平日へいじつ（へいじつ）は、一いち週間しゅうかんの内うち、休日きゅうじつ（一般いっぱん的てきな企業きぎょうでは日曜日にちようびや、祝日しゅくじつ（国民こくみんの祝日しゅくじつ）、振替ふりかえ休日きゅうじつ、国民こくみんの休日きゅうじつや、長期ちょうき休暇きゅうかなど）を除のぞいた普通ふつうの日ひのことである。土曜日どようび[1]を除のぞく場合ばあいもあり、祝日しゅくじつや他たの曜日ようびを含ふくむ場合ばあいもある。
類語るいごに週日しゅうじつ（しゅうじつ、ウィークデイ、英えい: weekday）があるが、こちらは日曜日にちようび（および土曜日どようび）を除のぞいた日ひで、祝日しゅくじつなどは考慮こうりょしない。鉄道てつどうのダイヤグラムでは、土日どにち・祝日しゅくじつを除のぞく日ひとして用もちいられる[2]。
さらに日本にっぽんの場合ばあいでは学校がっこう、企業きぎょう、官公庁かんこうちょう等とうの大半たいはんが、「国民こくみんの祝日しゅくじつ・休日きゅうじつ、振替ふりかえ休日きゅうじつ、年末年始ねんまつねんし、ゴールデンウィーク、お盆ぼん期間きかん等とうのいずれにも該当がいとうしない月曜日げつようび、火曜日かようび、水曜日すいようび、木曜日もくようびおよび金曜日きんようび」をまとめて「平日へいじつ」という用語ようごを用もちいている場合ばあいがほとんどである。その為ため、土曜日どようび・日曜日にちようび・国民こくみんの祝日しゅくじつに出勤しゅっきんし、月曜日げつようびから金曜日きんようびのいずれかが休日きゅうじつとなる場合ばあいは「平日へいじつ休やすみ」と称しょうされることがある。
週休しゅうきゅう二に日にち制せいの導入どうにゅうによって、土曜日どようびおよび日曜日にちようびを休日きゅうじつとする学校がっこう、企業きぎょう、官公庁かんこうちょう等ひとしが大半たいはんを占しめるようになっていることもあり、現在げんざいでは土曜日どようびを平日へいじつに含ふくめる場合ばあいと含ふくめない場合ばあいがある。そのため、「平日へいじつ・土曜どよう」と表記ひょうきされるケースも多おおく、また、国語こくご辞典じてん『広辞苑こうじえん』などでは、土曜日どようびを平日へいじつに含ふくむケースが多おおい。
鉄てつ・軌道きどう、バスその他た交通こうつう機関きかんなどは、平日へいじつと休日きゅうじつで、朝あさ・夕ゆうを中心ちゅうしんとしたダイヤが異ことなることが多おおい。テレビ番組ばんぐみは、平日へいじつ、主婦しゅふ向むけの番組ばんぐみが多おおいのも特徴とくちょう。
1月がつ2日にちおよび1月がつ3日にちが平日へいじつでも、日本にっぽんの鉄道てつどうのダイヤの場合ばあい、休日きゅうじつダイヤや（年末年始ねんまつねんし）特別とくべつダイヤが適用てきようされる路線ろせんがある。湘南しょうなんモノレールの場合ばあい、例年れいねん元日がんじつ（1月がつ1日にち）は、祝日しゅくじつにもかかわらず平日へいじつダイヤで運転うんてんされる。
鉄道てつどう関係かんけいでは列車れっしゃ種別しゅべつなら「通勤つうきん快速かいそく」などの「通勤つうきん⚪︎⚪︎」列車れっしゃが設定せっていされるほか、ラッシュ時じに女性じょせい専用せんよう車両しゃりょうの設定せっていがあるのは平日へいじつダイヤのみである。
経済けいざい関係かんけいでは東京とうきょう証券しょうけん取引とりひき所しょにおいて日経にっけい平均へいきん株価かぶかなどの株価かぶかが取引とりひきされている（年末年始ねんまつねんし期間きかんは除のぞく）。また、オフィスや公共こうきょうサービス、銀行ぎんこうなどの金融きんゆう機関きかんも営業えいぎょうしているため、最大さいだい需要じゅよう電力でんりょくが休日きゅうじつに比くらべてやや高たかいからである。
駐車ちゅうしゃ場じょう業界ぎょうかいでは、土曜日どようびは平日へいじつ扱あつかいとしない[要よう出典しゅってん]。
日曜日にちようびが平日へいじつとみなされることはないが、日曜日にちようびを営業えいぎょう日びとする企業きぎょうも存在そんざいする。また、連休れんきゅうなどで平日へいじつ日数にっすうが少すくない場合ばあい、休日きゅうじつが平日へいじつに振ふり替かえられるケースもある。
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