藤井ふじい瑞希みき

基本きほん情報じょうほう
生年月日せいねんがっぴ	1988年ねん8月がつ5日にち（35歳さい）
性別せいべつ	女性じょせい
国籍こくせき	日本にっぽん
出身しゅっしん地ち	熊本くまもと県けん、葦北いほく郡ぐん、芦北あしきた町まち
身長しんちょう	160cm
体重たいじゅう	60kg
選手せんしゅ情報じょうほう
き腕きうで	右みぎ
種目しゅもく	女子じょしダブルス; 混合こんごうダブルス
主おもな戦績せんせき
世界せかいランク（最高さいこう）	女子じょしダブルス : 3位い; 混合こんごうダブルス : 15位い
経歴けいれき
所属しょぞく	青森山田高等学校あおもりやまだこうとうがっこう→; ルネサスセミコンダクタ九州きゅうしゅう・山口やまぐち
獲得かくとくメダル
女子じょしバドミントン
日本にっぽん
オリンピック

藤井ふじい瑞希みき（ふじいみずき、1988年ねん 8月がつ5日にち - ）は、熊本くまもと県けん葦北いほく郡ぐん芦北あしきた町まち出身しゅっしんのバドミントン選手せんしゅ。身長しんちょう160センチ。右みぎ利きき。

人物じんぶつ

熊本くまもと県けん芦北あしきた町立ちょうりつ湯浦ゆのうら小学校しょうがっこう→熊本くまもと県けん芦北あしきた町立ちょうりつ湯浦ゆのうら中学校ちゅうがっこうを経へて青森あおもり県けんの私立しりつ青森山田高等学校あおもりやまだこうとうがっこうを卒業そつぎょう。

高等こうとう学校がっこう卒業そつぎょう後ごにルネサスセミコンダクタ九州きゅうしゅう・山口やまぐち（ルネサスSKY）に入社にゅうしゃ、同社どうしゃバドミントン部ぶに所属しょぞくする。趣味しゅみは買かい物もの。好すきな食たべ物ものは焼肉やきにく、馬刺ばさし。

歌手かしゅのfumikaと交流こうりゅうがある。

2022年ねん9月がつ22日にち、自身じしんのTwitterや所属しょぞく事務所じむしょを通とおして、特定とくてい疾患しっかんである再生さいせい不良ふりょう性せい貧血ひんけつと診断しんだんされたことを公表こうひょうした^[1]^[2]。

競技きょうぎ歴れき

5歳さいの時ときにバドミントンを姉あね2人にんがやっていた影響えいきょうで始はじめた。小・中学生しょうちゅうがくせい時代じだいから同おなじ九州きゅうしゅう地区ちくの樽たる野の恵めぐみと決勝けっしょうを争あらそう事ことが多おおく、全国ぜんこく大会たいかいの決勝けっしょうでも2人ふたりが顔合かおあわせをすることが多おおかった。主おもにシングルスとして活躍かつやくする。

高校こうこうはバドミントン強化きょうかのために青森山田高等学校あおもりやまだこうとうがっこうへ「バドミントン留学りゅうがく」。高校こうこうからダブルスとしても活躍かつやくし、1年ねん時じには2学年がくねん先輩せんぱいの今こん別府べっぷ香里かおりと組くみ、インターハイで3位い。3年ねん時じには1学年がくねん後輩こうはいの垣かき岩がん令れい佳けいと「フジカキ」としてダブルスを組くみ、インターハイではシングルス・ダブルス・団体だんたいの全ぜん種目しゅもく優勝ゆうしょう。陣内じんない貴美子きみこ以来いらい25年ねんぶりの3冠かんを達成たっせいした。

高校こうこう卒業そつぎょう後ごはNECセミコンダクターズ九州きゅうしゅう・山口やまぐち（後ごのルネサスセミコンダクタマニュファクチュアリング）に入社にゅうしゃ。以後いご、国内外こくないがいの大会たいかいで活躍かつやくした。

2012年ねん、ロンドンオリンピックで垣かき岩がんと女子じょしダブルスで銀ぎんメダルを獲得かくとく^[3]。バドミントンがオリンピック正式せいしき種目しゅもくに採用さいようされて以降いこう、日本人にっぽんじんとして初はつのメダル獲得かくとくであった。この年としに、垣かき岩がんとのペアを解消かいしょうし第だい一線いっせんから退しりぞくことを表明ひょうめいした。同どうペアで臨のぞんだ最後さいごの全日本ぜんにほん選手権せんしゅけん女子じょしダブルス決勝けっしょうでは、高橋たかはし礼あや華はな・松友まつとも美よし佐紀さきペアを相手あいてに第だい1ゲームを取とり、第だい2ゲームも11点てんを先取せんしゅしたが、試合しあい中ちゅうに右みぎ膝ひざを故障こしょうしたため途中とちゅう棄権きけんし、全日本ぜんにほん選手権せんしゅけんでのタイトル獲得かくとくはならなかった。

2014年ねん5月がつ、ドイツのブンデスリーガのルーディンハウゼンと契約けいやく^[4]。

2016年ねん10月がつ、イギリスリーグのブリストル・ジェッツと契約けいやく。

ブンデスリーガ・イギリスリーグ共どもに日本人にっぽんじんとしては初はつの参戦さんせんである。

2017年ねん2月がつ、垣かき岩がんとペアを再さい結成けっせいし、2020年ねん東京とうきょうオリンピックを目指めざすことが発表はっぴょうされた^[5]。

2019年ねん2月がつ28日にち、引退いんたい。

現在げんざいの所属しょぞくは、株式会社かぶしきがいしゃ東京とうきょうトリップ。

主おもなエピソード

高校こうこう二に年生ねんせいの時ときには代表だいひょうで送辞そうじを読よみ、自身じしんの卒業そつぎょう式しきには答辞とうじを読よみ上あげた。卓球たっきゅうの福原ふくはら愛あいと同級生どうきゅうせいで、クラスも一緒いっしょになり出席しゅっせき番号ばんごう順じゅんも福原ふくはらの次つぎで仲良なかよしだった。ロンドンオリンピックにおいては一緒いっしょにネイルアートを施ほどこしたり、同おなじ髪型かみがたで試合しあいに臨のぞみ、現在げんざいも親交しんこうは続つづいている。藤井ふじいが銀ぎんメダルを獲得かくとくした後のち、選手せんしゅ村むらで再会さいかいを果はたすと泣なきながら抱擁ほうようされたという。

主おもな戦歴せんれき

国内こくない試合しあい

2000年ねん
- 全国ぜんこく小学生しょうがくせい大会たいかい小学しょうがく5年生ねんせい以下いかシングルス2位い
2001年ねん
- 全国ぜんこく小学生しょうがくせい大会たいかい小学しょうがく6年生ねんせいシングルス2位い
2002年ねん
- 全国ぜんこく中学生ちゅうがくせい大会たいかいシングルス優勝ゆうしょう
2004年ねん
- インターハイダブルス3位い
2005年ねん
- 全国ぜんこく高校こうこう選抜せんばつ大会たいかいシングルス優勝ゆうしょう
- インターハイシングルス優勝ゆうしょう
- 全日本ぜんにほんジュニアシングルス優勝ゆうしょう
2006年ねん
- 全国ぜんこく高校こうこう選抜せんばつ大会たいかいダブルス優勝ゆうしょう
- アジアジュニアダブルス3位い
- インターハイシングルスダブルスともに優勝ゆうしょう（団体だんたいも優勝ゆうしょうしたため3冠かん達成たっせい）
2007年ねん
- 全日本ぜんにほん総合そうごう選手権せんしゅけんベスト8
2008年ねん
- ランキングサーキットシングルス優勝ゆうしょう