東ひがし江こう一紀かずのり

東ひがし江こう 一紀かずのり（あがりえ かずき、1951年ねん〈昭和しょうわ26年ねん〉9月6日にち - 2014年ねん〈平成へいせい26年ねん〉6月21日にち）は、日本にっぽんの翻訳ほんやく家か。 楡にれ井い 浩一こういち（にれい こういち）名義めいぎでビジネス書しょ・ノンフィクションの翻訳ほんやくを行おこなっていた。

英えい米べいの娯楽ごらく小説しょうせつやノンフィクションを主しゅとして翻訳ほんやくする。『犬いぬの力ちから』『レクサスとオリーブの木き』などがある。翻訳ほんやく学校がっこうユニカレッジで長年ながねん、講師こうしを務つとめ、多おおくの翻訳ほんやく家かを輩出はいしゅつ 。日本にっぽん推理すいり作家さっか協会きょうかい会員かいいん。

経歴けいれき

長崎ながさき県けん生うまれ。

小学生しょうがくせい時代じだい筑摩書房ちくましょぼうの日本にっぽん文学ぶんがく全集ぜんしゅうの3分ぶんの1は読破どくはしたが、恵めぐまれた運動うんどう神経しんけいを活いかすべくその後ごは部ぶ活動かつどうで運動うんどうに励はげんだ。 読書どくしょに時間じかんを取とらないためにも、大江おおえ健三郎けんざぶろうなど長時間ちょうじかん読よんでいると疲つかれるような本ほんを読よんだという。

北海道大学ほっかいどうだいがく文学部ぶんがくぶ英文えいぶん科かに進すすんでからも授業じゅぎょうは二にの次つぎに部ぶ活動かつどうに励はげんだ。 時間じかん的てき制約せいやくから読よんでいて楽たのしくないと語かたりながらもヌーヴォーロマンなど前衛ぜんえいや実験じっけん的てきな小説しょうせつを読よんでいた。 「人ひとがやらないから」という理由りゆうで卒論そつろんにはサミュエル・ベケットを選えらんだ。

北海道大学ほっかいどうだいがく文学部ぶんがくぶ英文えいぶん科か卒業そつぎょう。

7年ねんの学生がくせい生活せいかつを終おえ、翻訳ほんやくの通信つうしん教育きょういくを受うけ始はじめるのと同時どうじに陸上りくじょうを続つづけられるという理由りゆうで英会話えいかいわ教材きょうざいのセールスの会社かいしゃに入社にゅうしゃするも、肝心かんじんの陸上りくじょうは出来できず仕事しごと内容ないようも想定そうてい外がいだったため5か月げつで退社たいしゃ。 陸上りくじょうと翻訳ほんやくが出来できればいいと一いちか月げつの肉体にくたい労働ろうどうアルバイトの後のち印刷所いんさつしょのアルバイトを始はじめる。しかし目標もくひょうそっちのけで残業ざんぎょうも積極せっきょく的てきにやり、時給じきゅう500円えんであったにもかかわらず月つき30万まん円えんを稼かせぎ出だしてしまう始末しまつであった。 正社員せいしゃいんに登用とうようされてからは定時ていじに帰かえりながら陸上りくじょうと翻訳ほんやくを続つづけた。8か月げつした頃ころには定時ていじに帰かえれなくなり再ふたたびアルバイトへの降格こうかくを自みずから名乗なのりでる。

アルバイトに戻もどってからは千駄ヶ谷せんだがやの競技きょうぎ場じょうで陸上りくじょう競技きょうぎのトレーニングに励はげみ、あるとき、練習れんしゅう中ちゅうにアスレチッククラブに声こえをかけられ、トレーナーとして採用さいようされることが決きまる。 しかしその翌日よくじつ交通こうつう事故じこにあい陸上りくじょうは続つづけられなくなり、翻訳ほんやくに力ちからをいれることを決きめる。 友人ゆうじんに紹介しょうかいされた師し（川村かわむら哲郎てつろう）の元もと2年間ねんかん下積したづみをするが、その間あいだ極貧ごくひん生活せいかつが続つづく。その友人ゆうじんが師しを紹介しょうかいしてしまった責任せきにんを取とり東江あがりえの妻つまとなる。 陸上りくじょう時代じだいの友人ゆうじんの紹介しょうかいから仕事しごとを獲得かくとくし、以降いこう仕事しごとが舞まい込こむようになる。

翻訳ほんやく学校がっこう「フェロー・アカデミー」「ユニカレッジ」で講師こうしを務つとめた。弟子でしに布施ふせ由紀子ゆきこ、那な波はかおり、吉澤よしざわ康子やすこ、峯村みねむら利とし哉、渡会わたらい圭子けいこ他た多数たすう。

2014年ねん6月がつ21日にち、食道しょくどう癌がんのため東京とうきょう都と町田まちだ市しの自宅じたくで死去しきょ。62歳さい没ぼつ。

2015年ねん、ジョン・ウィリアムズ『ストーナー』(2014/9/28刊かん)の翻訳ほんやくにより、第だい一いち回かい日本にっぽん翻訳ほんやく大賞たいしょう読者どくしゃ賞しょうを受賞じゅしょう。

翻訳ほんやく

東ひがし江こう一紀かずのり 名義めいぎ

• 『ラブ・ジャングル』（ローズマリー・ロジャーズ、サンリオ） 1983.6
• 『ミストラルの娘むすめ』（ジュディス・クランツ、サンリオ） 1984.9
• 『恐怖きょうふの街角まちかど』（ドン・ペンドルトン、ハーレクイン・エンタープライズ日本にっぽん支社ししゃ） 1985.1
• 『書記しょき長ちょうのクーデター計画けいかく』（S・R・ピチェニック、新潮しんちょう文庫ぶんこ） 1986.3
• 『レモ/第だい1の挑戦ちょうせん』（ウォーレン・マーフィー, リチャード・サピア、サンケイ文庫ぶんこ） 1986.6
• 『V』上じょう・下した（A・C・クリスピン、サンリオSF文庫ぶんこ） 1986.6
• 『ノーブルロード』（ピーター・ローダー、集英社しゅうえいしゃ文庫ぶんこ） 1986.7
• 『裏切うらぎりのゲーム』（D・ワイズ、新潮しんちょう文庫ぶんこ） 1986.11
• 『最後さいごに笑わらった男おとこ』（ブライアン・フリーマントル、新潮しんちょう文庫ぶんこ） 1987.7
• 『ミストラルの娘むすめ』（ジュディス・クランツ、新潮しんちょう文庫ぶんこ） 1987.8
• 『大統領だいとうりょうゲーム』（R・ラム, A・グロスマン、創つく元もと推理すいり文庫ぶんこ） 1988.2
• 『踊おどらされた男おとこたち 大統領だいとうりょう候補こうほの系図けいずを追おえ』（ダンカン・カイル、新潮しんちょう文庫ぶんこ） 1988.2
• 『技師ぎしクズネツォフの過去かこ』（ジェームズ・O・ジャクソン、新潮しんちょう文庫ぶんこ） 1988.8
• 『一いち弾だんで倒たおせ!』（ジェラルド・シーモア、新潮しんちょう文庫ぶんこ） 1989.1
• 『ロリータは何なん歳さいだったか』（アラン・セイパースタイン、早川書房はやかわしょぼう） 1989.6
• 『狂気きょうきのやすらぎ』（ポール・セイヤー、草くさ思おもえ社しゃ） 1989.11
• 『ブリーディング・ハート』（マリリン・フレンチ、新潮しんちょう文庫ぶんこ） 1990.3
• 『オータム・タイガー』（ボブ・ラングレー、東京とうきょう創そう元もと社しゃ、創はじめ元もとノヴェルズ） 1990.8
• 『エリー・クラインの収穫しゅうかく』（ミッチェル・スミス、新潮しんちょう文庫ぶんこ） 1992.1
• 『氷こおりの微笑びしょう』（リチャード・オズボーン、扶桑社ふそうしゃミステリー） 1992.5
• 『エイリアン3』（アラン・ディーン・フォスター、角川かどかわ文庫ぶんこ） 1992.7
• 『デイヴ・バリーの40歳さいになったら』（デイヴ・バリー、集英社しゅうえいしゃ） 1992.7
• 『ストーン・シティ』（ミッチェル・スミス、新潮しんちょう文庫ぶんこ） 1993.8
• 『デモリションマン』（リチャード・オズボーン、扶桑社ふそうしゃミステリー） 1994.1
• 『デイヴ・バリーの日本にっぽんを笑わらう』（デイヴ・バリー、集英社しゅうえいしゃ） 1994.2
• 『ショールの女おんな』（シンシア・オジック、草くさ思おもえ社しゃ） 1994.3
• 『ジェームズ・ディーン 破やぶれた夢ゆめの道みち その生涯しょうがい、時代じだい、伝説でんせつ』（ポール・アレクサンダー、ベーグル・ギルド共ども訳やく、近代きんだい文芸ぶんげい社しゃ） 1994.9
• 『密告みっこく者しゃ』（ジェラルド・シーモア、福武書店ふくたけしょてん） 1994.6
• 『ファシズム コミック版ばん』（スチュアード・フッド, リッツァ・ジャンス、心こころ交社、知的ちてき常識じょうしきシリーズ） 1994.6
• 『五ご十じゅう年間ねんかんの嘘うそ』（ルイス・ベグリイ、早川書房はやかわしょぼう） 1995.2
• 『グリーンリバー・ライジング』（ティム・ウィロックス、角川書店かどかわしょてん） 1995.9、のち文庫ぶんこ
• 『ヒトラーの相続そうぞく人じん』（S・J・マイケルズ、原はら書房しょぼう） 1996.5
• 『女王じょおう陛下へいかを撃うて』（ピーター・カニンガム、原はら書房しょぼう） 1996.7
• 『自由じゆうへの長ながい道みち ネルソン・マンデラ自伝じでん 』（ネルソン・マンデラ、日本にっぽん放送ほうそう出版しゅっぱん協会きょうかい） 1996
• 『垂直すいちょくの戦場せんじょう』（ジョセフ・ガーバー、徳間書店とくましょてん） 1996.9
• 『FBIが恐おそれた伝説でんせつのハッカー』（ジョナサン・リットマン、草くさ思おもえ社しゃ） 1996.10
• 『プッシュ』（サファイア、河出書房新社かわでしょぼうしんしゃ、「プレシャス」文庫ぶんこ） 1998.2
• 『エイリアン4 復活ふっかつ』（A・C・クリスピン、角川かどかわ文庫ぶんこ） 1998.2
• 『ダイアナ妃ひ謀殺ぼうさつ』（トーマス・サンクトン, スコット・マクラウド、草くさ思おもえ社しゃ） 1998.4
• 『複製ふくせいされるヒト』（リー・M・シルヴァー、真ま喜志きし順子じゅんこ, 渡会わたらい圭子けいこ共とも訳やく、翔しょう泳およげ社しゃ） 1998.5
• 『デイヴ・バリーの笑わらえるコンピュータ』（デイヴ・バリー、草くさ思おもえ社しゃ） 1998.6
• 『馬うまと話はなす男おとこ サラブレッドの心しんをつかむ世界せかい的てき調教ちょうきょう師しモンティ・ロバーツの半生はんせい』（モンティ・ロバーツ、徳間書店とくましょてん） 1998.9
• 『イエスの墓はか』（リチャード・アンドルーズ, ポール・シェレンバーガー、向井むかい和美かずみ共とも訳やく、日本にっぽん放送ほうそう出版しゅっぱん協会きょうかい） 1999.3
• 『憂国ゆうこくのスパイ イスラエル諜報ちょうほう機関きかんモサド』（ゴードン・トーマス、光文社こうぶんしゃ） 1999.7
• 『静しずけさと沈黙ちんもくのなかで』（ドリス・グランバック、角川書店かどかわしょてん） 2000.1
• 『レクサスとオリーブの木き グロバリゼーションの正体しょうたい』（トーマス・フリードマン、服部はっとり清美きよみ共とも訳やく、草くさ思おもえ社しゃ） 2000.2
• 『シリコンバレーに行いきたいか!』（ポー・ブロンソン、渡会わたらい圭子けいこ, 長ちょう田賀たが寿美としみ共とも訳やく、翔しょう泳およげ社しゃ） 2000.9
• 『ステーション』（マイケル・フラナガン、角川書店かどかわしょてん） 2000.12
• 『天才てんさいたちの誤算ごさん ドキュメント LTCM破綻はたん』（ロジャー・ローウェンスタイン、瑞穂みずほのりこ訳わけ、日本経済新聞社にほんけいざいしんぶんしゃ） 2001.6、のち改題かいだい『最強さいきょうヘッジファンドLTCMの興亡こうぼう』(日経にっけいビジネス人文じんぶん庫こ)
• 『ビッグ・トラブル』（デイヴ・バリー、新潮しんちょう文庫ぶんこ） 2001.8
• 『モルジブが沈しずむ日ひ 異常いじょう気象きしょうは警告けいこくする』（ボブ・リース、日本にっぽん放送ほうそう出版しゅっぱん協会きょうかい） 2002.8
• 『ハイラム・ホリデーの大だい冒険ぼうけん』（ポール・ギャリコ、ブッキング） 2007.6
• 『ガーゴイル 転生てんせいする炎ほのおの愛あい』（アンドリュー・デイビッドソン、徳間書店とくましょてん） 2008.10
• 『賢者けんじゃたちの決断けつだん』（ブリン・ゼックハウザー, アーロン・サンドスキ、徳間書店とくましょてん） 2010
• 『プレシャス』（サファイア、河出書房新社かわでしょぼうしんしゃ、河出かわで文庫ぶんこ） 2010
• 『これが物理ぶつり学がくだ! : マサチュまさちゅーセッツ工科大学せっつこうかだいがく「感動かんどう」講義こうぎ』（ウォルター・ルーウィン、文藝春秋ぶんげいしゅんじゅう） 2012
• 『最高さいこうの人生じんせいの見みつけ方かた : オーガスタ伝説でんせつのキャディーマスター、フレディがぼくに教おしえてくれたこと』（トリップ・ボウデン、日本にっぽん実業じつぎょう出版しゅっぱん社しゃ） 2012
• 『2050年ねんの世界せかい - 英えい『エコノミスト』誌しは予測よそくする』（英えい『エコノミスト』編集へんしゅう部ぶ、東江あがりえ一紀かずのり, 峯村みねむら利とし哉共とも訳やく、文藝春秋ぶんげいしゅんじゅう） 2012、のち文庫ぶんこ
• 『数学すうがく小説しょうせつ 確固かっこたる曖昧あいまいさ』（ガウラヴ・スリ, ハートシュ・シン・バル、草くさ思おもえ社しゃ） 2013
• 『最後さいごの紙面しめん』（トム・ラックマン、日経にっけい文芸ぶんげい文庫ぶんこ） 2014
• 『ストーナー』（ジョン・ウィリアムズ、作品社さくひんしゃ） 2014
• 『黄泉よみの河かわにて 』（ピーター・マシーセン、作品社さくひんしゃ） 2014

ロバート・キャンベル

• 『ごみ溜だめの犬いぬ』（ロバート・キャンベル、二見ふたみ文庫ぶんこ） 1988.4
• 『六ろく百ひゃくポンドのゴリラ』（ロバート・キャンベル、二見ふたみ文庫ぶんこ） 1989.3
• 『鰐わにのひと噛かみ』（ロバート・キャンベル、二見ふたみ文庫ぶんこ） 1989.10
• 『鮫さめとジュース』（ロバート・キャンベル、文春ぶんしゅん文庫ぶんこ） 1993.10
• 『贖あがない』（ロバート・キャンベル、原はら書房しょぼう） 1998.3

マイケル・ルイス

• 『ライアーズ・ポーカー ウォうぉール街るがいは巨大きょだいな幼稚園ようちえん』（マイケル・ルイス、角川書店かどかわしょてん） 1990.11
• 『マネー・カルチャー』（マイケル・ルイス、角川書店かどかわしょてん） 1992.8
• 『ニュー・ニュー・シング』（マイケル・ルイス、日本経済新聞社にほんけいざいしんぶんしゃ） 2000.8
• 『世紀せいきの空売からうり 世界せかい経済けいざいの破綻はたんに賭かけた男おとこたち』（マイケル・ルイス、文藝春秋ぶんげいしゅんじゅう） 2010、のち文庫ぶんこ
• 『ブーメラン : 欧州おうしゅうから恐慌きょうこうが返かえってくる』（マイケル・ルイス、文藝春秋ぶんげいしゅんじゅう） 2012、のち文庫ぶんこ
• 『ライアーズ・ポーカー』（マイケル・ルイス、早川書房はやかわしょぼう、ハヤカワ文庫ぶんこNF） 2013
• 『フラッシュ・ボーイズ : 10億おく分ぶんの1秒びょうの男おとこたち』（マイケル・ルイス、渡会わたらい圭子けいこ,東江あがりえ一紀かずのり共ども訳やく、文藝春秋ぶんげいしゅんじゅう） 2014

フィリップ・カー

• 『偽いつわりの街まち』（フィリップ・カー、新潮しんちょう文庫ぶんこ） 1992.6
• 『砕くだかれた夜よる』（フィリップ・カー、新潮しんちょう文庫ぶんこ） 1993.10
• 『屍かばね肉にく』（フィリップ・カー、新潮しんちょう文庫ぶんこ） 1994.11
• 『ベルリン・レクイエム』（フィリップ・カー、新潮しんちょう文庫ぶんこ） 1995.11
• 『殺人さつじん探究たんきゅう』（フィリップ・カー、新潮しんちょう文庫ぶんこ） 1997.6
• 『殺人さつじん摩天楼まてんろう』（フィリップ・カー、新潮しんちょう文庫ぶんこ） 1998.8
• 『エサウ 封印ふういんされた神かみの子こ』（フィリップ・カー、後藤ごとう由季子ゆきこ共とも訳やく、徳間書店とくましょてん） 1998.10、のち文庫ぶんこ
• 『セカンド・エンジェル 血ちの黙示録もくしろく』（フィリップ・カー、徳間書店とくましょてん） 2000.9

ドン・ウィンズロウ

• 『ストリート・キッズ』（ドン・ウィンズロウ、創はじめ元もと推理すいり文庫ぶんこ） 1993.11
• 『仏陀ぶっだの鏡かがみへの道みち』（ドン・ウィンズロウ、創はじめ元もと推理すいり文庫ぶんこ） 1997.3
• 『ボビーZの気き怠だるく優雅ゆうがな人ひと』（ドン・ウィンズロウ、角川かどかわ文庫ぶんこ） 1999.5
• 『高たかく孤独こどくな道みちを行いけ』（ドン・ウィンズロウ、創はじめ元もと推理すいり文庫ぶんこ） 1999.6
• 『カリフォルニアの炎ほのお』（ドン・ウィンズロウ、角川かどかわ文庫ぶんこ） 2001.9
• 『ウォータースライドをのぼれ』（ドン・ウィンズロウ、創はじめ元もと推理すいり文庫ぶんこ） 2005.7
• 『砂漠さばくで溺おぼれるわけにはいかない』（ドン・ウィンズロウ、創はじめ元もと推理すいり文庫ぶんこ） 2006.8
• 『犬いぬの力ちから』（ドン・ウィンズロウ、角川かどかわ文庫ぶんこ） 2009.8
• 『フランキー・マシーンの冬ふゆ』上じょう・下した（ドン・ウィンズロウ、角川かどかわ文庫ぶんこ） 2010
• 『野蛮やばんなやつら』（ドン・ウィンズロウ、角川かどかわ文庫ぶんこ） 2012
• 『キング・オブ・クール』（ドン・ウィンズロウ、角川かどかわ文庫ぶんこ） 2013

リチャード・ノース・パタースン

• 『罪つみの段階だんかい』（リチャード・ノース・パタースン、新潮社しんちょうしゃ） 1995.10、のち文庫ぶんこ
• 『子供こどもの眼め』（リチャード・ノース・パタースン、新潮社しんちょうしゃ） 2000.9、のち文庫ぶんこ
• 『最後さいごの審判しんぱん』（リチャード・ノース・パタースン、新潮社しんちょうしゃ） 2002.9、のち文庫ぶんこ
• 『ダーク・レディ』（リチャード・ノース・パタースン、新潮しんちょう文庫ぶんこ） 2004.9
• 『野望やぼうへの階段かいだん』（リチャード・ノース・パタースン、PHP研究所けんきゅうじょ） 2009.1

楡にれ井い浩一こういち 名義めいぎ

• 『「遊あそび心ごころ」の経済けいざい学がく あらゆるビジネスは娯楽ごらくへ進化しんかする』（マイケル・J・ウルフ、徳間書店とくましょてん） 1999.12
• 『なぜか、「仕事しごとがうまくいく人にん」の習慣しゅうかん 世界中せかいじゅうのビジネスマンが学まなんだ成功せいこうの法則ほうそく』（ケリー・グリーソン、PHP研究所けんきゅうじょ） 2001.3、のち文庫ぶんこ
• 『ファストフードが世界せかいを食くいつくす』（エリック・シュローサー、草くさ思おもえ社しゃ） 2001.8、のち文庫ぶんこ
• 『エクソシストコップ NY心霊しんれい事件じけんファイル』（ラルフ・サーキ、講談社こうだんしゃ） 2001.11
• 『だから、「仕事しごとがうまくいく人にん」の習慣しゅうかん その差さは、整理せいり力りょく・デジタル力りょくだったのか篇へん』（ケリー・グリーソン、PHP研究所けんきゅうじょ） 2001.12、のち文庫ぶんこ
• 『アメリカを創つくったベンチャー・キャピタリスト 夢ゆめを支ささえた35人にんの軌跡きせき』（ウダヤン・グプタ、翔しょう泳およげ社しゃ） 2002.2
• 『超ちょう大国たいこく日本にっぽんは必かならず甦よみがええる』（ハドソン研究所けんきゅうじょ、徳間書店とくましょてん） 2002.3
• 『ラスト・ダイヴ 沈黙ちんもくの世界せかいに挑いどんだ父ちちと息子むすこ - その栄光えいこうと悲劇ひげき』（バーニー・チョードゥリー、光文社こうぶんしゃ） 2002.3、のち改題かいだい文庫ぶんこ化か『沈黙ちんもくの海うみへ還かえる』
• 『「成功せいこうおじさん」の最さい優先ゆうせんルール』（チャーリー・ジョーンズ、PHP研究所けんきゅうじょ） 2002.4
• 『世界せかい生物せいぶつ兵器へいき地図ちず 新あらたなテロに対抗たいこうできるか』（ウェンディ・バーナビー、日本にっぽん放送ほうそう出版しゅっぱん協会きょうかい） 2002.4
• 『グレートゲーム・オブ・ビジネス 社員しゃいんの能力のうりょくをフルに引ひき出だす最強さいきょうのマネジメント』（ジャック・スタック、徳間書店とくましょてん） 2002.6
• 『セールス王おうの教おしえ 面白おもしろいほど変化へんかがおきる、世界一せかいいち現実げんじつ的てきな仕事しごと術じゅつ』（バリー・メイハー、PHP研究所けんきゅうじょ） 2002.7
• 『人間にんげんをズバリ見抜みぬく動物どうぶつ判断はんだん』（ゲイリー・S・オーミラー、きこ書房しょぼう） 2002.9
• 『1日にちを26時じ間あいだにする、最強さいきょうの時間じかん活用かつよう術じゅつ 』（ヴィンス・パネラ、PHP研究所けんきゅうじょ） 2002.10
• 『ファストフードと狂牛病きょきょうぎゅうびょう』（エリック・シュローサー、草くさ思おもえ社しゃ） 2002.10
• 『お金持かねもちになれる1分間ふんかんの魔法まほう ワン・ミニッツ・ミリオネア』（マーク・ヴィクター・ハンセン, ロバート・アレン、徳間書店とくましょてん） 2003.3
• 『リーダーシップ』（ルドルフ・ジュリアーニ、講談社こうだんしゃ） 2003.4
• 『超ちょう大国たいこく日本にっぽんは完全かんぜん復活ふっかつする』（ハドソン研究所けんきゅうじょ、徳間書店とくましょてん） 2003.10
• 『デフレとバランスシート不ふ況きょうの経済けいざい学がく』（リチャード・クー、徳間書店とくましょてん） 2003.10
• 『生物せいぶつ・化学かがく・核かくテロから身みを守まもる方法ほうほう』（アンジェロ・アクィスタ、草くさ思おもえ社しゃ） 2003.11
• 『パターンを変かえれば、きっとうまくいく!』（チャールズ・S・プラトキン、PHP研究所けんきゅうじょ） 2004
• 『ドリーム お金持かねもちになれる1分間ふんかんの魔法まほう 実践じっせん篇へん』（マーク・ヴィクター・ハンセン, ロバート・アレン、徳間書店とくましょてん） 2004.2
• 『ドリーム お金持かねもちになれる1分間ふんかんの魔法まほう 小説しょうせつ篇へん』（マーク・ヴィクター・ハンセン, ロバート・アレン、徳間書店とくましょてん） 2004.2
• 『金持かねもちと上手じょうずにつきあう法ほう 「ザ・リッチ」の不思議ふしぎな世界せかいへようこそ』（リチャード・コニフ、講談社こうだんしゃ） 2004.3
• 『爆ばく弾だん証言しょうげん 9・11からイラク戦争せんそうへ すべての敵てきに向むかって』（リチャード・クラーク、徳間書店とくましょてん） 2004.6
• 『私わたしたちは成功せいこうするようにできている』（マリリン・タム、サンマーク出版しゅっぱん） 2004.5
• 『このつまらない仕事しごとを辞やめたら、僕ぼくの人生じんせいは変かわるのだろうか?』（ポー・ブロンソン、アスペクト） 2004.7
• 『マイライフ クリントンの回想かいそう』（ビル・クリントン、朝日新聞社あさひしんぶんしゃ） 2004.9
• 『アレキサンダー大王だいおう陽炎かげろうの帝国ていこく』（ニコラス・ニカストロ、清流せいりゅう出版しゅっぱん） 2005.2
• 『マイケル・ジャクソン 少年しょうねん愛あいと白しろい肌はだの真実しんじつ』（ボブ・ジョーンズ、講談社こうだんしゃ） 2005.6
• 『文明ぶんめい崩壊ほうかい 滅亡めつぼうと存続そんぞくの命運めいうんを分わけるもの』（ジャレド・ダイアモンド、草くさ思おもえ社しゃ） 2005.12、のち文庫ぶんこ
• 『人類じんるいが知しっていることすべての短みじかい歴史れきし』（ビル・ブライソン、日本にっぽん放送ほうそう出版しゅっぱん協会きょうかい） 2006.3、のち新潮しんちょう文庫ぶんこ
• 『図解ずかいなぜか、「仕事しごとがうまくいく人にん」の習慣しゅうかん 世界中せかいじゅうのビジネスマンが学まなんだ成功せいこうの法則ほうそく』（ケリー・グリーソン、PHP研究所けんきゅうじょ） 2006.4
• 『MITチームの調査ちょうさ研究けんきゅうによるグローバル企業きぎょうの成功せいこう戦略せんりゃく』（スザンヌ・バーガー、MIT産業さんぎょう生産せいさん性せいセンター、草くさ思おもえ社しゃ） 2006.9
• 『世界せかいに格差かくさをバラ撒まいたグローバリズムを正せい 』（ジョセフ・E・スティグリッツ、徳間書店とくましょてん） 2006.11
• 『幸しあわせのちから』（クリス・ガードナー、アスペクト） 2006.12
• 『人類じんるい最後さいごのタブー バイオテクノロジーが直面ちょくめんする生命せいめい倫理りんりとは』（リー・M・シルヴァー、日本にっぽん放送ほうそう出版しゅっぱん協会きょうかい） 2007.3
• 『解決かいけつ! いじめ撃退げきたいマニュアル 教室きょうしつからネットまで、これで安心あんしん』（ホセ・ボルトン、スタン・グリーブ編へん、徳間書店とくましょてん） 2007.4
• 『タートル流りゅう投資とうしの魔術まじゅつ 伝説でんせつのトレーダー集団しゅうだん』（カーティス・フェイス、徳間書店とくましょてん） 2007.10
• 『ロックフェラー回顧かいこ録ろく』（デイヴィッド・ロックフェラー、新潮社しんちょうしゃ） 2007.10、のち文庫ぶんこ
• 『人生じんせいを料理りょうりした男おとこ 麻薬まやくの売人ばいにんからトップシェフへ』（ジェフ・ヘンダーソン、アスペクト） 2008.4
• 『世界せかいを不幸ふこうにするアメリカの戦争せんそう経済けいざい イラク戦費せんぴ3兆ちょうドルの衝撃しょうげき』（ジョセフ・E・スティグリッツ, リンダ・ビルムズ、徳間書店とくましょてん） 2008.5
• 『バビロンの大金持おおがねもち』（ジョージ・S・クレイソン、実務教育出版じつむきょういくしゅっぱん） 2008.9
• 『贋作がんさく王おうダリ シュールでスキャンダラスな天才てんさい画家がかの真実しんじつ』（スタン・ラウリセンス、アスペクト） 2008.10
• 『優等生ゆうとうせいプアと劣等れっとう生せいリッチ 頭あたまのいいぼくが貧乏びんぼうで、なんであのバカが金持かねもちなの?』（ロバート・シェミン、徳間書店とくましょてん） 2008.10
• 『アメリカ後ごの世界せかい』（ファリード・ザカリア、徳間書店とくましょてん） 2008.12
• 『失うしなわれた聖せい櫃ひつ(アーク) 謎なぞの潜在せんざいパワー』（ローレンス・ガードナー、清流せいりゅう出版しゅっぱん） 2009.3
• 『なぜか、「仕事しごとがうまくいく人にん」の習慣しゅうかん4.0 世界中せかいじゅうのビジネスマンが学まなんだ成功せいこうの法則ほうそく』（ケリー・グリーソン、PHP研究所けんきゅうじょ） 2009.4
• 『借金しゃっきん大国たいこくアメリカの真実しんじつ グリーンスパン、バフェット等とう、金融きんゆうの重鎮じゅうちんが語かたる再生さいせいへの道みち』（アディスン・ウィギン, ケート・インコントレラ、東洋経済新報社とうようけいざいしんぽうしゃ） 2009.10
• 『タートル流りゅう投資とうしの黄金おうごん律りつ 伝説でんせつのトレーダー集団しゅうだん』（カーティス・フェイス、徳間書店とくましょてん） 2009.11
• 『フリーフォール グローバル経済けいざいはどこまで落おちるのか』（ジョセフ・E・スティグリッツ、峯村みねむら利とし哉共とも訳やく、徳間書店とくましょてん） 2010.2
• 『まだ科学かがくで解とけない13の謎なぞ』（マイケル・ブルックス、草くさ思おもえ社しゃ） 2010.5
• 『聖きよし杯はいの血統けっとう イエスの隠かくされた系譜けいふ』（ローレンス・ガードナー、清流せいりゅう出版しゅっぱん） 2010.6
• 『美うつくしき姫君ひめぎみ 発見はっけんされたダ・ヴィンチの真しん作さく』（マーティン・ケンプ, パスカル・コット、草くさ思おもえ社しゃ） 2010.7
• 『価格かかく戦争せんそうは暴走ぼうそうする』（エレン・ラペル・シェル、筑摩書房ちくましょぼう） 2010.12
• 『なぜ人ひとは走はしるのか : ランニングの人類じんるい史し』（トル・ゴタス、筑摩書房ちくましょぼう） 2011
• 『世界せかいの99%を貧困ひんこんにする経済けいざい』（ジョセフ・E・スティグリッツ、楡にれ井い浩一こういち, 峯村みねむら利とし哉共とも訳やく、徳間書店とくましょてん） 2012
• 『インフォメーション : 情報じょうほう技術ぎじゅつの人類じんるい史し』（ジェイムズ・グリック、新潮社しんちょうしゃ） 2013
• 『加工かこう食品しょくひんには秘密ひみつがある』（メラニー・ウォーナー、草くさ思おもえ社しゃ） 2014

エッセイ

• 『ねみみにみみず』（越前えちぜん敏さとし弥わたる編へん、作品社さくひんしゃ）2018.4