山形やまがた国際こくさいドキュメンタリー映画えいが祭さい

山形やまがた国際こくさいドキュメンタリー映画えいが祭さい（やまがたこくさいドキュメンタリーえいがさい、英えい: Yamagata International Documentary Film Festival、略称りゃくしょう：YIDFF）は、山形やまがた市しで隔年かくねん開催かいさいされる映画えいが祭さい、またそれを主催しゅさいする認定にんてい特定とくてい非ひ営利えいり活動かつどう法人ほうじん。

山形やまがた国際こくさいドキュメンタリー映画えいが祭さい
Yamagata International Documentary Film Festival

略称りゃくしょう	YIDFF
国籍こくせき	日本にっぽん
格付かくづけ	認定にんていNPO法人ほうじん
法人ほうじん番号ばんごう	1390005002679
専門せんもん分野ぶんや	教育きょういく系けい
設立せつりつ日び	2007年ねん2月がつ1日にち
代表だいひょう者しゃ	伊藤いとう光一郎こういちろう（理事りじ⻑）
活動かつどう地域ちいき	山形やまがた県けん
主おもな事業じぎょう	映画えいが祭さいの開催かいさい
郵便ゆうびん番号ばんごう	〒990-0044
事務所じむしょ	山形やまがた県けん山形やまがた市し木きの実み町まち9-52 木この実みマンション201
座標ざひょう	北緯ほくい38度ど15分ふん8.9秒びょう 東経とうけい140度ど20分ふん0秒びょう
事務じむ局員きょくいん/会員かいいん	会員かいいん数すう：87(2023年度ねんど)
会費かいひ	有ゆう・年ねん会費かいひ10000円えん
外部がいぶリンク	http://www.yidff.jp/

概要がいよう

1989年ねんに市制しせい施行しこう百ひゃく周年しゅうねんを控ひかえる山形やまがた市しに発足ほっそくしたやまがた100周年しゅうねん記念きねん事業じぎょう推進すいしん協議きょうぎ会かい（会長かいちょう金澤かなざわ忠雄ただお同どう市長しちょう）が、記念きねん事業じぎょうの企画きかくを市民しみん代表だいひょうから募つのったところ、「継続けいぞく的てきな文化ぶんかイベントとして映画えいが祭さいはどうか」との提案ていあんがあった。この提案ていあんを受うけ、同どう協議きょうぎ会かいが上山かみのやま市し牧野ぼくやに移住いじゅうし制作せいさく活動かつどうを行おこなっていたドキュメンタリー映画えいが監督かんとくの小川おがわ紳しん介かいにアドバイスを乞こうたところ、小川おがわは希少きしょう価値かちの高たかい映画えいが祭さいにするためにアジア地域ちいきでは初はつとなるドキュメンタリーに特とく化かした映画えいが祭さいとして開催かいさいすることを勧すすめ、加くわえて、開催かいさいするにあたっては持続じぞく的てきな映画えいが祭さいとするために行政ぎょうせい任まかせにせず、市民しみんの参加さんかが不可欠ふかけつであるとの認識にんしきを示しめした。

小川おがわからのアドバイスを踏ふまえ、山形やまがた国際こくさいドキュメンタリー映画えいが祭さい（YIDFF）は、ベルリン映画えいが祭さいなどに倣ならって、上映じょうえい作品さくひんについて市民しみんが取材しゅざいして紹介しょうかいする「デイリー・ニュース」の発行はっこうを行おこなうなど、市民しみん参加さんか型がたの映画えいが祭さいとして1989年ねんに第だい1回かいが企画きかく、実施じっしされた。以後いご、この年としを起点きてんとして隔年かくねんに開催かいさいされている。

開催かいさい時期じきは、10月がつ初旬しょじゅんの1週間しゅうかんで、山形やまがた市し中央ちゅうおう公民館こうみんかんホール（az七なな日にち町まち）、山形やまがた市民しみん会館かいかん、山形やまがた美術館びじゅつかん、フォーラム山形やまがたの4会場かいじょうに分わけて上映じょうえいされる。コンペティションは、インターナショナル・コンペティション部門ぶもんと、アジアのドキュメンタリー作品さくひんを対象たいしょうとしたアジア千波万波せんぱばんぱ部門ぶもんがある。

第だい1回かいから9回かいまでは山形やまがた国際こくさいドキュメンタリー映画えいが祭さい実行じっこう委員いいん会かいと山形やまがた市しが主催しゅさいしていた。この間あいだ、市しは開催かいさい年ねんに1億おく円えん、開催かいさいされない年としには5千せん万まん円えんの補助ほじょをしていた。しかし、事業じぎょうが赤字あかじを抱かかえたため、2006年ねんに市しから独立どくりつし（後述こうじゅつの独立どくりつの経緯けいいを参照さんしょう）、翌年よくねんに特定とくてい非ひ営利えいり活動かつどう法人ほうじん 山形やまがた国際こくさいドキュメンタリー映画えいが祭さいを設立せつりつ。第だい10回かいから市しは共催きょうさい者しゃとなった。また、YIDFFは2013年ねんに税制ぜいせい上じょうの優遇ゆうぐう措置そちが受うけられる認定にんていNPO法人ほうじんに移行いこうしている。

2017年ねん11月、山形やまがた市しはYIDFFを開催かいさいし、アジアなどの若手わかて監督かんとくの育成いくせいに貢献こうけんするなど、映像えいぞう文化ぶんかを育はぐくんできたため、国連こくれん教育きょういく科学かがく文化ぶんか機関きかん（UNESCO）に申請しんせいしていた「ユネスコ創造そうぞう都市としネットワーク」における映画えいが分野ぶんやでの加盟かめいが認みとめられたと発表はっぴょうした。また、翌年よくねん8月がつ、YIDFFは米国べいこくアカデミー賞しょうの公認こうにん映画えいが祭さいに認定にんていされた。これによって、YIDFFで大賞たいしょうを受賞じゅしょうした作品さくひんはアカデミー賞しょうへの応募おうぼ資格しかくを得えることになった。

YIDFFが開催かいさいされない中なか間あいだ年ねんには、前年ぜんねんの映画えいが祭さいで上映じょうえいした作品さくひんの一部いちぶを東京とうきょうで上映じょうえいする「ドキュメンタリー・ドリーム・ショー 山形やまがた in 東京とうきょう」が行おこなわれている。

独立どくりつの経緯けいい

開催かいさい以来いらい、山形やまがた市しはYIDFFの開催かいさいに予算よさんを支出ししゅつしてきた。しかし、事業じぎょうが赤字あかじを抱かかえていたため、2005年度ねんどに市しが行財政ぎょうざいせい改革かいかくの一環いっかんとして組織そしきした外部がいぶ評価ひょうか委員いいんは、YIDFFを「抜本ばっぽん的てきな見直みなおしが必要ひつよう」とC評価ひょうかを付つけた。これを受うけ、市しは2006年ねん4月がつに映画えいが祭さい事務じむ局きょくを市しの組織そしきから切きり離はなした。また同年どうねん10月がつには、柔軟じゅうなんな事業じぎょう展開てんかいが可能かのうなNPO法人ほうじんに移行いこうするため、法人ほうじん化かを申請しんせいするための設立せつりつ総会そうかいを開ひらき、翌年よくねんに法人ほうじん化かが認証にんしょうされた。

運営うんえい法人ほうじんの活動かつどう

YIDFFは、隔年かくねんの映画えいが祭さい開催かいさいのほか、過去かこに上映じょうえいされた作品さくひんのフィルムの貸かし出だしや市民しみんに映画えいが鑑賞かんしょうの機会きかいを提供ていきょうする「山形やまがたドキュメンタリーフィルムライブラリー」の運営うんえい、貴重きちょうな作品さくひんや往年おうねんの名優めいゆうたちが活躍かつやくする名作めいさく映画えいがなど、ドキュメンタリー映画えいがに限かぎらず、映画えいが本来ほんらいの魅力みりょくを伝つたえるイベント上映じょうえいを行おこない、日常にちじょう的てきに映画えいが・映像えいぞうとの出会であいを提供ていきょうする活動かつどうを行おこなっている。また映画えいが祭さい開催かいさい時じには「香味こうみ庵あんクラブ」などの、作つくり手しゅと観客かんきゃくが交流こうりゅうできる場ばを作つくっている。

2011年ねんの東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい直後ちょくごの4月がつ8日にちから復興ふっこう支援しえん上映じょうえい会かいを避難ひなん所しょで開催かいさいし、その後ご、東北とうほくの被災ひさい地ち3県けんを巡回じゅんかいする無料むりょう上映じょうえい会かい「シネマエール東北とうほく」に合流ごうりゅう、映画えいがの力ちからで被災ひさい者しゃを元気げんきにしようと、避難ひなん所しょや集会しゅうかい所しょで邦画ほうがやアニメなどを上映じょうえいした。

2017年度ねんどの映画えいが祭さいに向むけた広報こうほう活動かつどうとして、2016年ねん9月がつには市民しみんによる実行じっこう委員いいん会かいや県内けんない各地かくちの広報こうほう協力きょうりょく者しゃ、チケット販売はんばい協力きょうりょく者しゃによるプレイベント「やまがたの山やま語かたり 山やまの恵めぐみの映画えいがたち 2016」、2016年ねん11月にはこれまで映画えいが祭さい作づくりに携たずさわってきたボランティアや観客かんきゃくとの交流こうりゅうイベント「私わたしのドキュやま 大だい芋煮いもに会かいー映画えいが祭さいを語かたるー」を開催かいさいした。

このほか、Webサイトは定期ていき的てきに更新こうしんし、メール配信はいしんサービス「YIDFFニュース」は日本語にほんご版ばんと英語えいご版ばんを月つき一いち回かい配信はいしんしている。海外かいがいの映画えいが祭さい事情じじょうも取とり上あげている。さらにTwitterやFacebookでの情報じょうほう発信はっしん、ラジオ出演しゅつえん、雑誌ざっし連載れんさいなど、宣伝せんでん活動かつどうは多岐たきにわたる。

映画えいが祭さいの役割やくわり

2015年ねんのインターナショナル・コンペティション部門ぶもんで大賞たいしょう「ロバート・フランシス・フラハティ賞しょう」を獲得かくとくしたポルトガルのペドロ・コスタ監督かんとくは、「この映画えいが祭さいはすべての映画えいが作家さっかのなかで伝説でんせつ的てきな存在そんざいだ。映画えいがが芸術げいじゅつ以上いじょうの存在そんざいであり、さまざまな人ひとの心しんに触ふれることができる存在そんざいだと考かんがえさせてくれる」と述のべている。

しかし、YIDFFは映画えいが関係かんけい者しゃからの評判ひょうばんは高たかいもの、市民しみんからみるとハードルが高たかいという意見いけんもある。このような状況じょうきょうをふまえ、2007年ねんに始はじまった山形やまがたと関連かんれんづけた特集とくしゅうプログラム「やまがたと映画えいが」や市民しみんと映画えいがを繋つなげる機会きかいを設もうけるなどあらゆる活動かつどうを行おこなった結果けっか、地元じもとの浸透しんとう度合どあいは、映画えいが祭さい来場らいじょう者しゃの居住きょじゅう地ち調査ちょうさによると2007年ねんの37%から2017年ねんには45%と10ポイント近ちかく増ふえ、インターナショナル・コンペティションでも地元じもと客きゃくが8割わりを占しめた作品さくひんがあり、徐々じょじょにメインプログラムにも浸透しんとうしている様子ようすがうかがえると山形やまがた新聞しんぶんは報ほうじている。

また近年きんねんの映画えいが祭さいにおいては、上映じょうえいプログラムに広告こうこくを掲載けいさいしたりするなど飲食いんしょく店てんの紹介しょうかいを充実じゅうじつさせ、山形やまがた産さんの果物くだものや酒さけ文化ぶんかを味あじわえるカクテルミーティングを共催きょうさいするなど、県けん外客がいきゃくが山形やまがた滞在たいざいを楽たのしめるような企画きかくも出でてきている。

金曜きんよう上映じょうえい会かい

山形やまがたビッグウイングの会議かいぎ棟とう3階かいに位置いちする山形やまがたドキュメンタリーフィルムライブラリーで、毎月まいつき第だい2・4金曜日きんようびに上映じょうえい会かいを行おこなっている。上映じょうえい会かいは会員かいいん制せいになっており、参加さんか者しゃは「金曜きんよう上映じょうえい会かい鑑賞かんしょう会かい」に入会にゅうかいが必要ひつよう。入会にゅうかいは無料むりょうで、当日とうじつの入会にゅうかいも可能かのうである。

香味こうみ庵あんクラブ

交流こうりゅう広場ひろば「香味こうみ庵あんクラブ」は山形やまがた国際こくさいドキュメンタリー映画えいが祭さいの名物めいぶつ。

1989年ねんの第だい1回かい目めの映画えいが祭さい時じ、上映じょうえい後ごの深夜しんやに行いき場じょうのなくなったゲストや観客かんきゃくたちは、コンビニエンスストアの店先みせさきや歩道ほどうに座すわり込こんで映画えいが談義だんぎを行おこなっていたという。その窮状きゅうじょうを見みかね、社会しゃかい奉仕ほうし活動かつどうをしている青年せいねん会議かいぎ所しょのOBらが掛かけ合あい、老舗しにせ漬物つけもの店てん丸八まるはちやたら漬づけの店舗てんぽに併設へいせつされた郷土きょうど料理りょうり店てん「香味こうみ庵あんまるはち」（山形やまがた市し旅籠はたご町まち二に丁目ちょうめ）を、午後ごご10時じ以降いこう開放かいほうしてもらえることになった。毎回まいかい、監督かんとくや映画えいが関係かんけい者しゃ、観客かんきゃくによる映画えいが談義だんぎが未明みめいまで続つづく。この交流こうりゅうによって、観客かんきゃくから作つくり手しゅへと転身てんしんする者ものもいる。店名てんめいに基もとづき「香味こうみ庵あんクラブ」と名付なづけられた。現在げんざい、山形やまがたビューティフルコミッションを中心ちゅうしんとするボランティア団体だんたい、さらに市民しみん有志ゆうしの協力きょうりょくにより、運営うんえいを行おこなっている。

入場にゅうじょう料りょうは500円えん。おつまみと飲のみ物ものが付つき、芋煮いもにや漬物つけものは無料むりょうで食たべることができる。映画えいが祭さい開催かいさい初期しょきのアジア経済けいざいは発展はってん途上とじょうにあり、日本にっぽんでのコーヒー1杯はい分ぶんのお金かねで故国ここくの家族かぞくが1日にち生活せいかつできていた。せっかく訪おとずれているのだから山形やまがたを知しって味あじわってもらいたいという思おもいから低てい価格かかくで集あつまれる場ばを形成けいせいした、と山形やまがた新聞しんぶんの掲載けいさい記事きじでYIDFF「やまがたと映画えいが」特集とくしゅうコーディネーターだった富塚とみつか正輝まさきは語かたっている。合言葉あいことばは「ヤマガタに行いったらコウミアンへ」「香味こうみ庵あんで会あいましょう」。

だが、漬物つけものの需要じゅよう低迷ていめいに新型しんがたコロナウイルス感染かんせん拡大かくだいが重かさなり、丸八まるはちやたら漬づけは2020年ねん5月がつ末まつで廃業はいぎょうすることになった。店舗てんぽと土地とちは東京とうきょうのマンション事業じぎょう者しゃに売却ばいきゃくされ、国くに登録とうろく有形ゆうけい文化財ぶんかざいの建物たてものは取とり壊こわされる見通みとおしである。

山形やまがたドキュメンタリー・フィルム・ライブラリー

山形やまがた国際こくさい交流こうりゅうプラザ（山形やまがたビッグウイング）内ないにある山形やまがたドキュメンタリー・フィルム・ライブラリーは、映画えいが祭さいに応募おうぼされた作品さくひんをはじめとするドキュメンタリー映画えいがの作品さくひんを、次世代じせだいに引ひき継つぐ貴重きちょうな文化ぶんか資源しげんとして収集しゅうしゅう・保存ほぞんするとともに、多おおくの方々かたがたへ鑑賞かんしょうしてもらうため、1994年ねんに設置せっちされた。上映じょうえい設備せつびをもつ試写ししゃ室しつや、無料むりょうで鑑賞かんしょうできるビデオブース、関係かんけい図書としょ・資料しりょうを収蔵しゅうぞうしている。

ここでは作品さくひんの貸出かしだしの他ほかに、毎月まいつき2回かい行おこなわれる上映じょうえい会かいや小中学生しょうちゅうがくせいを対象たいしょうにした映画えいがのワークショップ。収蔵しゅうぞう作品さくひんの約やく8000本ほんを対象たいしょうとした学術がくじゅつ的てきな研究けんきゅうのサポートや、東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいに関かかわる記録きろく映画えいがを対象たいしょうとした3.11ドキュメンタリーフィルムアーカイブプロジェクトを行おこなっている。

作品さくひんの貸かし出だしについて

山形やまがた国際こくさいドキュメンタリー映画えいが祭さいでは、山形やまがたドキュメンタリーフィルムライブラリー所蔵しょぞう作品さくひんの貸かし出だしを行おこなっている。貸かし出だしの目的もくてきは、過去かこの映画えいが祭さいで上映じょうえいされ、権利けんり者しゃから許諾きょだくを得えた作品さくひんを貸かし出だすことで、より多おおくの人々ひとびとに鑑賞かんしょうの機会きかいを提供ていきょうし、ドキュメンタリー映画えいがに対たいする理解りかいを深ふかめてもらうことである。作品さくひんの貸かし出だしは学校がっこう単位たんいや個人こじんで開ひらく上映じょうえい会かいなどの営利えいりを目的もくてきとしない場合ばあいに限かぎって行おこなわれている。1作品さくひん2回かい上映じょうえいまでで、料金りょうきん2～3万まん円えん。3回かい以上いじょうの上映じょうえいは1回かいにつき50%の追加ついか料金りょうきんが加算かさんされる。作品さくひんは県内けんない外がいに貸かし出だしされている。作品さくひんを市民しみんの手てで上映じょうえいしようという動うごきが山形やまがた市しで始はじまり、有志ゆうしの市民しみんグループが資金しきんを出だし合あい上映じょうえい会かいを開ひらいた例れいもある。

映画えいが祭さいのフィルムライブラリーに蓄積ちくせきされている貸かし出だし可能かのう作品さくひんは100本ほん、無料むりょうで閲覧えつらんできるビデオは7000本ほんを超こえた。

3.11ドキュメンタリー・フィルム・アーカイブ

3.11ドキュメンタリー・フィルム・アーカイブとは、認定にんていNPO法人ほうじん山形やまがた国際こくさいドキュメンタリー映画えいが祭さいが東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいを記録きろくした映画えいがとそれに関かんする情報じょうほうを集あつめ保存ほぞん、発信はっしんするプロジェクトである。事業じぎょうとしては、作品さくひんと関連かんれん資料しりょうの保存ほぞん、ウェブでの作品さくひんデータの公開こうかいの2本立ほんだてとなっている。ウェブには作品さくひんの概要がいようや、監督かんとくのプロフィールなどの情報じょうほうを日にち英えい2言語げんごで掲載けいさいしており、既すでに約やく60本ほんの情報じょうほうが紹介しょうかいされている。山形やまがたドキュメンタリーフィルムライブラリーでは収蔵しゅうぞうされた全ぜん作品さくひんの全ぜん作品さくひんのDVDを館内かんないで個人こじん視聴しちょうできるほか、広報こうほう物ぶつなどの関連かんれん資料しりょうが閲覧えつらんできる。また、スクリーン上映じょうえいに耐たえうる高画質こうがしつ記録きろく媒体ばいたいでの保存ほぞんも行おこなっている。

映画えいが祭さいボランティア

山形やまがた国際こくさいドキュメンタリー映画えいが祭さいは、たくさんのボランティアに支ささえられている。1989年ねんに始はじまったこの映画えいが祭さいでは、「山形やまがたに映画えいが祭さいを開ひらこう」という地元じもとの若者わかものたちがボランティアスタッフとして集あつまった。ボランティアスタッフは主婦しゅふや学生がくせい、フリーの司会しかい者しゃなど多彩たさいな顔かおぶれで、中なかにはわざわざ遠とおくから訪おとずれる人ひともいる。その役割やくわりは多岐たきに及およんでおり、会場かいじょう運営うんえいや「香味こうみ庵あんクラブ」の運営うんえい、海外かいがいゲストに随行ずいこうする語学ごがくサポーターなどが含ふくまれる。ボランティア団体だんたいの「YIDFFネットワーク」は開催かいさい期間きかん外がいでも「金曜きんよう上映じょうえい会かい」などの上映じょうえい会かいを映画えいが祭さいと協力きょうりょくして開ひらいている。また、「デイリー・ニュース」は、ボランティアが監督かんとくらへの取材しゅざいや翻訳ほんやくまで手てがけ、期間きかん中ちゅう毎日まいにち発行はっこうし、主しゅ会場かいじょうで配布はいふしている。

YIDFFネットワークについて

YIDFFネットワークとは、「山形やまがた国際こくさいドキュメンタリー映画えいが祭さいネットワーク」の略称りゃくしょうである。

このネットワークは、映画えいが祭さいのために何なにかできないかと県内けんない各かく地域ちいきから集あつまった緩ゆるやかな連帯れんたい者しゃたちによって構成こうせいされたボランティア団体だんたいである。

当時とうじ山形やまがた県けん映画えいがセンターに籍せきを置おいていた髙橋卓也たくや（山形やまがた国際こくさいドキュメンタリー映画えいが祭さい山形やまがた事務じむ局きょく元もと事務じむ局長きょくちょう）が、故こ小川おがわ紳しん介かい監督かんとくに刺激しげきを受うけ、映画えいが祭さいを支ささえる若者わかものを集あつめようと、県内けんないのあらゆる地域ちいきに声こえをかけ始はじめたのがきっかけである。

映画えいが祭さいは山形やまがた市し主催しゅさいのものであったが、市し当局とうきょくはのちに情じょう宣せん活動かつどうを彼かれらに任まかせ始はじめる。市し当局とうきょくとボランティアの間あいだに事務じむ局きょく連絡れんらく網もうが必要ひつようとなり、正式せいしきにネットワークが結成けっせいされた。（1989年ねん7月がつ29・30日にち）

ネットワークは、各地かくちでのプレイベント上映じょうえい、仲間なかまづくりと映画えいが祭さい鑑賞かんしょう券けん販売はんばい、チラシ配くばりやポスターの貼はり出だし、参加さんか監督かんとくインタビューや日刊にっかん新聞しんぶん発行はっこうなどを行おこなった。

10回かい目めの開催かいさいを迎むかえた2007年ねん、山形やまがた国際こくさいドキュメンタリー映画えいが祭さいはＮＰＯ法人ほうじんが運営うんえいする民間みんかん主導しゅどうの方式ほうしきに変かわり、ネットワークが映画えいが祭さい事務じむ局きょくの中心ちゅうしん的てきな役割やくわりを果はたすようになった。飯塚いいづか俊男としお監督かんとく作品さくひん「映画えいがの都と ふたたび」には、第だい一いち回かいの映画えいが祭さいで生うまれたネットワークで活躍かつやくしてきた人々ひとびとが、年月としつきを経へて映画えいが祭さい事務じむ局きょくの主要しゅようメンバーに成長せいちょうしている現状げんじょう描写びょうしゃから始はじまり、その人々ひとびとが民営みんえい化かによって自由じゆうさをなくし実務じつむに追おわれる苦悩くのうが描えがかれている。

ドキュ山さんユースについて

認定にんていNPO法人ほうじん山形やまがた国際こくさいドキュメンタリー映画えいが祭さいは2017年ねん10月がつの映画えいが祭さいから、映画えいが祭さいに関かかわる若わかい層そうを増ふやすため、高校生こうこうせい・大学生だいがくせいのボランティア枠わくを設もうけた。

2017年ねんの映画えいが祭さいでは64人にんの県内けんない高校生こうこうせいがボランティアとして参加さんか。チケットのもぎりや会場かいじょうの誘導ゆうどうなど運営うんえいを手伝てつだいながら、ドキュメンタリー映画えいがに触ふれた。その経験けいけんによりドキュメンタリー映画えいがの魅力みりょくを同どう世代せだいにも伝つたえたいと考かんがえた高校生こうこうせい7人にんにより結成けっせいされたのが「ドキュ山さんユース」である。山形やまがた市しがユネスコの創造そうぞう都市としネットワークに認定にんていされる契機けいきになった国際こくさい的てきにも認知にんちされている同どう映画えいが祭さいだが、10代の来場らいじょう者しゃが少すくないという懸念けねんを改善かいぜんしようと結成けっせいされた。活動かつどう内容ないようは、映画えいが祭さい前まえのワークショップ、期間きかん中ちゅうのボランティア、自主じしゅ上映じょうえい会かいの開催かいさいなどがある。

自主じしゅ上映じょうえい会かいでは多おおくの場合ばあい、映画えいが監督かんとくを招まねき、パネル討論とうろんや意見いけん交換こうかんが行おこなわれる。上映じょうえい作品さくひんの選定せんていから当日とうじつの司会しかいまでドキュ山やまユースが手てがける。難解なんかいだと思おもわれがちなドキュメンタリー映画えいがの持もつ様々さまざまな魅力みりょくを若者わかものに届とどけることを目標もくひょうに活動かつどうしている。

コンペティション

• インターナショナル・コンペティション部門ぶもん
  • 上映じょうえい数すう：15作品さくひん
  • ロバート＆フランシス・フラハティ賞しょう（大賞たいしょう）
  • 山形やまがた市長しちょう賞しょう（最優秀さいゆうしゅう賞しょう）
  • 優秀ゆうしゅう賞しょう
  • 特別とくべつ賞しょう
• アジア千波万波せんぱばんぱ部門ぶもん
  • 小川おがわ紳しん介かい賞しょう
  • 奨励しょうれい賞しょう
  • 特別とくべつ賞しょう
• 市民しみん賞しょう
  • 上映じょうえい作品さくひんを観みた人ひとの投票とうひょうによる。
• 国際こくさい批評ひひょう家か連盟れんめい（FIPRESCI）賞しょう

特集とくしゅうプログラム

YIDFFは、日本にっぽんの最新さいしんの秀作しゅうさくを紹介しょうかいする「日本にっぽんプログラム」、山形やまがたにまつわる映画えいが・映画えいが人じんを紹介しょうかいする「やまがたと映画えいが」、東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいに関かんする映画えいがを上映じょうえいする「ともにあるCinema with Us」などに加くわえ、古今ここん東西とうざいの映画えいが人じん・映画えいが文化ぶんかを紹介しょうかいするバラエティ豊ゆたかな特集とくしゅう上映じょうえいを設もうけている。

近年きんねんでは、2013年ねんに作家さっか特集とくしゅう「未来みらいの記憶きおくのために―クリス・マルケルの旅たびと闘たたかい」が行おこなわれ、主題しゅだいを掲かかげての特集とくしゅうとしては倫理りんり的てきな課題かだいを検討けんとうする「6つの眼め差さ(まなざ)しと〈倫理りんりマシーン〉」などが行おこなわれた。

2015年ねんには、「ラテンアメリカ――人々ひとびととその時間じかん：記憶きおく、情熱じょうねつ、労働ろうどうと人生じんせい」が特集とくしゅうされ、2017年ねんには、前回ぜんかいのラテンアメリカ特集とくしゅうから連つらなり、現代げんだいアフリカとそこで生いきる人々ひとびとの姿すがたに注目ちゅうもくする「アフリカを／から観みる」などが行おこなわれた。

沿革えんかく

• 1989年ねん - 山形やまがた市制しせい施行しこう100周年しゅうねん記念きねん事業じぎょうとして「山形やまがた国際こくさいドキュメンタリー映画えいが祭さい‘89」開催かいさい。
• 1990年ねん - 山形やまがた国際こくさいドキュメンタリー映画えいが祭さい実行じっこう委員いいん会かい成立せいりつ。
• 2006年ねん10月21日にち - 「特定とくてい非ひ営利えいり活動かつどう法人ほうじん（NPO法人ほうじん）山形やまがた国際こくさいドキュメンタリー映画えいが祭さい」設立せつりつ。
• 2007年ねん - 山形やまがた県けんより法人ほうじん化か認証にんしょう、登記とうき、法人ほうじん成立せいりつ。
• 2013年ねん10月8日にち - 「認定にんていNPO法人ほうじん」認定にんてい。

受賞じゅしょう歴れき

• 1998年ねん2月がつ - 第だい26回かい日本にっぽん映画えいがペンクラブ賞しょう。
• 2001年ねん11月 - 第だい25回かい山路やまじふみ子こ文化ぶんか賞しょう。
• 2005年ねん - 第だい54回かい河北かわきた文化ぶんか賞しょう。
• 2006年ねん10月 - 国際こくさい交流こうりゅう基金ききん国際こくさい交流こうりゅう奨励しょうれい賞しょう・文化ぶんか芸術げいじゅつ交流こうりゅう賞しょう。
• 2007年ねん8月がつ - サントリー地域ちいき文化ぶんか賞しょう。
• 2008年ねん3月 - 第だい25回かいNHK東北とうほくふるさと賞しょう。
• 2011年ねん7月がつ - 第だい29回かい川かわ喜多きた賞しょう。
• 2012年ねん3月 - 第だい9回かいシネマ夢ゆめ楽らく部ぶ賞しょう。
• 2013年ねん10月 - 第だい3回かい地域ちいき再生さいせい大賞たいしょう・準じゅん大賞たいしょう。

過去かこの映画えいが祭さい

山形やまがた国際こくさいドキュメンタリー映画えいが祭さい 2017

YIDFF 2017は、2017年ねん10月がつ5日にちから10月がつ12日にちまで、山形やまがた市し中央ちゅうおう公民館こうみんかん、山形やまがた市民しみん会館かいかん、フォーラム山形やまがた、山形やまがた美術館びじゅつかん、KUGURUを会場かいじょうに開催かいさいされた。

上映じょうえい作品さくひん数すう

161本ほん

作品さくひん総そう応募おうぼ数すう

• インターナショナル・コンペティション：1,146本ほん、121の国くにと地域ちいきから
• アジア千波万波せんぱばんぱ：645本ほん、63の国くにと地域ちいきから

参加さんか人数にんずう

• 入場にゅうじょう者しゃ：22,089

主おもな受賞じゅしょう作品さくひん

• インターナショナル・コンペティション部門ぶもん
  • ロバート＆フランシス・フラハティ賞しょう（大賞たいしょう）
    • 『オラとニコデムの家いえ』監督かんとく：アンナ・ザメツカ/ポーランド
  • 山形やまがた市長しちょう賞しょう（最優秀さいゆうしゅう賞しょう）
    • 『カーキ色しょくの記憶きおく』監督かんとく：アルフォーズ・タンジュール/カタール
  • 優秀ゆうしゅう賞しょう
    • 『孤独こどくな存在そんざい』監督かんとく：沙すな青あお（シャー・チン）/中国ちゅうごく
    • 『私わたしはあなたのニグロではない』監督かんとく：ラウル・ペック/アメリカ、フランス、ベルギー、スイス
  • 特別とくべつ賞しょう
    • 『激情げきじょうの時とき』監督かんとく：ジョアン・モレイラ・サレス/ブラジル
• アジア千波万波せんぱばんぱ部門ぶもん
  • 小川おがわ紳しん介かい賞しょう
    • 『乱世らんせい備忘びぼうー僕ぼくらの雨傘あまがさ運動うんどう』監督かんとく：陳ちん梓あずさ桓（チャン・ジーウン）/香港ほんこん
  • 奨励しょうれい賞しょう
    • 『人ひととして暮くらす』監督かんとく：ソン・ユニョク/韓国かんこく
    • 『あまねき調しらべ』監督かんとく：アヌシュカ・ミーナークシ、イーシュワル・シュリクマール/インド
  • 特別とくべつ賞しょう
    • 『パムソム海賊かいぞく団だん、ソウル・インフェルノ』監督かんとく：チョン・ユンソク/韓国かんこく
    • 『翡翠かわせみ之の城しろ』監督かんとく：趙ちょう德いさお胤たね（チャオ・ダーイン／ミディ・ジー）/台湾たいわん・ミャンマー
• 市民しみん賞しょう
  • 『ニッポン国こくVS泉南せんなん石綿いしわた村むら』監督かんとく：原はら一男かずお/日本にっぽん
• 日本にっぽん監督かんとく協会きょうかい賞しょう
  • 『あまねき調しらべ』監督かんとく：アヌシュカ・ミーナークシ、イーシュワル・シュリクマール/インド

山形やまがた国際こくさいドキュメンタリー映画えいが祭さい 2015

YIDFF 2015は、2015年ねん10月がつ8日にちから10月がつ15日にちまで、山形やまがた市し中央ちゅうおう公民館こうみんかん、山形やまがた市民しみん会館かいかん、フォーラム山形やまがた、山形やまがた美術館びじゅつかんを会場かいじょうに開催かいさいされた。

上映じょうえい作品さくひん数すう

165本ほん、45の国くにと地域ちいきから

作品さくひん総そう応募おうぼ数すう

• インターナショナル・コンペティション：1,196本ほん、116の国くにと地域ちいきから
• アジア千波万波せんぱばんぱ：678本ほん、59の国くにと地域ちいきから

参加さんか人数にんずう

• 入場にゅうじょう者しゃ：24,290
• ゲスト：206
• プレス：322
• ボランティア：346

主おもな受賞じゅしょう作品さくひん

• インターナショナル・コンペティション部門ぶもん
  • ロバート＆フランシス・フラハティ賞しょう（大賞たいしょう）
    • 『ホースマネー』監督かんとく：ペドロ・コスタ/ポルトガル
  • 山形やまがた市長しちょう賞しょう（最優秀さいゆうしゅう賞しょう）
    • 『真珠しんじゅのボタン』監督かんとく：パトリシオ・グスマン/フランス、チリ、スペイン
  • 優秀ゆうしゅう賞しょう
    • 『祖国そこくーイラク零れい年ねん』監督かんとく：アッバース・ファーデイル/イラク、フランス
    • 『銀ぎんの水みず-シリア・セルフレポート』監督かんとく：オサーマ・モハンメド、ウィアーム・シマヴ・ベデルカーン/シリア、フランス
  • 特別とくべつ賞しょう
    • 『女おんなたち、彼女かのじょたち』監督かんとく：フリア・ペッシェ/アルゼンチン
• アジア千波万波せんぱばんぱ部門ぶもん
  • 小川おがわ紳しん介かい賞しょう
    • 『たむろする男おとこたち』監督かんとく：マーヤ・アブドゥル＝マラク/フランス、レバノン
  • 奨励しょうれい賞しょう
    • 『蛇へびの皮かわ』監督かんとく：ダニエル・フイ/シンガポール、ポルトガル
    • 『ラダック それぞれの物語ものがたり』監督かんとく：奥間おくま勝也かつや/日本にっぽん
  • 特別とくべつ賞しょう
    • 『きらめく拍手はくしゅの音おと』監督かんとく：イギル・ボラ/韓国かんこく
    • 『ミーナーについてのお話はなし』監督かんとく：カウェー・マザーヘリー/イラン
    • 『鉱こう（あらがね）』監督かんとく：小田おだ香かおり/日本にっぽん
    • 『わたしはまだデリーを見みていない』監督かんとく：フマイラ・ビルキス/バングラデシュ

• 市民しみん賞しょう
  • 『祖国そこくーイラク零れい年ねん』監督かんとく：アッバース・ファーデイル/イラク、フランス
• 日本にっぽん監督かんとく協会きょうかい賞しょう
  • 『私わたしの非常ひじょうな家いえ』監督かんとく：アオリ/韓国かんこく

山形やまがた国際こくさいドキュメンタリー映画えいが祭さい 2013

YIDFF 2013は、2013年ねん10月がつ10日とおかから10月がつ17日にちまで、山形やまがた市し中央ちゅうおう公民館こうみんかん、山形やまがた市民しみん会館かいかん、フォーラム山形やまがた、山形やまがた美術館びじゅつかんを会場かいじょうに開催かいさいされた。

上映じょうえい作品さくひん数すう

212本ほん、44の国くにと地域ちいきから

作品さくひん総そう応募おうぼ数すう

• インターナショナル・コンペティション：1,153本ほん、117の国くにと地域ちいきから
• アジア千波万波せんぱばんぱ：608本ほん、63の国くにと地域ちいきから

参加さんか人数にんずう

• 入場にゅうじょう者しゃ：22,353
• ゲスト：238
• プレス：278
• ボランティア：390

主おもな受賞じゅしょう作品さくひん

• インターナショナル・コンペティション部門ぶもん
  • ロバート＆フランシス・フラハティ賞しょう（大賞たいしょう）
    • 『我々われわれのものではない世界せかい』監督かんとく：マハディー・フレフェル/パレスティナ、アラブ首長しゅちょう国こく連邦れんぽう、イギリス
  • 山形やまがた市長しちょう賞しょう（最優秀さいゆうしゅう賞しょう）
    • 『殺人さつじんという行為こうい』監督かんとく：ジョシュア・オッペンハイマー/デンマーク、インドネシア、ノルウェー、イギリス
  • 優秀ゆうしゅう賞しょう
    • 『リヴィジョン／検証けんしょう』監督かんとく：フィリップ・シェフナー/ドイツ
    • 『サンティアゴの扉とびら』監督かんとく：イグナシオ・アグエロ/チリ
  • 特別とくべつ賞しょう
    • 『蜘蛛くもの地ち』監督かんとく：キム・ドンリョン、パク・ギョンテ/韓国かんこく
• アジア千波万波せんぱばんぱ部門ぶもん
  • 小川おがわ紳しん介かい賞しょう
    • 『ブアさんのござ』監督かんとく：ズーン・モン・トゥー/ヴェトナム
  • 奨励しょうれい賞しょう
    • 『怒おこれる沿線えんせん：山谷さんや（さんや）』監督かんとく：陳ちん彦楷（チャン・インカイ）/香港ほんこん
    • 『モーターラマ』監督かんとく：マレク・シャフィイ、ディアナ・サケブ/アフガニスタン
  • 特別とくべつ賞しょう
    • 『戦争せんそうに抱かかえ（いだ）かれて』監督かんとく：アッジャーニ・アルンパック/フィリピン

• 市民しみん賞しょう
  • 『パンク・シンドローム』監督かんとく：ユッカ・カルッカイネン、J-P・パッシ/フィンランド、ノルウェー、スウェーデン
  • 『標的ひょうてきの村むら』監督かんとく：三上みかみ智恵ちえ/日本にっぽん
• コミュニティシネマ賞しょう
  • 『何なにがあったのか、知しりたい（知しってほしい）』監督かんとく：エラ・プリーセ、ヌ・ヴァ、トゥノル・ロ村むらの人々ひとびと/カンボジア
• 日本にっぽん監督かんとく協会きょうかい賞しょう
  • 『標的ひょうてきの村むら』監督かんとく：三上みかみ智恵ちえ/日本にっぽん
• 特別とくべつ賞しょう
  • 『愛いとしきトンド』監督かんとく：ジュエル・マラナン/フィリピン
• スカパー！IDEHA賞しょう
  • 『オトヲカル』監督かんとく：、村上むらかみ賢司けんじ/日本にっぽん
  • 『うたうひと』監督かんとく：酒井さかい耕こう、濱口はまぐち竜介りゅうすけ/日本にっぽん

山形やまがた国際こくさいドキュメンタリー映画えいが祭さい 2011

YIDFF 2011は、2011年ねん10月がつ6日にちから10月がつ13日にちまで、山形やまがた市し中央ちゅうおう公民館こうみんかん、山形やまがた市民しみん会館かいかん、フォーラム山形やまがた、山形やまがた美術館びじゅつかんを会場かいじょうに開催かいさいされた。

上映じょうえい作品さくひん数すう

241本ほん、33の国くにと地域ちいきから

作品さくひん総そう応募おうぼ数すう

• インターナショナル・コンペティション部門ぶもん： 101の国くにと地域ちいきから1,078本ほん
• アジア千波万波せんぱばんぱ 部門ぶもん： 63の国くにと地域ちいきから705本ほん

参加さんか人数にんずう

• 入場にゅうじょう者しゃ：23,373
• ゲスト：251
• プレス：218
• ボランティア：353

受賞じゅしょう結果けっか

• インターナショナル・コンペティション部門ぶもん
  • ロバート＆フランシス・フラハティ賞しょう（大賞たいしょう）：
    • 『密告みっこく者しゃとその家族かぞく』 The Collaborator and His Family （監督かんとく：ルーシー・シャツ、アディ・バラシュ／アメリカ、イスラエル、フランス） [1]
  • 山形やまがた市長しちょう賞しょう（最優秀さいゆうしゅう賞しょう）：
    • 『光ひかり、ノスタルジア』 Nostalgia for the Light （監督かんとく：パトリシオ・グスマン／フランス、ドイツ、チリ） [2]
  • 優秀ゆうしゅう賞しょう：
    • 『阿おもね仆大（アプダ）』 Apuda （監督かんとく：和かず淵ふかし（ホー・ユェン）／中国ちゅうごく） [3]
    • 『5頭とうの象ぞうと生いきる女おんな』 The Woman with the 5 Elephants （監督かんとく：ヴァディム・イェンドレイコ／スイス、ドイツ） [4]
  • 特別とくべつ賞しょう
    • 『殊勲しゅくん十じゅう字じ章あきら』 Distinguished Flying Cross （監督かんとく：トラヴィス・ウィルカーソン／アメリカ） [5]
• アジア千波万波せんぱばんぱ 部門ぶもん
  • 小川おがわ紳しん介かい賞しょう：
    • 『雨あめ果はて（ユィグォ）の休暇きゅうか』 Yuguo and His Mother （監督かんとく：顧桃（グー・タオ）／中国ちゅうごく） [6]
  • 奨励しょうれい賞しょう：
    • 『アミン』 Amin （監督かんとく：シャヒーン・パルハミ／イラン、韓国かんこく、カナダ） [7]
    • 『龍山たつやま（ヨンサン）』 Yongsan （監督かんとく：ムン・ジョンヒョン／韓国かんこく） [8]
  • 特別とくべつ賞しょう：
    • 『ソレイユのこどもたち』 Children of Soleil （監督かんとく：奥谷おくたに洋一郎よういちろう／日本にっぽん） [9]
    • 『柔やわらかな河かわ、鉄てつの橋はし』 Hard Rails across a Gentle River （監督かんとく：チャン・タイン・ヒエン、ファム・トゥー・ハン、ドー・ヴァン・ホアン、チャン・ティ・アイン・フゥン／ベトナム） [10]
    • 『水みず手しゅ』 Water Hands （監督かんとく：ヴラディミル・トドロヴィッチ／シンガポール、セルビア、モンテネグロ） [11]
• 市民しみん賞しょう：
  • 『5頭とうの象ぞうと生いきる女おんな』 The Woman with the 5 Elephants （監督かんとく：ヴァディム・イェンドレイコ／スイス、ドイツ） [12]
  • 『イラン式しき料理りょうり本ほん』 Iranian Cookbook （監督かんとく：モハマド・シルワーニ／イラン） [13]
• コミュニティシネマ賞しょう：
  • 『イラン式しき料理りょうり本ほん』 Iranian Cookbook （監督かんとく：モハマド・シルワーニ／イラン） [14]
  • 東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい復興ふっこう支援しえん上映じょうえいプロジェクト「ともにある Cinema with Us」 [15]
• 日本にっぽん映画えいが監督かんとく協会きょうかい賞しょう：
  • 『監獄かんごくと楽園らくえん』 Prison and Paradise （監督かんとく：ダニエル・ルディ・ハリヤント／インドネシア） [16]
• スカパー！ IDEHA賞しょう：
  • 『さようならUR』 Goodbye UR--Japanese Social Housing Crisis （監督かんとく：早川はやかわ由美子ゆみこ／日本にっぽん） [17]

山形やまがた国際こくさいドキュメンタリー映画えいが祭さい 2009

YIDFF 2009は、2009年ねん10月がつ8日にちから10月がつ15日にちまで、山形やまがた市し中央ちゅうおう公民館こうみんかん、山形やまがた市民しみん会館かいかん、フォーラム山形やまがた、ソラリスを会場かいじょうに開催かいさいされた。

上映じょうえい作品さくひん数すう

123本ほん、30の国くにと地域ちいきから

作品さくひん総そう応募おうぼ数すう

1,796本ほん、119の国くにと地域ちいきから

参加さんか人数にんずう

• 入場にゅうじょう者しゃ：22,195
• ゲスト：198
• プレス：211
• ボランティア：246

主おもな受賞じゅしょう作品さくひん

• インターナショナル・コンペティション部門ぶもん
  • ロバート＆フランシス・フラハティ賞しょう（大賞たいしょう）
    • 『包囲ほうい：デモクラシーとネオリベラリズムの罠わな』監督かんとく：リシャール・ブルイエット/カナダ

    アメリカに代表だいひょうされる新しん自由じゆう主義しゅぎへの批判ひはんから構成こうせいされたインタビュー・ドキュメンタリー。

  • 山形やまがた市長しちょう賞しょう（最優秀さいゆうしゅう賞しょう）
    • 『忘却ぼうきゃく』監督かんとく：エディ・ホニグマン/オランダ、ドイツ
• アジア千波万波せんぱばんぱ部門ぶもん
  • 小川おがわ紳しん介かい賞しょう
    • 『アメリカ通どおり』監督かんとく：キム・ドンリョン/韓国かんこく

山形やまがた国際こくさいドキュメンタリー映画えいが祭さい 2007

YIDFF 2007は、2007年ねん10月がつ4日にちから10月がつ11日にちまで、山形やまがた市し中央ちゅうおう公民館こうみんかん、ミューズ、フォーラム山形やまがた、山形やまがた市民しみん会館かいかん、東北芸術工科大学とうほくげいじゅつこうかだいがくを会場かいじょうに開催かいさいされた。

上映じょうえい作品さくひん数すう

238本ほん、31の国くにと地域ちいきから

作品さくひん総そう応募おうぼ数すう

1,633本ほん、108の国くにと地域ちいきから

参加さんか人数にんずう

• 入場にゅうじょう者しゃ：23,387
• ゲスト：171
• プレス：265
• ボランティア：277

主おもな受賞じゅしょう作品さくひん

• インターナショナル・コンペティション部門ぶもん
  • ロバート＆フランシス・フラハティ賞しょう（大賞たいしょう）
    • 『鳳おおとり鳴な（フォンミン）― 中国ちゅうごくの記憶きおく』監督かんとく：王おう兵へい（ワン・ビン）/中国ちゅうごく

    新聞しんぶん記者きしゃだった夫おっとの記事きじが原因げんいんで強制きょうせい収容しゅうよう所しょへ送おくられ、以後いご約やく30年ねん後ごに名誉めいよ回復かいふくするまでのある女性じょせいの生涯しょうがいを描えがく。

  • 山形やまがた市長しちょう賞しょう（最優秀さいゆうしゅう賞しょう）
    • 『アレンテージョ、めぐりあい』監督かんとく：ピエール＝マリー・グレ/ポルトガル、フランス
• アジア千波万波せんぱばんぱ部門ぶもん
  • 小川おがわ紳しん介かい賞しょう
    • 『秉愛（ビンアイ）』監督かんとく：馮艶（フォン・イェン）/中国ちゅうごく

山形やまがた国際こくさいドキュメンタリー映画えいが祭さい 2005

YIDFF 2005は、2005年ねん10月がつ7日にちから10月がつ13日にちまで、山形やまがた市し中央ちゅうおう公民館こうみんかん、ミューズ、シネマ旭あさひ、フォーラム山形やまがた、東北芸術工科大学とうほくげいじゅつこうかだいがくを会場かいじょうに開催かいさいされた。

上映じょうえい作品さくひん数すう

145本ほん、32の国くにと地域ちいきから

作品さくひん総そう応募おうぼ数すう

1,628本ほん、104の国くにと地域ちいきから

参加さんか人数にんずう

• 入場にゅうじょう者しゃ：19,963
• ゲスト：184
• プレス：292
• ボランティア：275

主おもな受賞じゅしょう作品さくひん

• インターナショナル・コンペティション部門ぶもん
  • ロバート＆フランシス・フラハティ賞しょう（大賞たいしょう）
    • 『水没すいぼつの前まえに』監督かんとく：李り一いち凡（リ・イーファン）、?雨あめ（イェン・ユィ）/中国ちゅうごく

    2009年ねんに完成かんせい予定よていの中国ちゅうごく・三さん峡かいダムに関かんするドキュメンタリー。

  • 山形やまがた市長しちょう賞しょう（最優秀さいゆうしゅう賞しょう）
    • 『ルート181』監督かんとく：ミシェル・クレフィ、エイアル・シヴァン/ベルギー、フランス、イギリス、ドイツ
• アジア千波万波せんぱばんぱ部門ぶもん
  • 小川おがわ紳しん介かい賞しょう
    • 『チーズ と うじ虫むし』監督かんとく：加藤かとう治代はるよ/日本にっぽん

山形やまがた国際こくさいドキュメンタリー映画えいが祭さい 2003

YIDFF 2003は、2003年ねん10月がつ10日とおかから10月がつ16日にちまで、山形やまがた市し中央ちゅうおう公民館こうみんかん、ミューズ、ソラリス、山形やまがたテルサ、蔵くらオビハチ、山形やまがた県けん遊学ゆうがく館かんを会場かいじょうに開催かいさいされた。

上映じょうえい作品さくひん数すう

177本ほん、31の国くにと地域ちいきから

作品さくひん総そう応募おうぼ数すう

1,454本ほん、98の国くにと地域ちいきから

参加さんか人数にんずう

• 入場にゅうじょう者しゃ：19,338
• ゲスト：112
• プレス：347
• ボランティア：246

主おもな受賞じゅしょう作品さくひん

• インターナショナル・コンペティション部門ぶもん
  • ロバート＆フランシス・フラハティ賞しょう（大賞たいしょう）
    • 『鉄てつ西にし区く』監督かんとく：王おう兵へい（ワン・ビン）/中国ちゅうごく

    工業こうぎょう地域ちいきである中国ちゅうごく東北とうほく部ぶの瀋陽しんよう・鉄てつ西にし区くの移うつり変かわりを描えがく、9時じ間あいだの長編ちょうへん。

  • 山形やまがた市長しちょう賞しょう（最優秀さいゆうしゅう賞しょう）
    • 『スティーヴィ』監督かんとく：スティーヴ・ジェイムス/アメリカ
• アジア千波万波せんぱばんぱ部門ぶもん
  • 小川おがわ紳しん介かい賞しょう
    • 『一緒いっしょの時とき』監督かんとく：沙すな青あお（シャー・チン）/中国ちゅうごく

山形やまがた国際こくさいドキュメンタリー映画えいが祭さい 2001

YIDFF 2001は、2001年ねん10月がつ3日にちから10月がつ9日にちまで、山形やまがた市し中央ちゅうおう公民館こうみんかん、山形やまがた市民しみん会館かいかん、ミューズ、ソラリス、山形やまがた県けん遊学ゆうがく館かんを会場かいじょうに開催かいさいされた。

上映じょうえい作品さくひん数すう

173本ほん

作品さくひん総そう応募おうぼ数すう

1,218本ほん、88の国くにと地域ちいきから

参加さんか人数にんずう

• 入場にゅうじょう者しゃ：18,490
• ゲスト：88
• プレス：335
• ボランティア：208

主おもな受賞じゅしょう作品さくひん

• インターナショナル・コンペティション部門ぶもん
  • ロバート＆フランシス・フラハティ賞しょう（大賞たいしょう）
    • 『さすらう者ものたちの地ち』監督かんとく：リティー・パニュ/フランス

    内戦ないせんにより荒廃こうはいしたカンボジアの労働ろうどう者しゃを描えがく。

  • 山形やまがた市長しちょう賞しょう（最優秀さいゆうしゅう賞しょう）
    • 『ヴァンダの部屋へや』監督かんとく：ペドロ・コスタ/ポルトガル、ドイツ、スイス
• アジア千波万波せんぱばんぱ部門ぶもん
  • 小川おがわ紳しん介かい賞しょう
    • 『夢ゆめの中なかで』『愛あいについての実話じつわ』監督かんとく：メリッサ・リー/オーストラリア

山形やまがた国際こくさいドキュメンタリー映画えいが祭さい '99

YIDFF '99は1999年ねん10月がつ19日にちから10月がつ25日にちまで、山形やまがた市し中央ちゅうおう公民館こうみんかん、山形やまがた市民しみん会館かいかん、フォーラム、ミューズ、ヌーベルF、山形やまがた県けん遊学ゆうがく館かんを会場かいじょうに開催かいさいされた。

上映じょうえい作品さくひん数すう

188本ほん

作品さくひん総そう応募おうぼ数すう

745本ほん、74の国くにと地域ちいきから

参加さんか人数にんずう

• 入場にゅうじょう者しゃ：20,600
• ゲスト：138
• プレス：351
• ボランティア：227

主おもな受賞じゅしょう作品さくひん

• インターナショナル・コンペティション部門ぶもん
  • ロバート＆フランシス・フラハティ賞しょう（大賞たいしょう）
    • 『不在ふざいの心象しんしょう』監督かんとく：ヘルマン・クラル/ドイツ

    ドイツに渡わたったブエノスアイレス出身しゅっしんの監督かんとくによる、家族かぞくのインタビューを通とおした自分じぶん探さがしの旅たび。

  • 山形やまがた市長しちょう賞しょう（最優秀さいゆうしゅう賞しょう）
    • 『メイン州しゅうベルファスト』監督かんとく：フレデリック・ワイズマン/アメリカ
• アジア千波万波せんぱばんぱ部門ぶもん
  • 小川おがわ紳しん介かい賞しょう
    • 『ハイウェイで泳およぐ』監督かんとく：呉ご耀東（ウー・ヤオドン）/台湾たいわん

山形やまがた国際こくさいドキュメンタリー映画えいが祭さい '97

YIDFF '97は、1997年ねん10月がつ6日にちから10月がつ13日にちまで、山形やまがた市し中央ちゅうおう公民館こうみんかん、山形やまがたビッグウイング、フォーラム、ミューズ、ヌーベルF、山形やまがた県けん遊学ゆうがく館かんを会場かいじょうに開催かいさいされた。

上映じょうえい作品さくひん数すう

187本ほん

作品さくひん総そう応募おうぼ数すう

420、56の国くにと地域ちいきから

参加さんか人数にんずう

• 入場にゅうじょう者しゃ：22,875
• ゲスト：110
• プレス：330
• ボランティア：487

主おもな受賞じゅしょう作品さくひん

• インターナショナル・コンペティション部門ぶもん
  • ロバート＆フランシス・フラハティ賞しょう（大賞たいしょう）
    • 『エルサレム断章だんしょう』監督かんとく：ロン・ハヴィリオ/イスラエル

    エルサレムに関かんする6時じ間あいだに渡わたるドキュメンタリー。

  • 山形やまがた市長しちょう賞しょう（最優秀さいゆうしゅう賞しょう）
    • 『アフリカ、痛いたみはいかがですか？』監督かんとく：レイモン・ドゥパルドン/フランス
• アジア千波万波せんぱばんぱ部門ぶもん
  • 小川おがわ紳しん介かい賞しょう
    • 『鳳凰ほうおう橋きょうを離はなれて』監督かんとく：季き紅べに（リー・ホン）/中国ちゅうごく

山形やまがた国際こくさいドキュメンタリー映画えいが祭さい '95

YIDFF '95は、1995年ねん10月がつ3日にちから10月がつ9日にちまで、山形やまがた市し中央ちゅうおう公民館こうみんかん、山形やまがたビッグウイング、フォーラム、ミューズ、ヌーベルF、電でん影かげ七なな変化へんかシアターを会場かいじょうに開催かいさいされた。

上映じょうえい作品さくひん数すう

278本ほん

作品さくひん総そう応募おうぼ数すう

436本ほん、45の国くにと地域ちいきから

参加さんか人数にんずう

• 入場にゅうじょう者しゃ：21,028
• ゲスト：85
• プレス：350
• ボランティア：435

主おもな受賞じゅしょう作品さくひん

• インターナショナル・コンペティション部門ぶもん
  • ロバート＆フランシス・フラハティ賞しょう（大賞たいしょう）
    • 『選択せんたくと運命うんめい』監督かんとく：ツィピ・ライベンバッハ/イスラエル

    ホロコーストの生いき残のこりである監督かんとく自身じしんの両親りょうしんを描えがく。

  • 山形やまがた市長しちょう賞しょう（最優秀さいゆうしゅう賞しょう）
    • 『メタル＆メランコリー』監督かんとく：エディ・ホニグマン/オランダ
• アジア千波万波せんぱばんぱ部門ぶもん
  • 小川おがわ紳しん介かい賞しょう
    • 『ナヌムの家いえ』監督かんとく：ビョン・ヨンジュ/韓国かんこく

山形やまがた国際こくさいドキュメンタリー映画えいが祭さい '93

YIDFF '93は、1993年ねん10月がつ5日にちから11日にちまで、山形やまがた市し中央ちゅうおう公民館こうみんかん、フォーラム、ミューズ、ヌーベルF、先住民せんじゅうみんシアターを会場かいじょうに開催かいさいされた。

上映じょうえい作品さくひん数すう

139本ほん

作品さくひん総そう応募おうぼ数すう

381本ほん、56の国くにと地域ちいきから

参加さんか人数にんずう

• 入場にゅうじょう者しゃ：20,509
• ゲスト：106
• プレス：320
• ボランティア：300

主おもな受賞じゅしょう作品さくひん

• インターナショナル・コンペティション部門ぶもん
  • ロバート＆フランシス・フラハティ賞しょう（大賞たいしょう）
    • 『黒くろい収穫しゅうかく』監督かんとく：ボブ・コノリー、ロビン・アンダーソン/オーストラリア

    パプア・ニューギニアのコーヒー・プランテーションをめぐる部落ぶらく抗こう争そうを描えがく。

  • 山形やまがた市長しちょう賞しょう（最優秀さいゆうしゅう賞しょう）
    • 『動物どうぶつ園えん』監督かんとく：フレデリック・ワイズマン/アメリカ
• アジア千波万波せんぱばんぱ部門ぶもん
  • 小川おがわ紳しん介かい賞しょう
    • 『私わたしの紅衛兵こうえいへい時代じだい』監督かんとく：呉くれ文光ぶんこう（ウー・ウェンガン）/中国ちゅうごく

山形やまがた国際こくさいドキュメンタリー映画えいが祭さい '91

YIDFF '91は、1991年ねん10月がつ7日にちから10月がつ13日にちまで、山形やまがた市し中央ちゅうおう公民館こうみんかん、フォーラム、ミューズ、ヌーベルFを会場かいじょうに開催かいさいされた。

上映じょうえい作品さくひん数すう

153本ほん

作品さくひん総そう応募おうぼ数すう

260本ほん、38の国くにと地域ちいきから

参加さんか人数にんずう

• 入場にゅうじょう者しゃ：14,486
• ゲスト：107
• プレス：150
• ボランティア：250

主おもな受賞じゅしょう作品さくひん

• インターナショナル・コンペティション部門ぶもん
  • ロバート＆フランシス・フラハティ賞しょう（大賞たいしょう）
    • 『頑固がんこな夢ゆめ』監督かんとく：ソボリッチ・ベーラ/ハンガリー

    ハンガリーの田舎いなか村むらにある、演劇えんげきサークルに関かんするドキュメンタリー。

  • 山形やまがた市長しちょう賞しょう（最優秀さいゆうしゅう賞しょう）
    • 『閉とざされた時間じかん』監督かんとく：シビル・シェーネマン/ドイツ

山形やまがた国際こくさいドキュメンタリー映画えいが祭さい '89

YIDFF '89は1989年ねん10月がつ10日とおかから10月がつ15日にちまで、山形やまがた市し中央ちゅうおう公民館こうみんかん、シネマプラザ、フォーラム、シネアート、スカラ座すからざを会場かいじょうに開催かいさいされた。

上映じょうえい作品さくひん数すう

80本ほん

作品さくひん総そう応募おうぼ数すう

221本ほん、36の国くにと地域ちいきから

参加さんか人数にんずう

• 入場にゅうじょう者しゃ：11,920
• ゲスト：105
• プレス：80
• ボランティア：20

主おもな受賞じゅしょう作品さくひん

• インターナショナル・コンペティション部門ぶもん

• • ロバート＆フランシス・フラハティ賞しょう（大賞たいしょう）
    • 『踏切ふみきりのある通とおり』監督かんとく：イヴァルス・セレツキス/旧きゅうソ連それん

    ラトビア共和きょうわ国こくの首都しゅとリガにある"踏切ふみきりのある通とおり"に住すむ人々ひとびとを描えがく。

  • 山形やまがた市長しちょう賞しょう（最優秀さいゆうしゅう賞しょう）
    • 『ルート1』監督かんとく：ロバート・クレイマー/フランス

参考さんこう文献ぶんけん

• 山形放送やまがたほうそう株式会社かぶしきがいしゃ新版しんぱん山形やまがた県けん大だい百科ひゃっか事典じてん発行はっこう本部ほんぶ事務じむ局きょく編へん 『新版しんぱん山形やまがた県けん大だい百科ひゃっか事典じてん』 山形放送やまがたほうそう、1993年ねん。

外部がいぶリンク

• YIDFF Official Site
• Yamagata IDFF / 山形やまがた国際こくさいドキュメンタリー映画えいが祭さい (@yidff_8989) - X（旧きゅうTwitter）