章あきら光ひかり堂どう

章あきら光ひかり堂どう
	講堂こうどう
情報じょうほう
竣工しゅんこう	1992年ねん2月がつ
所在地しょざいち	〒790-0855; 愛媛えひめ県けん松山まつやま市し持田もちだ町まち1丁目ちょうめ5-22
文化財ぶんかざい	登録とうろく有形ゆうけい文化財ぶんかざい
指定してい・登録とうろく等とう日び	1998年ねん
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章あきら光ひかり堂どう（しょうこうどう）は愛媛えひめ県けん松山まつやま市し持田もちだ町まち1丁目ちょうめにある愛媛大学えひめだいがく教育きょういく学部がくぶ附属ふぞく中学校ちゅうがっこうの講堂こうどうである。登録とうろく名称めいしょう「愛媛大学えひめだいがく附属ふぞく中学校ちゅうがっこう講堂こうどう（旧制きゅうせい松山まつやま高等こうとう学校がっこう講堂こうどう）」として国くにの登録とうろく有形ゆうけい文化財ぶんかざい^[1]。

章あきら光ひかり堂どう

歴史れきし

文部省もんぶしょう（現在げんざいの文部もんぶ科学かがく省しょう）の技師ぎし鳥海とりうみ他た郎ろうの設計せっけいで1922年ねん（大正たいしょう11年ねん）2月がつに建造けんぞう^[2]。1949年ねん（昭和しょうわ24年ねん）まで旧制きゅうせい松山まつやま高等こうとう学校がっこう講堂こうどうとして使つかわれた^[3]。

由来ゆらいは、淮南ワイナン子この「三光さんこう（三日月みかづき）を章あきら（あきら）かにする」から採とったもの。太平洋戦争たいへいようせんそう終了しゅうりょう後ごに命名めいめいされ、それまでは単たんに「講堂こうどう」と呼よばれていた^[3]。

章あきら光ひかり堂どうは2度どの危機ききにあっている。

1度目どめは1945年ねん（昭和しょうわ20年ねん）7月がつの松山大まつやまだい空襲くうしゅうで市し中心ちゅうしん街がいが火ひの海うみと化かした時ときである。「講堂こうどうへ行いけ、講堂こうどうを守まもれ」と言いわれた数すう人にんが屋根やねまで登のぼり、バケツリレーで水みずを運はこび上あげ、火ひを消けし止とめた。
2度目どめは1966年ねん（昭和しょうわ41年ねん）に愛媛大学えひめだいがく附属ふぞく中学校ちゅうがっこうの講堂こうどう兼けん体育館たいいくかんが新造しんぞうされた時ときである。基準きじゅん面積めんせき外がいになり、取とり壊こわされる予定よていだったが、松山まつやま高等こうとう学校がっこうの同窓会どうそうかい関係かんけい者しゃが反対はんたいし、保存ほぞん運動うんどうが起おこった。その結果けっか当時とうじの愛媛大学えひめだいがく学長がくちょうが大学だいがく保存ほぞん建物たてものに指定してい。平成へいせいになってから1998年ねん（平成へいせい10年ねん）に国くにの登録とうろく有形ゆうけい文化財ぶんかざいに登録とうろくされた^[3]。

2012年ねん（平成へいせい24年ねん）8月がつから2013年ねん（平成へいせい25年ねん）3月がつまで耐震たいしん改修かいしゅう工事こうじが行おこなわれた^[4]。