オオアリ属ぞく

オオアリ属ぞく Camponotus
クロオオアリの働はたらきアリ ミカドオオアリの女王じょおうアリ
分類ぶんるい
界さかい : 動物界どうぶつかい Animalia 門もん : 節足動物せっそくどうぶつ門もん Arthropoda 綱つな : 昆虫こんちゅう綱つな Insecta 目め : ハチ目め（膜まく翅目） Hymenoptera 亜あ目め : ハチ亜あ目め（細腰さいよう亜あ目め） Apocrita 上うえ科か : アリ上うえ科か Formicadea 科か : アリ科か Formicidae 亜あ科か : ヤマアリ亜あ科か Formicinae
学名がくめい
Camponotus

オオアリ属ぞくは、ヤマアリ亜あ科かの一いち属ぞく。これまでに亜種あしゅを合あわせて1500種しゅ以上いじょうが記載きさいされている。

形態けいたい

体長たいちょう2.5mmから20mmまで様々さまざまなサイズがあるが、4mm以上いじょうの中なか、大型おおがた種しゅが多おおく、地上ちじょうを徘徊はいかいするものが多おおいため、目めにつきやすい。触角しょっかくは12節せつ。複眼ふくがんが発達はったつしている。働はたらきアリに単眼たんがんはない。触角しょっかく挿入そうにゅう部ぶは頭あたま盾たて後ご縁えん部ぶから離はなれている。日本にっぽんの種たねは胸部きょうぶ背せ縁えんは側がわ方かたから見みて前ぜん胸むねから前ぜん伸しん腹はら節ぶしにかけて弧こをえがく。腹はら柄え節ぶしは厚あつい鱗片りんぺん状じょうで，歯は状じょう突起とっきを持もたない。同種どうしゅ間あいだでも働はたらきアリのサイズの変異へんいが大おおきく、大型おおがたと小型こがたで形態けいたいが異ことなる場合ばあいが多おおい。特とくに形態けいたいの差さが大おおきい場合ばあい、大型おおがたを兵へいアリとも呼よぶ。