「スティーヴ・スティーヴンス」のはんあいだ差分さぶん

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'''スティーヴ・スティーヴンス'''(Steve Stevens、[[1959ねん]][[5がつ5にち]]-)は、[[アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく]]の[[ロック (音楽おんがく)|ロック]]・[[ギタリスト]]。[[ビリー・アイドル]]のサポート・ギタリストとしてせたのち、[[マイケル・ジャクソン]]や[[ヴィンス・ニール]]、[[氷室ひむろ京介きょうすけ]]とう様々さまざまなミュージシャンと共演きょうえん。[[スタジオ・ミュージシャン]]としても活動かつどうし、映画えいが『[[トップガン (映画えいが)|トップガン]]』の[[サウンドトラック]]への参加さんかでもられる。
'''スティーヴ・スティーヴンス'''('''Steve Stevens'''、[[1959ねん]][[5がつ5にち]] - )は、[[アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく]]の[[ロック (音楽おんがく)|ロック]]・[[ギタリスト]]。[[ビリー・アイドル]]のサポート・ギタリストとしてせたのち、[[マイケル・ジャクソン]]や[[ヴィンス・ニール]]、[[氷室ひむろ京介きょうすけ]]とう様々さまざまなミュージシャンと共演きょうえん。[[スタジオ・ミュージシャン]]としても活動かつどうし、映画えいが『[[トップガン (映画えいが)|トップガン]]』の[[サウンドトラック]]への参加さんかでもられる。モデル/スタイリスト/ファッション・デザイナーのジョシー・スティーヴンスと2008ねん結婚けっこん


== 来歴らいれき ==
== 来歴らいれき ==
===1980年代ねんだいまで===
=== 1980年代ねんだいまで ===
[[ブルックリン|ブルックリン]]出身しゅっしん<ref name=prato>{{Cite web |url=https://www.allmusic.com/artist/steve-stevens-mn0000754789/biography |last=Prato |first=Greg |title=Steve Stevens - Biography & History |publisher=AllMusic |accessdate=2019-01-07}}</ref>。7さいで[[ギター]]をはじめ、その[[プログレッシブ・ロック]]に傾倒けいとうしていく<ref name=prato />。また、12さいころ出会であったルーマニアじんのギター教師きょうし影響えいきょうで、[[フラメンコ]]もくようになった<ref>{{Cite web |url=http://guitarinternational.com/2011/03/25/steve-stevens-interview-guitarist-extraordinaire-with-billy-idol/ |last=Cavuoto |first=Rob |title=Steve Stevens Interview: Guitarist Extraordinaire with Billy Idol |publisher=Guitar International |accessdate=2019-01-07}}</ref>。
[[ブルックリン|ブルックリン]]出身しゅっしん。7さいで[[ギター]]をはじめ、その[[プログレッシブ・ロック]]に傾倒けいとうしていく。


ローカル・バンドでの活動かつどうて、[[1982ねん]]、もと[[キッス]]の[[ピーター・クリス]]と共演きょうえんどう時期じきもと[[ジェネレーションX (バンド)|ジェネレーションX]]の[[イギリスじん]]シンガー、[[ビリー・アイドル]]と出会であい、ビリーのソロ・ワークを演奏えんそう作曲さっきょく両面りょうめんでサポート。ビリーのセカンド・アルバム『[[反逆はんぎゃくのアイドル|Rebel Yell]]』(1983ねん)はぜんえい36全米ぜんべい6成功せいこうおさめ、[[ニュー・ウェイヴ (音楽おんがく)|ニュー・ウェイヴ]]てきおとづくりと[[ハードロック]]てきなギターの融合ゆうごう話題わだいとなった<ref>[http://www.allmusic.com/album/rebel-yell-mw0000194223 『Rebel Yell』レビュー(allmusic)]</ref>。
ローカル・バンドでの活動かつどうて、[[1982ねん]]、もと[[キッス]]の[[ピーター・クリス]]と共演きょうえんどう時期じきもと[[ジェネレーションX (バンド)|ジェネレーションX]]の[[イギリスじん]]シンガー、[[ビリー・アイドル]]と出会であい、ビリーのソロ・ワークを演奏えんそう作曲さっきょく両面りょうめんでサポート。ビリーのセカンド・アルバム『[[反逆はんぎゃくのアイドル]]』(1983ねん)はぜんえい36全米ぜんべい6成功せいこうおさめ、[[ニュー・ウェイヴ (音楽おんがく)|ニュー・ウェイヴ]]てきおとづくりと[[ハードロック]]てきなギターの融合ゆうごう話題わだいとなった<ref>[http://www.allmusic.com/album/rebel-yell-mw0000194223 『Rebel Yell』レビュー(allmusic)]</ref>。


ビリーとの活動かつどう並行へいこうし、様々さまざまなアーティストと仕事しごとおこなう。[[1985ねん]]には[[トンプソン・ツインズ]]のアルバムに参加さんかし、[[ライヴエイド]]ではトンプソン・ツインズ、[[マドンナ (歌手かしゅ)|マドンナ]]、[[ナイル・ロジャース]]との共演きょうえんで「[[レボリューション (ビートルズのきょく)|Revolution]]」([[ビートルズ]]のカバー、当時とうじトンプソン・ツインズがうたとしていた)を演奏えんそう。[[1986ねん]]の映画えいが『[[トップガン (映画えいが)|トップガン]]』で使用しようされた「Top Gun Anthem」は、スティーヴのギター・テクニックが存分ぞんぶん発揮はっきされた[[器楽きがくきょく|インストゥルメンタル]]で、[[グラミーしょう]]のベスト・ポップ・インストゥルメンタル・パフォーマンス部門ぶもん受賞じゅしょう。また、[[マイケル・ジャクソン]]のヒット・シングル「[[ダーティー・ダイアナ|Dirty Diana]]」にも参加さんか
ビリーとの活動かつどう並行へいこうし、様々さまざまなアーティストと仕事しごとおこなう。[[1985ねん]]には[[トンプソン・ツインズ]]のアルバムに参加さんかし、[[ライヴエイド]]ではトンプソン・ツインズ、[[マドンナ (歌手かしゅ)|マドンナ]]、[[ナイル・ロジャース]]との共演きょうえんで「[[レボリューション (ビートルズのきょく)|レボリューション]]」([[ビートルズ]]のカバー、当時とうじトンプソン・ツインズがうたとしていた)を演奏えんそう<ref>{{Cite web |url=https://www.billboard.com/articles/columns/music-festivals/6627376/live-aid-30th-anniversary-highlights |last=Cornell |first=Jeff |title=Live Aid Turns 30: U2, Madonna, Led Zeppelin Reunion & More Highlights |publisher=Billboard |date=2015-07-13 |accessdate=2019-01-07}}</ref>。[[1986ねん]]の映画えいが『[[トップガン (映画えいが)|トップガン]]』で使用しようされた「Top Gun Anthem」は、スティーヴのギター・テクニックが存分ぞんぶん発揮はっきされた[[器楽きがくきょく|インストゥルメンタル]]で、[[だい29かいグラミーしょう]]では最優秀さいゆうしゅうポップ・インストゥルメンタル・パフォーマンスしょう受賞じゅしょう<ref>{{Cite web |url=https://www.grammy.com/grammys/artists/steve-stevens |title=Steve Stevens - Artist |publisher=Recording Academy |work=GRAMMY.com |accessdate=2019-01-07}}</ref>。また、[[マイケル・ジャクソン]]のヒット・シングル「[[ダーティー・ダイアナ]]」にも参加さんか


ビリーとたもとかったスティーヴは、[[1989ねん]]、ウォリアーという[[ヘヴィメタル]]・バンドのボーカリストだったペリー・マッカーティーとうしたがえ、アトミック・プレイボーイズというソロ・プロジェクトをげるが、アルバム『Atomic Playboys』(ジャケット・デザインは[[H・R・ギーガー]])1まいのこして、このプロジェクトは解体かいたい
ビリーとたもとかったスティーヴは、[[1989ねん]]、ウォリアーという[[ヘヴィメタル]]・バンドのボーカリストだったペリー・マッカーティーとうしたがえ、アトミック・プレイボーイズというソロ・プロジェクトをげるが、アルバム『[[アトミック・プレイボーイズ]]』(ジャケット・デザインは[[H・R・ギーガー]])1まいのこして、このプロジェクトは解体かいたい


===1990年代ねんだい===
=== 1990年代ねんだい ===
その、[[マイケル・モンロー]](もと[[ハノイ・ロックス]])とともにレコーディングをおこなう。しかし、アルバムの完成かんせいないまま、スティーヴは当時とうじ[[モトリー・クルー]]を脱退だったいしていた[[ヴィンス・ニール]]にかれた。このとき音源おんげんはエルサレム・スリム名義めいぎで1992ねん発売はつばいされるが、すでどうバンドは存在そんざいしなかった。なお、マイケル・モンローはこのプロジェクトにかんしておもはないようで、1992ねん日本にっぽん公演こうえんでも、スティーヴとレコーディングしたきょく一切いっさいうたわなかった<ref>[http://www.michaelmonroe.com/biography/index.html マイケル・モンロー公式こうしきサイト]</ref>。
その、[[マイケル・モンロー]](もと[[ハノイ・ロックス]])とともにレコーディングをおこなう。しかし、アルバムの完成かんせいないまま、スティーヴは当時とうじ[[モトリー・クルー]]を脱退だったいしていた[[ヴィンス・ニール]]にかれた。このとき音源おんげんはエルサレム・スリム名義めいぎで1992ねん発売はつばいされるが、すでどうバンドは存在そんざいしなかった。なお、マイケル・モンローはこのプロジェクトにかんしておもはないようで、1992ねん日本にっぽん公演こうえんでも、スティーヴとレコーディングしたきょく一切いっさいうたわなかった<ref>{{cite web |url=http://www.michaelmonroe.com/biography/index.html |title=Michael Monroe - Solo Biography |accessdate=2014-09-19 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20080602134347/http://www.michaelmonroe.com/biography/index.html |archivedate=2008ねん6がつ2にち |deadlinkdate=2017ねん9がつ }}</ref>。


スティーヴは、ヴィンスのファースト・ソロ・アルバム『Exposed』(1993ねん)と、どうさくともなうツアー(日本にっぽん公演こうえんふくむ)に参加さんかするが、そのヴィンスのバンドを脱退だったいし、一時いちじてきに[[ビリー・アイドル]]と復縁ふくえんして、[[1994ねん]]の映画えいが『[[スピード (映画えいが)|スピード]]』の主題歌しゅだいか「Speed」で共演きょうえん
スティーヴは、ヴィンスのファースト・ソロ・アルバム『エクスポーズド』(1993ねん)と、どうさくともなうツアー(日本にっぽん公演こうえんふくむ)に参加さんかするが、そのヴィンスのバンドを脱退だったいし、一時いちじてきに[[ビリー・アイドル]]と復縁ふくえんして、[[1994ねん]]の映画えいが『[[スピード (映画えいが)|スピード]]』の主題歌しゅだいか「Speed」で共演きょうえん


1996ねん11月、マグナ・カルタ・レコードのオーナーの[[マイク・ヴァーニー]]が、[[テリー・ボジオ]]にスティーヴを紹介しょうかい。それがけとなって、スティーヴとテリーと[[トニー・レヴィン]]によるしんバンド、ボジオ・レヴィン・スティーヴンス結成けっせい。ファースト・アルバム『Black Light Syndrome』(1997ねん)は、わずか9にち制作せいさく(うち5にちはギター・パートのオーヴァー・ダビング)<ref>『Situation Dangerous日本にっぽんばんCDライナーノーツ(伊藤いとう政則まさのり、2000ねん)</ref>され、かくメンバーの[[即興そっきょう演奏えんそう]]を重視じゅうししたプログレッシブ・ロック・アルバムとなった。
1996ねん11月、「[[マグナ・カルタ・レコード]]」のオーナーの[[マイク・ヴァーニー]]が、[[テリー・ボジオ]]にスティーヴを紹介しょうかい。それがけとなって、スティーヴとテリーと[[トニー・レヴィン]]によるしんバンド、[[ボジオ・レヴィン・スティーヴンス]]結成けっせい。ファースト・アルバム『ブラック・ライト・シンドローム』(1997ねん)は、わずか9にち制作せいさく(うち5にちはギター・パートのオーヴァー・ダビング)<ref>『シチュエーション・デンジャラス日本にっぽんばんCDライナーノーツ(伊藤いとう政則まさのり、2000ねん)</ref>され、かくメンバーの[[即興そっきょう演奏えんそう]]を重視じゅうしした[[プログレッシブ・ロック]]・アルバムとなった。


1997ねん、[[氷室ひむろ京介きょうすけ]]のアルバム『[[I・DE・A]]』に参加さんか翌年よくねんには氷室ひむろのツアーに帯同たいどうしたほか、[[スティーヴ・ヴァイ]]がプロデュースを担当たんとうしたロック・ギタリストによるクリスマス・アルバム『Merry Axemas, Vol.2: More Guitars for Christmas』に参加さんかし、クリスマスソングの定番ていばんきょく「Do You Hear What I Hear?」を演奏えんそう<ref>[http://www.allmusic.com/album/merry-axemas-vol-2-more-guitars-for-christmas-mw0000600723 Merry Axemas, Vol.2レビュー(allmusic)]</ref>。
1997ねん、[[氷室ひむろ京介きょうすけ]]のアルバム『[[I・DE・A]]』に参加さんか翌年よくねんには氷室ひむろのツアーに帯同たいどうしたほか、[[スティーヴ・ヴァイ]]がプロデュースを担当たんとうしたロック・ギタリストによるクリスマス・アルバム『メリー・アックスマス 2』に参加さんかし、クリスマスソングの定番ていばんきょく「Do You Hear What I Hear?」を演奏えんそう<ref>[http://www.allmusic.com/album/merry-axemas-vol-2-more-guitars-for-christmas-mw0000600723 Merry Axemas, Vol.2レビュー(allmusic)]</ref>。


1999ねんにはソロ・アルバム『Flamenco A Go-Go発表はっぴょう。スティーヴはかねてから[[フラメンコ]]からの影響えいきょうをギター・プレイに反映はんえいさせており、ヴィンス・ニールの楽曲がっきょく「Edge」のイントロでもフラメンコてきなフレーズをいていたが、どうさくではほとんどのきょくで[[クラシック・ギター|ガット・ギター]]を使用しようし、本格ほんかくてきなフラメンコ・アルバムとなった。なお、どうさく収録しゅうろくきょく「Dementia」は、氷室ひむろ京介きょうすけの[[横浜よこはまスタジアム]]公演こうえんで、スティーヴをふくめた氷室ひむろのバック・バンドにより演奏えんそうされたライブ音源おんげんどうさくにはその、[[屋敷やしきつよしふとし]]や[[ヴィニー・カリウタ]]とう参加さんか
1999ねんにはソロ・アルバム『[[フラメンコ・ア・ゴー・ゴー]]発表はっぴょう。スティーヴはかねてからフラメンコからの影響えいきょうをギター・プレイに反映はんえいさせており、ヴィンス・ニールの楽曲がっきょく「Edge」のイントロでもフラメンコてきなフレーズをいていたが、どうさくではほとんどのきょくで[[クラシック・ギター|ガット・ギター]]を使用しようし、本格ほんかくてきなフラメンコ・アルバムとなった。なお、どうさく収録しゅうろくきょく「Dementia」は、氷室ひむろ京介きょうすけの[[横浜よこはまスタジアム]]公演こうえんで、スティーヴをふくめた氷室ひむろのバック・バンドにより演奏えんそうされたライブ音源おんげんどうさくにはその、[[屋敷やしきつよしふとし]]や[[ヴィニー・カリウタ]]とう参加さんか


===21世紀せいき===
=== 21世紀せいき ===
2001ねん、ビリー・アイドルが音楽おんがく活動かつどう再開さいかいすると、スティーヴも合流ごうりゅう。ビリーの2005ねんのアルバム『Devil's Playground』にも全面ぜんめん参加さんかした。また、ビリー・アイドル・バンドのサポート・キーボーディスト、[[デレク・シェリニアン]](もと[[ドリーム・シアター]])のソロ・アルバムにも参加さんか
2001ねん、ビリー・アイドルが音楽おんがく活動かつどう再開さいかいすると、スティーヴも合流ごうりゅう。ビリーの2005ねんのアルバム『[[デヴィルズ・プレイグラウンド]]』にも全面ぜんめん参加さんかした。また、ビリー・アイドル・バンドのサポート・キーボーディスト、[[デレク・シェリニアン]](もと[[ドリーム・シアター]])のソロ・アルバムにも参加さんか


2008ねんマグナ・カルタ・レコードから、9ねんぶりのソロ・アルバム『Memory Crash発表はっぴょう
2008ねんマグナ・カルタ・レコードから、9ねんぶりのソロ・アルバム『メモリー・クラッシュ発表はっぴょう


== ディスコグラフィ ==
== ディスコグラフィ ==
'''ソロ・アルバム'''
=== ソロ・アルバム ===
*『[[アトミック・プレイボーイズ]]』 - ''Atomic Playboys'' (1989ねん)
*Atomic Playboys(1989ねん
*『[[フラメンコ・ア・ゴー・ゴー]]』 - ''Flamenco.a.Go.Go'' (1999ねん)
*Flamenco A Go-Go(1999ねん
*『メモリー・クラッシュ』 - ''Memory Crash'' (2008ねん)
*Memory Crash(2008ねん


'''ビリー・アイドル'''
=== ビリー・アイドル ===
*『ビリー・アイドル』 - ''Billy Idol'' (1982ねん)
*Billy Idol(1982ねん
*[[反逆はんぎゃくのアイドル|Rebel Yell]](1983とし
*[[反逆はんぎゃくのアイドル]]』 - ''Rebel Yell'' (1983とし)
*『バイタル・アイドル』 - ''Vital Idol'' (1985ねん)
*Vital Idol(1985ねん
*『ウィップラッシュ・スマイル』 - ''Whiplash Smile'' (1986ねん)
*Whiplash Smile(1986ねん
* ''VH1 Storytellers'' (2002ねん)
*Devil's Playground(2005ねん
*『[[デヴィルズ・プレイグラウンド]]』 - ''Devil's Playground'' (2005ねん)
*『[[逆襲ぎゃくしゅうのアイドル]]』 - ''Kings & Queens of the Underground'' (2014ねん)


'''エルサレム・スリム'''
=== エルサレム・スリム ===
*『マイケル・モンロー・アンド・エルサレム・スリム』 - ''Jerusalem Slim'' (1992ねん)
*Jerusalem Slim(1992ねん


'''ヴィンス・ニール'''
=== ヴィンス・ニール ===
*『エクスポーズド』 - ''Exposed'' (1993ねん)
*Exposed(1993ねん


'''ボジオ・レヴィン・スティーヴンス'''
=== ボジオ・レヴィン・スティーヴンス ===
*『ブラック・ライト・シンドローム』 - ''Black Light Syndrome'' (1997ねん)
*Black Light Syndrome(1997ねん
*『シチュエーション・デンジャラス』 - ''Situation Dangerous'' (2000ねん)
*Situation Dangerous(2000ねん


'''氷室ひむろ京介きょうすけ'''
=== 氷室ひむろ京介きょうすけ ===
*I・DE・A(1997とし
*『[[I・DE・A]]』 (1997とし)
*Collective SOULS(1998ねん - 新曲しんきょくおよびしんろくきょく参加さんか
*『[[Collective SOULS 〜THE BEST OF BEST〜]]』 (1998ねん) 新曲しんきょくおよびしんろくきょく参加さんか
*The One Night Stands〜TOUR "COLLECTIVE SOULS"1998〜(1998ねん - ライブ・アルバム
*『[[The One Night Stands 〜TOUR "COLLECTIVE SOULS" 1998〜]]』 (1998ねん) ライブ・アルバム
*『[[MELLOW (氷室ひむろ京介きょうすけのアルバム)|MELLOW]]』 (2000ねん)
*MELLOW(2000ねん
*beat haze odyssey(2000とし
*『[[beat haze odyssey]]』 (2000とし)
*『[[Follow the wind]]』 (2003ねん)
*FOLLOW THE WIND(2003ねん


その参加さんか作品さくひん
=== その参加さんか作品さくひん ===
*[[ピーター・クリス]] - Let Me Rock You』(1982とし
*[[ピーター・クリス]]: 『レット・ミー・ロック・ユー』 - ''Let Me Rock You'' (1982とし)
*[[トンプソン・ツインズ]] - Here's to Future Days』(1985とし
*[[トンプソン・ツインズ]]: 『フューチュアー・デイズ 』 - ''Here's to Future Days'' (1985とし)
*[[リック・オケイセック]] - 『This Side of Paradise』(1986とし
*[[リック・オケイセック]]: ''This Side of Paradise'' (1986とし)
*[[トップガン (映画えいが)|トップガン]] オリジナルサウンドトラック(1986とし
*[[トップガン (映画えいが)|トップガン]] オリジナルサウンドトラック (1986とし)
*[[マイケル・ジャクソン]] - 『[[バッド (アルバム)|Bad]]』(1987とし
*[[マイケル・ジャクソン]]: 『[[バッド (アルバム)|バッド]]』 - ''Bad'' (1987とし)
*[[ジョニ・ミッチェル]] - 『Chalk Mark in a Rainstorm』(1988とし
*[[ジョニ・ミッチェル]]: ''Chalk Mark in a Rainstorm'' (1988とし)
*[[スティーヴ・ルカサー]] - Lukather』(1989とし
*[[スティーヴ・ルカサー]]: 『LUKATHER』 - ''Lukather'' (1989とし)
*[[ロバート・パーマー]] - Don't Explain』(1990とし
*[[ロバート・パーマー]]: 『ドント・イクスプレイン』 - ''Don't Explain'' (1990とし)
*オムニバス・アルバム - Merry Axemas, Vol.2: More Guitars for Christmas』(1998とし
*[[Various Artists]]: 『メリー・アックスマス 2』 - ''Merry Axemas, Vol.2: More Guitars for Christmas'' (1998とし)
*[[ジュノ・リアクター]] - Shango』(2000ねん)、『Gods & Monsters』(2008とし
*[[ジュノ・リアクター]]: 『シャンゴ』 - ''Shango'' (2000とし)
*[[デレク・シェリニアン]] - Mythology』(2004ねん)、『Oceana』(2011とし
*[[デレク・シェリニアン]]: 『ミソロジー』 - ''Mythology'' (2004とし)
*ジュノ・リアクター: ''Gods & Monsters'' (2008ねん)
*デレク・シェリニアン: 『オセアナ』 - ''Oceana'' (2011ねん)


== 注釈ちゅうしゃく ==
== 注釈ちゅうしゃく ==
{{Reflist}}
<References/>


== 外部がいぶリンク ==
== 外部がいぶリンク ==
*[http://www.stevestevens.net 公式こうしきサイト]
*[http://billyidol.net/steve-stevens/ ビリー・アイドル公式こうしきサイトうち紹介しょうかいページ]
*{{Facebook|Official-Steve-Stevens}}
*[http://www.allmusic.com/artist/steve-stevens-mn0000754789 allmusic.com]
*{{amg|id=steve-stevens-mn0000754789}}


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{{DEFAULTSORT:すていんす すてい}}

[[Category:アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくのギタリスト]]
{{DEFAULTSORT:すていいうんす すていいう}}
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[[Category:存命ぞんめい人物じんぶつ]]
[[Category:存命ぞんめい人物じんぶつ]]

2022ねん10がつ30にち (日)にち 16:10時点じてんにおける最新さいしんばん

スティーヴ・スティーヴンス
Steve Stevens
基本きほん情報じょうほう
出生しゅっしょうめい Steven Bruce Schneider
生誕せいたん (1959-05-05) 1959ねん5月5にち(65さい
出身しゅっしん アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく ニューヨークしゅうニューヨーク
ジャンル ハードロック
ニュー・ウェイヴ
プログレッシブ・ロック
インストゥルメンタル
フラメンコ
職業しょくぎょう ギタリスト作曲さっきょく
担当たんとう楽器がっき ギターギターシンセサイザーベースキーボード
活動かつどう期間きかん 1980ねん-
レーベル ワーナー・ブラザース・レコード
Ark 21
マグナ・カルタ・レコード
共同きょうどう作業さぎょうしゃ ビリー・アイドル
ヴィンス・ニール
ボジオ・レヴィン・スティーヴンス
氷室ひむろ京介きょうすけ
公式こうしきサイト stevestevens.net

スティーヴ・スティーヴンスSteve Stevens1959ねん5月5にち - )は、アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくロックギタリストビリー・アイドルのサポート・ギタリストとしてせたのちマイケル・ジャクソンヴィンス・ニール氷室ひむろ京介きょうすけひとし様々さまざまなミュージシャンと共演きょうえんスタジオ・ミュージシャンとしても活動かつどうし、映画えいがトップガン』のサウンドトラックへの参加さんかでもられる。モデル/スタイリスト/ファッション・デザイナーのジョシー・スティーヴンスと2008ねん結婚けっこん

来歴らいれき[編集へんしゅう]

1980年代ねんだいまで[編集へんしゅう]

ブルックリン出身しゅっしん[1]。7さいギターはじめ、そのプログレッシブ・ロック傾倒けいとうしていく[1]。また、12さいころ出会であったルーマニアじんのギター教師きょうし影響えいきょうで、フラメンコくようになった[2]

ローカル・バンドでの活動かつどうて、1982ねんもとキッスピーター・クリス共演きょうえんどう時期じきもとジェネレーションXイギリスじんシンガー、ビリー・アイドル出会であい、ビリーのソロ・ワークを演奏えんそう作曲さっきょく両面りょうめんでサポート。ビリーのセカンド・アルバム『反逆はんぎゃくのアイドル』(1983ねん)はぜんえい36全米ぜんべい6成功せいこうおさめ、ニュー・ウェイヴてきおとづくりとハードロックてきなギターの融合ゆうごう話題わだいとなった[3]

ビリーとの活動かつどう並行へいこうし、様々さまざまなアーティストと仕事しごとおこなう。1985ねんにはトンプソン・ツインズのアルバムに参加さんかし、ライヴエイドではトンプソン・ツインズ、マドンナナイル・ロジャースとの共演きょうえんで「レボリューション」(ビートルズのカバー、当時とうじトンプソン・ツインズがうたとしていた)を演奏えんそう[4]1986ねん映画えいがトップガン』で使用しようされた「Top Gun Anthem」は、スティーヴのギター・テクニックが存分ぞんぶん発揮はっきされたインストゥルメンタルで、だい29かいグラミーしょうでは最優秀さいゆうしゅうポップ・インストゥルメンタル・パフォーマンスしょう受賞じゅしょう[5]。また、マイケル・ジャクソンのヒット・シングル「ダーティー・ダイアナ」にも参加さんか

ビリーとたもとかったスティーヴは、1989ねん、ウォリアーというヘヴィメタル・バンドのボーカリストだったペリー・マッカーティーとうしたがえ、アトミック・プレイボーイズというソロ・プロジェクトをげるが、アルバム『アトミック・プレイボーイズ』(ジャケット・デザインはH・R・ギーガー)1まいのこして、このプロジェクトは解体かいたい

1990年代ねんだい[編集へんしゅう]

そのマイケル・モンローもとハノイ・ロックス)とともにレコーディングをおこなう。しかし、アルバムの完成かんせいないまま、スティーヴは当時とうじモトリー・クルー脱退だったいしていたヴィンス・ニールかれた。このとき音源おんげんはエルサレム・スリム名義めいぎで1992ねん発売はつばいされるが、すでどうバンドは存在そんざいしなかった。なお、マイケル・モンローはこのプロジェクトにかんしておもはないようで、1992ねん日本にっぽん公演こうえんでも、スティーヴとレコーディングしたきょく一切いっさいうたわなかった[6]

スティーヴは、ヴィンスのファースト・ソロ・アルバム『エクスポーズド』(1993ねん)と、どうさくともなうツアー(日本にっぽん公演こうえんふくむ)に参加さんかするが、そのヴィンスのバンドを脱退だったいし、一時いちじてきビリー・アイドル復縁ふくえんして、1994ねん映画えいがスピード』の主題歌しゅだいか「Speed」で共演きょうえん

1996ねん11月、「マグナ・カルタ・レコード」のオーナーのマイク・ヴァーニーが、テリー・ボジオにスティーヴを紹介しょうかい。それがけとなって、スティーヴとテリーとトニー・レヴィンによるしんバンド、ボジオ・レヴィン・スティーヴンス結成けっせい。ファースト・アルバム『ブラック・ライト・シンドローム』(1997ねん)は、わずか9にち制作せいさく(うち5にちはギター・パートのオーヴァー・ダビング)[7]され、かくメンバーの即興そっきょう演奏えんそう重視じゅうししたプログレッシブ・ロック・アルバムとなった。

1997ねん氷室ひむろ京介きょうすけのアルバム『I・DE・A』に参加さんか翌年よくねんには氷室ひむろのツアーに帯同たいどうしたほかスティーヴ・ヴァイがプロデュースを担当たんとうしたロック・ギタリストによるクリスマス・アルバム『メリー・アックスマス 2』に参加さんかし、クリスマスソングの定番ていばんきょく「Do You Hear What I Hear?」を演奏えんそう[8]

1999ねんにはソロ・アルバム『フラメンコ・ア・ゴー・ゴー発表はっぴょう。スティーヴはかねてからフラメンコからの影響えいきょうをギター・プレイに反映はんえいさせており、ヴィンス・ニールの楽曲がっきょく「Edge」のイントロでもフラメンコてきなフレーズをいていたが、どうさくではほとんどのきょくガット・ギター使用しようし、本格ほんかくてきなフラメンコ・アルバムとなった。なお、どうさく収録しゅうろくきょく「Dementia」は、氷室ひむろ京介きょうすけ横浜よこはまスタジアム公演こうえんで、スティーヴをふくめた氷室ひむろのバック・バンドにより演奏えんそうされたライブ音源おんげんどうさくにはその屋敷やしきつよしふとしヴィニー・カリウタひとし参加さんか

21世紀せいき[編集へんしゅう]

2001ねん、ビリー・アイドルが音楽おんがく活動かつどう再開さいかいすると、スティーヴも合流ごうりゅう。ビリーの2005ねんのアルバム『デヴィルズ・プレイグラウンド』にも全面ぜんめん参加さんかした。また、ビリー・アイドル・バンドのサポート・キーボーディスト、デレク・シェリニアンもとドリーム・シアター)のソロ・アルバムにも参加さんか

2008ねん、「マグナ・カルタ・レコード」から、9ねんぶりのソロ・アルバム『メモリー・クラッシュ』発表はっぴょう

ディスコグラフィ[編集へんしゅう]

ソロ・アルバム[編集へんしゅう]

ビリー・アイドル[編集へんしゅう]

エルサレム・スリム[編集へんしゅう]

  • 『マイケル・モンロー・アンド・エルサレム・スリム』 - Jerusalem Slim (1992ねん)

ヴィンス・ニール[編集へんしゅう]

  • 『エクスポーズド』 - Exposed (1993ねん)

ボジオ・レヴィン・スティーヴンス[編集へんしゅう]

  • 『ブラック・ライト・シンドローム』 - Black Light Syndrome (1997ねん)
  • 『シチュエーション・デンジャラス』 - Situation Dangerous (2000ねん)

氷室ひむろ京介きょうすけ[編集へんしゅう]

その参加さんか作品さくひん[編集へんしゅう]

注釈ちゅうしゃく[編集へんしゅう]

  1. ^ a b Prato, Greg. “Steve Stevens - Biography & History”. AllMusic. 2019ねん1がつ7にち閲覧えつらん
  2. ^ Cavuoto, Rob. “Steve Stevens Interview: Guitarist Extraordinaire with Billy Idol”. Guitar International. 2019ねん1がつ7にち閲覧えつらん
  3. ^ 『Rebel Yell』レビュー(allmusic)
  4. ^ Cornell, Jeff (2015ねん7がつ13にち). “Live Aid Turns 30: U2, Madonna, Led Zeppelin Reunion & More Highlights”. Billboard. 2019ねん1がつ7にち閲覧えつらん
  5. ^ Steve Stevens - Artist”. GRAMMY.com. Recording Academy. 2019ねん1がつ7にち閲覧えつらん
  6. ^ Michael Monroe - Solo Biography”. 2008ねん6がつ2にち時点じてんオリジナルよりアーカイブ。2014ねん9がつ19にち閲覧えつらん
  7. ^ 『シチュエーション・デンジャラス』日本にっぽんばんCDライナーノーツ(伊藤いとう政則まさのり、2000ねん
  8. ^ Merry Axemas, Vol.2レビュー(allmusic)

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]