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PlayStation CLUB - Wikipedia
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PlayStation CLUB(プレイステーション・クラブ)は、かつてソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)が主催しゅさいしていたPlayStationおよPlayStation 2ユーザーけの公式こうしき有料ゆうりょう会員かいいんサービス(ファンクラブ)。もしくは、その公式こうしきWebページめい

概要がいよう沿革えんかく

編集へんしゅう
だいいち (サービス発足ほっそく
PlayStation(以下いか、PS)ファンけの有償ゆうしょう会員かいいんサービスとして1995ねん発足ほっそく年会ねんかいは5,800えん
会員かいいんには、特典とくてんとしてPS専用せんようCD-ROMマガジン『プレプレ』(1999ねん10がつより『プレプレPLUS』)がとし4かい、1998ねんより6かい発行はっこうされた。そのほか、体験たいけんばんプレゼント、「PlayStation E.X.P.O.」(当時とうじ開催かいさいされていたPSソフトのだい規模きぼ展示てんじかい)への優先ゆうせん入場にゅうじょうけん独自どくじ開催かいさいイベントへの参加さんかけんなどがあたえられた。
だいいちPlayStation CLUBは、2000ねん12月発行はっこうの『プレプレPLUS 007』を最後さいご一旦いったんサービスを休止きゅうしし、PS2会員かいいんサービスへの移行いこう準備じゅんび期間きかんはいった。
だい (PS2ユーザー会員かいいんサービスへ移行いこう
2001ねん4がつあらたな会員かいいんカードを発行はっこうし、「PlayStation CLUB」の名称めいしょうはそのままに、PS2ユーザーけの会員かいいんサービスとして活動かつどう再開さいかいした。
会員かいいん専用せんようWebページ「プレイステーションクラブWEB」を開設かいせつし、「会員かいいん特派とくはいん制度せいどなどWEBじょうでのあたらしいこころみもなされた。
特典とくてんのCD-ROMマガジンは、PS2専用せんようDVD-ROMによる『プレプレ2』へ変更へんこうとなったが、発行はっこう回数かいすう以前いぜんよりげんすこねん3かいとなった。WEBじょうサービスの開始かいし物量ぶつりょうめんでのボリュームダウンもかんじさせ、総合そうごうてきなサービスはだいいちよりも縮小しゅくしょう傾向けいこうにあった。
解散かいさんまで
『プレプレ2』は、2004ねん12月発行はっこうの「プレプレ2 VOLUME 12」をもって最終さいしゅうごうむかえ、同時どうじにPlayStation CLUBの有償ゆうしょうサービス自体じたい終了しゅうりょうとなった。2005ねん以降いこう、クラブのサイトは無償むしょう公式こうしきゲーム情報じょうほうサイト「playstation-club.com」として運営うんえいされていたが、同年どうねんはるごろ目処めどにPlayStationオフィシャルサイト「playstation.com」へ吸収きゅうしゅう統合とうごうされるようかたち独自どくじ活動かつどう停止ていし実質じっしつじょう解散かいさんとなった。

おも特典とくてん

編集へんしゅう

PlayStation CLUBの特典とくてんであるCD-ROMマガジン。後述こうじゅつの『創刊そうかん準備じゅんびごう』をふくめると、「Vol.0」から「19」までのぜん20かん存在そんざいする。正式せいしき創刊そうかんごう「Vol.1」は1995ねん11月、最終さいしゅうごう「Vol.19」は1999ねん8がつ発行はっこうされた。当初とうしょとし4かい季刊きかん発行はっこうであったが、1998ねん2がつの「プレプレ Vol.10」よりとし6かい(隔月かくげつ)発行はっこうとなった。開発かいはつGTV。「Vol.19」発行はっこう、『プレプレ』はイメージを刷新さっしんし『プレプレPLUS』となった。

毎号まいごう体験たいけんばん」「最新さいしんムービー」「セーブデータダウンロード」「独自どくじ企画きかくおよびおらせ」の4コーナーで構成こうせいされ、かくコーナーめい時期じきごとに変化へんかがある。画面がめん左下ひだりしたには「ナビゲーター」となるキャラクターが表示ひょうじされており、メニューじょうで「△ボタン」をすと、そのキャラクターからふきだしあらわれ、選択せんたくちゅうコンテンツの紹介しょうかい説明せつめい解説かいせつとうをボイスきでおこなってくれた。こうした「プレプレ」の基本きほん構成こうせいは、デザインのちがいこそあるが、PS発売はつばい初期しょきから稼働かどうちゅうであった店頭てんとう専用せんようためしゆうソフト『DEMO DEMO プレイステーション』(『プレプレ』同様どうようGTV開発かいはつ)からの発展はってんけいとなっている。

『プレプレ』は「Vol.5」より「本編ほんぺん(DISC1)」と「DISC2」の2まいぐみになることがおおくなった。「DISC2」は本編ほんぺんディスクの延長えんちょうじょうにあるものもあれば、PS関連かんれんのCM映像えいぞう一挙いっきょ収録しゅうろくした「CMコレクション」、ソフト紹介しょうかいムービーの閲覧えつらんやタイトル検索けんさくなどが可能かのうな「ゲームカタログ」といった独自どくじ企画きかくソフト、単一たんいつタイトルによる体験たいけんばんなどもあった。また『創刊そうかん準備じゅんびごう』の時点じてんから収録しゅうろくされていたデジタルコミックは、のちにその表現ひょうげん形式けいしき発展はってんさせ「プレイステーションコミックシリーズ」へと派生はせいしている。

プレプレ・プレイステーション 創刊そうかん準備じゅんびごう

編集へんしゅう

クラブ正式せいしき発足ほっそくすうヶ月かげつまえ、クラブ概要がいよう特典とくてんの『プレプレ』紹介しょうかい目的もくてきとした『創刊そうかん準備じゅんびごう』が製作せいさくされた。「プレプレ PlayStation Vol.0」と「DEMO DEMO プレイステーション SPECIAL」の2まいぐみとなっており、雑誌ざっし告知こくちなどをとおして希望きぼうしゃ郵送ゆうそう配布はいふされた。

「プレプレ PlayStation Vol.0」
「Vol.0」の段階だんかいでは『プレプレ PlayStation』が正規せいきタイトルであったが、正式せいしき創刊そうかんには『プレプレ』にあらためられた。メニュー画面がめん構成こうせい操作そうさ形態けいたいなど、基本きほんてき部分ぶぶん正式せいしき創刊そうかんの『プレプレ (Vol.1-6)』とほぼおなじ。ただし「Original Station」の項目こうもくのみ収録しゅうろくである。
なお「Vol.0」は正式せいしき発行はっこうされたぜんPSようソフトのなかで唯一ゆいいつの8cmCD-ROMソフトとなっている。これは『プレプレ』を初期しょき発表はっぴょう段階だんかいで「8cmCD-ROMメディアによるCD-ROMマガジン」とアナウンスしていたためだが、その12cmCD-ROM採用さいようへと変更へんこうになった。
「DEMO DEMO プレイステーション SPECIAL」
『DEMO DEMO プレイステーション』の特別とくべつへん店頭てんとうばん内容ないようをベースに、『プレプレ』と『デモデモ』の存在そんざいをPRするデジタルマンガ、PSコントローラーをとするオリジナルおくスクロール・シューティング『コントローラーくんのたび』などもあわせてたのしめた。
『コントローラーくんのたび』は『デモデモ』プレイヤーからキャラクターをつのり、それをゲームに反映はんえいして完成かんせいたかめていくというプレイヤー参加さんかがたのゲーム開発かいはつ企画きかくだった。しかしこれ以降いこうふたたをみることはなく、未完みかんわっている。募集ぼしゅうされていたキャラクターのうち優秀ゆうしゅう作品さくひん」は、その「プレプレ Vol.2」ならびに「デモデモVol.17」にてポリゴンモデルされ、モデルビューワでることができた。これらはさら、「プレプレ Vol5」「6」に収録しゅうろくの『プレプレオリジナルアドベンチャーゲーム』ようてきキャラとしてさい登用とうようされている。

プレプレ (Vol.1-10)

編集へんしゅう

「Vol.0-10」までのメインキャラクター(ナビゲーター)は、PSソフト『ジャンピングフラッシュ!』シリーズの登場とうじょうキャラクターである「ムームーほしじん」がつとめていた。どう作品さくひんからは、に「アロハ男爵だんしゃく」やザコキャラ「キウイ」などがCDジャケットに登場とうじょうしている(キャラクターについては「ジャンピングフラッシュ!」のこう参照さんしょう)。

コーナーメニューのデザインは、「Vol.5」までが『ジャンピングフラッシュ!』のステージセレクト画面がめんしたもので、「Vol.6」以降いこう都会とかいのアミューズメントパークをモチーフとした独自どくじデザインへ一新いっしんされている。このリニューアルにわせ、「Demo Play Room」が「Demo Play Land」へ、「MUMU Times」が「THEATER MuuMuu」へとコーナーめい変更へんこうとなった。

Vol. 発行はっこう年月としつき 出来事できごと
1 1995ねん11月 正式せいしき創刊そうかん
5 1996ねん12月 創刊そうかん準備じゅんびごう以来いらいはつの2まいぐみ
DISC2は、「Special CD-ROM PlayStation CM Collection」(PS関連かんれんのCM映像えいぞうしゅう
6 1997ねん3がつ メニュー画面がめんおよびBGMが一新いっしん。これにともない、一部いちぶコーナーめい変更へんこうとなる。
7 1997ねん6がつ 起動きどうにそのごう見所みどころをまとめたムービー「プレプレダイジェスト」が再生さいせいされるようになる。
8 1997ねん9がつ 1998ねん2がつ以降いこう隔月かくげつ発行はっこうが「ダイジェスト」ない発表はっぴょうされる。
9 1997ねん11月 DISC2は、1994ねん12月3にちから1997ねん9がつ25にちまで発売はつばいされたソフトの製品せいひんカタログ「CD-ROM official catalog」。
10 1998ねん2がつ 表紙ひょうしカバーにVol.1から10までの表紙ひょうしカバーが掲載けいさい

男爵だんしゃくさまがんでるから、もうムームーぼしかえるムー。」ということで、ムームーほしじんがメインキャラクター(ナビゲーター)やくから降板こうばん
DISC 2は、ゲームソフトCM映像えいぞうしゅう「CM Collection III」(ぜん56タイトル収録しゅうろく)。

主要しゅよう4コーナー
  • 「Demo Play Room」→「Demo Play Land」
体験たいけんばん
  • 「MUMU Times」→「THEATER MuuMuu」
最新さいしんゲームムービー
  • 「Memory Bank」
特別とくべつなセーブデータのダウンロード
  • 「Original Station」
特集とくしゅうコンテンツ、独自どくじ企画きかく(インタビュー映像えいぞう、デジタルマンガ、オリジナルゲーム、一定いっていジャンルの体験たいけんばん、ムービーなど)、おらせ(更新こうしん手続てつづきの告知こくち転居てんきょ住所じゅうしょ変更へんこうとどけのかたなど)
収録しゅうろくコンテンツの傾向けいこう
体験たいけんばんは、PS自体じたい売上うりあげ好調こうちょうだったこともあり、毎回まいかい平均へいきんして8-12タイトルが収録しゅうろくされ、そのかず次第しだいふえていく傾向けいこうにあった。「Original Station」ない独自どくじコンテンツは、初期しょきから中期ちゅうきまでがもっと充実じゅうじつしており、クリエイターインタビュー、えがろしデジタルマンガを中心ちゅうしんに、レアムービーやポリゴンモデルビューワーなどといったわりダネも収録しゅうろくされた。、「ネットやろうぜ!優秀ゆうしゅう作品さくひんしゅう」、「プレプレオリジナルアドベンチャーゲーム」(未完みかん)など。

プレプレ (Vol.11-19)

編集へんしゅう

ムームーほしじんわり、4ひきの「プレプレオリジナルキャラクター」がクラブのしんメインキャラクターとなった。それぞれことなった動物どうぶつわせデフォルメしたよう風体ふうたいをしており、はつ登場とうじょう簡単かんたん設定せっていのみが公開こうかいされ、名前なまえ会報かいほう プレプレ王国おうこく 2ごう」にて会員かいいんから公募こうぼされた。その「プレプレ王国おうこく 3ごう」で各々おのおのフライビー」「ピョンバット」「ピカタン」「バネリーニョ」という名前なまえ決定けっていした。

メインキャラクター交代こうたいそくして、メニュー画面がめんのグラフィックやBGMにおけるムームーほしじんがらみの部分ぶぶんしんキャラクターのものとわった。同時どうじに「THEATER MuuMuu」が「プレプレTHEATER」へ名称めいしょう変更へんこう。ただしどちらも根本こんぽんてきなデザイン変更へんこうではなく、あくまでマイナーチェンジにとどまっている。ナビゲーターはコーナーごとに4ひきうちいちひき表示ひょうじされるようになったが、キャラクター自身じしん一切いっさいしゃべらなかった。「△ボタン」によるナビゲートは、いずれの場合ばあいもキャラクターと一緒いっしょ表示ひょうじされたスピーカーから、女性じょせいナレーターによる“案内あんない放送ほうそう”がながれる、という体裁ていさいおこなわれた。

Vol. 発行はっこう年月としつき 出来事できごと
11 1998ねん4がつ しんキャラクター登場とうじょう。メニューデザインやBGMの一部いちぶと、ムービーコーナーが名称めいしょう変更へんこう「プレプレTHEATER」となる。
12 1998ねん6がつ プレプレディスク1まい
13 1998ねん8がつ DISC2に、やるドラ体験たいけんばん
14 1998ねん10がつ DISC2に、レガイア伝説でんせつ体験たいけんばん
15 1998ねん12月 プレプレディスク2まいぐみ
16 1999ねん2がつ DISC2に、1998ねん1-12月のCM映像えいぞうしゅう「CM Collection IV」。
17 1999ねん4がつ DISC2に、OMEGA BOOST体験たいけんばん
18 1999ねん6がつ DISC2に、「What's Next?」(後述こうじゅつ)。
19 1999ねん8がつ 『プレプレ』最終巻さいしゅうかん。DISC2に、「What's Next?」。
リニューアルし『プレプレPLUS』へ。
主要しゅよう4コーナー
※ムービーコーナーの名称めいしょうが「プレプレTHEATER」に変更へんこうされたほかは、中期ちゅうきから変化へんかなし。
収録しゅうろくコンテンツの傾向けいこう
中期ちゅうきからのいきおいをいで、体験たいけんばん企画きかくども充実じゅうじつし、クラブとしても活動かつどうのピークであったといえる。一方いっぽう隔月かくげつなどの影響えいきょうからか次第しだい息切いきぎれをこしはじめた時期じきでもある。傾向けいこうとしては、ディスクない会員かいいん参加さんかがた企画きかく次第しだい減少げんしょうし、より純粋じゅんすいにゲームりの内容ないようへと変化へんかしていった。後期こうきの「Original Station」では、PocketStationけのアプリケーションデータや、パズルゲームのスーパープレイデモ(ムービー形式けいしきではなく、デモソフトによるリプレイ)などが収録しゅうろくされた。「HYPERプレイステーションRe-mix」、「電撃でんげきPlayStation D」、「テックプレイステーション」(『ファミ通ふぁみつうWave』)といった、“体験たいけんばんCD-ROMきPS専門せんもん”の過渡かとということもあり、ある程度ていど水準すいじゅんたもちつつも、内容ないようてきには頭打あたまうちの状態じょうたいにあった。
ムービーディスク「What's Next?」
PS2の発売はつばい発表はっぴょうされてからは、すうかいわたって「What's Next?」とかんされたムービ再生さいせい専用せんようディスクがDISC2に付属ふぞくするようになった。これは複数ふくすうチャプターにわたるムービーのみが収録しゅうろくされており、いちとお再生さいせいすると最初さいしょもどってループするというビデオCDてき性格せいかくのディスクである。あくまでPSソフトなので、早送はやおくりやチャプターもどしといった機能きのういていない(ムービーをキャンセルすることでチャプターをスキップすることは可能かのう)。メニュー画面がめんもなかった。ゲーム業界ぎょうかいイベントの様子ようすや、当時とうじ発売はつばいまえのPS2関連かんれん情報じょうほうなどをおもあつかっていた。PS2の画面がめん収録しゅうろくした部分ぶぶんのみ、縮小しゅくしょう高画質こうがしつモード(ムービーを縮小しゅくしょう表示ひょうじさせることで、通常つうじょうよりもこうレートかつシャープな映像えいぞう再生さいせい可能かのうにするモード)で再生さいせいされた。

プレプレPLUS

編集へんしゅう

「PlayStation CLUBのサービス見直みなおし」というアナウンスとともに、『プレプレ』のリニューアルがはかられ、ナンバリングもリセットし『プレプレPLUS』となった。1999ねん10がつ発行はっこうの「プレプレPLUS 001」から2000ねん12月の「プレプレPLUS 007」まで、やくいちねんわたぜん7かん発行はっこうされた。

『プレプレ』にあった「ダイジェスト」や「ナビゲーター」とう廃止はいしし、シンプルな構成こうせい全面ぜんめん変更へんこうとなる。通常つうじょうのメニュー画面がめんかいさず直接ちょくせつかく項目こうもくにアクセス可能かのうなコンテンツ一覧いちらん「index」がタイトル画面がめん追加ついかされた。くもわるくもスリムほどこされた反動はんどうで、きゅう『プレプレ』時代じだい個性こせい非常ひじょううすまったといえる。2000ねん初頭しょとうに「電撃でんげきプレイステーションD」をのぞく“体験たいけんばんCD-ROMきPS専門せんもん”がPS2体制たいせいへの移行いこうのため相次あいついで廃刊はいかんし、そのながれをようにして『プレプレPLUS』も最終さいしゅうごうむかえた。

Vol. 発行はっこう年月としつき 出来事できごと
001 1999ねん10がつ DISC2に、「What's Next? 1999.october」。
002 1999ねん12月 DISC2に、「What's Next? 1999.decmber」。
003 2000ねん2がつ DISCは、1まい
004 2000ねん4がつ DISC2に、PS2専用せんようディスク。
主要しゅよう4コーナー
  • 「new game line up」
体験たいけんばん(demo play)とムービー(movie)。
  • 「close up」
特集とくしゅう記事きじ具体ぐたいてき内容ないよう毎回まいかいまちまちであるが、おも体験たいけんばん、ムービー、インタビュー、資料集しりょうしゅうなど。
  • 「cm collection」
PS関連かんれんのCM映像えいぞうしゅうまきにより収録しゅうろく場合ばあいあり)。
  • 「p-press」
セーブデータダウンロード、イベントレポート、おらせなど

※タイトル画面がめんの「index」では上記じょうきコンテンツに収録しゅうろくされたサブメニュー一覧いちらん表示ひょうじされ、ダイレクトに選択せんたくすることができた。

収録しゅうろくコンテンツの傾向けいこう
収録しゅうろく内容ないようそのものは『プレプレ』後期こうきとさほどわっていない。しかし“本編ほんぺんディスク1まい”が基本きほんとなり、収録しゅうろく体験たいけんばん平均へいきん3タイトル前後ぜんこうとボリュームてきさびしいものとなった。なお「プレプレPLUS 001」「002」「004」は2まいぐみ構成こうせいとなっており、「001」「002」のDISC2は前述ぜんじゅつしたムービー再生さいせいディスク「What's Next?」である。「004」の時点じてんでPS2が発売はつばいされ、どうごうのDISC2にはPS2タイトルの体験たいけんばんやムービーが収録しゅうろくされた反面はんめん、DISC1(PSようCD-ROMによる本編ほんぺんディスク)は映像えいぞうコンテンツのみの収録しゅうろくとなり、トータルボリュームではあまり変化へんかはなかった。

PlayStation CLUBのだいサービスが開始かいしされ、『プレプレ』はPS2ようDVD-ROMによる『プレプレ2』となった。サービス本格ほんかく開始かいしまえ2001ねん2がつには、きゅう会員かいいんなどへけ「プレプレ2 VOLUME 0 準備じゅんびごう」(メニュー構成こうせいなど正式せいしき創刊そうかんごうとは別物べつもので、プレイアブルな体験たいけんばん収録しゅうろくされていなかった)が発行はっこうされ、つづ2001ねん4がつ正式せいしき創刊そうかんごう「VOLUME 1」が発行はっこうとなった。以降いこうねん3かい(4ヶ月かげついち)の刊行かんこうペースがつづき、2004ねん12月の「プレプレ2 VOLUME 12」で最終さいしゅうごうとなった。『準備じゅんびごう』をふくぜん13かん。「VOLUME 1」から「9」までは、ソフトカタログ冊子さっし プレイステーションINDEX 』があわせて発送はっそうされた。

メニューデザインは『プレプレPLUS』のイメージを若干じゃっかんぎ、デザイン重視じゅうしのものとなっているが、ポップなかんじに仕上しあがっている。毎号まいごうコンセプトカラーがさだめられており、パッケージやメニュー画面がめんなど『プレプレ2』全体ぜんたいのビジュアルにおおきく反映はんえいされていた。メニューデザインやレイアウトとう定期ていきてき変更へんこうされたが、トータルでれば一貫いっかんしたスタイルをたもっている。後期こうきはタイトル画面がめんがそのままコーナーメニューになっているというデザインだった。

主要しゅようコーナー
  • 「Close Up」・「Special」
特集とくしゅう記事きじ(インタビュー、イベントレポートなど映像えいぞうコンテンツの場合ばあいおおかった。後期こうきは「PSP」や「EyeToy」など新規しんきデバイス特集とくしゅうえた)
  • 「Demo Play」
体験たいけんばん
  • 「Demo Movie」
最新さいしんゲームムービー
  • 「Memory Bank」
セーブデータダウンロード
  • 「CM Collection」
PS関連かんれんのCM映像えいぞうしゅう
  • 「Information」・「Info」
事務じむきょくからのおらせや「CEROレーティングかんしてなど
収録しゅうろくコンテンツの傾向けいこう
体験たいけんばん平均へいきん収録しゅうろくすうは5-10タイトル前後ぜんこう独自どくじコンテンツはゲームクリエイターへのインタビュー、イベントの模様もようおさめたムービー、「CMコレクション」など。まれにDISC2として単一たんいつタイトルの体験たいけんばん、「CMコレクション(単独たんどくばん)」、「DVD-ROMばん プレイステーションINDEX」などが付属ふぞくした。『プレプレ』本編ほんぺんないには会員かいいん参加さんかがた企画きかくなく、それらはクラブだい開始かいし開設かいせつされた専用せんようWebページに移行いこうするかたちとなった。
クラブだいいち終盤しゅうばんにおけるいちかんたりのボリュームのうすさは改善かいぜんされたとえるが、年間ねんかん発行はっこうすうが3かい減少げんしょうしたため総合そうごうてきなボリュームでおおきな変化へんかはない。どう時期じきには“PS2体験たいけんばんDVD-ROM月刊げっかん”「電撃でんげきPS2」が存在そんざいし、発行はっこう回数かいすうちがいもあって、単純たんじゅん体験たいけんばん最新さいしん情報じょうほう目当めあてならば『電撃でんげきがわぶんがあった。それゆえ当時とうじの『プレプレ2』を単体たんたい評価ひょうかした場合ばあい、さほど重要じゅうよう存在そんざいであったとはがたく、体験たいけんばん中心ちゅうしんとしたプレイアブルな“目玉めだま”よりも、「CMコレクション」をはじめとするSCE直系ちょっけいサービスならではの映像えいぞうコンテンツにどれだけ価値かち見出みだせるかが評価ひょうかかれとなった。

その体験たいけんばんなど

編集へんしゅう

『プレプレ』のDISC2に付属ふぞくするものとはまたべつに、単一たんいつタイトルの体験たいけんばん不定期ふていき会員かいいんもと発送はっそうされることがあった。基本きほんてきに、SCEはつ新規しんきタイトル・プロモーションの性格せいかくつよく、体験たいけんばん自体じたいはクラブ特典とくてん以外いがいにも、店頭てんとうやゲームイベントでの無償むしょう配布はいふとおして入手にゅうしゅできるようなものがおおかった。PS2発売はつばい直後ちょくごいちだけゲームショーで配布はいふされたPS2タイトルの体験たいけんばん複数ふくすうまいまとめて発送はっそうされた。

冊子さっし媒体ばいたい

編集へんしゅう

会員かいいん特典とくてんとして、冊子さっし・チラシなどのかみ媒体ばいたい発行はっこうされることもあった。不定期ふていきおくられてくるものには、量販りょうはんてん店頭てんとうでもはいるありふれたものがおおかったか、少数しょうすうながらPlayStation CLUBの独自どくじ刊行かんこうぶつとして定期ていき発行はっこうされたものも存在そんざいする。

PlayStation CLUB NEW RELEASE CATALOG 1997
音楽おんがくCD歌詞かしカードサイズのペラ冊子さっし。「Vol.1」から「4」までけい4さつある。ページすうは10-15ページ程度ていどで、内容ないよう一般いっぱんてき無料むりょう販促はんそくぶつどう規模きぼのゲームカタログ。「Vol.1」では1997ねん3がつ発売はつばいのPSタイトルが紹介しょうかいされており、以下いか「Vol.2」は4がつ、「Vol.3」は5月、「Vol.4」は6月発売はつばいソフトの紹介しょうかいとなっている。巻末かんまつには、引越ひっこ登録とうろく住所じゅうしょ変更へんこう手続てつづきをうながすおらせやクラブ事務じむきょくへの連絡れんらくさきなどが記載きさい
「プレプレ Vol.6」から「プレプレ Vo.7」発行はっこう前後ぜんこうにほぼつきイチで発行はっこう(冊子さっし単体たんたいでの郵送ゆうそう)されたが、はや段階だんかいから発送はっそうタイミングにズレがしょうじており、実際じっさい会員かいいん手元てもととどころには情報じょうほうとしていささか時期じきはずれなものとなってしまっていた。
プレプレ王国おうこく
「プレプレ Vol.9」から創刊そうかんされた会報かいほう以降いこう『プレプレ』奇数きすうごう発行はっこうごと一緒いっしょ発行はっこうされ、『プレプレPLUS』へリニューアルするまでつづいた。最終さいしゅうごうは「プレプレ Vol.19」とのどうはつ「プレプレ王国おうこく 6ごう」。大判おおばんいちまい厚紙あつがみがB6サイズ程度ていどにまでりたたまれており、その表裏ひょうりかく記事きじ印刷いんさつされている。用紙ようしサイズやりたたみかた毎回まいかい微妙びみょうちがう。
どうはつの『プレプレ』における見所みどころ紹介しょうかいのほか、感想かんそう・イラスト投稿とうこうコーナー、渡辺わたなべひろしせんによる分岐ぶんきがた投稿とうこうリレー小説しょうせつ『リレイヤー』とう、CD-ROMメディアとはまたちがった自由じゆうのある会員かいいん参加さんかがた企画きかく連載れんさいされた。終了しゅうりょうそくしては、継続けいぞくてき連載れんさい企画きかくなかりのようかたち尻切しりきれにわってしまった。
なお、『リレイヤー』は未完みかんながらサウンドノベルにデジタルコミック要素ようそした未完みかんのオリジナルゲームとして、「プレプレ Vol.18」に収録しゅうろくされている(『プレプレ王国おうこく 5ごう』の内容ないようまでを反映はんえい)。
プレイステーションINDEX
「プレプレ2 VOLUME 1-9」にどうこりされていた。DVDトールケースとほぼおなじサイズで、100~150ページ程度ていどのゲーム・周辺しゅうへん機器ききのカタログ。クリエイターインタビュー記事きじ巻末かんまつ索引さくいんがついているなど、無料むりょう配布はいふ販促はんそく冊子さっしよりも多少たしょう上等じょうとうつくりとなっている。表紙ひょうしいろ毎号まいごう対応たいおうする『プレプレ2』のメインカラーと共通きょうつうしていた。巻頭かんとう話題わだい最新さいしんゲームの紹介しょうかい特集とくしゅう記事きじっており、そののタイトルも初期しょきから近日きんじつ発売はつばいのものまでいちとお網羅もうらされている。「プレプレ2 VOLUME 10」から冊子さっし内容ないよう専用せんようWebサイト「プレイステーションクラブWEB」へ移行いこうすることとなり、これ以降いこう冊子さっし形式けいしき発行はっこうされることはなくなった。
「プレプレ2 VOLUME 4」では、2001ねん3がつ時点じてんまでのPS2タイトル情報じょうほう収録しゅうろくされた「プレイステーションINDEX 〈DVD-ROMばん〉」がDISC2として付属ふぞくしている。

関連かんれん項目こうもく

編集へんしゅう