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尾道城 - Wikipedia

尾道おのみちじょう

日本にっぽん広島ひろしまけん尾道おのみちにある城郭じょうかくふう博物館はくぶつかん

尾道おのみちじょう(おのみちじょう)は、1964ねん昭和しょうわ39ねん)に広島ひろしまけん尾道おのみちにある千光寺せんこうじ公園こうえん博物館はくぶつかんとしててられた城郭じょうかくふう建築けんちくぶつ[1]付近ふきんには戦国せんごく時代じだい末期まっき築城ちくじょう途中とちゅう放棄ほうきされた杉原すぎはら千光寺せんこうじ山城やましろがあった[2]関連かんれんせいはなく、歴史れきしじょう存在そんざいしなかったしろである。

尾道おのみちじょう
尾道おのみちじょう(2008ねん2がつ16にち撮影さつえい
地図
施設しせつ情報じょうほう
正式せいしき名称めいしょう 全国ぜんこくじょう博物館はくぶつかん尾道おのみちじょう
専門せんもん分野ぶんや 日本にっぽんしろ
のべゆか面積めんせき やく440平方へいほうメートル
開館かいかん 1964ねん
閉館へいかん 1992ねん
所在地しょざいち 722-0031
日本の旗 日本にっぽん
広島ひろしまけん尾道おのみち三軒家さんげんやまち
位置いち 北緯ほくい3424ふん26.5びょう 東経とうけい13311ふん37びょう / 北緯ほくい34.407361 東経とうけい133.19361 / 34.407361; 133.19361座標ざひょう: 北緯ほくい3424ふん26.5びょう 東経とうけい13311ふん37びょう / 北緯ほくい34.407361 東経とうけい133.19361 / 34.407361; 133.19361
最寄駅もよりえき JR西日本にしにほん山陽本線さんようほんせん尾道おのみちえき
プロジェクト:GLAM
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尾道おのみちえきより尾道おのみちじょう
尾道おのみちじょう(2019ねん
尾道おのみちじょう(1968ねんごろ

2020年度ねんど解体かいたい工事こうじおこなわれており、跡地あとちには展望てんぼう施設しせつの「千光寺せんこうじ公園こうえん視点してんじょう」があらたに整備せいびされた[1][3]

概要がいよう

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近世きんせいしろ天守てんしゅした建築けんちくぶつであり、歴史れきしてき価値かちいが、外観がいかんしろであるためにこのになった。

市内しないには戦国せんごく城跡じょうせきはあるが、となりの福山ふくやま福山ふくやまじょう天守てんしゅ戦災せんさい焼失しょうしつ1966ねん復元ふくげん)の影響えいきょうけ、1964ねん昭和しょうわ39ねん)に尾道おのみち商工会しょうこうかい観光かんこう事業じぎょう一環いっかんとして外観がいかん一部いちぶ弘前ひろさきじょう天守てんしゅした施設しせつ全国ぜんこくじょう博物館はくぶつかん尾道おのみちじょう」として建設けんせつした。建築けんちく鉄筋てっきんコンクリートのさんそうさんかい望楼ぼうろうがた体裁ていさいっている。尾道おのみちえき北側きたがわ丘陵きゅうりょうじょう立地りっちし、目立めだつこともあり尾道おのみちのシンボルてき存在そんざいになったが、歴史れきしてき背景はいけいまったくないためにむしろ景観けいかんけがすものであるという意見いけんもあり、建築けんちく当初とうしょからきびしい論争ろんそうにさらされた。

建物たてもの解体かいたい

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1992ねん平成へいせい4ねん)に閉鎖へいさされたのち廃墟はいきょしていた。2018ねん平成へいせい30ねん2がつ16にち尾道おのみち所有しょゆうしゃから尾道おのみちじょう土地とち建物たてもの寄付きふけたうえ解体かいたいしてながめをかした観光かんこう施設しせつ整備せいびするなどの方策ほうさく検討けんとうした[4]同年どうねん6がつ所有しょゆうしゃから土地とち建物たてもの寄付きふけて尾道おのみち所有しょゆうとなり[5]2019ねん解体かいたい工事こうじ着手ちゃくしゅ[5]2020ねん本格ほんかく着工ちゃっこう2021ねん1がつまつまでに工事こうじえる計画けいかくてられた[5]

解体かいたい工事こうじおこなわれ、跡地あとちには展望てんぼう施設しせつの「千光寺せんこうじ公園こうえん視点してんじょう」があらたに整備せいびされた[1][3]千光寺せんこうじ公園こうえん視点してんじょう2022ねん2がつ25にち午前ごぜん11から一般いっぱん開放かいほうされる予定よていだったが[3]、2022ねん3がつ11にちにリニューアルオープンし一般いっぱん開放かいほうされた[6]愛称あいしょうMiTeMi[7]

脚注きゃくちゅう

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  1. ^ a b c 尾道おのみち総合そうごう計画けいかく だい2実施じっし計画けいかくれい2年度ねんどれい3年度ねんど” (PDF). 尾道おのみち (2020ねん10がつ). 2022ねん2がつ15にち閲覧えつらん
  2. ^ 千畳敷せんじょうじきはちじょうがん (せんじょうじき・はちじょういわ)/千光寺せんこうじのご案内あんない”. 千光寺せんこうじ. 2006ねん12月8にち時点じてんオリジナルよりアーカイブ。2020ねん5がつ15にち閲覧えつらん
  3. ^ a b c 千光寺せんこうじやま視点してんじょうがつ25にちにオープン 尾道おのみちもと博物館はくぶつかん改修かいしゅう”. 中国ちゅうごく新聞しんぶんデジタル. 2022ねん12月13にち閲覧えつらん
  4. ^ “「尾道おのみちじょう」の解体かいたい検討けんとう 観光かんこう施設しせつ整備せいびへ”. 中国ちゅうごく新聞しんぶんアルファ. (2018ねん2がつ17にち). オリジナルの2018ねん2がつ18にち時点じてんにおけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20180218090230/https://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=410806&comment_sub_id=0&category_id=256 2020ねん5がつ15にち閲覧えつらん 
  5. ^ a b c 尾道おのみちじょう」の解体かいたい 年内ねんないにも着手ちゃくしゅ”. 中国ちゅうごく新聞しんぶんデジタル (2019ねん11月22にち). 2019ねん12月18にち閲覧えつらん
  6. ^ 尾道おのみち水道すいどう一望いちぼう視点してんじょう」オープン もと博物館はくぶつかん尾道おのみちじょう 広島ひろしま│RCCニュース”. 中国ちゅうごく放送ほうそう (2022ねん3がつ11にち). 2022ねん3がつ12にち時点じてんオリジナルよりアーカイブ。2022ねん3がつ11にち閲覧えつらん
  7. ^ 千光寺せんこうじ公園こうえん視点してんじょう愛称あいしょうが「MiTeMi(みてみ)」にまりました:カメラさんぽ(394)”. 尾道おのみち (2022ねん11月10にち). 2023ねん11月1にち閲覧えつらん