IBM MCCS

IBM MCCS（IBM マネージド・クラウド・コンピューティング・サービス）は日本にっぽんIBMが2009年ねんより提供ていきょうする企業きぎょう向むけのクラウドサービス。日本にっぽん国内こくないのデータセンターに設置せっちされたメインフレームやサーバーやストレージなどを従したがえ量りょう課金かきん型がたのアウトソーシング契約けいやくで提供ていきょうする。

概要がいよう

2009年ねん7月がつ30日にち、日本にっぽんIBMは「稼働かどう率りつ99.999％」との高水準こうすいじゅんの稼働かどう保証ほしょうを掲かかげた「シェアード・クラウド・サービス」としてIBM MCCSを発表はっぴょうした。提供ていきょう対象たいしょうは当初とうしょはx86サーバーのSystem xおよびストレージのSystem Storageのみであったが、段階だんかい的てきにメインフレームのSystem z、UNIXサーバーのPower Systemsも追加ついかされ、以下いかの3種類しゅるいとなった。

• MCCS for IA : Windows / Linux
• MCCS for UNIX : AIX
• zSHS : IBM System zメインフレームのシェアード・ホスティング・サービス

2010年ねんに千趣会せんじゅかいや工学院大学こうがくいんだいがく、2011年ねんに福井銀行ふくいぎんこう、日新製鋼にっしんせいこうなどでの採用さいようが発表はっぴょうされた。書籍しょせき「企業きぎょうシステムのためのパブリッククラウド入門にゅうもん　主要しゅようベンダ11社しゃを徹底てってい紹介しょうかい」では、「IBMの3つのパブリッククラウド」（SCE、MCCS、CoD）の中なかでMCCSは「アウトソーシングサービスと組くみ合あわせたIaaS」と位置付いちづけた。

関連かんれん項目こうもく

• IBM cloud computing（英語えいご）