(Translated by https://www.hiragana.jp/)
Digitalian is eating breakfast 2 - Wikipedia

Digitalian is eating breakfast 2』(デジタリアン・イズ・イーティング・ブレックファスト・ツー)は、小室こむろ哲哉てつやの7まいオリジナルアルバム2011ねん5月4にちavex traxからリリースされた[2]

『Digitalian is eating breakfast 2』
小室こむろ哲哉てつやスタジオ・アルバム
リリース
録音ろくおん avex azabu 501studio
文化ぶんかむらスタジオ
prime sound studio
ジャンル テクノポップ
R&B
HIP HOP
トランス
レーベル avex trax
プロデュース Tetsuya_Komuro
チャート最高さいこう順位じゅんい
  • 週間しゅうかん9オリコン
  • デイリー6(オリコン)
  • エレクトリック部門ぶもん1iTunes
  • 総合そうごうチャート最高さいこう2(iTunes)
小室こむろ哲哉てつや アルバム 年表ねんぴょう
Far Eastern Wind - Autumn
2008ねん
Digitalian is eating breakfast 2
(2011ねん
Digitalian is remixing
2012ねん
EANコード
EAN 4988064382590
テンプレートを表示ひょうじ

概要がいよう

編集へんしゅう
  • 小室こむろほんさくを『Digitalian is eating breakfast以降いこうの2まいのソロアルバムと位置付いちづけており、このアルバムで自分じぶんなりに今後こんごJ-POP位置いち提示ていじしたと雑誌ざっしのインタビューでかたっている。
  • 6月1にちにはほんさくのInstrumentalばん配信はいしん限定げんてい発売はつばいされた。
  • なお、ほんさく当初とうしょ2011ねん3がつ23にち発売はつばい予定よていされていたが、同年どうねん3月11にちきた東北とうほく地方ちほう太平洋たいへいようおき地震じしん影響えいきょうによる配送はいそう混乱こんらんけるため5がつ4にち急遽きゅうきょ発売はつばい延期えんきされた。そのためCDケースに印字いんじされている発売はつばいは3がつ23にちとなっている。
  • 今回こんかいはYAMAHAの機材きざいはほとんど使つかわれておらず、ドイツせいやスウェーデンせいのシンセが中心ちゅうしんとなっている。
  • 5月16にちづけオリコンで、9にランクイン。小室こむろ本人ほんにん名義めいぎ作品さくひんがトップ10りするのは、92ねん11月2にちづけセルフカバーアルバム「Hit Factory」(同年どうねん10がつ発売はつばい)がランクインして以来いらい、18ねんはんぶり6さく。ちなみに、iTunes Storeの総合そうごうチャートでは最高さいこう2記録きろくした。
  • 2012ねん3月21にちにはほんさく楽曲がっきょく中心ちゅうしんとしたリミックスアルバム『Digitalian is remixing』が発売はつばいされた。

収録しゅうろくきょく

編集へんしゅう

ぜん作曲さっきょく編曲へんきょく小室こむろ哲哉てつや

  1. Vienna feat. Miu Sakamoto & KREVA
    作詞さくし小室こむろ哲哉てつや・KREVA
    • タイトルのViennaとはオーストリア首都しゅとウィーンのこと。
    • KREVAとはライブ「意味深いみしん3」に小室こむろがサポートキーボーディストとして参加さんかしたのが、今回こんかいのコラボのきっかけになった。
    • 小室こむろはKREVAに「『Digitalian is eating breakfast』をリアルタイムでいていた」とわれた。ほんさくのタイトルが『Digitalian is eating breakfast2』になったのはそのためである。
    • ラップのうしろでっているシンセはVirus Indigo 2 Readback。
    • コーラスを担当たんとうした坂本さかもと美雨みうは7さいころから小室こむろのファンで、小室こむろ音楽おんがくつよ影響えいきょうけている。今回こんかいのアルバムと同時どうじに、坂本さかもと美雨みうのアルバム『HATSUKOI』にも小室こむろ楽曲がっきょく提供ていきょうしている。ほんさく参加さんかオファーは小室こむろTwitterのDMで直接ちょくせつおこなった。
    • きょくあたま坂本さかもと美雨みうのコーラスは小室こむろがデモの段階だんかいでパッドけい音色ねいろいていた部分ぶぶんうたいなおしたものである。
  2. Go Crazy feat. Krayzie Bone & K-C-O
    作詞さくし小室こむろ哲哉てつや・Krayzie Bone
    • すでに「TKCOM」として発表はっぴょうされていたが、アレンジがわっている。
    • ほんさくなかではもっとふるきょく。Krayzie Boneのラップは2007ねんにLAでレコーディングされている。
    • アルバムのコンセプトががったときに、feat.のアーティストたちに参加さんかをオファーぎわのサンプルとしてこのきょく使つかわれた。
    • 小室こむろがLAのホテルの部屋へやにローランドXP-80をんでんだトラックがもとになっている。そのシーケンスデータからおとえてあるが、エレクトリック・ピアノやピアノはXP-80のおとをそのまま使つかっている。
    • TKCOMで公開こうかいされていたアレンジとはちがい、キックがよっちになっている。
    • ベースはVirus Indigo 2 Readback、ストリングスはKarmaにクリプトンのオーディオオブロLA Scoring Stringsをぜている。
    • K-C-Oが友達ともだちとカラオケにき、こえがガラガラになってしまった状態じょうたいで、小室こむろ即興そっきょうでコーラス部分ぶぶん歌詞かしつくり、急遽きゅうきょそのこえでレコーディングをしたというエピソードがある。(YouTube公開こうかいされているK-C-OのラジオでK-C-O本人ほんにんかたった)
  3. 奇跡きせき feat. Zeebra
    作詞さくし小室こむろ哲哉てつや・Zeebra
    • イントロのエレピはV-Synth GTで、エフェクトもV-Synth GTでエディットしている。
    • ベースはVirus KC Keyboardで、シーケンス・パターンは、小室こむろきをもとつくられている。ストリングスはローランドFantom-G6のみで、4音色ねいろほどぜている。
    • 小室こむろは「日本にっぽん代表だいひょうで、世界せかいたたかえるラッパーってだれだろう?ってかんがえたら、さきにZeebraがおもかんだ。」とかたっている。
    • Zeebraは次回じかいさくの『DEBF3』にも参加さんかしている。
  4. ほほえみのちから
    作詞さくし小室こむろ哲哉てつや
    • 初回しょかい限定げんていばんにのみ収録しゅうろく(iTunesでは現在げんざい[いつ?]もダウンロード可能かのう)。
    • 東京とうきょうドームでおこなわれたほほえみプロジェクトのバージョンを、アルバムにわせてアレンジも歌詞かしつくなおし、小室こむろ本人ほんにんがボーカルをつとめている。
    • 音源おんげんすべてFantom-G6。きょくのイメージにわせてあたたかいおとにするために、なま楽器がっきでのレコーディングがされている。
  5. Every feat. Mitsuhiro Hidaka(AAA)a.k.a.SKY-HI & K-C-O
    作詞さくし小室こむろ哲哉てつや日高ひだかひかりけい
    • 2008ねんのKeyboard magazine主催しゅさいのApple Storeのイベントでつくられたきょく。そこからアレンジをえている。
    • ラップを担当たんとうしたにちだかへのオファーはTwitterのDMでおこなわれた。
    • 小室こむろにちだかたいして「ビートにたいして、どの部分ぶぶんにどんなフローで対応たいおうするかはまかせる」とって、とくにリクエストはしなかった。そのためにちだかは「できるかぎりのアプローチのタイプのラップをつくげていって、録音ろくおんしながらシンセのかせどころはラップをけずっていく、というかたちにした」とかたった。
    • ピアノはFantom-G6、イントロのメロはVirus TI Polar。
    • ブレイク部分ぶぶんは、最後さいごにV-Synth GTでシーケンス・フレーズをつくってれたおとである。
    • こう音域おんいきのリフのフレーズはVirus KC Keyboardでつくってある。
  6. Years Later feat. VERBAL(m-flo)
    作詞さくし:VERBAL
    • avex groupのホームページで使用しようされている楽曲がっきょくべつアレンジ。
    • 曲調きょくちょうはユーロビート、トランス、ハウスなど、部分ぶぶんすとavexの歴史れきしかんじられるようになっている。
    • VERBALは小室こむろに「どうしたらいいですか?」といたところ、「まかせた!」とわれたため、トラックをいてインスパイアされたままラップをいた。
    • だしのトランシーなおとはGaiaとFantom-G6をぜてつくってある。
    • ピアノはJD-800にFantom-G6に内蔵ないぞうのJD-800のピアノのおとぜてつくられている。
    • ベースはVirus KC Keyboard。シンセ・メロだけになる箇所かしょはVirus TI Polar。
  7. Free My Mind feat. Mitsuhiro Hidaka(AAA) a.k.a. SKY-HI
    作詞さくしニック・ウッド日高ひだかひかりけい
    • もともとは小室こむろのヴォコーダーのみのインストの予定よていだったが、日高ひだかがラップをせたいと希望きぼうしたため、このかたちになった。
    • 小室こむろうたうボコーダーの部分ぶぶん作詞さくしsyn recordsニック・ウッド担当たんとう。ニックはつぎさくDEBF3』でもプロデューサーとしておおきくかかわっている。
    • イントロのストリングスはOB-12でつくったシンセストリングスにLA Scoring Stringsをぜてある。
    • 8ぶんきざみのシーケンスフレーズはKarmaにオーバーハイムOB-8をぜている。
  8. L.W.R feat. Misako Uno, Naoya Urata(AAA) & Wataru Yoshida(Purple Days)
    作詞さくし小室こむろ哲哉てつや
    • ギターは小室こむろ友人ゆうじんでもあるスティーヴィー・サラスいている。
    • タイトルのL.W.RとはThe Long And Winding Roadりゃくで、小室こむろがリスペクトしているビートルズの楽曲がっきょくからきている。
    • 基本きほんのシンセパッドとシンセフレーズは、Virus KC Keyboardで、SEけいのフレーズは、Karmaないのエフェクトを使用しようしている。
    • ヒットの音色ねいろは、サラスのギターのサンプリングとV-Synth GTでつくった音色ねいろに、ヤマハMotif XF6の販促はんそくようのUSBメモリー収録しゅうろくのヤマハEOSシリーズの音色ねいろ"TK HIT"をぜてある。
  9. Reality feat. Nipsey Hussle
    作詞さくし:Nipsey Hussle
    • 原曲げんきょくは「TKCOM名義めいぎの『SUKIYAKI featuring NIPSEY & KCO』。
    • 2007ねんにレコーディング。そのトラックのニプシーのラップとクリックだけをのこし、そこからFantom-G6でオケをつくなおした。
    • イントロのリードはV-Synth G6。
  10. Extreme
    • 当初とうしょアルバム楽曲がっきょくのほとんどがInstrumentalの予定よていだったが、段々だんだんとラップやうたはいっていき、このきょくだけがインストとしてのこった。
    • きょく場面場面ばめんばめんでシンセの音色ねいろわる。BPMは140。
    • 麻布まふにある小室こむろ専用せんようスタジオのシンセすべてを使つかってつくられた。
    • イントロのシンセフレーズはVirus KC Keyboard、それにわせてNord Lead 2Xがざっていく。
    • ベースはVirus Readbackで、シンセパッドはFantom-G6とV-Synth GT。
    • 後半こうはんのピアノはJD-800で、それにさらにVirus KC KeyboardとNord Lead 2Xがからんでいく。
    • ループには、おおくのVSTプラグイン・エフェクトで、こまかいエディットがほどこしてある。
  11. Carry On
    作詞さくし小室こむろみつ
    • プリプロの段階だんかい小室こむろ麻布まふのスタジオでピアノをうたいながらいてつくったきょくである。
    • "carry on〜~"や"movin' on~"という言葉ことば小室こむろがガイドボーカルをうたって、その部分ぶぶんからイメージして小室こむろみつ作詞さくしをした。
    • 小室こむろのコーラスはなんじゅうにもかさねられており、メインボーカルとわせて16トラックほどかさねた箇所かしょがある。
  12. Ayrton feat. Naoya Urata(AAA)
    作詞さくし小室こむろ哲哉てつや
    • タイトルのAyrtonとはF1レーサーのアイルトン・セナことである。
    • 2007ねんにスティーヴィー・サラスなどと一緒いっしょつくっていたきょくで、それをほんさくのためにつくりなおした。
    • だしや中盤ちゅうばんのシンセパッドはNord Lead、OB-12をぜたおとで、ベルけいはNord Wave。
    • 全編ぜんぺんけるシンセフレーズはVirus KC Keyboardで、小室こむろがフィルターを操作そうさしながらライブ録音ろくおんをした。
    • 途中とちゅうから登場とうじょうするシンセパッドの音色ねいろはKEIKOのこえをV-Synth GTにれてエディットしてつくられている。
    • 今回こんかいのアルバムで一番いちばんVSTプラグイン・エフェクトでエディットされている。このために、とてつもないかずのプラグインをあつめた。
  13. THX A LOT (Album Version) / a-nation's party
    作詞さくし小室こむろみつ
    • 小室こむろa-nationのテーマソングとして作曲さっきょくした楽曲がっきょくで、小室こむろみつ作詞さくしがけている。
    • オリジナルはみなみ俊介しゅんすけがアレンジしていたが、今回こんかい小室こむろがアレンジをしている。
    • イントロのシンセのおとはVirus KC Keyboardからつくってある。
    • 基本きほんのパッドはNord Leadで、そのほかの音色ねいろは、アヴィッドのXpand2などで、シンプルにらしている。
    • 間奏かんそうのキーボードソロは、V-Synth GTで、エンディングのキーボードソロはOB・12で小室こむろがライブレコーディングしたものである。

mu-moショップ販売はんばい 特典とくてんCD

編集へんしゅう
Far Eastern Resort
  • mu-moショップでの購入こうにゅうしゃ対象たいしょう数量すうりょう限定げんてい配布はいふされた先着せんちゃく購入こうにゅう特典とくてんCD。収録しゅうろくきょく九州きゅうしゅうでのピアノコンサートを企画きかくしたイベント会社かいしゃアプローズ・ケイ」のホームページのBGMで使用しようされた楽曲がっきょくで、ホームページで使用しようされた当時とうじ曲名きょくめいは『In The Air Tonight』であった。ほん収録しゅうろくさいして改名かいめいされているもののアレンジとう変更へんこうはなく内容ないようてきには同一どういつである。

使用しよう機材きざい

編集へんしゅう

※ソフトシンセ、VSTプラグインは省略しょうりゃく

Roland

  • V-Synth GT
  • XP-80
  • Fantom-G6
  • Gaia
  • JD-800

Oberheim Electronics

  • OB・8
  • OB・12

Access

  • VIRUS KC Keyboad
  • VIRUS Indigo 2 Redback
  • VIRUS Tl Polaoland JD-800

Clavia

  • Nord Lead 2X
  • Nord Wave

KORG

  • Karma

[3]

脚注きゃくちゅう

編集へんしゅう
  1. ^ 他国たこくへの発売はつばいiTunes Storeからの配信はいしんとして発売はつばい
  2. ^ 本来ほんらい発売はつばい2011ねん3月23にちであったが、2011ねん3月11にち発生はっせいした『東北とうほく地方ちほう太平洋たいへいようおき地震じしん』の影響えいきょうにより、avexより発売はつばい延期えんき2011ねん5月4にち決定けっていしている。
  3. ^ CDに封入ふうにゅうしている歌詞かしカード

外部がいぶリンク

編集へんしゅう