血液けつえき凝固ぎょうこ障害しょうがい

血液けつえき凝固ぎょうこ障害しょうがい
概要がいよう
診療しんりょう科か	血液けつえき学がく
分類ぶんるいおよび外部がいぶ参照さんしょう情報じょうほう
ICD-10	D65-D68
ICD-9-CM	286
DiseasesDB	29158
MeSH	D001778
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血液けつえき凝固ぎょうこ障害しょうがい（けつえきぎょうこしょうがい、英えい: coagulopathy）とは生体せいたい機能きのうにおける血液けつえき凝固ぎょうこの異常いじょうを表現ひょうげんする医学いがく用語ようご。

原因げんいん

種々しゅじゅの原因げんいんが存在そんざいするが、一般いっぱん的てきに大量たいりょう出血しゅっけつや血小板けっしょうばん・血液けつえき凝固ぎょうこ因子いんし不足ふそくなどが原因げんいんとなる。

血友病けつゆうびょうや血小板けっしょうばん無力むりょく症しょうなど遺伝いでん的てきに凝固ぎょうこ能のうが低下ていかしているもの。

後天こうてん性せいの原因げんいんとしてワルファリン、肝不全かんふぜん、播種はしゅ性せい血管けっかん内ない凝固ぎょうこなどが含ふくまれる。さらに、アメリカハブ属ぞく、ガラガラヘビ、クサリヘビ科かのようなある種しゅのヘビの血液けつえき毒どくは血液けつえき凝固ぎょうこ障害しょうがいを起おこすことがある。

後天こうてん性せい血液けつえき凝固ぎょうこ障害しょうがいを引ひき起おこす自己じこ免疫めんえき疾患しっかん: 血液けつえき凝固ぎょうこ不全ふぜんをきたす自己じこ免疫めんえき疾患しっかんがある。自己じこ免疫めんえきにより血液けつえき凝固ぎょうこ因子いんしに対たいする抗体こうたいが誘導ゆうどうされる。後天こうてん性せい血友病けつゆうびょうでは、主しゅとして第だいVIII因子いんしが直接的ちょくせつてきに阻害そがいされる。他たに例れいとして抗こうリン脂質ししつ抗体こうたい症候群しょうこうぐんがある。