生せい

生せい（せい、しょう、いのち）

• 生命せいめい。即すなわち、生いきる事ことや生いきている状態じょうたい、存在そんざいする状態じょうたい。対義語たいぎごの死しと対比たいひする時ときによく用もちいられる。
• 生命せいめいの発生はっせい。例れい：誕生たんじょう、生年月日せいねんがっぴなど。
• 生命せいめいの活動かつどう。例れい：生態せいたい、生育せいいく、生活せいかつなど。
• 生いきている人間にんげん。例れい：先生せんせい、小生しょうせい、生徒せいと。
• ものを作つくり出だすこと。例れい：生産せいさん、生成せいせい。
• 仏教ぶっきょうで四よん苦く・十じゅう二に因縁いんねんの一ひとつ。生なま (仏教ぶっきょう)。
• 生存せいぞん。
• 漢字かんじの部首ぶしゅの1つ、生部いけぶ。
• 男子だんしの遜へりくだった自称じしょう。
• 漢かん姓せいの一ひとつ。生なま (姓せい)。

生せい（なま）

• 加熱かねつや乾燥かんそうや冷凍れいとうしていない食物しょくもつの状態じょうたい。例れい：生なま卵たまご、生なま野菜やさい

以下いかは概おおむねこれから転てんじたもの。

• 加熱かねつ殺菌さっきんせず濾過ろかによって作つくられたビール（生なまビール）。
• 十分じゅうぶん洗練せんれんされていない状態じょうたい。未熟みじゅくなこと。例れい：生兵法なまびょうほう、生半可なまはんか。
• 演劇えんげき、音楽おんがく演奏えんそう、実演じつえんする芸能げいのうに於おいて録画ろくが録音ろくおんでないの意い。即時そくじ（liveの訳わけ）。例れい：生放送なまほうそう、生なま中継ちゅうけい。
• 実際じっさいの音おとを録音ろくおんして再生さいせいしている物もの。カラオケなどでは生音なまおとなどと呼よばれ、MIDIなど音階おんかいデータで演奏えんそうされる物ものと区別くべつされる。
• 成分せいぶんに生なまクリームが使つかわれているもの(生なまチョコレート)。
• 性せい風俗ふうぞく業界ぎょうかいで、コンドームを装着そうちゃくしない事ことを指さす隠語いんご。「N」と略りゃくされる事ことがある。

生せい（うぶ）

• 初々ういういしい。性せいの知識ちしきにうとい。純情じゅんじょう。
• 産さんの字じの代用だいよう。生うまれた時ときの。

生せい（き）

• 元もとになるもの。手てを加くわえられていないもの。例れい：生地きじ。
  • 転てんじて、腐くさりやすいもの。腐くさっていそうなもの。腐くさりかけのもの。例れい：生真面目きまじめ。