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量子回路 - Wikipedia

量子りょうし情報じょうほう理論りろんにおける量子りょうし回路かいろ(りょうしかいろ)とは、量子りょうしゲートのわせにより記述きじゅつされる量子りょうし計算けいさんモデルである。古典こてんてきコンピュータの回路かいろビットレジスタ不可ふかぎゃく変換へんかんであるのにたいし、量子りょうし回路かいろ量子りょうしビットレジスタの可逆かぎゃく変換へんかんおこなう。かく回路かいろ素子そしである量子りょうしゲートやそれらのあいだ結合けつごう表現ひょうげんするための記法きほうとして、 現在げんざいぬしペンローズのグラフィカル記法きほうもちいられている。

可逆かぎゃく古典こてんてき論理ろんりゲート

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一般いっぱんに、NOTゲート以外いがい古典こてんてきコンピュータの基本きほん論理ろんりゲート可逆かぎゃく演算えんざんであり、入力にゅうりょくから出力しゅつりょくにかけて情報じょうほううしなわれる。たとえば2入力にゅうりょくANDゲートにおいて出力しゅつりょくビットが0であったという結果けっかのみから、それが01, 10, 00のどの入力にゅうりょくビットのわせからられたものなのかることは不可能ふかのうである。

ただし、古典こてんてきコンピュータにおいても、NOTゲートに代表だいひょうされるように、任意にんいながさのビット列びっとれつたいして可逆かぎゃくゲートを構成こうせいすることができないわけではない。理想りそうてきには、可逆かぎゃくゲートは情報じょうほう損失そんしつ物理ぶつりがくてきエントロピー増加ぞうかともな電力でんりょく消費しょうひねつ損失そんしつ問題もんだいしょうじないため、応用おうようめんでも関心かんしんせられている。一般いっぱん可逆かぎゃくゲートは、ビット列びっとれつ入力にゅうりょくとしてり、おなながさのビット列びっとれつ出力しゅつりょくする可逆かぎゃく関数かんすうとしてあらわされる。ながnビット列びっとれつは、0と1だけで構成こうせいされる文字もじれつx1x2 ... xn∈{0,1}nとして表現ひょうげんされ、このようなビット列びっとれつ全部ぜんぶで2nとお存在そんざいする。

より厳密げんみつには、可逆かぎゃくゲートとは、ビット列びっとれつ集合しゅうごう{0,1}nから自身じしんへのぜんたんしゃ写像しゃぞうfとして表現ひょうげんされる。このような可逆かぎゃくゲートfれいとしては、たとえば入力にゅうりょくさだめられた置換ちかん適用てきようする写像しゃぞうなどがげられる。現在げんざい、こうした置換ちかんもちいて可逆かぎゃく古典こてんてき論理ろんりゲートを構成こうせいする手法しゅほうは、真偽しんぎひょうなどをもちいて簡単かんたん表現ひょうげんできる範囲はんいちいさいnれいn = 1, 2, 3)についてのみ研究けんきゅうされている。

量子りょうし論理ろんりゲート

編集へんしゅう

量子りょうしゲートを定義ていぎするため、古典こてんてき論理ろんりゲートの場合ばあい同様どうようn-量子りょうしビットの置換ちかんについてかんがえる。 古典こてんてきビット列びっとれつ空間くうかん{0,1}n量子りょうしばんヒルベルト空間くうかんである。

 

これは定義ていぎにより、{0,1}n複素ふくそ関数かんすう空間くうかん、すなわち内積ないせき空間くうかんである。 この空間くうかんは、古典こてんてきなビット文字もじれつ線形せんけいかさわせで構成こうせいされているとなすこともできる。(H QB( nは、 2n-次元じげん複素ふくそのベクトル空間くうかんであることに注意ちゅうい。)この空間くうかん要素ようそ量子りょうしビット列びっとれつn-量子りょうしビット)とぶ。

古典こてんてきビット列びっとれつx 1 x 2 ... x nたいし、ディラックのケット表記ひょうき使用しよう表記ひょうきされる量子りょうしビット列びっとれつ

 

かんがえる。これは古典こてんてきビット列びっとれつx 1 x 2 ... x nを1へ、のすべてのビット文字もじれつを0へうつ関数かんすう対応たいおうする特殊とくしゅ量子りょうしビット列びっとれつである。これら古典こてんてきビット列びっとれつ対応たいおうする特殊とくしゅ量子りょうしビット列びっとれつ計算けいさん基底きてい状態じょうたいばれ、ビットちょうnたいし2n存在そんざいする。また、すべての量子りょうしビット列びっとれつは、これらの計算けいさん基底きてい状態じょうたい複素ふくそ線形せんけい結合けつごうである。

古典こてんてき論理ろんりゲートとは対照たいしょうてきに、量子りょうし論理ろんりゲートはつね可逆かぎゃくである。 これには特別とくべつ種類しゅるい可逆かぎゃく関数かんすう、すなわちユニタリ作用素さようそ、つまりエルミート内積ないせき保存ほぞんする複素ふくそ内積ないせき空間くうかん線形せんけい変換へんかんもちいる。 すべての量子りょうしビット列びっとれつたいする(可逆かぎゃく量子りょうしゲートは、n-量子りょうしビット空間くうかんHQB(nから自己じこへのユニタリ作用素さようそUである。

通常つうじょう我々われわれnのちいさなのゲートのみに関心かんしんがある。

可逆かぎゃくn-ビットの古典こてんてき論理ろんり回路かいろは、つぎのように可逆かぎゃくn-ビット量子りょうしゲートを生成せいせいする。可逆かぎゃくnビット論理ろんりゲートfには、つぎのように定義ていぎされた量子りょうしゲートW f対応たいおうする。

 

Wf計算けいさん基底きてい状態じょうたい置換ちかんすることに注意ちゅうい

なかでもとく重要じゅうようなのは、2-量子りょうしビットの入出力にゅうしゅつりょくたいして定義ていぎされる制御せいぎょNOTゲート( CNOTゲートともばれる) W CNOTである。 古典こてんてき論理ろんりゲートから派生はせいした量子りょうし論理ろんりゲートのほかれいとしては、 トフォリゲートフレドキンゲートげられる。

しかし、量子りょうしビットのヒルベルト空間くうかん構造こうぞうは、古典こてんてきゲートでは表現ひょうげんできないおおくの量子りょうしゲートを可能かのうにする。 たとえば以下いか相対そうたい位相いそうシフトは、ユニタリ行列ぎょうれつ乗算じょうざんによってあたえられる1-量子りょうしビットのゲートである。

 

すなわち、

 

可逆かぎゃく論理ろんり回路かいろ

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ふたたび、最初さいしょの「可逆かぎゃく古典こてん計算けいさんについてかんがえる。 概念的がいねんてきには、可逆かぎゃくnビット回路かいろ可逆かぎゃくnビット論理ろんりゲートのあいだちがいはない。なぜならどちらも、 nビット列びっとれつ空間くうかんじょうたんなる可逆かぎゃく関数かんすうだからである。 ただし前節ぜんせつべたように、工学こうがくてき理由りゆうから、可逆かぎゃく回路かいろ構成こうせいするためにわせられる少数しょうすう単純たんじゅん可逆かぎゃくゲートが必要ひつようである。

この構成こうせい過程かてい説明せつめいするために、可逆かぎゃくn-ビットゲートfと、可逆かぎゃくm-ビットゲートgがあるとする これらを合成ごうせいすることは、つぎのように、 fk-ビットの出力しゅつりょくを、gk-ビットの入力にゅうりょく接続せつぞくしてあたらしい回路かいろ作成さくせいすることを意味いみする。 以下いかれいでは、 n = 5, k = 3, m = 7である。 結果けっか回路かいろ可逆かぎゃくで、(n +m-k)-ビットで動作どうさする。

 

この方法ほうほう古典こてんてき結合けつごう(classical assemblage)とばれる。(この概念がいねんは、以下いか引用いんようするKitaevの先駆せんくてき論文ろんぶん技術ぎじゅつてき定義ていぎ対応たいおうしている。)。これらの可逆かぎゃく機械きかい構成こうせいするために、中間ちゅうかんてき機械きかい可逆かぎゃくであることを確認かくにんすることが重要じゅうようである。 この条件じょうけんは、 計算けいさん途中とちゅうで「ゴミ」が生成せいせいされないことを保証ほしょうする。(正味しょうみ物理ぶつりてき効果こうかは、エントロピーを増加ぞうかさせることである。これは、この演習えんしゅうおこな動機どうきの1つである。)

これで、 トフォリゲート汎用はんようゲートであることをしめすことができる。 これは、任意にんい可逆かぎゃくてき古典こてんてきnビット回路かいろhあたえられた場合ばあい上記じょうき方法ほうほうでトフォリゲートの古典こてんてき結合けつごうにより、つぎのような( n + m )ビット回路かいろf生成せいせいできることを意味いみする。

 

さらにつぎしき成立せいりつする。

  .

この最終さいしゅう結果けっかでは、つね補助ほじょビットとしてmゼロの文字もじれつがあることに注意ちゅうい。 いわゆる「ゴミ」は生成せいせいされないため、この計算けいさん実際じっさいには、物理ぶつりがくてきエントロピーを増加ぞうかさせない。 この問題もんだいは、Kitaevの論文ろんぶん注意深ちゅういぶか説明せつめいされている。

より一般いっぱんに、任意にんい関数かんすうf は、(ぜんたんしゃ・それ以外いがいどちらであっても)トフォリゲートのみ回路かいろによって模倣もほうできることがられている。 写像しゃぞうたんでない場合ばあいは、計算けいさん途中とちゅう(たとえば、最後さいごのステップ)で「ゴミ」が生成せいせいされることはあきらかである。

量子りょうし回路かいろについては、量子りょうしビットゲートの同様どうよう構成こうせい定義ていぎできる。 つまり、上記じょうきのような任意にんい古典こてんてき結合けつごう関連かんれんして、 fのわりにn-量子りょうしビットゲートUが、 gのわりにm-量子りょうしビットゲートWがある場合ばあい可逆かぎゃく量子りょうし回路かいろ生成せいせいできる。ここでは以下いかれい説明せつめいする。

 

この方法ほうほうでゲートを接続せつぞくすることで、 (n+m-k)-量子りょうしビット空間くうかんにおけるユニタリ作用素さようそ生成せいせいされるという事実じじつ簡単かんたん確認かくにんできる。 実際じっさい量子りょうしコンピュータでは、ゲートあいだ物理ぶつりてき接続せつぞくは、 デコヒーレンス発生はっせいする可能かのうせいがある場所ばしょの1つであるため、工学こうがくじょう課題かだいである。

普遍ふへんせい、すなわち、少数しょうすう種類しゅるいのゲートのわせのみで、任意にんい量子りょうし回路かいろ構成こうせいできることも証明しょうめいされている。こうした量子りょうし回路かいろ普遍ふへんせい定理ていり(universality theorems)は、たとえばあるθしーたたいする1-量子りょうしビットの位相いそうゲートUθしーたと、2-量子りょうしビットCNOTゲート W CNOTくみたいしてのものがられている。

ただし、量子りょうし回路かいろ普遍ふへんせい定理ていりは、古典こてんてき回路かいろ普遍ふへんせい定理ていりよりもよわ主張しゅちょうになっている。なぜなら、任意にんい可逆かぎゃくn-量子りょうしビット回路かいろが、これら2つの基本きほんゲートからてられた回路かいろによって任意にんい適切てきせつ近似きんじできることのみを主張しゅちょうしているからである。また、古典こてんてき回路かいろとはことなり、可算かさん角度かくどθしーたたいしておなりょうだけの位相いそうゲートが存在そんざいするため、すくなくともこれらは有限ゆうげんの{(Uθしーた, WCNOT)}のみでは表現ひょうげんできないことにも注意ちゅうい必要ひつようである。

量子りょうし計算けいさん

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ここまでで、量子りょうし回路かいろ使用しようして計算けいさん実行じっこうする方法ほうほうしめしていなかった。 おおくの重要じゅうよう数値すうち問題もんだい有限ゆうげん次元じげん空間くうかんでユニタリ変換へんかんU計算けいさんすることに還元かんげんされるため(有名ゆうめい離散りさんフーリエ変換へんかんおもれい)、変換へんかんU実行じっこうするようにいくつかの量子りょうし回路かいろ設計せっけいできると期待きたいできる。原理げんりてきには、一方いっぽう入力にゅうりょく計算けいさん基底きてい状態じょうたい適切てきせつかさわせとして、n-量子りょうしビットの状態じょうたいψぷさい用意よういし、出力しゅつりょくUψぷさい測定そくていするだけでよい。 ただし残念ざんねんながら、これには2つの課題かだいがある。

  • 観測かんそくしゃ任意にんい計算けいさん基底きてい状態じょうたいにおける位相いそうψぷさい測定そくていすることは不可能ふかのうであり、正確せいかく出力しゅつりょく方法ほうほうがない。これは量子力学りょうしりきがくにおける測定そくてい性質せいしつである。
  • 入力にゅうりょく状態じょうたいであるかさわせψぷさい用意よういする効果こうかてき方法ほうほういまのところない。

これは、離散りさんフーリエ変換へんかん量子りょうし回路かいろ量子りょうし回路かいろなかあいだステップとして使用しようできることを否定ひていするものではないが、実用じつよう一層いっそう困難こんなんである。実際じっさい量子りょうし計算けいさんかくりつてきであるといわれている。

以下いかでは、量子りょうし回路かいろかくりつてき古典こてんてきコンピュータによって模倣もほうする数理すうりモデルを紹介しょうかいする。 まず、レジスタ空間くうかんH QB(r)うえr-量子りょうしビット回路かいろU、

 

かんがえる。 Uはユニタリ作用素さようそである。この回路かいろビット列びっとれつ古典こてんてき写像しゃぞう関連付かんれんづけるには、つぎのように指定していする。

  • 入力にゅうりょくレジスタ:m-古典こてんてきビット列びっとれつ 'X' = {0,1}m
  • 出力しゅつりょくレジスタ:n-古典こてんてきビット列びっとれつ Y = {0,1}n

入力にゅうりょくレジスタの内容ないようx = x 1 .. x mは、量子りょうしビットレジスタをなんらかの方法ほうほう初期しょきするために使用しようされる。 理想りそうてきには、これは以下いか計算けいさん基底きてい状態じょうたいとしてあたえられる。

 

ただし、前述ぜんじゅつとおりこのように理想りそうてき初期しょき状態じょうたい用意よういすることは現実げんじつてきには不可能ふかのうであるため、初期しょき状態じょうたいがいくつかの適切てきせつ近似きんじ尺度しゃくど理想りそうされた入力にゅうりょくちか密度みつど演算えんざんSによってあたえられた混合こんごう状態じょうたいであると仮定かていする。

 

同様どうように、出力しゅつりょくレジスタ空間くうかんは、観測かんそくAの Yによって、量子りょうしビットレジスタに関連付かんれんづけられる。量子力学りょうしりきがく観測かんそくは、通常つうじょう射影しゃえい測定そくてい(projection valued measure) R定義ていぎされる。変数へんすう離散りさんてきである場合ばあい射影しゃえい測定そくていは、可算かさん集合しゅうごうじょうのパラメータλらむだ添字そえじけされたぞく{Eλらむだ}に還元かんげんされる。 同様どうように、Y観測かんそくは、 つぎ性質せいしつたすYの要素ようそによってインデックスがけられたペアワイズ直交ちょっこう投影とうえい{Ey }のぞく関連付かんれんづけることができる。

 

あたえられた混合こんごう状態じょうたいSたいし、これはつぎしきあたえられるYうえかくりつ測度そくど対応たいおうする。

 

ながmのすべてのビット文字もじれつxたいしてつぎしき成立せいりつするとき、関数かんすうFXY回路かいろUH QB( rH QB( rによって誤差ごさεいぷしろん回路かいろない計算けいさんできるとする。

 

ここで、

 

そのため

 

定理ていり もしεいぷしろん+δでるた<1/2であるならば、Yうえかくりつ分布ぶんぷ

 

は、十分じゅうぶんおおきなサンプルサイズにたいして、多数決たすうけつサンプリングによって誤差ごさかくりつ任意にんいちいさいF(x)を決定けっていできる。 具体ぐたいてきには、 Yうえかくりつ分布ぶんぷからk独立どくりつしたサンプルを取得しゅとくし、サンプルの半分はんぶん以上いじょう一致いっちする選択せんたくする。 F (x)がk / 2かい以上いじょうサンプリングされるかくりつすくなくともつぎしきあらわされる。

 

ただし、γがんま= 1/2-εいぷしろん-δでるたである。これはチェルノフ限界げんかい適用てきようすることでられる。

関連かんれん記事きじ

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参考さんこう文献ぶんけん

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  • Biham, Eli; Brassard, Gilles; Kenigsberg, Dan; Mor, Tal (2004), “Quantum computing without entanglement”, Theoretical Computer Science 320 (1): 15–33, arXiv:quant-ph/0306182, doi:10.1016/j.tcs.2004.03.041, MR2060181 
  • Freedman, Michael H.; Kitaev, Alexei; Larsen, Michael J.; Wang, Zhenghan (2003), “Topological quantum computation”, Bulletin of the American Mathematical Society 40 (1): 31–38, arXiv:quant-ph/0101025, doi:10.1090/S0273-0979-02-00964-3, MR1943131 
  • Hirvensalo, Mika (2001), Quantum Computing, Natural Computing Series, Berlin: Springer-Verlag, ISBN 3-540-66783-0, MR1931238  Hirvensalo, Mika (2001), Quantum Computing, Natural Computing Series, Berlin: Springer-Verlag, ISBN 3-540-66783-0, MR1931238  Hirvensalo, Mika (2001), Quantum Computing, Natural Computing Series, Berlin: Springer-Verlag, ISBN 3-540-66783-0, MR1931238 
  • Kitaev, A. Yu. (1997), “Quantum computations: algorithms and error correction” (Russian), Uspekhi Mat. Nauk 52 (6(318)): 53–112, Bibcode1997RuMaS..52.1191K, doi:10.1070/RM1997v052n06ABEH002155, MR1611329 
  • Nielsen, Michael A.; Chuang, Isaac L. (2000), Quantum Computation and Quantum Information, Cambridge: Cambridge University Press, ISBN 0-521-63235-8, MR1796805  Nielsen, Michael A.; Chuang, Isaac L. (2000), Quantum Computation and Quantum Information, Cambridge: Cambridge University Press, ISBN 0-521-63235-8, MR1796805  Nielsen, Michael A.; Chuang, Isaac L. (2000), Quantum Computation and Quantum Information, Cambridge: Cambridge University Press, ISBN 0-521-63235-8, MR1796805 

外部がいぶリンク

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