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|生年月日={{birth date and age|1996|05|24}} |
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|生誕地={{JPN}}・[[愛知県]][[豊橋市]] |
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|職業=シンガーソングライター |
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|活動期間=2012年2月 - |
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|公式サイト={{twitter|kauan_okamoto_}}<br>{{instagram|kauan_antime_}}<br>{{youtube|c=UCAwsYnGhDsDvKGYfPIvXmAw}} |
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|身長=170cm |
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== 略歴 == |
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=== 生い立ち === |
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[[日系ブラジル人]]3世の両親の元に[[愛知県]][[豊橋市]]に生まれる。日本に 出稼ぎに 来ていた 両親が18 歳の 時に 彼を 身ごもった。 当初は 異国の 地での 子育てに 対する 不安があり、 中絶も 考えたが、「ここで 堕ろしたら 一生罪を 背負うことになる」と 考え、ギリギリのところで 踏みとどまっ た。カウアンが生まれた後、父は工場員、母は内職をしながら日系人が多く暮らす団地で彼を育てた。2人とも日本語が不自由だったため、保育園で日本語を習得してからは両親が役所や病院に行く際は通訳をしていた。 |
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[[日系ブラジル人]]3世の両親の元に[[愛知県]][[豊橋市]]に生まれる。 |
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物心ついた 時から「 自分は 他の 子と 違う」と 言う 疎外感や「ブラジル 人、 日本人、 自分はどちらとして 生きるべきか」と 言ったアイデンティティが 定まらないことへの 葛藤を 抱えていた 。小学校低学年の時に[[明治安田生命保険|安田生命]]のCMで流れていた[[小田和正]]の「[[言葉にできない]]」に感銘を受け、そこから音楽の力に魅了される。中学に入って、更に勉強についていけなくなり、バスケ部で努力しても実力が認められず、ストリートバスケに没頭する。 |
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日本に 出稼ぎに 来ていた 両親が18 歳の 時に 彼を 身ごもった。 当初は 異国の 地での 子育てに 対する 不安があり、 中絶も 考えたが、「ここで 堕ろしたら 一生罪を 背負うことになる」と 考え、ギリギリのところで 踏みとどまった。 |
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そこでは 自分と 似た 境遇の、 多国籍の 外国人が 集まり、 喧嘩、 酒、タバコなど 次第に 悪いことを 覚えていくが、ある 日いつもの 様に 不良仲間と 公園でたむろしている 際に、 原付に 乗った 母親が 乗り 込んできて、 一人ずつ「バカヤロウ !!」と 言いながらビンタした 挙句、 警察に 全員を 突き 出し た。そこから母親は「ターミネーター」とあだ名をつけられ「自分の息子を警察に突き出すなんて、頭がおかしい」と仲間に言われるが「母親がしてくれたことは、心から自分を想っての、愛ゆえの行動だ」と、その後は不良仲間から離れた。 |
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カウアンが生まれた後、父は工場員、母は内職をしながら日系人が多く暮らす団地で彼を育てた。 |
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丁度その頃、自分の二歳年上の[[ジャスティン・ビーバー]]が世界的に有名になり、あまりにもジャスティンと自分の境遇が似ていたことに驚愕し、「自分も大好きな音楽で成り上がって家族に楽な暮らしをさせたい」と考える様になる。その事を母親に相談すると「あなたは私に似て顔だけは良いから」と言われ、地元と東京のモデル事務所に所属することになり、その事務所のマネージャーを通じて、自身がジャスティンの歌を熱唱しているDVDが[[岡本健一]]を経て[[ジャニー喜多川]]へと渡ることになる。本人曰く「ジャニーさん、僕のこと最初岡本健一さんの同じ岡本だから親戚だと思ったんですよ。」とのこと。 |
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2人とも日本語が不自由だったため、保育園で日本語を習得してからは両親が役所や病院に行く際は通訳をしていた。 |
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物心ついた 時から「 自分は 他の 子と 違う」と 言う 疎外感や「ブラジル 人、 日本人、 自分はどちらとして 生きるべきか」と 言ったアイデンティティが 定まらないことへの 葛藤を 抱えていた。 |
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小学校低学年の時に[[明治安田生命保険|安田生命]]のCMで流れていた[[小田和正]]の「[[言葉にできない]]」に感銘を受け、そこから音楽の力に魅了される。 |
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中学に入って、更に勉強についていけなくなり、バスケ部で努力しても実力が認められなかったカウアンはストリートバスケに没頭する。 |
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そこでは 自分と 似た 境遇の、 多国籍の 外国人が 集まり、 喧嘩、 酒、タバコなど 次第に 悪いことを 覚えていくが、ある 日いつもの 様に 不良仲間と 公園でたむろしている 際に、 原付に 乗った 母親が 乗り 込んできて、 一人づつ「バカヤロウ !!」と 言いながらビンタした 挙句、 警察に 全員を 突き 出した。 |
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そこから母親は「ターミネーター」とあだ名をつけられ「自分の息子を警察に突き出すなんて、頭がおかしい」と仲間に言われるが「母親がしてくれたことは、心から自分を想っての、愛ゆえの行動だ」と、その後は不良仲間から離れた。 |
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丁度その頃、自分の二歳年上の[[ジャスティン・ビーバー]]が世界的に有名になり、あまりにもジャスティンと自分の境遇が似ていたことに驚愕し、「自分も大好きな音楽で成り上がって家族に楽な暮らしをさせたい」と考える様になる。 |
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その事を母親に相談すると「あなたは私に似て顔だけは良いから」と言われ、地元と東京のモデル事務所に所属することになり、 |
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その事務所のマネージャーづてに、自身がジャスティン・ビーバーを熱唱しているDVDが[[岡本健一]]に、そして岡本健一から[[ジャニー喜多川]]へと渡ることになる。 |
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本人曰く「ジャニーさん、僕のこと最初岡本健一さんの同じ岡本だから親戚だと思ったんですよ。」とのこと。 |
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=== ジャニーズJr.加入のきっかけ === |
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=== ジャニーズJr.加入のきっかけ === |
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中学卒業を間近に控えた2012年2月12日の朝、カウアンの携帯電話に直接ジャニー喜多川氏から電話がかかってくる。「ユーのDVD見たよ、今から[[Sexy Zone]]のコンサートだから東京に来て」と呼ばれる。ジャニー氏にステージで歌う様に指示され、いきなり5000人のSexy Zoneのファンの前でジャスティンビーバーのベイビーをアカペラで歌わされ、そのままジャニーズJr.に加入することになった。 |
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中学卒業を間近に控えた2012年2月12日の朝、カウアンの携帯電話に直接ジャニー喜多川から電話がかかってくる。「ユーのDVD見たよ、今から[[Sexy Zone]]のコンサートだから東京に来て」と呼ばれる。ジャニー喜多川にステージで歌う様に指示され、いきなり5000人のSexy Zoneのファンの前でジャスティンの歌「ベイビー」をアカペラで歌い、そのままジャニーズJr.に加入することになった。 |
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== 芸能活動 == |
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== 芸能活動 == |
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=== ジャニーズJr.脱退以降 === |
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=== ジャニーズJr.脱退以降 === |
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* 2019年2月5日 Memories ft.iCE KiD |
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* 2019年2月5日 Memories ft.iCE KiD |
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* 2019年11月1日 Journey |
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* 2019年11月1日 Journey |
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* 2023年5月23日 The first |
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* 2023年5月23日 The first |
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* 2023年11月22日 My soul |
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* 2023年11月22日 My soul |
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== ジャニーズJr.脱退理由 == |
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== ジャニーズJr.脱退理由 == |
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YouTubeを使って日本でもブラジルでもソロデビューをしたいという希望があり、2年かけてFantasy DanceのMVを作成しジャニー喜多川に見せたところ、「これユーが作ったの?凄いよ、事務所でプレゼンしてくる」と絶賛されたが、当時タレントのSNS運用に否定的だった事務所の幹部達に却下されてしまう。「このままジャニーズとして残ってデビューしても、本来やりたい歌手活動でなくバラエティ中心の活動になるだろう」と考え、脱退を決意する。 |
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YouTubeを使って日本でもブラジルでもソロデビューをしたいという希望があり、2年かけてFantasy DanceのMVを制作しジャニー喜多川に見せたところ、「これユーが作ったの?凄いよ、事務所でプレゼンしてくる」と絶賛されたが、当時タレントのSNS運用に否定的だった事務所の幹部達に却下される。「このままジャニーズとして残ってデビューしても、本来やりたい歌手活動でなくバラエティ中心の活動になるだろう」と考え、脱退を決意する。グラビアアイドルとのデート写真が出た直後に、それが原因でクビになったとの噂もあるが、本人は「あの写真が出てから辞めるまでに半年以上経っていた、恋愛はしていたけどあれが原因で辞めたわけでは無い」と完全否定している。 |
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グラビアアイドルとのデート写真が出た直後に、それが原因でクビになったとの噂もあるが、本人は「あの写真が出てから辞めるまでに半年以上経っていた、恋愛はしていたけどあれが原因で辞めたわけでは無い」と完全否定している。 |
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== ジャニーズ性加害問題への関与 == |
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== ジャニーズ性加害問題への関与 == |
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2022年11月13日 ガーシーこと[[東谷義和]]氏とYoutube上でコラボした際に、先方からジャニー喜多川氏による性加害について尋ねられた際に、噂でなく事実であることを認め、自身も被害に遭っていた、証拠として行為中の動画も所持していること等を激白した。 |
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2022年11月13日、[[東谷義和]]とYouTube上でコラボした際に、先方からジャニー喜多川による性加害について尋ねられた際に、噂でなく事実であることを認め、自身も被害に遭っていた、証拠として行為中の動画も所持していること等を激白した。この時に問題を取り上げてくれた恩返しとして、後の2023年10月30日に、カウアンは東谷が脅迫罪等の罪で訴えられた第2回公判の際に情量酌量の目的で証人として出廷。脅迫は許されることではないと言及した上で「ガーシーさんが取り上げてくれなければ、この問題は明るみにはならなかっただろう」と東谷のYouTubeチャンネルの意義を申し立てた。 |
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この時に問題を取り上げてくれた恩返しとして、後の2023年10月30日に、カウアンはガーシーが脅迫罪等の罪で訴えられた第2回公判の際に情量酌量の目的で証人として出廷した。脅迫は許されることではないと言及した上で「ガーシーさんが取り上げてくれなければ、この問題は明るみにはならなかっただろう」とガーシーチャンネルの意義を申し立てた。 |
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日本外国特派員協会で2023年4月12日に行った記者会見については[[ジャニー喜多川による性加害問題]]を参照。 |
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2023年9月8日、日本外国特派員協会にてジャニーズ事務所の会見を受け、二回目の記者会見を開く。前回の会見以降、「お前は嘘つきだ」「ジャニーズを潰した」等の誹謗中傷が相次いでおり、自身だけでなく母親にまで被害が及んでいることを「今回のことで一番辛い想いをしているのは、僕のお母さんです。」と涙ながらに訴えた。今後はジャニーズ事務所に対して、カウアンからは指摘等はせず、自身の音楽活動に注力すると表明した。 |
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2023年4月12日に日本外国特派員協会で行った記者会見については[[ジャニー喜多川による性加害問題]]を参照。同年9月8日、同協会にて前日9月7日に行われたジャニーズ事務所の会見を受け、2回目の記者会見を開く。前回の会見以降、「お前は嘘つきだ」「ジャニーズを潰した」等の誹謗中傷が相次いでおり、自身だけでなく母親にまで被害が及んでいることを「今回のことで一番辛い想いをしているのは、僕のお母さんです」と涙ながらに訴えた。今後はジャニーズ事務所に対し、自身からは指摘等はせず、自身の音楽活動に注力すると表明した。 |
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== 書籍 == |
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カウアン・オカモト(KAUAN OKAMOTO、1996年〈平成8年〉5月24日 - )は日本とブラジルで活躍するシンガーソングライター、元ジャニーズJr.。本名およびジャニーズJr.としての活動時の芸名は岡本 カウアン。
略歴
生い立ち
日系ブラジル人3世の両親の元に愛知県豊橋市に生まれる。日本に出稼ぎに来ていた両親が18歳の時に彼を身ごもった。当初は異国の地での子育てに対する不安があり、中絶も考えたが、「ここで堕ろしたら一生罪を背負うことになる」と考え、ギリギリのところで踏みとどまった。カウアンが生まれた後、父は工場員、母は内職をしながら日系人が多く暮らす団地で彼を育てた。2人とも日本語が不自由だったため、保育園で日本語を習得してからは両親が役所や病院に行く際は通訳をしていた。
物心ついた時から「自分は他の子と違う」と言う疎外感や「ブラジル人、日本人、自分はどちらとして生きるべきか」と言ったアイデンティティが定まらないことへの葛藤を抱えていた。小学校低学年の時に安田生命のCMで流れていた小田和正の「言葉にできない」に感銘を受け、そこから音楽の力に魅了される。中学に入って、更に勉強についていけなくなり、バスケ部で努力しても実力が認められず、ストリートバスケに没頭する。
そこでは自分と似た境遇の、多国籍の外国人が集まり、喧嘩、酒、タバコなど次第に悪いことを覚えていくが、ある日いつもの様に不良仲間と公園でたむろしている際に、原付に乗った母親が乗り込んできて、一人ずつ「バカヤロウ!!」と言いながらビンタした挙句、警察に全員を突き出した。そこから母親は「ターミネーター」とあだ名をつけられ「自分の息子を警察に突き出すなんて、頭がおかしい」と仲間に言われるが「母親がしてくれたことは、心から自分を想っての、愛ゆえの行動だ」と、その後は不良仲間から離れた。
丁度その頃、自分の二歳年上のジャスティン・ビーバーが世界的に有名になり、あまりにもジャスティンと自分の境遇が似ていたことに驚愕し、「自分も大好きな音楽で成り上がって家族に楽な暮らしをさせたい」と考える様になる。その事を母親に相談すると「あなたは私に似て顔だけは良いから」と言われ、地元と東京のモデル事務所に所属することになり、その事務所のマネージャーを通じて、自身がジャスティンの歌を熱唱しているDVDが岡本健一を経てジャニー喜多川へと渡ることになる。本人曰く「ジャニーさん、僕のこと最初岡本健一さんの同じ岡本だから親戚だと思ったんですよ。」とのこと。
ジャニーズJr.加入のきっかけ
中学卒業を間近に控えた2012年2月12日の朝、カウアンの携帯電話に直接ジャニー喜多川から電話がかかってくる。「ユーのDVD見たよ、今からSexy Zoneのコンサートだから東京に来て」と呼ばれる。ジャニー喜多川にステージで歌う様に指示され、いきなり5000人のSexy Zoneのファンの前でジャスティンの歌「ベイビー」をアカペラで歌い、そのままジャニーズJr.に加入することになった。
芸能活動
ジャニーズJr.加入時
ジャニーズJr.脱退以降
- 2019年2月5日 Memories ft.iCE KiD
- 2019年11月1日 Journey
- 2020年1月1日 New Me
- 2020年3月14日 Fantasy Dance
- 2021年2月5日 愛する人
- 2022年4月8日 オルゴール feat.Duuy
- 2022年8月8日 Melon ft.Duuy
- 2023年5月23日 The first
- 2023年11月22日 My soul
ジャニーズJr.脱退理由
YouTubeを使って日本でもブラジルでもソロデビューをしたいという希望があり、2年かけてFantasy DanceのMVを制作しジャニー喜多川に見せたところ、「これユーが作ったの?凄いよ、事務所でプレゼンしてくる」と絶賛されたが、当時タレントのSNS運用に否定的だった事務所の幹部達に却下される。「このままジャニーズとして残ってデビューしても、本来やりたい歌手活動でなくバラエティ中心の活動になるだろう」と考え、脱退を決意する。グラビアアイドルとのデート写真が出た直後に、それが原因でクビになったとの噂もあるが、本人は「あの写真が出てから辞めるまでに半年以上経っていた、恋愛はしていたけどあれが原因で辞めたわけでは無い」と完全否定している。
ジャニーズ性加害問題への関与
2022年11月13日、東谷義和とYouTube上でコラボした際に、先方からジャニー喜多川による性加害について尋ねられた際に、噂でなく事実であることを認め、自身も被害に遭っていた、証拠として行為中の動画も所持していること等を激白した。この時に問題を取り上げてくれた恩返しとして、後の2023年10月30日に、カウアンは東谷が脅迫罪等の罪で訴えられた第2回公判の際に情量酌量の目的で証人として出廷。脅迫は許されることではないと言及した上で「ガーシーさんが取り上げてくれなければ、この問題は明るみにはならなかっただろう」と東谷のYouTubeチャンネルの意義を申し立てた。
2023年4月12日に日本外国特派員協会で行った記者会見についてはジャニー喜多川による性加害問題を参照。同年9月8日、同協会にて前日9月7日に行われたジャニーズ事務所の会見を受け、2回目の記者会見を開く。前回の会見以降、「お前は嘘つきだ」「ジャニーズを潰した」等の誹謗中傷が相次いでおり、自身だけでなく母親にまで被害が及んでいることを「今回のことで一番辛い想いをしているのは、僕のお母さんです」と涙ながらに訴えた。今後はジャニーズ事務所に対し、自身からは指摘等はせず、自身の音楽活動に注力すると表明した。
書籍
ユー。 ジャニーズの性加害を告発して(文藝春秋)2023年8月9日出版