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Wooo - Wikipedia

Wooo(ウー)とは日立ひたちコンシューマ・マーケティング リビングサプライしゃ[1]発売はつばいしていた液晶えきしょうテレビのブランドめい。かつては日立ひたちコンシューマエレクトロニクス当初とうしょ日立製作所ひたちせいさくしょ)が展開てんかいするデジタルAV機器きき総称そうしょうブランドであった。

「Wooo」のロゴ

概要がいよう

編集へんしゅう

Woooにめられた意味いみは、たいする無意識むいしきてき感嘆かんたん発声はっせいとしての「ウー」とおどろきがある、世界せかいあたらしい基準きじゅんである、たか価値かちがあるという意味いみ英単語えいたんごの「Wonder」「World standard」「Worthwhile」の3つの‘Wo~’という2つの意味いみから造語ぞうごで、2001ねん8がつからスタートした。

当初とうしょは、日立製作所ひたちせいさくしょ設計せっけい製造せいぞう生産せいさんするだい画面がめんプラズマテレビをメインにえ、それ以外いがい比較的ひかくてき小型こがた機種きしゅでは自社じしゃ設計せっけい生産せいさんおよびOEMをふくめた液晶えきしょうテレビといった薄型うすがたテレビの総称そうしょうとして付与ふよされていたが、やがてハイビジョンHDD/DVDレコーダーDVD/ブルーレイ/HDDビデオカメラ家庭かていプロジェクターデジタルチューナーワンセグ対応たいおう携帯けいたい電話でんわなどの商品しょうひんにもWoooブランドが付与ふよされ、日立ひたちデジタルAV製品せいひん総称そうしょうとしてラインナップを拡大かくだいしていった。

しかし、かく製品せいひんとも市場いちばのライバル製品せいひんくらべて先行せんこうする機能きのう/性能せいのうとぼしかったことにくわえ、プラズマテレビ市場いちば衰退すいたい自社じしゃ開発かいはつのDVDレコーダーにおける品質ひんしつ問題もんだいによって環境かんきょういちじるしく悪化あっかし、設計せっけい製造せいぞう生産せいさんからすべ撤退てったい。2012ねん4がつより、日立ひたちコンシューマ・マーケティング リビングサプライしゃによるOEM供給きょうきゅう製品せいひん販売はんばいわり、国内こくない日立ひたちチェーンストール発売はつばいする液晶えきしょうテレビ、およびブルーレイレコーダーほんブランドめいもちいられていた。

2018ねん9がつ25にち日立ひたちコンシューマ・マーケティングおよび日立ひたちアプライアンスソニーマーケティングが、国内こくない家電かでん市場いちばでの包括ほうかつてき業務ぎょうむ提携ていけい合意ごうい[2]。これにより、日立ひたちチェーンストール正規せいきあつか音響おんきょう映像えいぞう機器ききは、2018ねん10がつ中旬ちゅうじゅんから液晶えきしょうテレビ「ブラビア」を皮切かわきりに順次じゅんじソニー製品せいひんわることとなり、Woooブランドの液晶えきしょうテレビは2018ねん10がつ9にちまでに販売はんばい終了しゅうりょうした。また、のこるWoooブランドのBDレコーダー「DVL-BRT20」も在庫ざいこひんかぎりで販売はんばい終了しゅうりょうとなり、これをもって17年間ねんかんわたるWoooブランドはもとより、国内こくないにおける日立ひたちデジタルAV機器きき歴史れきしまくろされた(「Lo-D」ブランドで展開てんかいしていた日立ひたちのオーディオ製品せいひんも2018ねんかぎりで販売はんばい終了しゅうりょうした)。

なお、日立ひたちチェーンストールにおけるソニー製品せいひんあつかいは、日立ひたちのホームページでソニーの商品しょうひんページへ誘導ゆうどうするなどの斡旋あっせん活動かつどうはせず、あくまでも店頭てんとうレベルで展示てんじ/販売はんばいしたり、カタログをくといった一般いっぱんてき量販りょうはんてん同様どうよう販売はんばい形態けいたいとなっている。また、日立ひたちチェーンストールを統括とうかつする・日立ひたちグローバルライフソリューションズ発行はっこう総合そうごうカタログ「フラメール」も、2018ねん秋冬あきふゆごうから液晶えきしょうテレビの掲載けいさいくなり、日立ひたちとして液晶えきしょうテレビのあつかいがくなっている。また店舗てんぽによってはパナソニックビエラ&ディーガ」・シャープアクオス」を併売へいばいする場合ばあいもある(オーディオもソニー製品せいひん主軸しゅじくとなっているが、価格かかくたいやモデルミックスのバランスにかたよりがあり、独自どくじにパナソニック・東芝とうしばエルイートレーディング小泉こいずみしげるム電機むでんき朝日あさひ電器でんき製品せいひん併売へいばいする店舗てんぽもあり)。

日立ひたち(HITACHI)」・「ソニー(SONY)」りょうブランドのデジおよびBS110CSアンテナは(ブースターなどの周辺しゅうへん部品ぶひんふくめ)すで販売はんばい終了しゅうりょうしており、日立ひたちチェーンストール各店かくてんあつかうアンテナとその周辺しゅうへん部品ぶひんマスプロ電工ますぷろでんこう日本にっぽんアンテナDXアンテナなどの他社たしゃ製品せいひんわっている。

  • 2001ねんなつあきのプラズマテレビは伊東いとう美咲みさきがCMに出演しゅつえんしていた。(その、2007ねんあき以降いこうより同社どうしゃWoooケータイのCMに出演しゅつえんしている。)2005ねんあき以降いこう、どの機器ききもすべて黒木くろきひとみがCMに出演しゅつえんしていたが、2007ねん12月に発売はつばいしたちょう薄型うすがた液晶えきしょうのUTシリーズは長瀬ながせ智也ともや当時とうじTOKIO)をイメージキャラクターに起用きよう。2009ねんはるからは同社どうしゃ企業きぎょうCMにも出演しゅつえんしている佐藤さとう浩市こういち、6がつ以降いこうより眞鍋まなべかをりが、12月以降いこうから眞鍋まなべくわえて加藤かとうきよし史郎しろうもCMキャラクターとして起用きようされていたが、現在げんざい佐藤さとう浩市こういち単独たんどく起用きようもどっている。なお、TBSけい世界せかい・ふしぎ発見はっけん!』の放送ほうそう時間じかんちゅうでは、レギュラー解答かいとうしゃ黒柳くろやなぎ徹子てつこやミステリーハンターの竹内たけうち海南江かなえ出演しゅつえんしている特別とくべつバージョンが放映ほうえいされていた。
  • しかし、日立製作所ひたちせいさくしょがTVおよびBD/DVDレコーダー自社じしゃ生産せいさんより撤退てったいし、販売元はんばいもとがグループ会社かいしゃである日立ひたちリビングサプライ(現在げんざい日立ひたちコンシューマ・マーケティング リビングサプライしゃ)によるOEM供給きょうきゅう移管いかんされると、CM放映ほうえいをはじめとする一切いっさい宣伝せんでん活動かつどう中止ちゅうしされ、結局けっきょくWoooブランド終了しゅうりょうまでCMがふたた製作せいさくされることはかった。

概要がいよう

編集へんしゅう

派手はで見栄みばえのさを追求ついきゅうするパナソニックとはぎゃくで、いたかい調ちょうかんのあるづくりが特徴とくちょう。32インチモデルの液晶えきしょうパネルは以前いぜんから同社どうしゃせいこう品質ひんしつなものを使用しようしており、2006ねんモデルからはIPSアルファテクノロジせいのIPSαあるふぁパネルにわった。どうパネルはパナソニックせい液晶えきしょうテレビ(VIERA)にも採用さいようされている。

プラズマテレビには独自どくじALISパネル(01モデルまで)を使用しようしている。ALISパネルは電極でんきょく偶数ぐうすう奇数きすうライン交互こうご発光はっこう使用しようすることで電極でんきょくすうらし、相対そうたいてき発光はっこうたいすう開口かいこうりつおおきくることができるためこう輝度きどこう解像度かいぞうどしやすいのが特徴とくちょう。またその原理げんりてきにプラズマパネルの弱点じゃくてんである焼付やきつけ現象げんしょう比較的ひかくてきすくない。 iVポケットを機種きしゅ内蔵ないぞうHDDをたない場合ばあいであってもHDDレコーダーの機能きのうそなえており、別売べつばいのiVDRをiVポケットに挿入そうにゅうすることでテレビ単体たんたいでの番組ばんぐみ録画ろくが可能かのうになる。iVDRにはセキュア(著作ちょさくけん保護ほご技術ぎじゅつ対応たいおうのiVDR-Secure(iVDRS)と対応たいおうのiVDRとがあり、iVDRを使用しようした場合ばあい地上ちじょうデジタル放送ほうそうとうのコピー・ワンス放送ほうそう録画ろくがすることができない。

プラズマ液晶えきしょうとも×R01とおなじような機種きしゅめいだがプラズマの場合ばあい「P→インチすう→シリーズめい数字すうじ」と、液晶えきしょうは「L→インチすう→シリーズめい数字すうじ」とプラズマならP、液晶えきしょうならLというような品番ひんばんになっている。

生産せいさん岐阜ぎふけん美濃加茂みのかもにある日立ひたちじょううつテック岐阜ぎふ工場こうじょうおこなわれていたが、テレビの自社じしゃ生産せいさんは2012ねん9がつ30にちかぎりで終了しゅうりょう以後いごのHITACHIブランドTV製造せいぞうは、当初とうしょ中国ちゅうごくけい海外かいがいメーカーへの委託いたくののち、最終さいしゅうモデルは三菱電機みつびしでんきせいのOEMへとわっている。[3]

GP08シリーズを最後さいごにプラズマテレビが現行げんこうラインナップからなくなり、液晶えきしょうテレビのみのラインナップとなった。これにより、公式こうしきサイトである「WoooWorld」は2012ねん10がつのサイトリニューアルにより、日立ひたちリビングサプライ(現在げんざい日立ひたちコンシューマ・マーケティング リビングサプライしゃ)の運営うんえいとなった。また専用せんよう壁掛かべか金具かなぐ汎用はんようTVだい・「Woooリンク」対応たいおうホームシアターシステムの自社じしゃ生産せいさんおこなっていないため、それらはドリームワールドおよヤマハより供給きょうきゅうけている(「Wooo」カタログにも掲載けいさい。ホームシアターシステムについてはパナソニックせい「ラックシアター」・「シアターバー」・「シアターボード」・「サウンドボード」とのわせも。2010ねん以降いこうモデルは「ARC=オーディオリターンチャンネル」対応たいおうなので「Wooo」2010ねん以降いこうモデルとわせる場合ばあいひかりデジタルケーブル接続せつぞく不要ふよう)。

「Woooケータイ」をのぞいたポータブルデジ&ワンセグTVの自社じしゃ生産せいさんおこなっていないため、日立ひたちチェーンストールには「部屋へやジャンプリンク」に対応たいおうしたパナソニックせい「プライベートビエラ」がおも供給きょうきゅうされている。さらに薄型うすがたテレビについても「Wooo」はラインナップが往時おうじよりり、とくに4K対応たいおうWoooは「L65-Z2」と「 L55/L49-ZP3」のみであるため、日立ひたちチェーンストールなかには他社たしゃ4Kモデルを併売へいばいする店舗てんぽおおい。

過去かこ製品せいひん概要がいよう

編集へんしゅう

2005ねんはるまでのプラズマ・液晶えきしょうテレビでは、大手おおてメーカーでは唯一ゆいいつチューナーセパレートタイプ(モニターと専用せんようチューナーボックスを別売べつばい、またはセット販売はんばい)が特徴とくちょうであった。一部いちぶ機種きしゅではチューナーボックスにHDDレコーダーDVDレコーダー機能きのう統合とうごうしており、2006ねん以降いこうおおきなトレンドとなったテレビ・レコーダーあいだ連携れんけいビエラリンクAQUOSファミリンクひとし)を先取さきどりした製品せいひんであった。

2005ねんあきしん製品せいひんから市場いちばのニーズにわせて一体いったいがた変更へんこうした。一部いちぶモデルはテレビ本体ほんたいハードディスク内蔵ないぞうしており、「録画ろくがもできるプラズマ」がキャッチコピーだった。自社じしゃのDVDレコーダーへのムーブも可能かのうとなっている(このてん後述こうじゅつ)。

2007ねん4がつには、業界ぎょうかいはつとなるiVDR着脱ちゃくだつ可能かのうな2.5インチHDD)拡張かくちょうスロット録画ろくがよう内蔵ないぞう(3.5インチHDDとはべつ搭載とうさい)したプラズマテレビ・液晶えきしょうテレビを発売はつばい。キャッチコピーは「今度こんどのWoooは世界せかいはつ」。

2007ねん12月には、製品せいひんされた液晶えきしょうテレビとしてはもっとうすい(発売はつばい当時とうじ。2008ねん2がつAQUOS XJシリーズがうすさ34mmで記録きろく更新こうしんした)35ミリメートルさいすすき)のWooo UTシリーズを発売はつばいふたたびチューナーセパレートタイプとなった。ディスプレイとチューナー別売べつばいオプションを使つかって無線むせん接続せつぞくすることも可能かのうである。

2008ねんはるモデル(02シリーズ)では普及ふきゅうモデルには現行げんこうハイビジョン放送ほうそうの1080iの放送ほうそう形式けいしき水平すいへい方向ほうこうかんしては画素がそ変換へんかんせずにそのままをうつすことの出来できる1080HDブラックパネル、上位じょういモデルにはフルハイビジョンとばれる1080フルHDブラックパネルを使用しようしている。パネルを宮崎みやざきけん日立ひたちプラズマディスプレイ宮崎みやざき事業じぎょうしょ生産せいさんしていることもあり、宮崎みやざき県知事けんちじ東国原ひがしこくばる英夫ひでお当時とうじ)の会見かいけんなどでもよくにする。県知事けんちじ自身じしん自宅じたくにWoooを購入こうにゅうするさい自身じしんのブログなどにも記載きさい話題わだいになった。

2009ねんはるモデル(03シリーズ、UT800シリーズ)ではプラズマテレビはパネルの自社じしゃ生産せいさんからパナソニックからの供給きょうきゅう(パネルの供給きょうきゅうのみでその部品ぶひん生産せいさんては自社じしゃ)へ変更へんこう。UTシリーズならびに37インチ以上いじょうのテレビはすべてHDD内蔵ないぞう・iVポケット搭載とうさいアクトビラ対応たいおうとなり、HDD内蔵ないぞう・iVポケット搭載とうさい・アクトビラ対応たいおう機種きしゅは32インチ以下いか(32インチのHDD内蔵ないぞう・iVポケット搭載とうさい・アクトビラ対応たいおう機種きしゅはある)のみとなる。なお、このモデルから01シリーズ、02シリーズに搭載とうさいされた運転うんてん点灯てんとうのブルーライトはこの03シリーズから従来じゅうらいのグリーンになった。UT800シリーズにたいしてはテレビ部分ぶぶんのロゴのブルーライトははずしている。(UT800シリーズのモニターのみ搭載とうさいされている。)そのわりにインテリジェントオート高画質こうがしつセンサーが搭載とうさいされる。日立ひたちプラズマディスプレイの宮崎みやざき事業じぎょうしょ太陽光たいようこう発電はつでん生産せいさん拠点きょてんとして昭和シェル石油しょうわしぇるせきゆ売却ばいきゃくされた[4]

UTシリーズには業務ぎょうむようとしてチューナーレスモデル(BX700J・BH700J)も用意よういされている。

ラインアップ

編集へんしゅう

地上ちじょうアナログ放送ほうそうとまなみ見据みすえ、XP07シリーズ、HP07シリーズ、H07シリーズ(2011ねん発売はつばいモデル)より地上ちじょうアナログチューナー搭載とうさいである。

日立ひたちリビングサプライ → 日立ひたちコンシューマ・マーケティング リビングサプライしゃ時代じだい(Woooブランド終了しゅうりょうまで)

編集へんしゅう

日立ひたちリビングサプライへの移管いかん液晶えきしょうモデルのみの設定せっていで、一部いちぶのシリーズをのぞ三菱電機みつびしでんきREAL」のOEMであった。またSDカードスロットは2018ねんモデルでも「SDHCカードまでの対応たいおう」で、よりだい容量ようりょうの「SDXCカード」はGP3シリーズのみの対応たいおうであった(A5シリーズは「USB端子たんし市販しはんのSDカードリーダーをつなぐ」かたちによるSDカード対応たいおう)。

  • 2018ねんモデル
    • L43-X5(4K UHD、USBハードディスク録画ろくが対応たいおう
    • L32-GP35A・L43-GP35(1TB HDD内蔵ないぞう
  • 2017ねんモデル
    • L49-ZP5・L55-ZP5(4K UHD)
    • L19-A5・L24-A5・L32-A5・L40-A5(USBハードディスク録画ろくが・SDメモリーカードリーダー対応たいおう
  • 2016ねんモデル
    • L49-ZP3・L55-ZP3(4K UHD、USBハードディスク録画ろくが対応たいおう
  • 2015ねんモデル
    • L32-GP3・L43-GP3・L49-GP3・L55-GP3(1TB HDD内蔵ないぞう、カセットHDD(ようアダプター)録画ろくが対応たいおう
    • L32-H3・L43-H3・L49-H3
    • L24-A3(USBハードディスク録画ろくが対応たいおう・SDカードスロット搭載とうさい
  • 2014ねんモデル
    • L65-Z2(4K UHD・USBハードディスク録画ろくが対応たいおうパナソニックせいビエラ2013ねんモデル「TH-L65WT600」のOEM)
    • L32-G2・L42-G2・L47-G2・L55-G2(USBハードディスク/カセットHDD(ようアダプター)録画ろくが対応たいおう・3D対応たいおう(L47-G2のみ)・アクトビラ/Wooonet対応たいおう
      • L32G2-HDD SET・L42G2-HDD SET・L47G2-HDD SET・L55G2-HDD SET(専用せんようマウンター・iVDRアダプター・ポータブルがいけUSBハードディスク・USBケーブル2ほんどうこりした録画ろくがキットづけセット、日立ひたちチェーンストールけモデル)
    • L32-H2(USBハードディスク録画ろくが対応たいおう・アクトビラ/TSUTAYA TV対応たいおう
    • L19-N2・L23-N2・L29-N2・L39-N2・L50-N2(USBハードディスク録画ろくが対応たいおう
  • 2013ねんモデル
    • L32-C2(D4入力にゅうりょく端子たんしひかりデジタル音声おんせい出力しゅつりょく端子たんし搭載とうさい、ARC(オーディオリターンチャンネル)対応たいおう
  • 2012ねんモデル
    • L42-GP1・L47-GP1・L55-GP1(500GB HDD内蔵ないぞう・iVポケット搭載とうさい・3D対応たいおう・アクトビラ/Wooonet対応たいおう
    • L26-K1・L32-K1(USBハードディスク/カセットHDD(ようアダプター)録画ろくが対応たいおう・アクトビラ(ダウンロードがたサービス対応たいおう)/Wooonet対応たいおう
    • L19-N1・L29-N1・L39-N1・L50-N1(USBハードディスク録画ろくが対応たいおう
    • L32-C1

日立製作所ひたちせいさくしょ日立ひたちコンシューマエレクトロニクス時代じだい

編集へんしゅう

2002ねん~2004ねん発売はつばいされたモデルは一部いちぶ機種きしゅのぞき、モニターとAVCステーションのセット品番ひんばんもうけられていなかった。

液晶えきしょう
編集へんしゅう
  • 2012ねんモデル
    • L19-K09・L22-K09・L26-K09・L32-K09(アクトビラ(ダウンロードがたサービス対応たいおう)/Wooonet対応たいおう
    • L22-HP09・L26-HP09(320GB HDD内蔵ないぞう・iVポケット搭載とうさい・アクトビラ/Wooonet対応たいおう
  • 2011ねんモデル
    • L32-C06
    • L42-C07
    • L19-H07・L22-H07・L26-H07・L32-H07・L37-H07(アクトビラ(ダウンロードがたサービス対応たいおう)/Wooonet対応たいおう
    • L22-HP07・L26-HP07・L32-HP07(320GB HDD内蔵ないぞう・iVポケット搭載とうさい・アクトビラ/Wooonet対応たいおう
    • L32-V09・L37-V09・L42-V09・L47-V09(アクトビラ(ダウンロードがたサービス対応たいおう)/Wooonet対応たいおう
    • L26-XB07・L32-XB07・L40-XB07(三菱電機みつびしでんきせいREAL BHR400シリーズ」のOEMモデル、HDD・Blu-ray Discドライブ内蔵ないぞう
    • L32-XP07・L37-XP07・L42-XP07(320GB HDD内蔵ないぞう・iVポケット搭載とうさい・アクトビラ/Wooonet対応たいおう
    • L32-XP700CS・L37-XP700CS(日立ひたちチェーンストールけモデル)
    • L32-XP08・L37-XP08・L42-XP08(500GB HDD内蔵ないぞう・iVポケット搭載とうさい・アクトビラ(ダウンロードがたサービス対応たいおう)/Wooonet対応たいおう
    • L32-XP800CS・L37-XP800CS(日立ひたちチェーンストールけモデル)
    • L46-S08(S-LED搭載とうさい、アクトビラ(ダウンロードがたサービス対応たいおう)/Wooonet対応たいおう
  • 2010ねんモデル
    • L32-C05
    • L19-H05・L22-H05・L26-H05・L32-H05(アクトビラ(ダウンロードがたサービス対応たいおう)/Wooonet対応たいおう
    • L22-HP05・L26-HP05・L32-HP05(250GB HDD内蔵ないぞう・iVポケット搭載とうさい・アクトビラ/Wooonet対応たいおう
    • L32-XP05・L37-XP05・L42-XP05(320GB HDD内蔵ないぞう・iVポケット搭載とうさい・アクトビラ/Wooonet対応たいおう
    • L32-XP500CS・L37-XP500CS(日立ひたちチェーンストールけモデル)
    • L37-ZP05・L42-ZP05(S-LED搭載とうさい、500GB HDD内蔵ないぞう・iVポケット搭載とうさい・アクトビラ/Wooonet対応たいおう
  • 2009ねんモデル
    • L22-H03・L26-H03・L32-H03
    • L32-WP03(250GB HDD内蔵ないぞう・iVポケット搭載とうさい
    • L32-WP300CS(日立ひたちチェーンストールけモデル)
    • L37-XP03・L42-XP03(250GB HDD内蔵ないぞう・iVポケット搭載とうさい
    • L37-XP035・L42-XP035(500GB HDD内蔵ないぞう・iVポケット搭載とうさい
    • L37-XP300CS(日立ひたちチェーンストールけモデル)
    • UT32-XP800・UT37-XP800・UT42-XP800・UT47-XP800(ちょう薄型うすがたタイプ、250GB HDD内蔵ないぞう・iVポケット搭載とうさい
  • 2008ねんモデル
    • L32-HV02(iVポケット搭載とうさい
    • L32-HV200CS(日立ひたちチェーンストールけモデル)
    • L37-XV02・L42-XV02(iVポケット搭載とうさい
    • UT32-HV700B/W/A/R(ちょう薄型うすがたタイプ、iVポケット搭載とうさい
    • UT37-XV700・UT42-XV700・UT47-XV700(ちょう薄型うすがたタイプ、iVポケット搭載とうさい
    • UT32-BH700JB/JW/JA/JR(法人ほうじんちょう薄型うすがたタイプ)
    • UT37-BX700J・UT42-BX700J・UT48-BX700J(法人ほうじんちょう薄型うすがたタイプ)
    • UT32-WP770B/W(ちょう薄型うすがたタイプ、250GB HDD内蔵ないぞう・iVポケット搭載とうさい
    • UT37-XP770B/W・UT42-XP770B/W・UT47-XP770B/W(ちょう薄型うすがたタイプ、250GB HDD内蔵ないぞう・iVポケット搭載とうさい
  • 2007ねんモデル
    • L26-H01・L32-H01
    • L32-HR01(250GB HDD内蔵ないぞう・iVポケット搭載とうさい
    • L32-HR100CS(日立ひたちチェーンストールけモデル)
    • L37-X01(iVポケット搭載とうさい
    • L37-XR01(250GB HDD内蔵ないぞう・iVポケット搭載とうさい
  • 2006ねんモデル
    • W26L-H90・W32L-H90
    • W32L-H9000・W37L-H9000
    • W32L-HR9000・W37L-HR9000(250GB HDD内蔵ないぞう
  • 2005ねんモデル
    • W26L-H80
    • W26L-H80CS(日立ひたちチェーンストールけモデル)
    • W32L-H8000・W37L-H8000
    • W32L-HR8000・W37L-HR8000(160GB HDD内蔵ないぞう
  • 2004ねんあきモデル
    • U/V7000セット(27vがた・32vがた
    • H7000セット(27vがた・32vがた
    • HR7000セット(27vがた・32vがた、HDD搭載とうさいAVCステーション付属ふぞく
    • HRD7000セット(27vがた・32vがた、HDD+DVD搭載とうさいAVCステーション付属ふぞく
  • 2003ねんモデル
    • W17-LC50・W20-LC3000・W23-LC50
    • U/V5000セット(28vがた・32vがた
    • H5000セット(28vがた・32vがた
    • HR5000セット(28vがた・32vがた、HDD搭載とうさいAVCステーション付属ふぞく
    • HW5000セット(28vがた・32vがた
  • 2011ねんモデル
    • P42-HP06(250GB HDD内蔵ないぞう・iVポケット搭載とうさい・アクトビラ/Wooonet対応たいおう
    • P42-XP07・P46-XP07・P50-XP07(320GB HDD内蔵ないぞう・iVポケット搭載とうさい・アクトビラ/Wooonet対応たいおう
    • P42-XP700CS(日立ひたちチェーンストールけモデル)
    • P42-G07・P46-G07(パナソニックせいVIERA VT2シリーズ」のOEMモデル)
    • P42-GP08・P46-GP08・P50-GP08(500GB HDD内蔵ないぞう・iVポケット搭載とうさい・アクトビラ/Wooonet対応たいおう
  • 2010ねんモデル
    • P42-HP05(250GB HDD内蔵ないぞう・iVポケット搭載とうさい・アクトビラ/Wooonet対応たいおう
    • P42-XP05・P46-XP05・P50-XP05(320GB HDD内蔵ないぞう・iVポケット搭載とうさい・アクトビラ/Wooonet対応たいおう
    • P42-XP500CS(日立ひたちチェーンストールけモデル)
  • 2009ねんモデル
    • P42-HP03(250GB HDD内蔵ないぞう・iVポケット搭載とうさい
    • P42-XP03・P46-XP03・P50-XP03(250GB HDD内蔵ないぞう・iVポケット搭載とうさい
    • P42-XP035・P46-XP035・P50-XP035(500GB HDD内蔵ないぞう・iVポケット搭載とうさい
    • P42-XP300CS(日立ひたちチェーンストールけモデル)
  • 2008ねんモデル
    • P37-HR02・P42-HR02・P50-HR02(250GB HDD内蔵ないぞう・iVポケット搭載とうさい
    • P37-HR200CS・P42-HR200CS(日立ひたちチェーンストールけモデル)
    • P50-XR02(250GB HDD内蔵ないぞう・iVポケット搭載とうさい
  • 2007ねんモデル
    • P37-H01・P42-H01・P50-H01
    • P42-HV01(iVポケット搭載とうさい
    • P37-HR01・P42-HR01(250GB HDD内蔵ないぞう・iVポケット搭載とうさい
    • P37-HR100CS・P42-HR100CS(日立ひたちチェーンストールけモデル)
    • P50-XR01・P60-XR01(250GB HDD内蔵ないぞう・iVポケット搭載とうさい
  • 2006ねんモデル
    • W37P-H90
    • W37P-H9000・W42P-H9000
    • W37P-HR9000・W42P-HR9000(250GB HDD内蔵ないぞう
    • W50P-H10000
    • W50P-HR10000(250GB HDD内蔵ないぞう
    • W60P-XR10000(250GB HDD内蔵ないぞう
  • 2005ねんあきモデル
    • W37P-H8000・W42P-H8000・W55P-H8000
    • W37P-HR8000・W42P-HR8000・W55P-HR8000(160GB HDD内蔵ないぞう
  • 2004ねんあきモデル - 55vがたはサイドスピーカータイプとアンダースピーカータイプがある。
    • U/V7000セット(32vがた・37vがた・42vがた・55vがた
    • H7000セット(32vがた・37vがた・42vがた・55vがた
    • HR7000セット(32vがた・37vがた・42vがた・55vがた、HDD搭載とうさいAVCステーション付属ふぞく
    • HRD7000セット(32vがた・37vがた・42vがた・55vがた、HDD+DVD搭載とうさいAVCステーション付属ふぞく
  • 2004ねんはるモデル - サイドスピーカータイプとアンダースピーカータイプがある。
    • U/V5500セット(55vがた
    • H5500セット(55vがた
    • HR5500セット(55vがた、HDD搭載とうさいAVCステーション付属ふぞく
    • HW5500セット(55vがた
  • 2003ねんモデル - 55vがたはサイドスピーカータイプとアンダースピーカータイプがある。
    • U/V5000セット(32vがた・37vがた・42vがた・50vがた・55vがた
    • H5000セット(32vがた・37vがた・42vがた・50vがた・55vがた
    • W32-PDH10
    • HR5000セット(32vがた・37vがた・42vがた・50vがた・55vがた、HDD搭載とうさいAVCステーション付属ふぞく
    • HW5000セット(32vがた・37vがた・42vがた・50vがた・55vがた
  • 2002ねんモデル
    • W32-PD3000・W37-PD3000・W42-PD3000
    • W37-PDH1
    • W32-PDH3000・W37-PDH3000・W42-PDH3000・W50-PDH3000
    • W32-PDW3000・W37-PDW3000・W42-PDW3000(インターネット対応たいおうモデル)

Woooを名乗なのらないテレビ(日立ひたちリビングサプライあつかい)

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液晶えきしょうテレビのうち、03シリーズのHDD内蔵ないぞう機種きしゅ(L32-H03、L26-H03、L22-H03)ならびにそのの23Vがた以下いか日立ひたちリビングサプライあつかいのものである。一部いちぶにパナソニックのOEMで日立ひたちリビングあつかいのものもある。

日立ひたちリビングサプライでも「Wooo」シリーズ名義めいぎの03シリーズやK09シリーズがあるが、それをのぞ日立ひたちリビングサプライあつかひんとパナソニックからのOEMひんはWoooを名乗なのっていない。また、品番ひんばんがPMTではじまる業務ぎょうむよう教育きょういく市場いちばけ)プラズマテレビもWoooを名乗なのっていない。

なお、Woooを名乗なのらない日立ひたちリビングサプライあつかいのテレビはぜん機種きしゅ生産せいさん終了しゅうりょうしている。

  • 2010ねん発売はつばい
    • 19L-S850LT - パナソニックせい「VIERA」TH-L19C2のOEM機種きしゅ
  • 2009ねん発売はつばい
    • 19L-S510
    • 16L-X700
    • 19L-X500
    • 17L-750LT - パナソニックせい「VIERA」TH-L17C1のOEM機種きしゅ
    • 20L-750LT - パナソニックせい「VIERA」TH-L20C1のOEM機種きしゅ
  • 2008ねん発売はつばい
    • 15L-S500
    • 19L-S500
    • 20L-510LT
    • 20L-550LT - パナソニックせい「VIERA」TH-20LX80のOEM機種きしゅ
    • 23L-500LT
  • 2007ねん発売はつばい
    • 15LCD-S5
    • 20LCD-H5 - パナソニックせい「VIERA」TH-20LX70のOEM機種きしゅ
    • 23LCD-H5 - パナソニックせい「VIERA」TH-23LX70のOEM機種きしゅ
    • 20LCD-H50 - LG電子でんしせい
    • 23LCD-H50 - LG電子でんしせい
  • 2006ねん発売はつばい
    • DVL-7TV - DVDプレーヤー内蔵ないぞうがた
    • 15LCD-3
    • 23LCD-1A
    • 20LCD-H3 - パナソニックせい「VIERA」TH-20LX60のOEM機種きしゅ
    • 23LCD-H3 - パナソニックせい「VIERA」TH-23LX60のOEM機種きしゅ
  • 2005ねん発売はつばい
    • 15LCD-1
    • 23LCD-1 - LG電子でんしせい
    • 19LCD-H1 - パナソニックせい「VIERA」TH-19LX50のOEM機種きしゅ
    • 23LCD-H1 - パナソニックせい「VIERA」TH-23LX50のOEM機種きしゅ
  • 2004ねん発売はつばい
    • 14LCD-1
    • 20LCD-1 - LG電子でんしせい

デジタルビデオカメラ(日立製作所ひたちせいさくしょ時代じだい

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DVDビデオカメラはパナソニックと共同きょうどう開発かいはつをすすめ、2000ねん世界せかいはつ製品せいひんにこぎつけた。生産せいさん日立ひたち担当たんとうし、2005ねんまでOEMでパナソニックに供給きょうきゅうしていた。このとき名称めいしょうは「DVD CAM」であった。

2006ねん8がつ30にちには8GBの1インチハードディスクドライブマイクロドライブ)とDVDの両方りょうほう搭載とうさいし、民生みんせいようとして世界せかいはつハイブリッドビデオカメラを独自どくじ開発かいはつ発売はつばいした。このとき名称めいしょうは「HYBRID CAM」であった。

2007ねん8がつには世界せかいはつBlu-ray Disc搭載とうさいのビデオカメラを発売はつばい。30GBのHDDとBDドライブのハイブリッドモデルとBDドライブのみの2モデルをラインナップ。このころからブランドめいに「Wooo」をもちはじめた。

2008ねん1がつには60GBのHDDとBDドライブのハイブリッドモデルを発売はつばい。また、どう時期じきにハイビジョン対応たいおうのHDD単体たんたいモデルも発売はつばいした。ほん製品せいひん光学こうがくけいシステムはこれまでの自社じしゃ設計せっけいめ、パナソニックのメカニズムが採用さいようされた。このため、これまでよわいとされてきた補正ほせい強化きょうか小型こがたはかられ、映像えいぞうのクオリティも格段かくだん進化しんかした。しかしこのころ市場いちばのトレンドは、すでだい容量ようりょう内蔵ないぞうメモリーまたはSDとうのカードメディアのハイブリッド方式ほうしき移行いこうはじめており、結果けっかてき販売はんばい低迷ていめい結局けっきょくBDビデオカメラ市場いちば形成けいせいされないまま、2009ねん6がついっぱいでビデオカメラの生産せいさん終了しゅうりょうし、10がつをもって販売はんばい終了しゅうりょうとなった。

インターネットのWooo ビデオカメラページは、過去かこ発売はつばいされていた製品せいひん情報じょうほうとサポート情報じょうほう提供ていきょうページとして運用うんようされている。

ラインアップ

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以下いかすべ過去かこ機種きしゅ。「Wooo」ブランドの機種きしゅ列挙れっきょする。

フルハイビジョン対応たいおうブルーレイモデル

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  • DZ-BD7H(30GB HDD内蔵ないぞうやく530まん画素がそCMOS
  • DZ-BD10H(30GB HDD内蔵ないぞうやく700まん画素がそCMOS)
  • DZ-BD70(HDDなし・やく530まん画素がそCMOS)
  • DZ-BD9H(60GB HDD内蔵ないぞうやく530まん画素がそCMOS)

フルハイビジョン対応たいおうハードディスクモデル

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  • DZ-HD90(60GB HDD内蔵ないぞうやく530まん画素がそCMOS)

ハイブリッド(DVD+HDD)モデル

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  • DZ-HS803(8GB HDD内蔵ないぞうやく331まん画素がそCCD
  • DZ-HS903(30GB HDD内蔵ないぞうやく331まん画素がそCCD)
  • DZ-HS303(8GB HDD内蔵ないぞうやく331まん画素がそCCD)
  • DZ-HS401(8GB HDD内蔵ないぞうやく133まん画素がそCCD)
  • DZ-HS403(8GB HDD内蔵ないぞうやく331まん画素がそCCD)
  • DZ-HS503(30GB HDD内蔵ないぞうやく331まん画素がそCCD)
  • DZ-MV350(やく68まん画素がそCCD)
  • DZ-MV380(やく102まん画素がそCCD)
  • DZ-MV550(やく68まん画素がそCCD)
  • DZ-MV580(やく102まん画素がそCCD)
  • DZ-MV730(やく68まん画素がそCCD)
  • DZ-MV780(やく133まん画素がそCCD)
  • DZ-GX20(やく212まん画素がそCCD)
  • DZ-GX25M(やく212まん画素がそCCD)
  • DZ-GX3100(やく133まん画素がそCCD)
  • DZ-GX3200(やく212まん画素がそCCD)
  • DZ-GX3300(やく331まん画素がそCCD)
  • DZ-GX5300(やく331まん画素がそCCD)

BD/DVDレコーダー

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かつてはやくからデジタル放送ほうそう重視じゅうしする姿勢しせいしめし、DVDレコーダーにおいては2005ねんには他社たしゃ先駆さきがけて地上ちじょう・BS・110CSぜん対応たいおうダブルデジタルチューナー搭載とうさいモデルを発表はっぴょう、2007ねん9がつまで販売はんばいしていた。また他社たしゃ先駆さきがけて1TB(1000GB)のHDD搭載とうさいしたモデルを発売はつばいし、市場いちばにインパクトをあたえた。

もともとはDVD-RAM陣営じんえいパナソニックからOEM供給きょうきゅうけていたが、Wooo展開てんかいはDVD-RAMとDVD-RWの両方りょうほう録画ろくが再生さいせい対応たいおうしていた(ただし日本にほんビクター製品せいひん同様どうよう、カートリッジタイプのDVD-RAMはカートリッジから必要ひつようがある)。DVD-R DL(2そう記録きろくのメディア)は録画ろくが再生さいせいもできなかった(ROMしたディスクでは再生さいせいできる場合ばあいもあるが、メーカーの動作どうさ保証ほしょう対象たいしょうがいである。グループ会社かいしゃ日立ひたちマクセルはDVD-R DLのメディアを生産せいさんしている)。内蔵ないぞうHDDに、グループ企業きぎょうである日立ひたちグローバルストレージテクノロジーズ製品せいひん採用さいようしていることもアピールポイントだった(あかいステッカーに「hard drive by HITACHI」の文字もじがあった)。

2005ねん世界せかいはじめてダブルデジタルチューナー搭載とうさいモデルを投入とうにゅう、デザイン変更へんこうなどのマイナーチェンジをかえしながら2007ねん9がつまで販売はんばいしていた。キャッチコピーは「ザ・ダブルデジ」。当時とうじのシャープせいレコーダーとちがい、地上ちじょうデジタルにかぎらずBSデジタルや110CSデジタル放送ほうそうの2番組ばんぐみ同時どうじ録画ろくが可能かのうであるほか、1まいB-CASカードで有料ゆうりょうデジタル放送ほうそうの2番組ばんぐみ同時どうじ録画ろくが可能かのうであるのもおおきな利点りてんであった。このモデルのハイエンドで1TB HDD搭載とうさいがあった。なお、やく録画ろくがについてはデジタル放送ほうそうのEPGのみを搭載とうさいし、GガイドADAMS-EPG搭載とうさいしていないため、地上ちじょうアナログ放送ほうそう録画ろくが予約よやくには使用しようできない。また、自社じしゃ開発かいはつのシステムが非常ひじょう不安定ふあんていで、DVDレコーダー生産せいさん終了しゅうりょう不具合ふぐあい修正しゅうせいのファームウェア更新こうしん幾度いくどおこなっている。

2007ねん9がつをもってDVDレコーダーの自社じしゃ開発かいはつ/生産せいさんから撤退てったいし、2007ねん10がつ発売はつばいのWooo「Hシリーズ」より三菱電機みつびしでんき/船井ふない電機でんき共同きょうどう開発かいはつモデル「らくレコ」(製造せいぞう名義めいぎ船井ふない電機でんき)のOEM供給きょうきゅうけて販売はんばい。この「らくレコ」は、DVD-RW陣営じんえい商品しょうひんであるため、DVD-RAM陣営じんえいである日立ひたちのDVDレコーダーでありながらDVD-RAMの録画ろくがができない(再生さいせい可能かのう)。また、日立ひたちのDVDレコーダーで唯一ゆいいつ初回しょかいロットからダビング10対応たいおうしたシリーズでもある(初期しょきモデルは衛星えいせいアップデートで対応たいおう)。リモコンの形状けいじょうとHDDの容量ようりょうがオリジナルとことなるが、独自どくじ機能きのうはなくユーザーインターフェースもらくレコそのものである。ほん商品しょうひん家電かでん量販りょうはんてん店頭てんとうにはほとんどならばず、日立ひたちチェーンストール中心ちゅうしん販売はんばいされた。その2008ねん8がつには在庫ざいこかぎりとなり、2009ねん4がつ販売はんばい終了しゅうりょう後継こうけい発表はっぴょうく、日立ひたちはDVDレコーダー市場いちばから事実じじつじょう撤退てったいした。

なおBlu-ray Discレコーダーかんしては、自社じしゃ開発かいはつ商品しょうひんを2006ねんごろまで展示てんじかいとう参考さんこう出品しゅっぴんしていた(このころ展示てんじのPOPには2007ねん発売はつばい予定よていかれていた)。しかし、前述ぜんじゅつのDVDレコーダー自主じしゅ開発かいはつ/生産せいさんからの撤退てったいともな開発かいはつ中止ちゅうしした。 その、2008ねん7がつにパナソニックの「ブルーレイディーガ」のOEMである「DV-BH250」で市場いちば参入さんにゅうしたが、日立ひたちチェーンストールのみの販売はんばいであったことと、OEMもとのパナソニックからの供給きょうきゅうりょうすくなかったことなどから実際じっさいにはほとん市場いちば流通りゅうつうせず、2009ねん1がつにははやくも販売はんばい終了しゅうりょうした。

2009ねん6がつにパナソニックのOEMひんである「DVL-BR9」を発売はつばいしたが、従来じゅうらい機種きしゅとのちがいは日立製作所ひたちせいさくしょから子会社こがいしゃ日立ひたちリビングサプライあつかいとなったことである。それ以後いごもモデルチェンジをかえしているが、これらはWoooの録画ろくが対応たいおうテレビユーザーけの斡旋あっせんひんといった性格せいかくつよく、日立ひたち公式こうしきサイトでの発売はつばい告知こくちはせずに日立ひたちチェーンストールでのみ販売はんばいしている。ちなみに、DIGAのベースモデルとの差異さいは、ドアホン録画ろくが機能きのう一部いちぶネット機能きのう、アニメモードとうがWoooでははぶかれているてんである。

2012ねん12がつ現在げんざい、インターネットのWooo DVDレコーダーサイトは、過去かこ発売はつばいされていた製品せいひん情報じょうほうとサポート情報じょうほう提供ていきょうページとして運用うんようされている。

なお日立ひたちチェーンストールけBDレコーダー(パナソニック「DIGA」のOEM)を供給きょうきゅうしていた日立ひたちリビングサプライは、DVL-BRT12を最後さいごに2012ねんかぎりでBDレコーダー供給きょうきゅう一旦いったん終了しゅうりょう。2013ねん以降いこう日立ひたちチェーンストールへ供給きょうきゅうされるBDレコーダーは本家ほんけであるパナソニック「DIGA」と関連かんれん会社かいしゃ日立ひたちマクセルせいアイヴィブルー」へとわっていた[5]

しかし、2017ねん8がつをもって「マクセル」せいのBDレコーダー「アイヴィブルー」が在庫ざいこひんかぎりで終了しゅうりょう後継こうけい機種きしゅ発表はっぴょうく、事実じじつじょう撤退てったいとなったことから、2017ねん9がつより日立ひたちコンシューマ・マーケティング(きゅう日立ひたちリビングサプライを吸収きゅうしゅう合併がっぺいした存続そんぞく会社かいしゃ)が、ふたたびパナソニックからOEM供給きょうきゅうけ、ブルーレイDIGAベースに日立ひたちオリジナル仕様しようとした「DVL-BRT20」を発売はつばい。5ねんぶりにWoooブランドのBDレコーダーラインナップが復活ふっかつしていた。

ラインアップ

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日立ひたちコンシューマ・マーケティング リビングサプライしゃ時代じだい(Woooブランド終了しゅうりょうまで)

編集へんしゅう
HDD内蔵ないぞうブルーレイディスクレコーダー
編集へんしゅう

上記じょうきとお日立ひたちコンシューマ・マーケティングあつかいで、パナソニックせいブルーレイDIGAのOEMモデル。

  • DVL-BRT20 - パナソニックブルーレイレコーダーDIGAベースの日立ひたちオリジナル仕様しよう(ディーガ2016ねん秋冬あきふゆモデル「DMR-BRW1020」のOEM)。

生産せいさん完了かんりょう機種きしゅ

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「Wooo」ブランドの機種きしゅ列挙れっきょする。

ハイビジョンHDD/DVDレコーダー
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  • DV-DH160
  • DV-DH161T/DH250T/DH400T
  • DV-DH160W/DH250W/DH500W/DH1000W
  • DV-DH160D/DH250D/DH500D/DH1000D
  • DV-DH250S/DH500S/DH1000S
  • DV-DH250VH(VHSビデオいち体型たいけい)/DH500H/DH500VH(VHSビデオいち体型たいけい
HDD内蔵ないぞうDVDレコーダー
編集へんしゅう
  • MS-DS250/DS400
  • DV-DS160
VHSビデオいち体型たいけいDVDレコーダー
編集へんしゅう
  • DV-RV7000
DVD単体たんたいレコーダー(HDDなし)
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  • DV-RX7000
HDD内蔵ないぞうブルーレイディスクレコーダー
編集へんしゅう

上記じょうきとお日立ひたちリビングサプライあつかい(DV-BH250は日立ひたちコンシューママーケティングあつかい)で、パナソニックせいブルーレイDIGAのOEMモデル。

  • DV-BH250 - DMR-BW700ベース。
  • DVL-BR9 - DMR-BW750ベース。
  • DVL-BR10 - DMR-BW770ベース。
  • DVL-BRT11 - DMR-BWT500ベース。

デジタルチューナー(日立製作所ひたちせいさくしょ時代じだい

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2007ねん11月に、Woooブランドの地上ちじょう・BS・110CSデジタルチューナー「IV-R1000」を発売はつばいした。このチューナーはiVポケットを2搭載とうさいしており、チューナーでありながらiVDR-Sでの録画ろくが再生さいせい可能かのうにした、いわゆるレコーダーてき役割やくわりそなえている。

おもにiVポケットづけのテレビで録画ろくがしたiVDRをべつのテレビで再生さいせいするときに利用りようすることを想定そうていしているが、もちろんチューナー単体たんたいでiVDR-S方式ほうしき録画ろくが再生さいせい出来できる。またiVポケットが2あるため、iVDRで録画ろくがちゅうにもうひとつのiVDRを使つかって再生さいせいすることも可能かのうである(同時どうじ録画ろくが不可ふか)。

家庭かていけプロジェクター(日立製作所ひたちせいさくしょ時代じだい

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  • PJ-TX10J
  • PJ-TX100J(ハイビジョン対応たいおう
  • PJ-TX200J(ハイビジョン対応たいおう

Woooケータイ(日立製作所ひたちせいさくしょ時代じだい

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競争きょうそう他社たしゃ製品せいひん

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おも薄型うすがたテレビブランド

脚注きゃくちゅう

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  1. ^ 当初とうしょ日立ひたちリビングサプライだったが、2014ねん10がつ日立ひたちコンシューマ・マーケティングに経営けいえい統合とうごう吸収きゅうしゅう合併がっぺい)され、同社どうしゃ社内しゃない分社ぶんしゃ会社かいしゃ社内しゃないカンパニー)となる
  2. ^ 国内こくない家電かでん市場いちばにおける販売はんばい、カスタマーサービス領域りょういきなどでの連携れんけい強化きょうか合意ごうい”. 2018ねん9がつ25にち閲覧えつらん
  3. ^ 2012ねん1がつ23にち報道ほうどう発表はっぴょう
  4. ^ 日立ひたち太陽光たいようこう発電はつでん参入さんにゅう あきらシェルと提携ていけい川村かわむら社長しゃちょう検討けんとう表明ひょうめい NIKKEI NET 2009ねん4がつ29にち
  5. ^ 生産せいさん海外かいがいメーカー委託いたくへとわった日立ひたちリビングサプライせい液晶えきしょうテレビ「Wooo」現行げんこうモデルに搭載とうさいされている)HDMI連動れんどう機能きのう「Woooリンク」はパナソニック「ビエラリンク」と同一どういつ規格きかくとなっており、パナソニック「DIGA」の操作そうさ日立ひたちせいテレビ「Wooo」のリモコンで出来できるようになっていることによる。ただ電子でんし番組ばんぐみひょうのデザインは「Wooo」と「DIGA」でおおきくことなる(パナソニックOEMの「L65-Z2」に内蔵ないぞう電子でんし番組ばんぐみひょうはディーガと共通きょうつうデザイン)。なお日立ひたちチェーンストールかれているディーガカタログは量販りょうはんてんようなので、パナソニックショップ限定げんていモデルは(当該とうがい日立ひたちチェーンストールがパナソニックショップへ鞍替くらがえして「スーパーパナソニックショップ=SPS」へ認定にんていされないかぎり)販売はんばいされない。また「アイヴィブルー」は「Wooo」同様どうよう日立ひたちチェーンストール中心ちゅうしん販売はんばいで、量販りょうはんてん通販つうはんにはほとん出回でまわっていない(業界ぎょうかいはつとなる機器ききでも再生さいせい可能かのうなHDDカセット「iVDR対応たいおうだが、iVDRを再生さいせい可能かのう国内こくないメーカー製品せいひん日立ひたち製品せいひんのみで、日立ひたち以外いがい他社たしゃはiVDR対応たいおう製品せいひんいまのところ発売はつばいしていない)。

関連かんれん項目こうもく

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外部がいぶリンク

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