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ストック・エイトキン・ウォーターマン

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ピート・ウォーターマン

ストック・エイトキン・ウォーターマン (Stock Aitken Waterman)頭文字かしらもじってSAWともばれる)は、イギリス音楽おんがくプロデューサーチームである。1980年代ねんだい初頭しょとう流行りゅうこうはじめたハイ・エナジー技法ぎほう徹底的てっていてき高度こうどしポップスとして完成かんせいさせ、1985ねん以降いこうあらわれたユーロビートばれる音楽おんがくジャンルを牽引けんいんした。SAWがプロデュースした楽曲がっきょくかりやすくも高度こうど技法ぎほう数々かずかずまれており、ぜん世界せかいてき流行りゅうこうした。その影響えいきょうりょくおおきさは、1980年代ねんだい音楽おんがくがSAWの活動かつどうきではかたれないほどである。

概要がいよう

マイク・ストック (Mike Stock)、マット・エイトキン (Matt Aitken)、ピート・ウォーターマン (Pete Waterman) さんしゃによりソングライト・プロデュースをおこない、プロモーション・プロダクション運営うんえい (A Stock/Aitken/Waterman Production)・レコード会社かいしゃ経営けいえい (PWL Records)、をピート・ウォーターマンが代表だいひょうしゃとする80年代ねんだい代表だいひょうするプロデューサー・チームである。音楽おんがくレーベルがPWL (Pete Waterman Limited)レコードである。 2008ねん現在げんざいはピート・ウォーターマンの単独たんどくプロデュースとなっておりPWE (Pete Waterman Entertainment) にわっている。マイク・ストックも単独たんどくでプロデュース活動かつどうをしている。

制作せいさくする音楽おんがくは、1960年代ねんだいモータウンのメロディーをれ、みビートのリズムと融合ゆうごうした、かりやすいサビのあるHi-NRGユーロビートという典型てんけいられ、一聴いっちょうしてSAWの楽曲がっきょくであるとかるようになっている。また、かりやすいおまりの展開てんかいたせながらも、楽曲がっきょく展開てんかいわせて緻密ちみつおと配置はいちされており、高度こうど音楽おんがくせいかんじさせるようになっている。

とくに、世界せかいてき流行りゅうこうせた1980年代ねんだい後半こうはん作品さくひんくことが出来できる、緻密ちみつかさなったシンセリフやパンチのあるベースなど、緻密ちみつながら迫力はくりょくもあるサウンドは、ピート・ハモンド (Pete Hammond)、デイヴ・フォード (Dave Ford)、フィル・ハーディング (Phil Harding) &イアン・カーノウ (Ian Curnow) などのPWL所属しょぞく非常ひじょうにスキルのたかいミックスマスター・レコーディング・エンジニアによってSAWサウンドがささえられている。

日本にっぽんでは、小室こむろ哲哉てつやダンス・ミュージック興味きょうみ関心かんしんいだき、1987ねんにPWLのスタジオを見学けんがくしたり、1989ねんにはPWLにTM Network楽曲がっきょく編曲へんきょく委託いたくするひとしていた。また、1990年代ねんだいにSAWのプロデュース手法しゅほう参考さんこうにして、流行りゅうこうちゅうダンス・ミュージック基調きちょうとしたJ-POP制作せいさくはじめ、日本にっぽん国内こくない小室こむろブームをこしている。

経歴けいれき

1980年代ねんだい-1990年代ねんだい

1980年代ねんだい中期ちゅうきから1990年代ねんだい初頭しょとう中心ちゅうしんに、プロデュースした代表だいひょうてきなアーティストに、カイリー・ミノーグリック・アストリーバナナラマデッド・オア・アライヴジェイソン・ドノヴァン、ヘイゼル・ディーン (Hazell Dean)、ソニア (Sonia)、シニータ多数たすうのアーティストのプロデュースをがけ、世界中せかいじゅうのヒットチャートを席巻せっけんした。 また、日本人にっぽんじんアーティストのプロデュースもこの当時とうじがけており、Kakko現在げんざい女優じょゆう鈴木すずき杏樹あんじゅ)がいる。 SAWのヒットきょく連発れんぱつさせたプロデュース手法しゅほうは、小室こむろ哲哉てつやひとしにも影響えいきょうあたえ、その日本にっぽんの1990年代ねんだい小室こむろ哲哉てつやプロデュース楽曲がっきょくブームをすことになった。小室こむろ哲哉てつや自身じしん楽曲がっきょくにも、ピート・ハモンド、デイヴ・フォードとうのPWL所属しょぞくのリミキサーが参加さんかしている。

1990年代ねんだいまつ、Pete Watermanは、Topham/Twiggらとステップス、Stock&AitkenはSCOOCH(スクーチ)、2007ねんにはふたたびリユニオンしたStock&WatermanでThe Sheilasをプロデュースしている。

2000年代ねんだい以降いこう

2000年代ねんだい後半こうはんころ以降いこうは、マイクストック&ピートウォーターマン (Stock&Waterman) でリユニオンした楽曲がっきょく提供ていきょうえている。 ユーロビジョン・ソング・コンテスト2010で、プロデュースした新人しんじん歌手かしゅJosh Dubovieの「That Sounds Good To Me」というきょく参加さんかし、演奏えんそう一般いっぱん投票とうひょうではもっとひょうあつめたが、審査しんさ自体じたいは10てんという結果けっか脱落だつらくする。

ピートハモンドは2010ねんごろよりふたたおおくの歌手かしゅのリミックスを精力せいりょくてきっており、最近さいきんではカイリーミノーグの楽曲がっきょくすうきょくリミックスしている。 またどう時期じきより、PWLのファンでオーストラリアの歌手かしゅ・プロデューサーである、ピーターウイルソン (Peter Wilson) は、PWL (SAW) メンバーからのソングライトをけたり、ともさくおこない、リミックスはおもにピートハモンドや、PWLのファンでオランダのあたらしいリミキサーであるマットポップ (Matt Pop) によって、多数たすう自身じしん楽曲がっきょくをリリースし、歌手かしゅへも楽曲がっきょく提供ていきょうしている。 これらはiTunes storeひとし音楽おんがく配信はいしんされている。

外部がいぶリンク