藺い(りん)は漢かん姓せいの一ひとつ。『百ひゃく家いえ姓せい』の278番目ばんめの姓せい[1]。2020年ねんの中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこくの統計とうけいでは人数にんずう順じゅんの上位じょうい100姓せいに入はいっておらず[2]、台湾たいわんの2018年ねんの統計とうけいでは328番目ばんめに多おおい姓せいで、481人にんがいる[3]。
出自しゅつじは姫ひめ姓せい。晋すすむの司馬しば韓かん厥の四よん代だいの子こ(玄孫げんそん)の韓かん康やすしが趙ちょう[4]に仕つかえて知行ちぎょうとして得えた地ちである藺い(おそらく後ごの藺いの県けん)にちなんで氏しとした[5]。