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平均律 - Wikipedia

平均へいきんりつ

1オクターヴを均等きんとう周波数しゅうはすう分割ぶんかつした音律おんりつ

平均へいきんりつ(へいきんりつ)(えい: equal temperament)は、オクターヴ均等きんとう分割ぶんかつした音律おんりつ[1]西洋せいよう音楽おんがくもちいられるじゅう平均へいきんりつがよくられているが、そのにも種類しゅるい考案こうあんされている。

じゅう平均へいきんりつ

編集へんしゅう

じゅう平均へいきんりつとは、1オクターヴを12等分とうぶんした音律おんりつである。となおと半音はんおん)の周波数しゅうはすうひとしく (100セント)となる。

1オクターヴを12等分とうぶんするという方法ほうほうによるじゅう平均へいきんりつでは、1(ユニゾン)と8(オクターヴ)をのぞいて簡単かんたん整数せいすう比率ひりつによる純正じゅんせい音程おんていられない。そのわりピタゴラス音律おんりつちゅうぜん音律おんりつしょうじるいちじるしく誤差ごさおおきな音程おんてい(ウルフ)によってさまたげられることく、すべての調しらべ演奏えんそう可能かのうで、転調てんちょう移調いちょう自由じゆうおこなえる[ちゅう 1]じゅう平均へいきんりつでは半音はんおんおおきさは均一きんいつであり、異名いみょう同音どうおん実際じっさいおなおんとなる。じゅう平均へいきんりつはピタゴラス音律おんりつ調整ちょうせいしてピタゴラスコンマすべての完全かんぜん5均等きんとう拡散かくさんした音律おんりつであるとかんがえることもできる。その結果けっかじゅう平均へいきんりつ完全かんぜん5純正じゅんせい音程おんていから1/12ピタゴラスコンマぶんせまくなっているものの、その比較的ひかくてきすくない。一方いっぽう長短ちょうたんの3は、ピタゴラス音律おんりつよりは純正じゅんせい音程おんていちかいが、依然いぜんとしておおきい。

平均へいきんりつギターなどのフレットしき弦楽器げんがっきとの親和しんわせいたかい。楽器がっき調律ちょうりつにおいて、純正じゅんせい音程おんていは2つのおと同時どうじ倍音ばいおんうなりえるようにすることで調律ちょうりつできるが、平均へいきんりつではユニゾンとオクターヴ以外いがい純正じゅんせい音程おんてい存在そんざいしないため、鍵盤けんばん楽器がっきなどの調律ちょうりつ容易よういではない。一方いっぽう、フレットしき楽器がっきモノコードなどでは、幾何きかてきつる分割ぶんかつてん設定せっていすることで平均へいきんりつ実現じつげんできる。また、フレットしき楽器がっきでは、平均へいきんりつ以外いがい半音はんおん音程おんてい一定いっていでない音律おんりつでは、かくつるたいするフレット間隔かんかくそろわず、直線ちょくせんのフレットをもちいるには不都合ふつごうである。

音程おんてい じゅう平均へいきんりつによる 数値すうち セント 純正じゅんせい音程おんてい 純正じゅんせい音程おんていのセント セント
(純正じゅんせい)-(平均へいきん)
いち   1.000000 0   = 1.0000000 0.00 0
たん   1.059463 100   = 1.06666 111.73 +11.73
ちょう   1.122462 200   = 1.1250000 203.91 +3.91
たんさん   1.189207 300   = 1.2000000 315.64 +15.64
ちょうさん   1.259921 400   = 1.2500000 386.31 -13.69
完全かんぜんよん   1.33484 500   = 1.33333 498.04 -1.96
さん全音ぜんおん   1.414214 600   = 1.4062500 590.22 -9.78
完全かんぜん   1.498307 700   = 1.5000000 701.96 +1.96
たんろく   1.587401 800   = 1.6000000 813.69 +13.69
ちょうろく   1.681793 900   = 1.66666 884.36 -15.64
たんなな   1.781797 1000   = 1.77777 996.09 -3.91
ちょうなな   1.887749 1100   = 1.8750000 1088.27 -11.73
はち   2.000000 1200   = 2.0000000 1200.00 0

中国ちゅうごくでは、 あきらだい後期こうきしゅ(1536ねん - 1611ねん)は、伝統でんとうてきじゅうりつもとかたであるさんふん損益そんえきほう批判ひはんし、まんれき12ねん(1584ねん)に『りつがく新説しんせつ』のなかで、あたらしい方法ほうほう新法しんぽうみつりつ」を提唱ていしょうした[2]。これが2の12じょうもとづく平均へいきんりつ算出さんしゅつ最初さいしょれいである。しゅ堉の計算けいさん方法ほうほうは、まずオクターヴを平方根へいほうこんで2等分とうぶんしてぞう4/げん5(3全音ぜんおん)をいでそれを平方根へいほうこんで2等分とうぶんしてたん3(1全音ぜんおん半音はんおん)を最後さいごにこれを立方根りっぽうこんで3等分とうぶんしてたん2半音はんおん)をるものである。かれはその計算けいさん結果けっかを25けたかず記述きじゅつした。

この背景はいけいとしては、まず前漢ぜんかんまつきょうぼうによるピタゴラス・コンマ認識にんしきがあった。きょうぼう解決かいけつでは『ぞく漢書かんしょ』や『そうしょ』のりつれきこころざしにあるように、従来じゅうらいさんふん損益そんえき多重たじゅうかえして近似きんじ精度せいどたかめてろくじゅうりつつくり、南北なんぼくあさ時代じだいそうもとよしみ年間ねんかんぜにらくさらにそれをすすめてさんひゃくろくじゅうりつつくったが、煩雑はんざつすぎていずれも実際じっさい音楽おんがく演奏えんそうには利用りようされずにわった。げんよしみ24ねん(447ねん)ころになにうけたまわてん(370ねん - 447ねん)は、ピタゴラス・コンマに相当そうとうするりつかんながさを12でり、各々おのおのおとった。これはじゅう平均へいきんりつとはことなるが、従来じゅうらいさんふん損益そんえき絶対ぜったいするかんがえからはいちしている。また、さんふん損益そんえきよりはかなりじゅう平均へいきんりつちかい。

これら理論りろんてきみとはべつに、実践じっせん現実げんじつてき解決かいけつ方法ほうほう発達はったつさせていたとおもわれる。たいはじめじゅうねん(なな)、理論りろんの荀勗・ちょうはな演奏えんそうれつあいだ論争ろんそうがあった。前者ぜんしゃ理論りろんてき論難ろんなんたいし、後者こうしゃふえ相伝そうでん技法ぎほう問題もんだいなく調律ちょうりつができるとしている。しゅも、「ぞくこう口伝くでんしたがえりてたるをるなきも、うたがうらくは古人こじんのこほうはかくのごときならん....そのした俚なるをもってこれをゆるがせすべからず」 (『りつがく新説しんせつ巻一けんいちみつりつりつしょうもとむ」, 堀池ほりいけ, 2010より転載てんさい)とべている。当時とうじ実践じっせん経験けいけんてきじゅう平均へいきんりつちか技法ぎほうもちいていており、それにしゅ影響えいきょうをうけた可能かのうせいがある(堀池ほりいけ、2010)。

だが、しゅのちかれ理論りろん定着ていちゃくしなかった。きよしかん熙帝の勅命ちょくめいにより編纂へんさんされた『りつりょ正義まさよしまえへんでは、一部いちぶかれ理論りろんれるものの、結局けっきょく伝統でんとうてきさんふん損益そんえきえらんでいる(田中たなか, 2015)。

日本にっぽんでは和算わさん中根なかねもとけいが『りつげん発揮はっき』(元禄げんろく5ねん、1692ねん)において、1オクターヴを12じょうひら平均へいきんりつつく方法ほうほう発表はっぴょうした。

インドでははっきりしないが、カルナータカ音楽おんがく英語えいごばんみなみインド古典こてん音楽おんがく)の世界せかいにおける17世紀せいき理論りろんヴェーンカタマキー英語えいごばんの72メーラカルタ理論りろんAsampurna Melakarta)は、オクターヴを12半音はんおんけるかんがかたをとっている。

古代こだいギリシャでは、ピタゴラス・コンマは、でんユークリッド『音響おんきょうがく』で指摘してきされている。アリストクセノスぜん4世紀せいきごろ)は「5は4よりも全音ぜんおんおおきく、4は2全音ぜんおんはん相当そうとうし、全音ぜんおんは2つのひとしい半音はんおん、3つのひとしい3ふんおん、4つのひとしい4ふんおんかれる」と記述きじゅつした。アリストクセノスはオクターヴを12等分とうぶんするという意味いみでの平均へいきんりつ記述きじゅつしていないが、「全音ぜんおん半音はんおん2つ」という規定きてい平均へいきんりつ共通きょうつうしている。ピタゴラス音律おんりつでは2半音はんおん全音ぜんおんにならない。ただし、アリストクセノスはかずによる音楽おんがく理論りろん積極せっきょくてきでなく、上記じょうき議論ぎろん数理すうりてき見通みとおしがあったわけではない。

ヨーロッパ最初さいしょ平均へいきんりつを2の12じょうもとづいて算出さんしゅつしたのはシモン・ステヴィン(1548ねん - 1620ねん)で、かれ完成かんせい稿こう Van de Spiegheling der singconst (1605ねんごろ[3]において、オクターヴを10000:5000として平均へいきんりつ記述きじゅつした。ステヴィンの平均へいきんりつ理論りろんからの誤差ごさは±0.43セント未満みまんである。のちマラン・メルセンヌ(1588ねん - 1648ねん)が Harmonie universelle (1636ねん)においてオクターヴを2000000:1000000として平均へいきんりつ記述きじゅつした。

ヨーロッパにおいて、リュートギターヴィオラ・ダ・ガンバなどのフレットしき弦楽器げんがっきは、16世紀せいきには平均へいきんりつ一般いっぱんてき使用しようされていた可能かのうせいたか[4]マルティン・アグリコラ英語えいごばんMusica instrumentalis deudsch (1545ねん)で「リュート奏者そうしゃやヴィオラ・ダ・ガンバ奏者そうしゃだい多数たすうは、すべてのフレットをひとしくする……それぞれのフレットはしょう半音はんおんとなる」とべている[5]ヴィンチェンツォ・ガリレイは『新旧しんきゅう音楽おんがく対話たいわ』(1581ねん)のなかで、半音はんおんを18:17(99.7セントでやく100セント)とするフレット装置そうちほうしるしており、これによって実用じつようてき十分じゅうぶん精度せいど平均へいきんりつによるフレットの位置決いちぎめが可能かのうである。かれはリュートの音律おんりつ鍵盤けんばん楽器がっきとはことなるとして、均一きんいつなフレットで大小だいしょう半音はんおんたり、補助ほじょフレットを追加ついかしたりすることを批判ひはんしている[6]ホアン・カルロス・アマートスペインばんのギター教本きょうほん『ギターラ・エスパニョーラ』(1596ねん)では、24のすべての調しらべ三和音さんわおんそうかた左手ひだりてゆびさえかたしめ図表ずひょうもちいてしるされており、それらに番号ばんごうることで任意にんい調ちょうにおける一定いってい和音わおん進行しんこう一覧いちらんひょうにしてしめされている。ちゅうぜん音律おんりつ調律ちょうりつされていたであろう鍵盤けんばん楽器がっきとの合奏がっそうにおける、音律おんりつ不一致ふいっちによる問題もんだいは16世紀せいき中葉ちゅうようから報告ほうこくされている[7]

鍵盤けんばん楽器がっきにおいても、17世紀せいき初頭しょとうには一定いってい精度せいどで、また一定いってい範囲はんい平均へいきんりつ実用じつようされていたと主張しゅちょうする専門せんもんもおり、ジローラモ・フレスコバルディ(1583ねん - 1643ねん)やヨハン・ヤーコプ・フローベルガー(1616ねん - 1667ねん)がすでに平均へいきんりつ使用しようしていたというせつもある (Lindley 1980)。ジャン=フィリップ・ラモーは『和声わせい生成せいせい』(1737ねん)において平均へいきんりつ推奨すいしょうし、「任意にんいのキーをめ、そこから正確せいかく調律ちょうりつし、それをほんのわずかせまくする。こうしてあるからべつひくほうからたかほう最後さいごまでおこなう」というかたち実践じっせんてき調律ちょうりつほうべている。ダニエル・ゴットロープ・テュルクの『クラヴィーア教本きょうほん』(1789ねん)の記述きじゅつによれば、ヨハン・フィリップ・キルンベルガーが『純正じゅんせい作曲さっきょく技法ぎほう』(1771 - 79ねん)のなかで、平均へいきんりつかならずしも有益ゆうえきではないとして、自身じしん考案こうあんした均等きんとうりつ(キルンベルガーだいほう)を推奨すいしょうした当時とうじには、すで平均へいきんりつがほぼ一般いっぱんてきれられていた。一方いっぽうでイギリスのオルガン製作せいさくしゃたちは1850ねんごろまで平均へいきんりつもちいようとしなかった[8]

しばしば議論ぎろん対象たいしょうとなるヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685ねん - 1750ねん)の『平均へいきんりつクラヴィーアきょくしゅう』(どく原題げんだい Das Wohltemperirte Clavier )については、かつてはバッハが平均へいきんりつもちいれば、オクターヴの12のおと主音しゅおんとする24の長短ちょうたん調ちょう作曲さっきょくできることをしめしたものとされていた。その、20世紀せいき後半こうはん古楽こがく研究けんきゅうすすむにつれてちゅうぜん音律おんりつをはじめとする古典こてん調律ちょうりつへの関心かんしんたかまり、Wohltemperirteとは『よく調整ちょうせいされた音律おんりつ』という意味いみであり、かならずしも平均へいきんりつ意味いみするものではなく、むしろバッハが意図いとしたのはヴェルクマイスターの調律ちょうりつほうのような、すべての調しらべ演奏えんそう可能かのう均等きんとうりつであるというかんがえが一般いっぱんてきとなっている。

20世紀せいきひろまった調しらべ音楽おんがくとくじゅうおと技法ぎほうは、すべての半音はんおん均等きんとうあつか平均へいきんりつ性質せいしつとのむすきがつよい。

現在げんざいでは、平均へいきんりつ標準ひょうじゅんてき音律おんりつとしての地位ちい確立かくりつしている。電子でんしオルガンシンセサイザーなどの電子でんし楽器がっき平均へいきんりつ基準きじゅんにしているものがおおい(ただし、電子でんし楽器がっきでは近年きんねん古典こてん調律ちょうりつ、さらには自由じゆう調律ちょうりつほう変更へんこう可能かのう機能きのうつものがえている)。しかし、平均へいきんりつ標準ひょうじゅんであるとはいえ、鍵盤けんばん楽器がっきなどのおとだか固定こていされた楽器がっきのぞけば、つねにそれにしたがうわけではない。音律おんりつ設定せっていはあらゆる楽器がっきにとって重要じゅうようなこととはかぎらない。声楽せいがくはもちろんヴァイオリンなどのフレットの弦楽器げんがっきや、金管楽器きんかんがっきなどでは、演奏えんそう奏者そうしゃ様々さまざまほろ調節ちょうせつおこなわれることがおおい。ギターなどフレットをそなえた弦楽器げんがっきではチョーキングばれるつるさえかたおとあなそなえた木管もっかん楽器がっきでもくちかたちによるアンブシュアとう奏法そうほうじょう工夫くふう調節ちょうせつがなされる。先述せんじゅつ鍵盤けんばん楽器がっきでも楽器がっきピッチベンドという機能きのうそなわっていれば演奏えんそうちゅう固定こていされたおとだかから一時いちじてきにずらすことが可能かのうである。

じゅう平均へいきんりつたいしては、以下いかのような批判ひはんがある。

  • ジャン=ジャック・ルソーはその著作ちょさく近代きんだい音楽おんがく論究ろんきゅう[9]』でじゅう平均へいきんりつ批判ひはんしている。
  • グスタフ・マーラーは、ちゅうぜん音律おんりつ調律ちょうりつがされなくなったことは西洋せいよう音楽おんがくにとっておおきな損失そんしつだとなげいた。
  • フランツ・ヴュルナーは、1875ねん発表はっぴょうした『コールユーブンゲン』の序文じょぶんにおいて、ほんさく練習れんしゅうさいにははじめは楽器がっきもちいずにおこない、最後さいご伴奏ばんそうけるべきであるがそのさいには平均へいきんりつによるピアノをもちいてはならないといましめ、「平均へいきんりつによるピアノをたよりにしては、ただしい音程おんていのぞめない」と批判ひはんしている。
  • マックス・ヴェーバーは『音楽おんがく社会しゃかいがく[10][11][12]』(1910ねんごろ)で、ピアノで音感おんかん訓練くんれんおこなうようになったこと精微せいび聴覚ちょうかくられないことはあきらかだと記述きじゅつした。
  • ハリー・パーチルー・ハリソンラ・モンテ・ヤングなど、現代げんだい音楽おんがくじゅう平均へいきんりつ使用しようしないこころみがなされている。

じゅう平均へいきんりつ以外いがい平均へいきんりつ

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理論りろんてき追求ついきゅうから、1オクターヴを12等分とうぶんするよりもさらに微細びさい分割ぶんかつをする様々さまざま平均へいきんりつつくられている[ちゅう 2]。これらの音階おんかいおも微分びぶんおんゼンハーモニック音楽おんがく文脈ぶんみゃく活用かつようされる。

ボーザンケット(R.H.M.Bosanquet)は1876ねん53平均へいきんりつもちいて1オクターヴに53の鍵盤けんばん楽器がっき発表はっぴょうしたが演奏えんそう困難こんなん実用じつようされたとはがたい。 現在げんざいトルコ古典こてん音楽おんがくでは、9:8の音程おんてい全音ぜんおんを9等分とうぶんした音程おんてい最小さいしょう音程おんていとして使つかう。9:8すなわちやく203.910セントの全音ぜんおんを9等分とうぶんした音程おんていやく22.657セント、53平均へいきんりつの1りつやく22.642セントであり、これは事実じじつじょう53平均へいきんりつにかなりちかい。

12等分とうぶんよりすくない平均へいきんりつ

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脚注きゃくちゅう

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注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ じゅう平均へいきんりつ以外いがいにもウルフを解消かいしょうして、すべての調しらべ演奏えんそう可能かのうとした様々さまざま音律おんりつ存在そんざいする。ウェル・テンペラメント参照さんしょう
  2. ^ じゅう平均へいきんりつ以外いがい平均へいきんりつ現代げんだい音楽おんがくではしばしばもちいられている。

出典しゅってん

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  1. ^ 改訂かいてい新版しんぱん 世界せかいだい百科ひゃっか事典じてん平均へいきんりつ』 - コトバンク
  2. ^ しゅ音楽おんがく理論りろん思想しそうてき研究けんきゅう田中たなか 有紀ゆうき 東京大学とうきょうだいがく大学院だいがくいん人文じんぶん社会しゃかいけい研究けんきゅう文学部ぶんがくぶ
  3. ^ Van de spiegheling der singconst”. Diapason.xentonic.org (2009ねん6がつ30にち). 2012ねん12月29にち閲覧えつらん
  4. ^ ディエゴ・オルティス 『オルティス変奏へんそうろん 16世紀せいきディミニューション技法ぎほう手引てびしょ平尾ひらお 雅子まさこ(編集へんしゅう, 翻訳ほんやく)、濱田はまだ しげるろう(監修かんしゅう)、アルテスパブリッシング、2010ねんISBN 978-4-903951-263
  5. ^ Mark Lindley, Lutes, viols, and temperaments, Cambridge University Press, 1984, p. 22.
  6. ^ Vincenzo Galilei (1584) 『フロニモ - リュートの賢者けんじゃ - 』 菊池きくちしょうやく水戸みと茂雄しげお監修かんしゅう東京とうきょうコレギウム、2009ねん
  7. ^ ハーヴェイ・ターンブル 『ギター - ルネサンスから現代げんだいまで』 浜田はまだしげるろう(翻訳ほんやく)、音楽之友社おんがくのともしゃ、1985ねん
  8. ^ Stephen Bicknell, The History of the English Organ, Cambridge University Press, 1996, ISBN 978-052155026-0, p. 382.
  9. ^   Jean-Jacques Rousseau (フランス語ふらんすご), Dissertation sur la musique moderne, ウィキソースより閲覧えつらん 
  10. ^ Die rationalen und soziologischen Grundlagen der Musik (1921)
  11. ^ Die rationalen und soziologischen Grundlagen der Musik - Google ブックス
  12. ^ Die rationalen und soziologischen Grundlagen der Musik - Google ブックス

参考さんこう文献ぶんけん

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  • Keller, H. Die Klavierwerke Bachs ein Beitrag zu Geschichte, Form, Deutung und Wedergabe. Leipzig: 1950.(邦訳ほうやく:ヘルマン・ケラー 『バッハのクラヴィーア作品さくひん』 音楽之友社おんがくのともしゃ、1972ねん)。
  • Lindley, Mark. "Temperaments." The New Grove Dictionary of Music and Musicians. vol. 18, 1980. pp. 660-674.
  • ヨハン・フィリップ・キルンベルガー純正じゅんせい作曲さっきょく技法ぎほう東川ひがしがわ 清一せいいちやく春秋しゅんじゅうしゃ、2007ねんISBN 978-4393930229
  • 田中たなか有紀ゆき江永えながじゅう平均へいきんりつ解釋かいしゃくかわらくしょがく日本にっぽん中国ちゅうごく学会がっかいほう 67ごう 2015ねん
  • ダニエル・ゴットロープ・テュルク 『クラヴィーア教本きょうほん東川ひがしがわ 清一せいいちやく春秋しゅんじゅうしゃ、2000ねんISBN 978-4393930137
  • 平凡社へいぼんしゃ音楽おんがくだい事典じてん』 「音律おんりつこう小泉こいずみ文夫ふみお岸辺きしべ成雄しげお平野ひらの健次けんじによる執筆しっぴつ部分ぶぶん白砂しらすな昭一しょういちによる音律おんりつひょう、「インド」こう的場まとば裕子ゆうこによる執筆しっぴつ部分ぶぶん、1983ねん
  • 平島ひらしま達司たつじ 『ゼロ・ビートのさい発見はっけん』 ショパン、1983ねんISBN 4883641783
  • 堀池ほりいけ信夫しのぶ中国ちゅうごく音律おんりつがく発展はってん儒教じゅきょう」、 堀池ほりいけ信夫しのぶかんだい思想しそう明治めいじ書院しょいん 2010 所収しょしゅう
  • 藤枝ふじえだまもるひびきの考古学こうこがく音律おんりつ世界せかい はじめて音楽おんがく出会であほん音楽之友社おんがくのともしゃ、1998ねんISBN 427633084X
  • 山本やまもとけんろう 『アリストクセノス『ハルモニア原論げんろん』の研究けんきゅう東海大学とうかいだいがく出版しゅっぱんかい、2001ねん

関連かんれん項目こうもく

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外部がいぶリンク

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