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糖尿病慢性期合併症 - Wikipedia

糖尿とうにょうびょう慢性まんせい合併症がっぺいしょう

糖尿とうにょうびょう罹患りかんしてからすうねん発症はっしょうする合併症がっぺいしょう

糖尿とうにょうびょう慢性まんせい合併症がっぺいしょう(とうにょうびょうまんせいきがっぺいしょう)とは、糖尿とうにょうびょう罹患りかんしてからすうねん発症はっしょうする合併症がっぺいしょう総称そうしょうである。糖尿とうにょうびょう血糖けっとうをコントロールする目的もくてきは、おも合併症がっぺいしょう予防よぼうすることである。糖尿とうにょうびょう慢性まんせい合併症がっぺいしょう多彩たさいであるが、糖尿とうにょうびょうせい神経しんけい障害しょうがい糖尿とうにょうびょうせい網膜もうまくしょう糖尿とうにょうびょうせいじんしょう微小びしょう血管けっかん障害しょうがいによってしょうじるものを、糖尿とうにょうびょうの「さんだい合併症がっぺいしょう (triopathy) 」とわれる。これら3つの合併症がっぺいしょう後述こうじゅつ血管けっかん障害しょうがい、いわゆるだい血管けっかん障害しょうがい対応たいおうさせて、しょう血管けっかん障害しょうがい[1]。これら特徴とくちょうてき合併症がっぺいしょうりゃくして”しめじ”(し:神経しんけい障害しょうがい、め:網膜もうまくしょう、じ:じんしょう[2]:、”えのき”(え:壊疽えそ、の:のう血管けっかん障害しょうがい、き:きょせいこころ疾患しっかん[3]、”こがに”(こ:骨粗鬆症こつそしょうしょう、が:がん、に:認知にんちしょう[4]ともことる。

自覚じかく症状しょうじょうとぼしいため日本にっぽんではやく10%の患者かんじゃ患者かんじゃがわ都合つごうによる治療ちりょう中断ちゅうだんしょうじ、症状しょうじょう悪化あっかにつながっているとの報告ほうこくがある[1]

解説かいせつ

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グルコースはそのアルデヒドもと反応はんのうせいたかさからタンパク質たんぱくしつ修飾しゅうしょくする作用さよう糖化とうか反応はんのうメイラード反応はんのう参照さんしょう)があり、グルコースによる修飾しゅうしょくおも細胞さいぼうがいタンパク質たんぱくしつたいしてしょうじる。細胞さいぼうないはいったグルコースはすぐにかいとうけいにより代謝たいしゃされてしまう。インスリンによる血糖けっとう制御せいぎょができず生体せいたいこう濃度のうどのグルコースにさらされるとタンパク質たんぱくしつ修飾しゅうしょくのためにとう毒性どくせいしょうじ、これがながつづくと糖尿とうにょうびょう合併症がっぺいしょうとされる微小びしょう血管けっかん障害しょうがいによってしょうじる糖尿とうにょうびょうせい神経しんけい障害しょうがい糖尿とうにょうびょうせい網膜もうまくしょう糖尿とうにょうびょうせいじんしょうなどを発症はっしょうする[5]

しょう血管けっかん障害しょうがい糖尿とうにょうびょう発症はっしょう経過けいか比較ひかくすることが重要じゅうようである。神経しんけい障害しょうがい比較的ひかくてき早期そうきから出現しゅつげんしてくるが、網膜もうまくしょう発症はっしょうから5ねんほどで出現しゅつげんしてくる、発症はっしょう10ねんやく50%で出現しゅつげんする。網膜もうまくしょうじんしょう先行せんこうすることがおおく、網膜もうまくしょうがなければ、じん機能きのう障害しょうがいじんしょうによるものではなく、高血圧こうけつあつなどべつ疾患しっかんによるものである可能かのうせいたかい。

糖尿とうにょうびょう神経しんけい障害しょうがい

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比較的ひかくてき早期そうきから出現しゅつげんし、小径しょうけい自律じりつ神経しんけいから感覚かんかく神経しんけいへと障害しょうがい進展しんてんする(ICD-10:E10.4、E11.4、ひとし)。細胞さいぼうどくとしての 多発たはつ神経しんけい障害しょうがいのほか、栄養えいよう血管けっかん閉塞へいそくから多発たはつたん神経しんけい障害しょうがい同時どうじきる。自律じりつ神経しんけい障害しょうがいとしては胃腸いちょう障害しょうがい便秘べんぴ/下痢げり)、発汗はっかん障害しょうがい起立きりつせいてい血圧けつあつ、インポテンツとう感覚かんかく神経しんけい障害しょうがいとしては末梢まっしょうのしびれ、神経痛しんけいつう随意ずいい運動うんどう糖尿とうにょうびょうせい舞踏ぶとうびょう)などである[6]多発たはつたん神経しんけい障害しょうがいとしては、一時いちじてき黒内障こくないしょうもみられる。不思議ふしぎなことに、末梢まっしょう神経しんけい障害しょうがい糖尿とうにょうびょうにかかっている時間じかんながさとは相関そうかんしない。自律じりつ神経しんけい障害しょうがいは、相関そうかんする。胃腸いちょう障害しょうがいは、現時点げんじてんでの血糖けっとう影響えいきょうされるため、やはり相関そうかんしない。

治療ちりょう

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糖尿とうにょうびょう患者かんじゃでも分布ぶんぷ糖尿とうにょうびょうせい神経症しんけいしょうらしくないしびれやいたみをうったえることがある。この場合ばあい特発とくはつせい良性りょうせい慢性まんせいしびれを合併がっぺいしているとかんがえる。軽症けいしょうであればアリナミンF(フルスルチアミン、ビタミンB1)50mg 1×やメチコバール(メコバラミン、ビタミンB12)1500μみゅーg 3×、ユベラN(トコフェロール、ビタミンE)100mg 2×、ビタメジンカプセル50mg 1×(ふくあいビタミンざい)などを使用しようする。またこころいんせい場合ばあいおおいため、こう不安ふあんやく併用へいようすることもある。

糖尿とうにょうびょうせい神経症しんけいしょう血糖けっとうコントロールが改善かいぜんすれば障害しょうがい可逆かぎゃくてきなこともある。そのような軽症けいしょう場合ばあいはキネダック150mg 3×(エパルレスタット)がよくもちいられる。キネダックはアルドース還元かんげん酵素こうそ阻害そがいやくでありアルドース還元かんげん酵素こうそ特異とくいてき阻害そがい神経しんけいないソルビトール蓄積ちくせき抑制よくせいする。神経しんけい可逆かぎゃくてき阻害そがいけていなければ有効ゆうこうとされている。糖尿とうにょうびょうせい神経症しんけいしょう疼痛とうつうやしびれに使用しようされることがおおい。尿にょうあかくなるが、それはとく問題もんだいとならない。いたみがつよくなってきた場合ばあいはキネダック150mg 3×にくわえてメキシチール(メキシレチン)300mg 3×を併用へいようする場合ばあいおおい。メキシチールはⅠbぐんこう不整脈ふせいみゃくやくであり、不整脈ふせいみゃく誘発ゆうはつすることがあるので投与とうよまえ心電図しんでんず検査けんさすることがのぞましい。1かげつをめどに使用しよう効果こうかがなければ2週間しゅうかん退すさくすりする。またいたみが難治なんじせいとなった場合ばあいはテグレトール400mg 2×(カルバマゼピン)を使用しようすることもおおい。このいたみによってうつ状態じょうたいとなることもおおく、こううつやくこう不安ふあんやく効果こうかてき場合ばあいもある。トフラニール30mg 3×(イミプラミン)はさんたまきけいこううつやくであり、セルシン6mg 3×(ジアゼパム)はこう不安ふあんやくである。セルシンとテグレトールの併用へいようはしばしばおこなわれる。しかし、日常にちじょう生活せいかつ支障ししょうがでるほどの糖尿とうにょうびょうせい神経症しんけいしょうでは神経しんけい可逆かぎゃくてき変化へんかこしておりこれらの薬物やくぶつ効果こうかてきでない場合ばあいおおい。その場合ばあいいたみ、しびれはうったえないこともある。ゆうつうせい糖尿とうにょうびょうせい神経しんけい障害しょうがいたいして、アミトリプチリンデュロキセチンプレガバリンの3しゅ薬剤やくざいは、ランダム比較ひかく試験しけんにおいて、同等どうとう効果こうかがみられたと報告ほうこくされた[7]

アルコールや栄養えいよう障害しょうがいのニューロパチーの合併がっぺいうたがった場合ばあいはビタメジンカプセル(50)3C3×とメチコバール 1500μみゅーg 3×を併用へいようすることもある。

糖尿とうにょうびょうせい網膜もうまくしょう

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糖尿とうにょうびょうせい網膜もうまくしょう(とうにょうびょう(せい)もうまくしょう)は、糖尿とうにょうびょうによる網膜もうまくしょう。(ICD-10:E10.3、E11.3、ひとし白内障はくないしょう緑内障りょくないしょうをはじめとする眼科がんか疾患しっかん原因げんいんとなるほか、硝子がらすたい出血しゅっけつ牽引けんいんせい網膜剥離もうまくはくり虹彩こうさい血管けっかん新生しんせいなどにより失明しつめいいたる。後天こうてんせい失明しつめいでは最多さいたである。定期ていきてき眼科がんか受診じゅしん、レーザー治療ちりょうなどで失明しつめい予防よぼうすることができる。基本きほんてきには慢性まんせい合併症がっぺいしょうだが、治療ちりょう方針ほうしんによっては血糖けっとうコントロールがついても網膜もうまくしょうによって失明しつめいしてしまうことがあるため、糖尿とうにょうびょう治療ちりょうまえには眼科がんか受診じゅしんのぞましいといわれている。また網膜もうまくしょう出現しゅつげんすると、じんしょう出現しゅつげんしやすい。

糖尿とうにょうびょうせいじんしょう

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糖尿とうにょうびょう患者かんじゃ蛋白たんぱく尿にょう指摘してきされ、徐々じょじょからだがむくむネフローゼ症候群しょうこうぐんという病態びょうたいになり腎不全じんふぜんとなり、治療ちりょうをしなければにいたる病気びょうき。2008ねん現在げんざい日本にっぽんにおいて透析とうせき導入どうにゅう原因げんいんだい1である。糖尿とうにょうびょう治療ちりょうおこない、予防よぼうできなければ、進行しんこうおくらせたり、透析とうせきじん移植いしょくおこな以外いがい有効ゆうこう治療ちりょうほう確立かくりつしていない。網膜もうまくしょうがなければ出現しゅつげんしにくいとかんがえられている。

血管けっかん合併症がっぺいしょう

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下記かきの3つの合併症がっぺいしょうは「だい血管けっかん合併症がっぺいしょう」といわれ、糖尿とうにょうびょう有名ゆうめい合併症がっぺいしょうであるだけでなく、糖尿とうにょうびょうがある場合ばあいのこれらの疾患しっかん通常つうじょうよりも重症じゅうしょう治療ちりょうきづらいことがわかっている[8]だい血管けっかん合併症がっぺいしょうなかでは心筋梗塞しんきんこうそくもっとおおい。

皮膚ひふ合併症がっぺいしょう

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あしゆびしょうじた潰瘍かいよう患者かんじゃいたみをかんじていない
糖尿とうにょうびょうせいリポイドるい壊死えししょうるい脂肪しぼうせい仮性かせい壊死えししょう
下腿かたいしょうじる橙色だいだいいろ萎縮いしゅくまだら中央ちゅうおうかたくなり、とき潰瘍かいようすることがある。
糖尿とうにょうびょうせい浮腫ふしゅせい硬化こうかしょう
うなじからかたにかけて指圧しあつこんともなわない腫脹しゅちょう出現しゅつげんする。
環状かんじょう肉芽にくがしゅ
糖尿とうにょうびょうせい黄色おうしょくしゅ
Dupuytrenかかわちぢみ
てのひらからゆびばらにかけしこりができる。進行しんこうするとゆび伸展しんてん障害しょうがいこす。
糖尿とうにょうびょうあし(Diabetic foot)
神経しんけい障害しょうがいによりあし感覚かんかくがなくなっているため、あしをぶつけることによるいたみにづかず、ダメージをつづけてあしきず出来できる。しかしあし血管けっかん障害しょうがいもあるためきず部位ぶいへなかなか栄養えいようかず、ちょっとしたきず治癒ちゆさせることができずにどんどんおおきくなってしまい潰瘍かいよう形成けいせいしてしまう。あし壊疽えそとは成因せいいんことなる。
皮膚ひふ感染かんせんしょう免疫めんえきりょく低下ていかによって丹毒たんどく蜂巣はちすほのお皮膚ひふカンジダしょうあし白癬はくせんなどを併発へいはつしやすくなる。
糖尿とうにょうびょうえき感染かんせんせいによる。とく細菌さいきん感染かんせんでは、血糖けっとう上昇じょうしょうがみられ、血糖けっとうのコントロールが通常つうじょうより困難こんなんになるので注意ちゅうい必要ひつようである。
いろ素性すじょう痒疹ようしん糖尿とうにょうびょう原因げんいんのこともある。

下肢かし合併症がっぺいしょう

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神経しんけい障害しょうがいせい関節かんせつしょう(シャルコー関節かんせつ
神経しんけい障害しょうがいのために関節かんせつつう気付きづかず、障害しょうがいがある関節かんせつがさらに破壊はかいされていく。軽度けいど疼痛とうつうがあることもある。
糖尿とうにょうびょうせいあし病変びょうへん
末梢まっしょう血管けっかん循環じゅんかん低下ていか滞留たいりゅう閉塞へいそくなどの血行けっこう異常いじょうしょう[9]下肢かし血行けっこう異常いじょうしょうじる症候しょうこうのひとつ。したじゅつ、「創傷そうしょう治癒ちゆ遅延ちえん現象げんしょうともなうため難治なんじせいとなりやすい。また、症状しょうじょう進展しんてんすると糖尿とうにょうびょうせい壊疽えそあし壊疽えそ)から下肢かし切断せつだんにつながる[10]

免疫めんえき不全ふぜん

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糖尿とうにょうびょう患者かんじゃは、軽度けいど免疫めんえき不全ふぜん状態じょうたいとなり、皮膚ひふ感染かんせんしょうはち窩織えんなど)、尿にょう感染かんせんしょう膀胱ぼうこうえんなど)、カンジダせい食道しょくどうえんアスペルギルスしょうなどをおこしやすく、また健康けんこうひとには感染かんせんしないようなよわきんやかび(きん)による感染かんせんしょうにかかりやすい(AIDS、後天こうてんせい免疫めんえき不全ふぜん症候群しょうこうぐんほどではない)。こう血糖けっとう状態じょうたいでは白血球はっけっきゅう具体ぐたいてきにはこうちゅうだま)の機能きのう低下ていかすることが原因げんいんかんがえられている。

創傷そうしょう治癒ちゆ遅延ちえん

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糖尿とうにょうびょう患者かんじゃは、きず健康けんこうひとよりもなおりにくい。これは新生しんせい血管けっかん抑制よくせいかかわる TNF-αあるふぁさんせい促進そくしんされるためとかんがえられている[11]

かん機能きのう障害しょうがい

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せい糖尿とうにょうびょう」「続発ぞくはつせい糖尿とうにょうびょう」ともばれ、きも機能きのう障害しょうがい結果けっかとして糖尿とうにょうびょうきもせい糖尿とうにょうびょう)を発症はっしょうする病態びょうたいである[12]。ただ、『だい4の合併症がっぺいしょう』として脂肪しぼうきも由来ゆらい肝硬変かんこうへん注目ちゅうもくされている。とくに、アルコールせい脂肪しぼうきも(NAFLD)は肝硬変かんこうへんかんがん進展しんてんするれいおお[13]

脚注きゃくちゅう

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  1. ^ a b 田中たなか麻理まり, 伊藤いとう裕之ひろゆき, 根本ねもと暁子あきこ, 池田いけだ望美のぞみ, 尾本おもと貴志たかし, 篠崎しのざき正浩まさひろ, 西尾にしおしん也, 阿部あべ眞理子まりこ, 安徳あんとく進一しんいち, 三船みふね瑞夫みずお, とうきむ美智子みちこ2がた糖尿とうにょうびょう患者かんじゃにおける治療ちりょう中断ちゅうだん既往きおう血管けっかん合併症がっぺいしょうとの関係かんけい」『糖尿とうにょうびょうだい58かんだい2ごう日本にっぽん糖尿とうにょうびょう学会がっかい、2015ねん、100-108ぺーじdoi:10.11213/tonyobyo.58.100 
  2. ^ 糖尿とうにょうびょうさんだい合併症がっぺいしょう「しめじ」をさえましょう 日経にっけいメディカル 20323.9.27 (よう登録とうろく)
  3. ^ 糖尿とうにょうびょうだい血管けっかん合併症がっぺいしょういのちかかわる「えのき」 日経にっけいメディカル 20323.10.11 (よう登録とうろく)
  4. ^ 高齢こうれい関連かんれんする合併症がっぺいしょう「こがに」 日経にっけいメディカル 20323.10.25 (よう登録とうろく)
  5. ^ 後藤ごとうたすく多良たら生体せいたい分子ぶんしこるよわい変化へんか 05-異常いじょうたんぱくしつはなぜえるのか? 健康けんこう長寿ちょうじゅ
  6. ^ 葛籠つづろ幸栄こうえい, 中山なかやま修一しゅういち, 山崎やまざき正博まさひろ, はましげる直久なおひさ, 公文くもん義雄よしお糖尿とうにょうびょうせい舞踏ぶとうびょうの1れい : Magnetic resonance imaging (MRI)からみた病因びょういんについての考察こうさつ」『糖尿とうにょうびょうだい51かんだい11ごう日本にっぽん糖尿とうにょうびょう学会がっかい、2008ねん、1001-1006ぺーじdoi:10.11213/tonyobyo.51.1001 
  7. ^ Boyle, Julia; Eriksson, Malin EV; Gribble, Laura; Gouni, Ravi; Johnsen, Sigurd; Coppini, David V; Kerr, David (2012). “Randomized, placebo-controlled comparison of amitriptyline, duloxetine, and pregabalin in patients with chronic diabetic peripheral neuropathic pain: impact on pain, polysomnographic sleep, daytime functioning, and quality of life”. Diabetes care (Am Diabetes Assoc) 35 (12): 2451-2458. doi:10.2337/dc12-0656. PMC 3507552. PMID 22991449. https://doi.org/10.2337%2Fdc12-0656. 
  8. ^ Duckworth, William; Abraira, Carlos; Moritz, Thomas; Reda, Domenic; Emanuele, Nicholas; Reaven, Peter D.; Zieve, Franklin J.; Marks, Jennifer; Davis, Stephen N.; Hayward, Rodney; Warren, Stuart R.; Goldman, Steven; McCarren, Madeline; Vitek, Mary Ellen; Henderson, William G.; Huang, Grant D. (2009). “Glucose Control and Vascular Complications in Veterans with Type 2 Diabetes”. New England Journal of Medicine 360 (2): 129-139. doi:10.1056/NEJMoa0808431. https://doi.org/10.1056/NEJMoa0808431. "抄訳しょうやく(Diabetes ランダム比較ひかく試験しけんVADTにおいて、2がた糖尿とうにょうびょう長期間ちょうきかん罹患りかん患者かんじゃへの強化きょうか療法りょうほうは、標準ひょうじゅん治療ちりょう比較ひかくし、ぜん死因しいん死亡しぼうこころ血管けっかんこころ血管けっかんイベント新規しんき発症はっしょう微小びしょう血管けっかんイベント発症はっしょうみとめなかった)。" 
  9. ^ 高井たかい孝二こうじ, 山本やまもと邦宏くにひろ, 斉藤さいとう公司こうじ, 坂本さかもと美一よしかず, 松田まつだ文子ふみこ, 葛谷くずやけん糖尿とうにょうびょう患者かんじゃにおけるあし静脈じょうみゃく酸素さんそぶんあつ上昇じょうしょう : 糖尿とうにょうびょうせい神経しんけい障害しょうがいいち徴候ちょうこうとしてのあし動静どうせいみゃくシャントりょう増加ぞうか」『糖尿とうにょうびょうだい27かんだい10ごう、1984ねん、1059-1065ぺーじdoi:10.11213/tonyobyo1958.27.1059 
  10. ^ 寺師てらし浩人ひろと糖尿とうにょうびょうせいあし潰瘍かいよう (with/without PAD) の治療ちりょう」『創傷そうしょうだい1かんだい1ごう日本にっぽん創傷そうしょう外科げか学会がっかい、2010ねん、1-12ぺーじdoi:10.11310/jsswc.1.1 
  11. ^ 安彦やすひこ善裕よしひろ, 齊藤さいとう正人まさと, 長澤ながさわ敏行としゆき, 永易ながやす裕樹ゆうき, 古市ふるいち保志やすし, つじ昌宏まさひろ糖尿とうにょうびょうにおける口腔こうくう粘膜ねんまく創傷そうしょう治癒ちゆ遅延ちえんのメカニズムについて」『北海道ほっかいどう医療いりょう大学だいがく歯学しがく雑誌ざっしだい29かんだい1ごう北海道ほっかいどう医療いりょう大学だいがく学会がっかい、2010ねん6がつ、25-32ぺーじCRID 1050845763352184960ISSN 1880-5892NAID 120005429227 
  12. ^ 種市たねいちはるひとし, 藤原ふじわらふみもん, 佐藤さとうゆずる3. 肝硬変かんこうへんともな糖尿とうにょうびょうきもせい糖尿とうにょうびょう」『糖尿とうにょうびょうだい51かんだい3ごう日本にっぽん糖尿とうにょうびょう学会がっかい、2008ねん、203-205ぺーじdoi:10.11213/tonyobyo.51.203 
  13. ^ 糖尿とうにょうびょうだい4の合併症がっぺいしょう脂肪しぼうきも由来ゆらい肝硬変かんこうへん 日経にっけいメディカル 記事きじ:2017ねん6がつ6にち