするじょうおうぎようのような重要じゅうよう位置いちめていることにかんがみ、労働ろうどう安全あんぜん衛生えいせいほう制定せいていさいあらたにもうけられたものである[8]

食料しょくりょうひんうま調味ちょうみりょう製造せいぞうぎょうおよ動植物どうしょくぶつ油脂ゆし製造せいぞうぎょうのぞく)」「新聞しんぶんごう出版しゅっぱんごう製本せいほんぎょうおよ印刷物いんさつぶつ加工かこうぎょう」については、従来じゅうらい職長しょくちょう教育きょういく対象たいしょうがいであったが、2023ねんれい5ねん)4がつ改正かいせいほう施行しこうによりあらたに対象たいしょう業務ぎょうむくわえられた[9]

職長しょくちょう教育きょういくは、以下いか事項じこうについて、それぞれにかかげる時間じかん以上いじょうおこなわなければならないものとする(規則きそくだい40じょう1こう、2こう)。当該とうがい職務しょくむはじめてとき受講じゅこうし、おおむね5ねんごともしくは機械きかい設備せつびとう大幅おおはば変更へんこうがあったとき能力のうりょく向上こうじょう教育きょういくじゅんじた教育きょういくさい教育きょういく) をおこなうようもとめられている(平成へいせい3ねん1がつ21にちもとはつだい39ごう[10]。なお事業じぎょうしゃは、かく教育きょういく事項じこう全部ぜんぶまた一部いちぶについて十分じゅうぶん知識ちしきおよ技能ぎのうゆうしているとみとめられるものについては、当該とうがい事項じこうかんする教育きょういく省略しょうりゃくすることができる(規則きそくだい40じょう3こう[11]。3.については、2006ねん平成へいせい18ねん)4がつ改正かいせいほう施行しこうにより、リスクアセスメントにかんする規定きていだい28じょうの2)がもうけられたことにともなあらたにくわえられたものである(平成へいせい18ねん2がつ24にちもとはつだい0224003ごう)。

  1. 作業さぎょう方法ほうほう決定けっていおよ労働ろうどうしゃ配置はいちかんすること(2あいだ)。
    1. 作業さぎょう手順てじゅんさだかた
    2. 労働ろうどうしゃ適正てきせい配置はいち方法ほうほう
  2. 労働ろうどうしゃたいする指導しどうまた監督かんとく方法ほうほうかんすること(2.5あいだ)。
    1. 指導しどうおよ教育きょういく方法ほうほう
    2. 作業さぎょうちゅうにおける監督かんとくおよ指示しじ方法ほうほう
  3. 危険きけんせいまた有害ゆうがいせいとう調査ちょうさおよびその結果けっかもとづきこうずる措置そちかんすること(4あいだ)。
    1. 危険きけんせいまた有害ゆうがいせいとう調査ちょうさ方法ほうほう
    2. 危険きけんせいまた有害ゆうがいせいとう調査ちょうさ結果けっかもとづきこうずる措置そち
    3. 設備せつび作業さぎょうとう具体ぐたいてき改善かいぜん方法ほうほう
  4. 異常いじょう災害さいがい発生はっせいにおける措置そちかんすること(1.5あいだ)。
    1. 異常いじょうにおける措置そち
    2. 災害さいがい発生はっせいにおける措置そち
  5. その現場げんば監督かんとくしゃとしておこなうべき労働ろうどう災害さいがい防止ぼうし活動かつどうかんすること(2あいだ)。
    1. 作業さぎょうかか設備せつびおよ作業さぎょう場所ばしょ保守ほしゅ管理かんり方法ほうほう
    2. 労働ろうどう災害さいがい防止ぼうしについての関心かんしん保持ほじおよ労働ろうどうしゃ創意そうい工夫くふう方法ほうほう

職長しょくちょう教育きょういくは、つぎ要領ようりょうによっておこなうこととされる。なお、職長しょくちょう教育きょういくは、規則きそくだい40じょうさだめる時間じかん連続れんぞくしておこなうのが原則げんそくであるが、やむをない場合ばあいには、長期ちょうきにわたらない一定いってい期間きかんないにおいて、分割ぶんかつして実施じっししてしつかえない(昭和しょうわ47ねん9がつ18にちもとはつだい601ごうの1)。

  • 教育きょういく方法ほうほうは、原則げんそくとして討議とうぎ方式ほうしきとすること。
  • 講師こうしは、教育きょういく事項じこうについて必要ひつよう知識ちしきおよび経験けいけんゆうするものとすること。
  • 15にん以内いない受講じゅこうしゃをもつていち単位たんいとすること。

だい60じょうにおいて「作業さぎょう主任しゅにんしゃのぞく」とされるのは、作業さぎょう主任しゅにんしゃ一般いっぱん職長しょくちょう同様どうよう作業さぎょうちゅう労働ろうどうしゃ直接ちょくせつ指導しどうまたは監督かんとくする立場たちばものであるが、免許めんきょまた技能ぎのう講習こうしゅう修了しゅうりょうという資格しかくゆうすることが要件ようけんとされており、それは職長しょくちょう教育きょういくもとめている知識ちしきおよ技能ぎのう同等どうとうないしはそれ以上いじょうであるとかんがえられるので、だい60じょうにおいて必要ひつよう法律ほうりつじょう調整ちょうせいがなされている[12]。なお、だい60じょう規定きてい違反いはんしたものにたいしての罰則ばっそくさだめられていない。

2-1の「指導しどうおよ教育きょういく方法ほうほう」について、職長しょくちょうは「指導しどうおよ教育きょういくの8原則げんそく」をふまえて教育きょういく実施じっしすることが肝要かんようとされている[13]

  1. 相手あいて立場たちばにたって - おしえるがわのペースやかんがかたおこなわない、教育きょういくけるがわ能力のうりょくおうじておしえる。
  2. 動機どうきづけを大切たいせつに - あまりけず、なぜそのようなことをおこなうのか、そうすることでどのような効果こうかがあるのか説明せつめいし、ときには相手あいてかんがえさせるなど、みずからやるこすようにさせる。
  3. やさしいことから、むずかしいことへ - 相手あいて理解りかいし、習得しゅうとくできる程度ていどわせ、おしえる内容ないよう次第しだいたかめる。
  4. 一時いちじ一事いちじを - 人間にんげんは、いちおおくのことをおぼえ、につけられない。1かいひとつのことおしえていれば、相手あいてらく理解りかいできる。
  5. 反復はんぷくして - なんかい根気こんきよくってかせたり、やってみせ、やらせることが大切たいせつである。
  6. 身近みぢか事例じれいむすびつけて、つよ印象いんしょうあたえる - 抽象ちゅうしょうてき観念かんねんてきはなしでは、いたときはかったようでも仕事しごとをする段階だんかいになるとそれを実行じっこうできないことがおおい。身近みぢか災害さいがい事例じれい改善かいぜん事例じれいなど引用いんようしてつよ印象いんしょうあたえることが大切たいせつである。
  7. 五感ごかん活用かつようして - 教育きょういく効果こうかげるためには、五感ごかん感覚かんかく機能きのう活用かつようさせる。五感ごかん外部がいぶからける刺激しげき割合わりあいは、視覚しかく75%、聴覚ちょうかく13%、触覚しょっかく7%、嗅覚きゅうかく3%、味覚みかく2%とわれている。
  8. 手順てじゅん急所きゅうしょ理由りゆうをいって - なぜ、それが手順てじゅん急所きゅうしょになるのか、その理由りゆうをよく理解りかいさせないとわすれてしまう。安全あんぜん衛生えいせいめんだけでなく、生産せいさんせい品質ひんしつめんからも重要じゅうようなポイントであることを理解りかいさせる。

建設けんせつ現場げんばへの新規しんき参入さんにゅうしゃたいする教育きょういく

編集へんしゅう

規則きそくだい642じょうの3(周知しゅうちのための資料しりょう提供ていきょうとう

建設けんせつぎょうぞくする事業じぎょうおこな特定とくてい元方もとかた事業じぎょうしゃは、その労働ろうどうしゃおよ関係かんけい請負うけおいひと労働ろうどうしゃ作業さぎょう同一どういつ場所ばしょにおいておこなわれるときは、当該とうがい場所ばしょ状況じょうきょう労働ろうどうしゃ危険きけんしょうずるおそれのある箇所かしょ状況じょうきょうふくむ。以下いかこのじょうにおいておなじ。)、当該とうがい場所ばしょにおいておこなわれる作業さぎょう相互そうご関係かんけいとうかん関係かんけい請負人うけおいにんがその労働ろうどうしゃであつて当該とうがい場所ばしょあらたに作業さぎょう従事じゅうじすることとなつたものにたいして周知しゅうちはかることにするため、当該とうがい関係かんけい請負人うけおいにんたいし、当該とうがい周知しゅうちはかるための場所ばしょ提供ていきょう当該とうがい周知しゅうちはかるために使用しようする資料しりょう提供ていきょうとう措置そちこうじなければならない。ただし、当該とうがい特定とくてい元方もとかた事業じぎょうしゃが、みずか当該とうがい関係かんけい請負人うけおいにん労働ろうどうしゃ当該とうがい場所ばしょ状況じょうきょう作業さぎょう相互そうご関係かんけいとう周知しゅうちさせるときは、このかぎりでない。

本条ほんじょうは、いわゆる新規しんき入場にゅうじょうしゃ教育きょういくとうおこなわれるさいに、特定とくてい元方もとかた事業じぎょうしゃ必要ひつよう場所ばしょ資料しりょう提供ていきょうとう援助えんじょおこなうべきことを規定きていしたものであること。「資料しりょう提供ていきょうとう」の「ひとし」には、視聴覚しちょうかく機材きざい提供ていきょうがあること(平成へいせい4ねん8がつ24にちもとはつだい480ごう)。

建設けんせつぎょうは、単品たんぴん受注じゅちゅうがた産業さんぎょうであること、屋外おくがい作業さぎょう主体しゅたいとする産業さんぎょうであること、重層じゅうそう下請したうけ構造こうぞうによる施工しこう形態けいたいひろられること等々とうとう産業さんぎょうにはられない特徴とくちょうゆうしている。したがって、建設けんせつぎょうにおける労働ろうどう災害さいがい実像じつぞうをとらえるためには、ぜん産業さんぎょう共通きょうつうする分析ぶんせきあるいは建設けんせつぎょうについての分析ぶんせきだけでは、建設けんせつ労働ろうどう特性とくせいによる災害さいがい分析ぶんせきしきれない。こうした観点かんてんからおこなわれた分析ぶんせきとして、北海道ほっかいどう労働ろうどう基準局きじゅんきょくが1994ねん平成へいせい6ねん)にった分析ぶんせきでは、前年ぜんねん建設けんせつぎょう死亡しぼう災害さいがいのうち全体ぜんたいの35%が現場げんば入場にゅうじょう初日しょにち発生はっせいし、にち以上いじょういち週間しゅうかん以内いないの30%をくわえると、じつ全体ぜんたいの65%がいち週間しゅうかん以内いない発生はっせいしているという状況じょうきょうあきらかになり、建設けんせつぎょうにおける労働ろうどう災害さいがい防止ぼうし対策たいさくのターゲットは「現場げんば入場にゅうじょう初日しょにちしゃ対策たいさく」であることがりにされた[14]。このような建設けんせつ現場げんばへの新規しんき入場にゅうじょうしゃたいする教育きょういく規則きそくだい642じょうの3で規定きていされている。具体ぐたいてきには協力きょうりょく会社かいしゃによるおく教育きょういく新規しんき入場にゅうじょうしゃ教育きょういくそれぞれについて、教育きょういく内容ないよう使用しようテキスト、教育きょういく担当たんとうしゃ教育きょういく時間じかんとうをあらかじめさだめておき、着実ちゃくじつ実施じっしされる必要ひつようがある[15][16]

元方もとかた事業じぎょうしゃによる建設けんせつ現場げんば安全あんぜん管理かんり指針ししん平成へいせい7ねん4がつ21にちもとはつだい267ごうの2)によれば、関係かんけい請負人うけおいにんは、その雇用こようする労働ろうどうしゃ建設けんせつ現場げんばあらたに作業さぎょう従事じゅうじすることとなった場合ばあいには、当該とうがい作業さぎょう従事じゅうじまえ当該とうがい建設けんせつ現場げんば特性とくせいまえて、つぎ事項じこう職長しょくちょうとうから周知しゅうちするとともに、元方もとかた事業じぎょうしゃにその結果けっか報告ほうこくすることとされている。

  1. 元方もとかた事業じぎょうしゃおよ関係かんけい請負人うけおいにん労働ろうどうしゃ混在こんざいして作業さぎょうおこな場所ばしょ状況じょうきょう
  2. 労働ろうどうしゃ危険きけんしょうずる箇所かしょ状況じょうきょう危険きけん有害ゆうがい箇所かしょ立入禁止たちいりきんし区域くいき
  3. 混在こんざい作業さぎょう場所ばしょにおいておこなわれる作業さぎょう相互そうご関係かんけい
  4. 避難ひなん方法ほうほう
  5. 指揮しき命令めいれい系統けいとう
  6. 担当たんとうする作業さぎょう内容ないよう労働ろうどう災害さいがい防止ぼうし対策たいさく
  7. 安全あんぜん衛生えいせいかんする規程きてい
  8. 建設けんせつ現場げんば安全あんぜん衛生えいせい管理かんり基本きほん方針ほうしん目標もくひょう、その基本きほんてき労働ろうどう災害さいがい防止ぼうし対策たいさくさだめた計画けいかく

脚注きゃくちゅう

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  1. ^ 労働ろうどう安全あんぜん衛生えいせいほうでは一部いちぶ規定きていのぞ雇用こよう形態けいたいによる労働ろうどうしゃ区別くべつをしていないため、ほん記事きじでいう「労働ろうどうしゃ」には、常時じょうじ雇用こようされるしゃのほか、非常勤ひじょうきん日雇ひやとものふくまれる。
  2. ^ 安全あんぜん衛生えいせい教育きょういくとは一般いっぱん社団しゃだん法人ほうじん安全あんぜん衛生えいせいマネジメント協会きょうかい
  3. ^ 労働ろうどう安全あんぜん衛生えいせいほうのはなし」p.246
  4. ^ 危険きけんまた有害ゆうがい業務ぎょうむげんいているものたいする安全あんぜん衛生えいせい教育きょういくかんする指針ししん一部いちぶ改正かいせいについて厚生こうせい労働省ろうどうしょう
  5. ^ 労働ろうどう安全あんぜん衛生えいせいほうのはなし」p.247
  6. ^ 労働ろうどう安全あんぜん衛生えいせいほうのはなし」p.248
  7. ^ 労働ろうどう安全あんぜん衛生えいせいほうのはなし」p.250
  8. ^ 労働ろうどう安全あんぜん衛生えいせいほうのはなし」p.251
  9. ^ 労働ろうどう安全あんぜん衛生えいせいほう施行しこうれい改正かいせいによりれい5ねん4がつ1にちから職長しょくちょうとう安全あんぜん衛生えいせい教育きょういく対象たいしょう業種ぎょうしゅ拡大かくだいされます中央ちゅうおう労働ろうどう災害さいがい防止ぼうし協会きょうかい
  10. ^ さい教育きょういく内容ないようについて、どう通達つうたつでは「当該とうがい業務ぎょうむ関連かんれんする労働ろうどう災害さいがい動向どうこう技術ぎじゅつ革新かくしんとう社会しゃかい経済けいざい情勢じょうせい事業じぎょうじょうにおける職場しょくば環境かんきょう変化へんかとう対応たいおうした事項じこう」をしめしている。
  11. ^ 規則きそくだい40じょう3こうは、職業しょくぎょう訓練くんれんほうもとづく現場げんば監督かんとくしゃ訓練くんれん課程かてい修了しゅうりょうしたものとう教育きょういく事項じこうについて十分じゅうぶん知識ちしきおよび技能ぎのうゆうしているとみとめられるものたいし、当該とうがい教育きょういく事項じこう全部ぜんぶまたは一部いちぶ省略しょうりゃくみとめる趣旨しゅしであること。労働ろうどう災害さいがい防止ぼうし団体だんたいとう本条ほんじょう要件ようけんみた講習こうしゅうおこなった場合ばあいで、どう講習こうしゅう受講じゅこうしたことがあきらかなものについては、規則きそくだい40じょう3こう該当がいとうするものとしてあつかってしつかえないものであること(昭和しょうわ47ねん9がつ18にちもとはつだい601ごうの1)。
  12. ^ 労働ろうどう安全あんぜん衛生えいせいほうのはなし」p.252
  13. ^ 指導しどうおよび教育きょういく方法ほうほう一般いっぱん財団ざいだん法人ほうじん中小ちゅうしょう建設けんせつぎょう特別とくべつ教育きょういく協会きょうかい
  14. ^ 労働ろうどう安全あんぜん衛生えいせいほうのはなし」p.252~254
  15. ^ 新規しんき入場にゅうじょう7にち以内いない災害さいがい割合わりあい(17~19年度ねんど)と対策たいさく」と現場げんばの「こう年齢ねんれいしゃ対策たいさく」についてのアンケート【集計しゅうけい結果けっか報告ほうこく】(H21.3)いちしゃ東京とうきょう建設けんせつぎょう協会きょうかい
  16. ^ 新規しんき入場にゅうじょうしゃ教育きょういくレンタルのニッケン

参考さんこう文献ぶんけん

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  • 畠中はたけなか信夫しのぶちょ労働ろうどう安全あんぜん衛生えいせいほうのはなし[改訂かいていばん]」ちゅうわざわいぼう新書しんしょ、2006ねん5がつ15にち発行はっこう

関連かんれん項目こうもく

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外部がいぶリンク

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