1925年ローマにて創業。当初毛皮工房であった。1990年代に一時経営難に陥るが、プラダとLVMHの合弁会社に買収されて再建。その後、プラダが保有した全株式をLVMHが取得し、LVMHグループの一員となった。ブランドアイコンとして、縦縞の<ペカン>や<F>を組み合わせた<ダブルFズッカ>、文字盤にカラージュエリーを埋めこんだ美しい時計、<クレイジーカラット>がよく知られている。
現在では、毛皮・バッグ・靴などのレザーグッズをはじめ、服飾、サングラス、宝飾品、時計など、広い分野をカバーしている。展開商品は女性向けのものが多数であったが、2000年代後半から男性向け商品についても展開を本格化させている。
婦人服、ファー製品は<シャネル>と同じドイツ人の<カール・ラガーフェルド>(Karl Lagerfeld)、紳士服は創業家のシルヴィア・フェンディがデザインしている。
2020年9月、キム・ジョーンズがフェンディのクチュールとウィメンズウェアのアーティスティック ディレクターに就任。
ローマ、ミラノ、フィレンツェなど主要都市。
ニューヨーク、ボストン、ビバリーヒルズ、ラスベガス、ヒューストンといった大都市の他、リゾート地のアスペンやコスタメサ等にもある。
日本国内の直営路面店
編集
- LVMH - フェンディを経営するフランスの複合企業、LVMHモエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン
- DFSグループ
- シャネル - フェンディと同じカール・ラガーフェルドがデザイナーを務める。