山口やまぐち豊ゆたか (医学いがく者しゃ)

山口やまぐち 豊ゆたか（やまぐち ゆたか、1931年ねん12月4日にち - 1999年ねん10月4日にち）は、日本にっぽんの医学いがく者しゃ。専せん門もんは、気管支きかんし学がく、呼吸こきゅう器き外科げか学がく。千葉大学ちばだいがく名誉めいよ教授きょうじゅ。

略歴りゃくれき

長野ながの県けん諏訪すわ市し出身しゅっしん。長野ながの県けん諏訪すわ清陵せいりょう高等こうとう学校がっこうを経へて、1956年ねん千葉大学ちばだいがく医学部いがくぶ卒業そつぎょう。1957年ねん同大どうだい学がく医学部いがくぶ第だい1外科げか学がく教室きょうしつ入局にゅうきょく。1963年ねん香月かつき秀雄ひでおのもと同どう大学だいがく肺癌はいがん研究けんきゅう施設しせつ創設そうせつに伴ともない転出てんしゅつ。1964年ねん同大どうだい学がく医学部いがくぶ肺癌はいがん研究けんきゅう施設しせつ外科げか助手じょしゅ。1967年ねん同大どうだい学がく医学部いがくぶ肺癌はいがん研究けんきゅう施設しせつ外科げか講師こうし。1970年ねん文部省もんぶしょう（現げん・文部もんぶ科学かがく省しょう）長期ちょうき在外ざいがい研究けんきゅう員いんとしてライデン大学だいがく留学りゅうがく。1971年ねんアレクサンダー・フォン・フンボルト財団ざいだんにより西にしドイツ（現げん・ドイツ）エッセンルアランドクリニック留学りゅうがく。1974年ねん千葉大学ちばだいがく医学部いがくぶ肺癌はいがん研究けんきゅう施設しせつ外科げか助教授じょきょうじゅ。1977年ねん同大どうだい学がく医学部いがくぶ肺癌はいがん研究けんきゅう施設しせつ外科げか教授きょうじゅ。1988年ねん同大どうだい学がく医学部いがくぶ肺癌はいがん研究けんきゅう施設しせつ長ちょう併任へいにん、千葉大学ちばだいがく医学部いがくぶ附属ふぞく病院びょういん肺はい外科げか科か長ちょう併任へいにん。1992年ねん日本にっぽん気管支きかんし学会がっかい会長かいちょう。1993年ねん日本にっぽん呼吸こきゅう器き外科げか学会がっかい会長かいちょう。1994年ねん日本にっぽん胸部きょうぶ外科げか学会がっかい会長かいちょう。1995年ねん日本にっぽん肺癌はいがん学会がっかい会長かいちょう。同年どうねん日本にっぽん臨床りんしょう細胞さいぼう学会がっかい会長かいちょう。1997年ねん千葉大学ちばだいがく定年ていねん退官たいかん、同どう大学だいがく名誉めいよ教授きょうじゅ。厚生省こうせいしょう（現げん・厚生こうせい労働省ろうどうしょう）抗こう悪性あくせい腫瘍しゅよう剤ざい調査ちょうさ会かい委員いいん、重じゅう粒子りゅうし線せん治療ちりょうネットワーク会議かいぎ委員いいん、同どう計画けいかく部会ぶかい胸部きょうぶ分科ぶんか会長かいちょう、重じゅう粒子りゅうし線せんがん治療ちりょう肺はい腫瘍しゅよう臨床りんしょう研究けんきゅう班長はんちょうなどを歴任れきにん。1999年ねん正せい四よん位い勲くん三さん等とう旭日きょくじつ中ちゅう綬章じゅしょう。