Audacity

Audacity
	Audacity 2.0
開発元かいはつもと	The Audacity Team
初版しょはん	2000年ねん5月がつ28日にち (24年ねん前まえ)
最新さいしん版ばん	3.6.0 / 2024年ねん7月がつ16日にち (18日にち前まえ)
リポジトリ	github.com/audacity/audacity;
プログラミング; 言語げんご	C および C++
対応たいおうOS	Windows, macOS, Linux
プラットフォーム	クロスプラットフォーム
対応たいおう言語げんご	多た言語げんご対応たいおう
サポート状じょう況きょう	開発かいはつ中ちゅう
種別しゅべつ	デジタル・オーディオ・エディタ, DAW
ライセンス	GPLv2
公式こうしきサイト	www.audacityteam.org
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Audacity（オーダシティ）はフリーなデジタル・オーディオ・エディタ。Windows、macOS、Linuxなどのオペレーティングシステム (OS) で動作どうさする。AudacityのソースコードはGNU General Public License バージョン2 (GPLv2) でリリースされている。グラフィカルユーザインターフェース (GUI) はwxWidgets ライブラリを用もちいて作成さくせいされている。SourceForge.netの2007年度ねんどマルチメディア部門ぶもん最優秀さいゆうしゅうプロジェクト賞しょうを、コミュニティの投票とうひょうによって受賞じゅしょうした。

特徴とくちょう

Audacityには次つぎのような特徴とくちょうがある:

WAV・FLAC・Ogg Vorbis・MP3（外部がいぶMP3エンコーダのLAMEを利用りよう）といったファイルフォーマットのインポート・エクスポート
音声おんせいの録音ろくおん・再生さいせい - コンピュータにマイクを繋つないでのアナログ録音ろくおんも可能かのう
カット・コピー・ペーストによる直感ちょっかん的てきな編集へんしゅう - アンドゥ（操作そうさの取とり消けし）の回数かいすうは無む制限せいげん
マルチトラックのミキシング
デジタルエフェクト - プリセットエフェクトのほかに汎用はんよう性せいの高たかいVST プラグイン、およびNyquistプラグインが利用りよう可能かのう
振幅しんぷくエンベロープの編集へんしゅう
ノイズ除去じょきょフィルタリング機能きのう
高速こうそくフーリエ変換へんかんを利用りようしたスペクトラム分析ぶんせき
最大さいだいチャネル数すう 16、最大さいだいサンプリングレート 192 kHzきろへるつ、最大さいだいサンプルフォーマット 32 bit浮動ふどう小数点しょうすうてん
多た言語げんご対応たいおう - 日本語にほんごも Nihongo として選えらべる（ただし、ヘルプは英語えいご）

など

エクスポート

一度いちど取とり込こんだ音声おんせいデータは専用せんようフォーマットの「Audacityプロジェクト (.aup)」フォーマットで保存ほぞんできる。このフォーマットで保存ほぞんすると編集へんしゅう履歴りれきが保たもたれる。WAV、AIFF、MP3、Ogg Vorbis、AIFF、FLAC などへのエクスポートが可能かのう。FFmpegの機能きのうを用もちいてM4A, WMA, Opusなどにも書かき出だし可能かのうである。AUえーゆー, CAF, VOCなどの非ひ圧縮あっしゅくフォーマットへのエクスポートも広ひろく対応たいおうしている。

エラーについて

旧きゅうバージョンで日本語にほんご名めいのファイルや、文字もじ化かけしたファイルをインポートし（アーティスト名めいなどのタグも含ふくむ）、aup形式けいしきで保存ほぞんした場合ばあい、not-well-formed（3行ぎょう目め）エラーがでる。これは、XMLに由来ゆらいするものであり、回避かいひ方法ほうほうは、aupファイルをメモ帳ちょう等とうで開ひらき、3行ぎょう目めの文字もじ化ばけ部分ぶぶんをカットすることで直なおる。

なお、この問題もんだいはWin版ばんのバージョン2.3.3現在げんざいは確認かくにんされていない。

買収ばいしゅうについて

2021年ねん5月がつ3日にちに大手おおて作さく譜ふフリーウェアであるMuseScoreの発表はっぴょう元もとであるMuse Groupに買収ばいしゅうされるという発表はっぴょうがあった^[2]^[3]。また、この買収ばいしゅうによって何なにかが変かわるというわけではなく基本きほん的てきに買収ばいしゅう前まえと変かわらない^[3]。MuseGroopは将来しょうらい的てきにMuseScoreとAudacityの連携れんけいをできるようにするアップデートと非破壊ひはかいのVSTエフェクトの実装じっそうを計画けいかくしている^[4]。

脚注きゃくちゅう

[脚注きゃくちゅうの使つかい方かた]

^ “Release Audacity 3.6.0 · audacity/audacity · GitHub”. Audacity. 2024年ねん7月がつ21日にち閲覧えつらん。
^ “Audacity & MuseScore Announcement!” (2021年ねん5月がつ3日にち). 2021年ねん5月がつ4日にち時点じてんのオリジナルよりアーカイブ。2024年ねん6月がつ4日にち閲覧えつらん。
^ ^a ^b “MUSEGroupがAudioEditorAudacityを買収ばいしゅう”. 2024年ねん6月がつ4日にち閲覧えつらん。
^ “Audacity 'scared and excited' to be bought and brought under Muse Group's roof, promises to stay free and open source”. 2024年ねん6月がつ4日にち閲覧えつらん。
^ 株式会社かぶしきがいしゃインプレス (2021年ねん7月がつ12日にち). “「Audacity」のフォーク（分岐ぶんき）プロジェクト、名称めいしょうは「Tenacity」に／ネットワーク機能きのうやクラッシュレポートの送信そうしん、テレメトリ関連かんれんのコードを削除さくじょして、ユーザーのプライバシーを重視じゅうし”. 窓まどの杜もり. 2021年ねん7月がつ13日にち閲覧えつらん。

外部がいぶリンク

公式こうしきウェブサイト
Audacity Wiki - MediaWikiを利用りようしたWiki。現在げんざいはほぼ英語えいご。ライセンスはcc-by-2.5
Editing audio in Linux:Audacity（英語えいご）

[1] “Release Audacity 3.6.0 · audacity/audacity · GitHub”. Audacity. 2024年ねん7月がつ21日にち閲覧えつらん。

[2] “Audacity & MuseScore Announcement!” (2021年ねん5月がつ3日にち). 2021年ねん5月がつ4日にち時点じてんのオリジナルよりアーカイブ。2024年ねん6月がつ4日にち閲覧えつらん。

[#1-3] “MUSEGroupがAudioEditorAudacityを買収ばいしゅう”. 2024年ねん6月がつ4日にち閲覧えつらん。

[4] “Audacity 'scared and excited' to be bought and brought under Muse Group's roof, promises to stay free and open source”. 2024年ねん6月がつ4日にち閲覧えつらん。

[5] 株式会社かぶしきがいしゃインプレス (2021年ねん7月がつ12日にち). “「Audacity」のフォーク（分岐ぶんき）プロジェクト、名称めいしょうは「Tenacity」に／ネットワーク機能きのうやクラッシュレポートの送信そうしん、テレメトリ関連かんれんのコードを削除さくじょして、ユーザーのプライバシーを重視じゅうし”. 窓まどの杜もり. 2021年ねん7月がつ13日にち閲覧えつらん。

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