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ギター - Wikipedia

ギターえい: guitar)は、弦楽器げんがっき一種いっしゅで、フレットのついたゆびばん基本きほんてきに6ほんつるをそなえ、ゆびピックつるいたりろすことで演奏えんそうするものである[1]

ギター
かく言語げんごでの名称めいしょう
えい Guitar(ギター)
どく Gitarre(ギターレ)
ふつ Guitare(ギタール)
Chitarra(キターラ)
なか
  • よしほか北京ぺきん
  • ゆいほか広東かんとん
  • Gì-tah(閩南
  • Kit-taきゃく
ギター
クラシックギター
分類ぶんるい

弦楽器げんがっき

音域おんいき
開放かいほうつるのチューニング
関連かんれん楽器がっき
演奏えんそうしゃ

ギタリスト

学問がくもんてきには)弦楽器げんがっきなかの「リュートぞく」に分類ぶんるいされる。またつる(はじく)ことにより演奏えんそうするばち弦楽器げんがっき分類ぶんるいされる[2]

クラシック音楽おんがくフラメンコフォルクローレブルースジャズロックポピュラー音楽おんがくなどをはじめ、ピアノなら幅広はばひろいジャンルでもちいられる汎用はんようせいたか楽器がっきである。

ギターの演奏えんそうしゃギタリストえい: guitarist)という。

ギターはおそらくスペイン起源きげん楽器がっきであり[3]ヨーロッパ中世ちゅうせい後期こうき楽器がっきであるギターララティーナ(=くびれたどうと4ほんつるをそなえた楽器がっき)をもとにして、16世紀せいき初期しょき派生はせいしたものである[3]初期しょきのギターは、現代げんだいのギターとくらべてもっと細身ほそみあつみがあり、くびれの程度ていどすくなかった[3]。そしてギターはビウエラという、スペインでリュートのわりに演奏えんそうされていた、ギターにかたち楽器がっき緊密きんみつ関係かんけいがある[3]

もともとはギターは4くみつるち、そのうち3くみが2ほんで、のこりが1ほんつるだった。そしてヴァイオリンのような糸巻いとまき(ペグボックス)をそなえ、つまり直接ちょくせつペグのぼうつるきつけていた[3]共鳴きょうめいばん(=ボディー表側おもてがわうすくて振動しんどうしやすくおと増幅ぞうふくするばん、soundboard)にはサウンドホールというまるあながあけられ、しばしば周囲しゅうい木彫きぼ装飾そうしょくされた[3]。16世紀せいきのギターはかくつるがC-F-A-D'に調律ちょうりつされた[3]。なおこれはリュートやビウエラの、なかの4げん調律ちょうりつおなじである[3]

16世紀せいきから19世紀せいきにかけてギターにいくつかの変化へんかしょうじた。1600ねんまえに5くみつるくわえられさら18世紀せいきわりころには6くみつるくわえられた[3]。このつる増加ぞうか音域おんいきひろげることにつながった[4]。またこのころ、つるつる採用さいようされることで強度きょうどがり、これをけてふくつるからたんつるへの移行いこうきた[4]。こうして1800ねん以前いぜんに2ほんぐみつるが、シングルの(つまり1ほんだけの)つるへとえられE-A-D-G-B-E'という調律ちょうりつがされるようになった(そしてこの調律ちょうりつ現在げんざいでも標準ひょうじゅんてき調律ちょうりつになっている)[3]。こうしてこの時期じき、おそらくフランスかイタリアにおいて、現在げんざい使つかわれている6たんつるのギターが誕生たんじょうした[5]。これによりギターのせる音域おんいき拡大かくだいし、楽器がっきとしてひろ利用りようされるようになった[4]

ヴァイオリンに糸巻いとまき(ペグボックス)は1600ねんころに、わずかにうしろにかたむいたヘッドのうしろにペグが配置はいちされるかたちになった。19世紀せいき単純たんじゅんなペグのわりに金属きんぞくせいのネジがもちいられるようになった[3]

初期しょきのギターではゆびばんガットひつじなどのちょうつくったほそひも)をいてむすんだフレット(tied-on gut)であったが、18世紀せいきゆびばんにあらかじめ象牙ぞうげ金属きんぞくんだフレットへと変更へんこうされた[3]ゆびばん最初さいしょはボディーにせっするところでわり(つまり共鳴きょうめいばんうえへはびず)、象牙ぞうげ金属きんぞくのフレットは初期しょきには共鳴きょうめいばん表面ひょうめんにも直接ちょくせつ配置はいちされた[3]。19世紀せいきゆびばんが(共鳴きょうめいばん表面ひょうめんからとおざかる方向ほうこうに)わずかにたかくなるように変更へんこうされ、そしてゆびばん共鳴きょうめいばんうえび、サウンドホールのえんまで延長えんちょうされた[3]。19世紀せいき後半こうはんはいると、スペインの名工めいこうであるアントニオ・デ・トーレスによってボディやまるみの大型おおがたつるの65cmへの延長えんちょうがなされ、音質おんしつ音量おんりょうおおきく改善かいぜんした。かれ改良かいりょうにより、クラシック・ギターの基本きほんてき形状けいじょうはほぼ完成かんせいした[6][7]

一方いっぽう、アメリカにつたわったギターは、19世紀せいき中頃なかごろ在来ざいらいバンジョー影響えいきょうけてつる従来じゅうらいのガットから金属きんぞくつるへと変化へんかした[8][9]。この変化へんかによりだい音量おんりょうせるようになったギターはバンジョーにわってアメリカで人気にんきのある楽器がっきとなったが、さらなるだい音量おんりょうもとめられて種々しゅじゅ試行錯誤しこうさくごおこなわれ、1920年代ねんだいにはボディに金属きんぞく共鳴きょうめいけたリゾネーター・ギター開発かいはつされた[10]

上記じょうきのようにアコースティック・ギター発展はってんしていったが、構造こうぞうてきだい音量おんりょう限界げんかい直面ちょくめんしていた。この解決かいけつさくとしてアンプによって音量おんりょう増幅ぞうふくさせることが考案こうあんされ[11]、1930年代ねんだい初頭しょとうエレクトリック・ギター発明はつめいされ、普及ふきゅうしていった[12]当初とうしょのエレクトリック・ギターは通常つうじょうのギターとおなじく内部ないぶ空洞くうどうのあるものであったが、構造こうぞうてきハウリングこしやすかった[13]ため、1950ねんには内部ないぶ空洞くうどうをなくしたソリッド・ギターが発売はつばいされ[14]以後いごエレクトリック・ギターの主流しゅりゅうはこのタイプのものとなった。

種類しゅるい

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ネックおりたたみしきTravel guitar

おと増幅ぞうふく方式ほうしきによる分類ぶんるい

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大分おおいたるいとしては、つる振動しんどうおよびそのおと空洞くうどうのある(はこじょう)ボディー(一種いっしゅヘルムホルツ共鳴きょうめい)で増幅ぞうふくさせる「アコースティック・ギター」と、つる振動しんどうピックアップ微弱びじゃく電気でんき信号しんごうとしてし、それを増幅ぞうふく回路かいろ(アンプ)電気でんきてき増幅ぞうふくさせる「エレクトリック・ギター」の2しゅ分類ぶんるいされる[12]

アコースティック・ギター

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アコースティック・ギターは、音楽おんがくジャンルごとにいくつかのタイプがあり、クラシックを中心ちゅうしんにさまざまな音楽おんがく使用しようされるクラシック・ギター、フラメンコの使用しようとくしたフラメンコギター、フォークソング・ロック・ポップスなどポピュラー音楽おんがく演奏えんそうおももちいられるスティールつるアコースティックギター(フォークギター)などに分類ぶんるいされる。このほか、ボディに金属きんぞく共鳴きょうめいけたリゾネーター・ギターや、アコースティック・ギターにピックアップを追加ついかして電気でんき信号しんごうせるようにしたエレクトリックアコースティックギターなどもある。

アコースティック・ギターは略称りゃくしょうぞくに「アコギ」ともばれる[15]

アコースティック・ギターという言葉ことばは、エレクトリック・ギターの登場とうじょうに、電気でんきてき増幅ぞうふくではなくボディの共鳴きょうめいによっておと増幅ぞうふくするギターを音響おんきょうがくてきな(acoustic アコースティック/アクースティック)ギターとんで区別くべつした言葉ことばレトロニム)である。語義ごぎてきには上記じょうきとおりクラシック・ギターなどもふくまれるが、日本にっぽんにおいてはアコースティック・ギター/アコギとった場合ばあいはスティールつるアコースティックギターをすことがおおい。

エレクトリック・ギター

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エレクトリック・ギターは、その構造こうぞうによって、ボディ内部ないぶ完全かんぜん中空なかぞらとなっているフルアコースティックギター、フルアコースティックギターにくらべるとボディがうす空洞くうどうちいさくなっているセミアコースティックギター、ボディ内部ないぶ空洞くうどうがないソリッドギターの3種類しゅるい分類ぶんるいされる。ソリッドギターの一部いちぶセミソリッドギター分類ぶんるいされることもある。

エレクトリック・ギターは「エレキギター」、さらにその略称りゃくしょうとして「エレキ」ともばれる[16][17]

つる本数ほんすうによる分類ぶんるい

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一般いっぱんてきなギターは6ほんつるつが、以下いかのようなつるかずやしたギターもある。

ナルシソ・イエペスとギター製作せいさくしゃホセ・ラミレス3せいにより開発かいはつされた。通常つうじょうの6げんくわえて低音ていおんがわに4ほんつる追加ついかされており、共鳴きょうめいによりゆたかなひびきをす。
通常つうじょうのギターのかくつるをユニゾンまたはオクターブで調しらべつるされた2ほんつるのペア(ふくつる)にえて、よりきらびやかでゆたかなひびきをねらったものである。

音域おんいきによる分類ぶんるい

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一般いっぱんてきなギターより音域おんいきたかく、あるいはひくくチューニングするギターもある。

ネックの本数ほんすうによる分類ぶんるい

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現代げんだい一般いっぱんてき構造こうぞう機能きのう

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フレットのついたゆびばんと6ほん(あるいは12ほん。2ほん1くみで6くみ)のつるをそなえ、(典型てんけいてきなものでは曲線きょくせんてき形状けいじょうの)どう(=ボディー)をそなえる。アコースティック・ギターのボディーは空洞くうどうになっており、共鳴きょうめいしたおとすサウンドホールがけられている。エレクトリック・ギターのボディーは空洞くうどうになっているものと空洞くうどうのないものの両方りょうほうがある。つるはしはボディーがわこま(ブリッジ)が、ネックがわにはナットがささえ、演奏えんそうしゃによってつるかれると、ブリッジとナットのあいだつる振動しんどうする。アコースティック・ギターでは、その振動しんどうがブリッジやナット経由けいゆでボディーにつたわり、ボディー全体ぜんたい振動しんどうし、つるとボディーの振動しんどうまれたおと空洞くうどう共鳴きょうめいさせることでおとす。エレクトリック・ギターでは、鉄製てつせいつる振動しんどうによる磁界じかい変動へんどうをピックアップによって電気でんき信号しんごうとしてす。

ヘッドには、かくつる張力ちょうりょく調整ちょうせいをしかくつるからおとのピッチ(=おとたかさ)を調整ちょうせいチューニング)するための糸巻いとま(ペグ)がある。6ほんつるふとさがことなり、演奏えんそうにギターをったとき上側うわがわ一番いちばんふとく(ピッチがひくく)、したかってじゅんほそく(ピッチがたかく)なるように配置はいちする。

アコースティック・ギターとエレクトリック・ギターのパーツめい

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アコースティック・ギター エレクトリック・ギター
   
  1. ヘッド
  2. ナット(上駒かみこま)
  3. ペグ(糸巻いとまき)
  4. フレット
  5. トラスロッド
  6. ポジションマーク
  7. ネック
  8. ヒール
  9. ボディー
  10. ピックアップ
  11. コントロールノブ
  12. ブリッジ
  13. ピックガード

ギターのつる本数ほんすうは6ほんのものが主流しゅりゅうであるが、に4げん-5げん、7げん–10げんのギター、12げんギター、18げんギターなどもある。また、ベースギターは4げんのものが主流しゅりゅうであるが、5げん6げんのものもひろ使つかわれ、1げん-3げん、7げん-10げん、12げんベースなどもある。

つる素材そざい金属きんぞくナイロンなどが使つかわれている。

つるふとさは「ゲージ番号ばんごう表現ひょうげんし、通常つうじょう単位たんい(ミリインチ)は省略しょうりゃくされる。1ほんずつ、あるいは6ほんセットなどで販売はんばいされており、セットの場合ばあい一番いちばんほそつる一番いちばんふとつる数字すうじのみをつなげて数字すうじ4けたぶ(れい:1げん 09 - 6げん 42 →「0942」)。

つる種類しゅるい材質ざいしつふとさはギターの音色ねいろおおきく影響えいきょうし、それぞれ独特どくとくひびきをち、ギターの音色ねいろ奏法そうほうのバリエーションをゆたかでうつくしいものにしている。

ナイロンつる

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クラシック(ガット)ギターでは高音こうおんがわ(1 - 3げん)にナイロンつるばれるやわらかいつるもちい、低音ていおんがわ(4 - 6げん)ではほそいナイロンのたばしん金属きんぞくせんけたつるもちいる[18][19]

かつてはひつじちょう(ガット)などからつくられたガットつるもちいられていたことから、クラシックギターは「ガットギター」としょうされた。だい2大戦たいせん戦災せんさい疲弊ひへいしたヨーロッパにおいてガットつる製造せいぞう減少げんしょうし、入手にゅうしゅ困難こんなんとなった。それをおぎなうためにナイロンつる開発かいはつされ、アンドレス・セゴビア使用しようしたため、ひろ使用しようされるようになった。

現在げんざいではナイロン、フロロカーボンなどの化学かがく合成ごうせい繊維せんい主流しゅりゅうであるが、近年きんねんではガットつる魅力みりょくさい評価ひょうかされはじめている。

スティールつる

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スティールつるアコースティックギターはそのとおりスティールつるばれる金属きんぞくせいつる使用しようする。また、エレクトリック・ギターもほとんどがスティールつる使用しようし、鉄製てつせいつる振動しんどうによる磁界じかい変化へんか信号しんごうとしてしている。

スティールつる芯線しんせんには、弾性だんせいそなえた鋼鉄こうてつせんピアノせん)が使用しようされる[20][21]高音こうおんがわほそつる芯線しんせんのみの1ほん針金はりがねじょうであるが、低音ていおんがわつる芯線しんせん金属きんぞくせんけたもの(つる)を使用しようする[22]ける金属きんぞくせんせん)にはてつニッケルステンレスブロンズフォスファーブロンズなどがもちいられる。

一般いっぱんてきには、スティールつるアコースティックギターようつるセットでは3げんから6げんつるに、エレクトリック・ギターようつるセットでは4げんから6げんつるになる。

つるふといほどおとふと迫力はくりょくがあるものになるが、押弦に必要ひつようちからおおきくなり、チョーキングなんがる。一般いっぱんてきにスティールつるアコースティックギターではライトゲージやミディアムゲージを使つかうプレイヤーがおおい。エレクトリック・ギターではライトゲージ・スーパーライトゲージ・エキストラライトゲージが一般いっぱんおお使つかわれる。しかし、おと迫力はくりょくもとめてよりふとつる使用しようするプレイヤーもおおい。

コーティングつる

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スティールつるつる表面ひょうめんにエナメルやテフロンなどのうすまくをコーティングしたつるで、さび腐食ふしょくつよく、通常つうじょうつるよりも丈夫じょうぶ長持ながもちする。あせをかきやすい演奏えんそうしゃや、頻繁ひんぱんつる交換こうかんをしたくない演奏えんそうしゃこのまれる。価格かかく通常つうじょうつるよりも高額こうがくである[23]

チューニング(調律ちょうりつ

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ギターの調律ちょうりつピアノなどとはことなりおおくは演奏えんそうしゃ自身じしんおこなわれる。曲目きょくもくわせて演奏えんそうちゅうおこなわれることもある。つる保持ほじするフレームが木材もくざいであるため調律ちょうりつくるいやすく、演奏えんそうまえ調律ちょうりつされることがおおい。プロの演奏えんそう場合ばあいはピアノと同様どうように「テクニシャン」とばれる専門せんもんおこな場合ばあいもある。

一般いっぱんてきなチューニング

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かくつるチューニング様々さまざまなものが使つかわれている。通常つうじょう低音ていおんがわ(6げん)のつるから「E-A-D-G-B-E」(82.41Hz-110Hzへるつ-146.83Hzへるつ-195.99Hzへるつ-246.94Hzへるつ-329.63Hzへるつ[注釈ちゅうしゃく 1]とする「スタンダード・チューニング」が一般いっぱんてきである。このチューニング方法ほうほうは「レギュラー・チューニング」ともばれる[24]

これはおおくのきょく対応たいおうできて、すうおおくのコード音階おんかいなどを場合ばあいのチューニングとして定着ていちゃくしている。

特殊とくしゅなチューニング

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以下いかげるような特殊とくしゅなチューニングは、「変則へんそくチューニング」とばれることがおおい。

オープンチューニングけい

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すべてのつる開放かいほうつるいたとき、あるコードのおとるチューニングを「オープン・チューニング」とぶ。たとえば「オープンGチューニング」とは、すべてのつる開放かいほうつるくとGのコードとなるチューニングである[25]。いずれもロックブルースフォークけい使つかわれることがおおい。とくに、スライドギターでは使用しようれいおおい。

D-A-D-F-A-D
オープンDチューニング。
E-B-E-G-B-E
オープンEチューニング。
D-G-D-G-B-D
オープンGチューニング。ローリング・ストーンズキース・リチャーズは、このチューニングから6げんはずして5ほんつるでプレイし、おおくのきょくした。

ダウンチューニングけい

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すべてのつる通常つうじょうのチューニングとおな音程おんてい間隔かんかくおとげていくチューニングを「ダウンチューニング」とぶ。通常つうじょうよりも低音ていおん構成こうせいされるため、音色ねいろに「重厚じゅうこうかん」や「虚脱きょだつかん」などを表現ひょうげんしやすい。

E-A-D-G-B-E
ハーフステップダウン・チューニング。ロックでは頻繁ひんぱんもちいられる、すべてのつる半音はんおんげたチューニング。シャープやフラットが5以上いじょう調しらべきょく使つかわれる場合ばあいおおい。
D-G-C-F-A-D
ホールステップダウン・チューニング。ヘヴィメタルとそのサブジャンルで頻繁ひんぱんもちいられる、すべてのつるいちおとげたチューニング。

これらのほかにも、ぜんつるいちおとはんげ、おとげ、おとはんげ……とつづ[注釈ちゅうしゃく 2]

ドロップチューニングけい

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D-A-D-G-B-E
ドロップDチューニング。フォークでよく使つかわれる。1–5げんはスタンダードチューニングで、6げん最低さいていおんつる)のみ、1おとげてDとなっている[24]。クラシックギターにおいては長調ちょうちょうやニ短調たんちょうきょくなどでよくもちいられ、このチューニングを前提ぜんていとしたさく編曲へんきょく枚挙まいきょひまがないほどおおい。その意味いみでは「だい2のレギュラー・チューニング」とんでもいとおもわれるほどである。このチューニングは最低さいていおんげることによる低音ていおんあつみや低音ていおんがわの3げんでのパワーコードの押弦が容易よういになるなどの理由りゆうハードロック、ヘヴィメタルでももちいられる。またこのチューニングをおこなったうえでのぜんつる半音はんおんげ、全音ぜんおんげ、いちおとはんげなどのチューニングほうもある。
D-A-D-G-B-D
ダブルドロップDチューニング。
D-G-D-G-B-E
ドロップD&Gチューニング。クラシックギターのレパートリーでのきょくすうおおいとはえないものの、このチューニングを前提ぜんていとしたさく編曲へんきょくとして、タレガ「タンゴ」、バリオス「郷愁きょうしゅうのショーロ」、およびアルベニス「セビリア」やグラナドス「ゴヤの美女びじょ」のギター編曲へんきょくばんなどがある。意外いがいとポピュラーなチューニングである。

そののチューニング

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D-A-D-G-A-D
レギュラーチューニングの6げん、2げん、1げんいちおとずつげたもの。そのつる音程おんていから「ダドガド(ダドガッド)・チューニング」とばれる。長調ちょうちょうとも短調たんちょうとも区別くべつできない特殊とくしゅなチューニングながら、幅広はばひろ応用おうようくため、一部いちぶでは多用たようされ愛好あいこうされている。とくにアイリッシュ音楽おんがくなどの民族みんぞくけい楽曲がっきょくもちいられることがおおい。レッド・ツェッペリンの「カシミール」は、このチューニングの代表だいひょうてき楽曲がっきょくである。
E-A-D-G-B-E
ナッシュビル・チューニング。3げんから6げんがレギュラーチューニングより1オクターブじょうにチューニングされている(12げんギターのふくつるのうち、高音こうおんがわつるのみをった状態じょうたい相当そうとうする)。日本にっぽんでは石川いしかわたか22さいわかかぐやひめふう)のバッキングに使用しようしてそのられるようになった。近年きんねんはナッシュビル・チューニングようつるセットも販売はんばいされている。

そのかくコードにわせたチューニングやそれらをわせたバリエーションもあり、独自どくじのチューニングをもちいて演奏えんそうするミュージシャンもすくなくない。スラックキーギターでは、ミュージシャンごとにチューニングがちがうとわれるほどである。またスティール・ギターでは、長和おさわおんではないAm、EmやC6などのオープン・チューニングもおおい。

そののギターのチューニング

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レキントギター英語えいごばん、は本来ほんらいスペインのquintoから造語ぞうごされたもの。つまり5意味いみ普通ふつうのギターより完全かんぜんうえのB-E-A-D-F#-Bに調しらべつるされる。ただし日本にっぽんつたわったころこのギターにつるがなく、ふとつるではれやすいため、完全かんぜんよんうえのA-D-G-C-E-Aに調しらべつるされた。おも演奏えんそうしゃはロス・インディオス・タバハラス、トリオ・ロス・パンチョスのアルフレード・ヒルである。

ギタレレ普通ふつうのギターの完全かんぜんよんじょうのA-D-G-C-E-Aで調しらべつるされる。

テナーギターばれるものもあり、これは一般いっぱんにC-G-D-Aで調しらべつるされるよんげんのギターで、多様たよう変則へんそくチューニングに対応たいおうできることから1960年代ねんだいのフォーク・シーンで愛用あいようされた。

いちいちかいおとらい(ニライ)はG-D-G-Dが基本きほんだが、和楽わらく要素ようそつためF-C-F-Cなどつるどうしの度数どすう(いち・オクターブじょういち・そのうえ、が基本きほん)さえまもられていれば多様たようなチューニングが可能かのう。4たかいチューニングが基本きほんとなるそうせい(かない)も同様どうよう

19世紀せいきまつ考案こうあんされ、コントラバスのチューニングと同一どういつキタローネ同名どうめい古楽こがくとはまったくの別物べつもの)が、1920年代ねんだいマンドリンオーケストラ活躍かつやくしたものの、音量おんりょうすくなさ、楽器がっき調達ちょうたつなん奏者そうしゃ確保かくほなんなどの理由りゆうにより、やがてコントラバスで代用だいようされてゆく。

アルチキタルラは、マンドローネおなじくA-D-G-Cに調しらべつるされ、これもマンドリンオーケストラよう開発かいはつされた楽器がっきだが現在げんざいでは奏者そうしゃがほとんどつからない。

かがみくにのギター[26]大阪芸術大学おおさかげいじゅつだいがくじゅん教授きょうじゅ中野なかのけいによって発明はつめいされたギターで2015ねん11月にモスクワのDOM Culture Centerで世界せかい初演しょえんされた。完全かんぜん基本きほんとしたE-B-G-D-A-Eに調しらべつるされる。左利ひだりききギタリストのためみぎよう通常つうじょうのギターを活用かつようしてもらえるような発明はつめい通常つうじょう左右さゆうぎゃくきにかまえて演奏えんそうされる。特許とっきょ弦楽器げんがっき[27]

制作せいさくにおける技術ぎじゅつじょう構造こうぞうじょう問題もんだいから、かく音程おんていについて理想りそうとするものから周波数しゅうはすうがずれる場合ばあいがあり、厳密げんみつ意味いみでは最適さいてきなチューニングはむずかしい。通常つうじょう開放かいほうつるおとでチューニングされるが、つるさえることでつる張力ちょうりょく(テンション)がかかるためである。エレクトリック・ギターではかくつるながさ、たかさを容易ようい調整ちょうせいできるため、一般いっぱんてきに、アコースティックギターよりは若干じゃっかんこまかいチューニングが可能かのうである。フレット項目こうもく参照さんしょう。なお、張力ちょうりょくによる音程おんてい変化へんか逆手さかて演奏えんそう技術ぎじゅつもある。くわしくは後述こうじゅつ

かまかた奏法そうほう

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基本きほんかまかた

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まず演奏えんそう基本きほん姿勢しせいやギターの保持ほじ方法ほうほうは、音楽おんがくのジャンルやギターの種類しゅるいなどによりことなる。

クラシックギターでは椅子いすすわって左足ひだりあしだいせ、あし位置いちたかくしてボディ側面そくめんのくぼみをひだりあし太股ふとももせ、ギターをからだ全体ぜんたいかかえるような姿勢しせい演奏えんそうをする。クラシック以外いがいでは、すわ場合ばあいでも、だい使つかわず、みぎあし太股ふとももに、あしみギター側面そくめんのくぼみ[注釈ちゅうしゃく 3]せて演奏えんそうをする場合ばあいと、あしまずにギターのくぼみをあしせる場合ばあいがある。(なおジャズギタリストはすわって演奏えんそうすることがおおかった。また1970年代ねんだい日本にっぽんのフォークシンガーすわって演奏えんそうすることがおおかった。)ハイスツール(めんたか椅子いす)を用意よういし、そこにしりせて演奏えんそうする方法ほうほうもある。

って演奏えんそうする場合ばあい、フォークギターなどではギターストラップをギターのネック部分ぶぶんとギターのボトム(しり)のとめがねにかけかたにかける方法ほうほうがあり、エレキギターではギターストラップの片方かたがたをギターのボトム(しり)のがねにかけるのはおなじだがもう片方かたがたはボディのがねにかける(ギターのネックにかけない)。ラテン音楽おんがくのギターなどではギターのサウンドホールにひっかけるフック利用りようくびから方法ほうほうなどがある。

みぎきの場合ばあい

みぎようのギターを使つかう。左手ひだりてでネックをってつるさえ、右手みぎてつるく。

左利ひだりききの場合ばあい

いくつかの方法ほうほうがある。

  • みぎようのギターを使つかい、みぎきのひとおなじように左手ひだりてでネックを右手みぎてつる方法ほうほう
この方法ほうほうのメリットは、みぎようのギターが入手にゅうしゅしやすいことで、他人たにんからみぎようのギターをりたりゆずってもらったりすることで練習れんしゅうができる。レッスンのさいにもみぎきの動作どうさをそのままコピーすればく、流通りゅうつうしているみぎよう教科書きょうかしょやタブもそのまま使つかえる。
このかたをするプレーヤーのれいとしてはビリー・コーガン[28]ロバート・フリップ[29][30]マーク・ノップラー[29]などがげられる。
  • 左利ひだりきようのギターを使つかい、右手みぎてでネックをつるさえ、左手ひだりてつる方法ほうほう
みぎきの先生せんせいからおしえてもらう場合ばあいは、つねに「かがみうつし」の動作どうさをすればよい。左利ひだりきようのギターの販売はんばいすうみぎようくらべてずくなく、ちいさな店舗てんぽでは販売はんばいされていないこともおおいのが難点なんてん
このかたをするプレーヤーのれいとしてはトニー・アイオミ[31]ポール・マッカートニー[28]などがげられる。

以下いかのような変則へんそくてき手法しゅほう使つかうプレイヤーも存在そんざいするが、ギターの大幅おおはば調整ちょうせい必要ひつようだったり、練習れんしゅう非常ひじょう困難こんなんだったりするなど難点なんてんおおい。

  • みぎようのギターをぎゃくち、つる左利ひだりきよう逆順ぎゃくじゅんえて演奏えんそうする方法ほうほう
アコースティック・ギターの場合ばあいは、つる逆順ぎゃくじゅんることは根本こんぽんてき非常ひじょうむずかしい[32]調整ちょうせい比較的ひかくてき容易よういなエレクトリック・ギターでも、ブリッジやナットの大幅おおはばなおしや調整ちょうせい必要ひつようになる。
このかたをしたプレーヤーのれいとして、ジミ・ヘンドリックス[33]などがげられる。
  • みぎようのギターをぎゃくち、つるならびが通常つうじょう上下じょうげぎゃく状態じょうたい演奏えんそうする方法ほうほう
通常つうじょうかたくらべて練習れんしゅう非常ひじょう困難こんなんである。たとえばダウンストロークをくと通常つうじょうかまかたのアップストロークのようなおとることになり、市販しはん楽譜がくふやタブどおりに演奏えんそうすることがむずかしくなる。
このかたをしたプレーヤーのれいとしてはアルバート・キング[34]などがげられる。
  • みぎようのギターをぎゃくち、「かがみくにのギター」の状態じょうたい演奏えんそうする方法ほうほう
通常つうじょうかた遜色そんしょくがなく快適かいてきである。
このかたをしたプレーヤーのれいとしては大阪芸術大学おおさかげいじゅつだいがくじゅん教授きょうじゅ中野なかのけいなどがげられる。

つるさえかた基本きほん

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クラシック音楽おんがくやフラメンコ音楽おんがくなどでは、つるさえるは、ネックのしたがわをくぐるようにして親指おやゆびをネックの裏側うらがわて、人差ひとさゆびから小指こゆびまでの4ほんゆびつるさえるのが基本きほん姿勢しせいとなる(クラシックスタイル)。

一方いっぽう、ブルースやロックの世界せかいでは、親指おやゆびひょうゆびばんがわしてネックをにぎむようなさえかた使つかわれ、さらに親指おやゆびだい6げん(通常つうじょういちばん上部じょうぶ位置いちし、もっとひくおと担当たんとうする)をさえるという技法ぎほうもある。

 
バレー / セーハとうテクニック。コードはFm (エフ・マイナー)。人差ひとさゆび複数ふくすうつる保持ほじ

コードを演奏えんそうするさい基本きほんてきには左手ひだりてゆび1ほんにつきつる1ほんさえるが、この場合ばあい、6ほんつるうち、4ほんさえることしかできない。必然ひつぜんてきさえられていない「開放かいほうつる」のおとこんじることがあり、比較的ひかくてきんだ、びやかなひびきとなる。この左手ひだりてのポジションを、オープンコード、もしくはローポジションという。オープンコードは、開放かいほうつるおおいほどんだびやかなおとるが、おとこまかくリズミカルにめるのが困難こんなんで、楽曲がっきょくのリズムかんそこなわれがちになる。

一方いっぽう左手ひだりて人差ひとさゆびかせて使つかい、1 - 6げんや1 - 5げんなど複数ふくすうつるいちさえたうえで、のこりの3ほんゆび併用へいようしてコードのかたちつくるポジションもあり。この人差ひとさゆび技術ぎじゅつバレー、もしくはセーハい、これによってつくられた左手ひだりてのポジションをハイコードバレーコードなどとう。ハイコード(バレーコード)は、こまかくリズミカルにおとめることができ、楽曲がっきょくのリズムかんやビートかんせるが、そのわりにオープンコードのようなんだびやかなおとづらい。

フォークミュージックの伴奏ばんそうせんもんのギターなどでは、どうしてもけないハイコードがある初心者しょしんしゃ中級ちゅうきゅうしゃは、カポタスト短縮形たんしゅくけいは「カポ」)というアクセサリーで、ある程度ていどハイコードをけるという手法しゅほうもちいられる(だが、ロックミュージックでは、とくにエレキギターでは、基本きほんてきにカポタストは使つかわない)。おまけにオープンコードは開放かいほうつるおとつづけるのをささやかにリズミカルに制御せいぎょするのはむずかしいという短所たんしょがあり、ビートのきいたキレのある演奏えんそう困難こんなんである。したがってリズムかんやビートかんあふれる楽曲がっきょく楽譜がくふでハイコードで演奏えんそうするよう指示しじされている部分ぶぶんはハイコードのままくのがのぞましく、一方いっぽう楽譜がくふでオープンコードで演奏えんそうするよう指示しじされている部分ぶぶんはオープンコードのままくのがのぞましい。

なおカポタストは上述じょうじゅつ場合ばあいだけでなく、コードのボイシング開放かいほうつる独特どくとくんだびやかな音色ねいろかしたまま移調いちょうするための道具どうぐとして使つかわれることもある。とく歌謡かようきょく伴奏ばんそうにギターを使つか場合ばあいは、ヴォーカルの音域おんいきあわせてカポを移動いどうさせるだけで楽曲がっきょくおとだかげでき(まるでカラオケ装置そうち伴奏ばんそうおとだか調整ちょうせいのように使つかえて)簡単かんたんで、便利べんりではある。ただし、カポタストで移調いちょうする方法ほうほうは、基本きほんてき楽曲がっきょくはじまるまえにそれの位置いちめておかなければならず、きょく途中とちゅう移調いちょう転調てんちょうはかなり困難こんなんだという短所たんしょはある。一方いっぽう、ハイコードをきわめれば、カポという道具どうぐしに、自分じぶんゆびだけで、いかなる瞬間しゅんかんにもすべての移調いちょう転調てんちょう自由自在じゆうじざいにできるようになり、きょく途中とちゅうでも即興そっきょう演奏えんそうでも、自由自在じゆうじざい転調てんちょうすることができるようになる。歌謡かようきょく伴奏ばんそうようのギターではない場合ばあい、たとえばクラシックギターの独奏どくそうきょくなか移調いちょう転調てんちょうやロックのエレキギターのソロパートの移調いちょう転調てんちょうは、カポは使つかわずハイコードを駆使くししておこなわれるほうが一般いっぱんてきである。

なお、アルペジオ奏法そうほううにおよばず、ストローク奏法そうほうでも、特定とくていつるかない、もしくはらさないことが可能かのうであるため、以上いじょう記述きじゅつはあくまで一般いっぱんろんである。おとるとこまつるについては、左手ひだりて任意にんい部分ぶぶんかるれておくことによって、発音はつおんをほぼおさえることができる。この技法ぎほうミュートという[注釈ちゅうしゃく 5]。アルペジオやソロで本来ほんらいかないつるであっても、あやまって適切てきせつでないつる演奏えんそうされることをふせぐため、予防よぼうとしてミュートしておくこともある。バレーコードでも、1 - 5げんまでのバレー(セーハ)では人差ひとさゆびさきで6げんをミュートしておくことがおおい。

奏法そうほう

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右手みぎてについて)クラシックギターでは、複数ふくすうつる別々べつべつき、複数ふくすうゆび必要ひつようがあるのでピックは普通ふつうもちいない[35]。なお親指おやゆびから薬指くすりゆびまでを使つか[35]小指こゆび使つかわない)。クラシックギターはもともと独奏どくそうよう楽器がっきであり[35]、クラシックギターよう楽曲がっきょくは(右手みぎてゆび一本いっぽんいちほん独立どくりつもちいて)伴奏ばんそう旋律せんりつ同時どうじかなでる独奏どくそうきょくおおい。

クラシックギター以外いがいのアコースティックギターは伴奏ばんそうようもちいられることがおおく、右手みぎてほうゆびやピックですべてのつる一気いっきらすストローク奏法そうほうおおい。ストローク奏法そうほうは、フラメンコ・ギターではダウンストロークの場合ばあい小指こゆびから人差ひとさゆびけて4ほんゆび指先ゆびさきをきっちりとめてろす[36]。アップストロークの場合ばあい親指おやゆびつめしたからげるように[36]通常つうじょうの4ほん使つかわない[36])。

エレクトリック・ギターではピックをもちいたソロ演奏えんそうもある。

ギターのメーカー・ブランド

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脚注きゃくちゅう

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注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ 周波数しゅうはすうA=440Hzへるつ平均へいきんりつ場合ばあいものであり、あくまでいちれいである。
  2. ^ ただしいちおとはん以上いじょうのチューニングは、デスメタルやブルータルけいブラックメタルなど、一部いちぶのジャンルに使用しようされることがほとんどである。
  3. ^ 近年きんねんのクラシックギター以外いがいのギターでは、くぼみのないデザインのものもある。
  4. ^ a b 基本きほんてきにクラシック音楽おんがく以外いがいでは普通ふつうあしだい使つかわない。
  5. ^ 右手みぎておこなうミュートもあるが、目的もくてきべつのものであることがおおい。

出典しゅってん

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関連かんれん項目こうもく

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外部がいぶリンク

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